2022/12/09 更新

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ウンノ ノリコ
海野 典子
Scopus 論文情報  
論文数: 0  Citation: 0  h-index: 2

Citation Countは当該年に発表した論文の被引用数

所属
附属機関・学校 高等研究所
職名
講師(任期付)

他学部・他研究科等兼任情報

  • 国際学術院   国際教養学部

  • 国際学術院   大学院アジア太平洋研究科

  • 文学学術院   文化構想学部

学歴

  • 2012年04月
    -
    2017年03月

    東京大学   総合文化研究科   地域文化研究専攻博士課程  

    2017年7月博士号(学術)取得

  • 2010年04月
    -
    2012年03月

    東京大学   総合文化研究科   地域文化研究専攻修士課程  

  • 2008年04月
    -
    2010年03月

    東京大学   教養学部   地域文化研究学科  

  • 2008年09月
    -
    2009年07月

    南京大学   海外教育学院  

  • 2006年04月
    -
    2008年03月

    東京大学   教養学部文科三類  

  • 2015年08月
    -
    2016年12月

    ハーバード・イェンチン研究所  

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経歴

  • 2020年07月
    -
    2021年04月

    コロンビア大学   客員研究員   独立行政法人日本学術振興会海外特別研究員

  • 2017年04月
    -
    2020年06月

    独立行政法人日本学術振興会   特別研究員

  • 2020年04月
    -
     

    中央大学政策文化総合研究所   客員研究員

  • 2019年10月
    -
    2020年04月

    ウズベキスタン共和国科学アカデミー歴史学研究所   客員研究員

  • 2019年04月
    -
    2019年09月

    國立政治大学民族學系   訪問學者

  • 2015年08月
    -
    2017年01月

    Harvard Yenching Institute   Full-stipendiary Visiting Fellow

  • 2012年04月
    -
    2015年03月

    独立行政法人日本学術振興会   特別研究員

  • 2014年06月
    -
    2015年02月

    中国社会科学院民族学与人類学研究所   訪問学者

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所属学協会

  • 2017年03月
    -
    継続中

    Central Eurasian Studies Society

  • 2015年12月
    -
    継続中

    Association for Asian Studies

  • 2011年01月
    -
    継続中

    日本中央アジア学会

  • 2010年04月
    -
    継続中

    中国ムスリム研究会

 

研究分野

  • 地域研究   マイノリティ研究、エスニシティ研究、中国ムスリム研究

  • アジア史、アフリカ史   中国史、中央ユーラシア史、イスラーム地域研究

研究キーワード

  • 食文化

  • 民間伝承

  • 香港

  • 少数民族

  • 辛亥革命

  • 清末民初

  • フィンランド

  • タタール

  • ウイグル

  • 日中戦争

  • 回教工作

  • ロシア帝国

  • オスマン帝国

  • ハラール

  • 宗教

  • テュルク

  • 歴史

  • 台湾

  • ドゥンガン

  • 回族

  • 中国ムスリム

  • 中央アジア

  • 中国

  • 中央ユーラシア

  • イスラーム

  • 民族学

  • 地域研究

  • エスニシティ

  • マイノリティ

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論文

  • 20. Asrın Başlarında Pekin’deki İslam Mektepleri ve Yabancı Müslümanlar

    Abdürreşit İbrahim ve Zamanı: Türkiye ve Japonya Arasında Orta Avrasya    2018年  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • Cutting off the Queue for Faith, Preserving the Queue for Face: Chinese Muslims’ Queue-Cutting Movements in North China during the Xinhai Revolution Period

    Asian Studies   6 ( 1 ) 11 - 31  2018年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

    Scopus

    2
    被引用数
    (Scopus)
  • 近代中国における「漢人回教徒」説の展開:1930年代のムスリム・エリートによる言説を手がかりに

    海野典子

    年報地域文化研究   17 ( 17 ) 136 - 156  2014年03月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

     概要を見る

    话说伊斯兰教是7世纪中叶传到中国,外国穆斯林和汉人之间的通婚形成了如今现代中国被称为回族人的直接祖先。由于他们已丧失母语,平时只使用汉语,并且容貌也越发接近汉人,因此常被历代政权成为"汉回"(汉人穆斯林的意思)。然而中华民国时期他们逐渐开始拥有自己的"民族"意识,20世纪30年代末当时以西北地域为活动据点的中国共产党将之前被认为是汉人宗教集团的"汉回"认定为单一"民族",即"回族"。但是,俯瞰20世纪前半内地穆斯林上层人士们(阿訇、知识分子、教育家、军人、政治家等)时,倡导所谓"汉人回教徒"说――认为汉语的穆斯林不是单个"民族",而是汉人穆斯林集团的言论――的穆斯林决不在少数。尤其,20世纪30年代穆斯林上层人士之间涌现出的关于穆斯林的"民族"立场的言论。由此在本稿试图通过以"汉人回教徒"说为线索分析没有志向于"民族"的穆斯林的认同感,以这一中国穆斯林的新的研究视角重新考察"民族"这个概念。从20世纪20年代末到30年代的这段时期,作为当时伊斯兰教改革运动成果的穆斯林学校与杂志等的赞助人,穆斯林军人和政治家对穆斯林社会有很大的影响力。由于他们都是中国国民党的热烈拥护者,所以在言论方面也多与国民政府的官方看法保持一致,否定说汉语穆斯林的"民族"性,批判使用"回族"这一名称。同时,穆斯林历史学家、知识分子、教育家等一部分人也同样提倡"汉人回教徒"说。而另一方面,由于当时正值日本与苏联向中国"边疆"进出的历史背景,"中华民族"爱国主义以及由防卫"边疆"的观点展开的民族学、地理学等学问兴盛。在1935年创刊的历史地理学研究杂志《禹贡》两次编排的"回教专号"中,顾颉刚与支持他的穆斯林知识分子所论述的"汉人回教徒"说在《月华》等穆斯林杂志上被转载,由此广为穆斯林所知。他们以"宗教"与"民族"不一定一致、伊斯兰教是世界宗教而不应被限定为特定"民族"、作为"回族"追求单独"民族"权利的行为会分裂"中华民族"等为论据坚持已见。同时围绕"回"的地位与政府也进行相关交涉。

    CiNii

  • Abdürreşid İbrahim’s Journey to China: Muslim Communities in the Late Qing as Seen by a Russian-Tatar Intellectual

    Central Asian Survey   33 ( 3 ) 405 - 420  2014年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 日本人が見た中華民国期北京のムスリム社会:雑誌『回教』と画集『回回風俗図』を手がかりとして

    海野典子

    近代日本と中東・イスラーム圏:ヒト・モノ・情報の交錯から見る(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)     327 - 364  2022年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 従民間伝説看近代中国穆斯林的皇帝観:以『回回原来』 為中心

    清末新政与辺疆新政   1   47 - 61  2018年  [招待有り]

  • 中国ムスリムの「清真」意識と自他認識 : 二〇世紀初頭の華北地域におけるハラール問題と「回」「漢」関係

    海野 典子

    イスラーム地域研究ジャーナル   8   12 - 24  2016年

    担当区分:筆頭著者

    CiNii

  • ‛辺縁人’的可能性:以20世紀初中国穆斯林精英為中心

    宗教人類学   ( 5 ) 341 - 358  2015年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 辮髪は反イスラーム的か? : 20世紀初頭の「剪髪」ブームに見る華北ムスリム社会の諸相

    海野 典子

    アジア地域文化研究   ( 12 ) 51 - 73  2015年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

     概要を見る

    論文/Articles

    DOI CiNii

  • 日中戦争期の中国ムスリム社会における「親日派」ムスリムに関する一考察--中国回教総連合会の唐易塵を中心に

    山崎 典子

    中国研究月報   65 ( 9 ) 1 - 19  2011年09月  [査読有り]

     概要を見る

    唐易塵は日中戦争期に日本の対イスラーム政策に協力した「親日派」ムスリムで,雑誌『震宗報(月刊)』の主編者や中国回教総連合会の総務部長を務め,1938年の東京モスク落成記念式典に参加した。同年末から翌年にかけて聖地メッカへの巡礼旅行を行った際には,唐一行が日本の指示を受けて宣伝活動をすることを警戒した中国回教救国協会が,対抗措置としてエジプト留学中のムスリム学生をメッカに派遣した。彼らは唐らを糾弾しながらも,同胞が「対日協力者」として国内で危険な目に遭うことを懸念していた。当時の中国ムスリム社会は,「親日派」と「抗日派」の対立という単純な図式ではとらえきれない,複雑な様相を呈していたのである。

    CiNii

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書籍等出版物

  • 近代日本と中東・イスラーム圏:ヒト・モノ・情報の交錯から見る

    小野亮介との共編著( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 第11章 日本人が見た中華民国期北京のムスリム社会:雑誌『回教』と画集『回回風俗図』を手がかりとして)

    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所  2022年03月 ISBN: 9784863373747

  • 宗教と風紀:<聖なる規範>から読み解く現代

    高尾賢一郎, 後藤恵美, 小柳敦史( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 経堂教育と新式教育:20世紀初頭の北京ムスリムの教育改革をめぐる議論と実践)

    岩波書店  2021年01月

  • Encyclopaedia of Islam, THREE

    Fleet, Kate et al. eds.( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Ma Zhu)

    Brill  2019年

  • Encyclopaedia of Islam, THREE

    Fleet, Kate et al. eds.( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Ma Fulong)

    Brill  2019年

  • 香港を知るための60章

    倉田徹・吉川雅之編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 香港のイスラーム)

    明石書店  2016年

  • 中国のムスリムを知るための60章

    中国ムスリム研究会編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 日本の回教工作)

    明石書店  2012年

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Misc

  • 書評:新保敦子著『日本占領下の中国ムスリム:華北および蒙疆における民族政策と女子教育』

    海野典子

    アジア教育史研究   ( 第28・29合併号 ) 105 - 113  2020年03月

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 中国河南省済源市のムスリム・コミュニティの調査:モスク・民間所蔵資料・ハラールについて

    高橋圭編著『アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状』   2   49 - 61  2019年

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)  

  • Book Review: Cliff, Tom. Oil and Water: Being Han in Xinjiang

    Twentieth-Century China   43 ( 3 ) 19 - 21  2018年

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 書評:塩野崎信也著『〈アゼルバイジャン人〉の創出:民族意識の形成とその基層』

    イスラーム世界研究   ( 11 ) 412 - 417  2018年

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • ルーヴェン・カトリック大学所蔵ドゥンガン関連資料群(リムスキー=コルサコフ・コレクション)の調査

    日本中央アジア学会報   ( 14 ) 53 - 58  2018年

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 信仰と愛国主義のはざまで:日中戦争期における中国ムスリムのマッカ巡礼について

    平成25–27年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書『日本の回教工作とムスリム・コミュニティの歴史人類学的研究』(研究課題番号:25370945、研究代表者:澤井充生)     170 - 193  2016年

    その他  

  • 清らかなイスラーム:20世紀初頭の華北地域におけるムスリムのハラール意識と「民族」観

    平成24–26年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書『1920年代から1930年代中国周縁エスニシティの民族覚醒と教育に関する比較研究』(研究課題番号:24320143、研究代表者:松本ますみ)     12 - 31  2015年

    その他  

  • 書評 アブデュルレシト・イブラヒム著 小松香織・小松久男訳『ジャポンヤ : イブラヒムの明治日本探訪記』

    海野 典子

    イスラーム地域研究ジャーナル   7   97 - 100  2015年

    書評論文,書評,文献紹介等  

    CiNii

  • ウイグル語サマースクール参加記

    日本中央アジア学会報   ( 9 ) 73 - 78  2013年

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • ドゥンガン人に関する国際集会に参加して

    日本中央アジア学会報   ( 7 ) 64 - 69  2011年

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

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その他

  • パネル企画 “Russia and the USSR as Destinations for Mobile Muslim Intellectuals in the First Half of the Twentieth Century,” Junior Scholars’ Session, Slavic-Eurasian Research Center 2015 Summer International Symposium, Sapporo

    2015年07月
    -
     
  • フィールドネット・ラウンジ企画シンポジウム「ロシア・中国におけるムスリム・マイノリティと国家:20世紀政治変動期における多文化共生の実践とその課題」、共催:イスラーム地域研究・若手研究者の会、中国ムスリム研究会、科学研究費補助金若手研究(B)「19世紀後半ロシア帝国統治下ムスリム社会の家族社会史的研究」(課題番号:24720327、研究代表者:磯貝真澄)、東京都府中市、2016年1月、副代表者

受賞

  • 第19回アジア太平洋研究賞

    2020年07月   アジア太平洋フォーラム・淡路会議  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 近代中国ムスリムの起源説話とアイデンティティ形成:民族政策への影響を中心に

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

    海野 典子

     概要を見る

    本研究は、近代中国の漢語を話すムスリム(中華人民共和国のイスラーム系少数民族、回族にほぼ相当)の起源説話が、彼らのアイデンティティ形成過程、及び中国共産党の民族政策において果たした役割を明らかにする。漢語を日常的に話し容貌も漢人に相似しているため、漢語を話すムスリムは歴代政権によって宗教集団と見なされてきた。しかし、20世紀前半のムスリム知識人は、7世紀中葉に預言者ムハンマドが唐朝に派遣した3人のアラブ人ムスリムの末裔であるという民間伝承を根拠に、漢人とは異なる独自のアイデンティティを強調した。この起源説話に注目してムスリムを単一の「民族」と認定し自治権を与えた、1940年代の中国共産党の民族政策は、現代中国の民族政策の基礎を作ったとされる。そこで、本研究は、ムスリムの起源説話の宗教的・文化的・政治的役割を解明することによって、近現代中国の民族・宗教問題の実態や民族政策の展開について新たな知見をもたらすことを目標とする。
    研究一年目でなる平成30年度は、漢語を話すムスリムの起源説話の政治的役割を解明するための時代的背景、すなわち起源説話が歴史叙述に利用され始めた20世紀前半の中国のムスリム社会の様相や、彼らを取り巻く政治状況を整理した。その結果、以下2点がわかった。第一に、当時、中国のムスリム社会は、辛亥革命や二度の世界大戦といった政治変動、国家の近代化政策、中東のイスラーム改革運動の影響を受け、大きく揺れていた。第二に、「民族」を意味する単語(漢語で民族minzu)に関する活発な議論が行われていた中国のムスリムのなかには、国家の民族・宗教政策に積極的に関与することでムスリムの社会的地位を向上させようとする者もいた。

  • 「イスラームと酒:シャリーア・国家・伝統文化の緊張関係を読み解く」

    サントリー文化財団  2019-2020年度サントリー文化財団助成「学問の未来を拓く」

    研究期間:

    2019年08月
    -
    2020年07月
     

    坂井弘紀, 宮下遼, 小澤一郎, 西川慧, Tariq Sheikh

  • 近代中国領出身ムスリムの知的交流と歴史・地理認識の変容

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    海野 典子

     概要を見る

    採用2年目となる2018年度は、前年度に整理した中国領出身のムスリム知識人の思想的背景やネットワークの実態を踏まえながら、彼らの歴史・地理認識の変容過程を調べた。具体的には、ドゥンガン知識人がチャガタイ語で書いた歴史書『トゥンガンの歴史』、ウイグル人知識人がチャガタイ語で書いた『ハミード史』『タランチの歴史』などの史料を精読することによって、19世紀後半と20世紀前半における、中国領出身ムスリム知識人の歴史・地理認識の特徴、及びその違いを考察した。また、地域・言語・エスニシティ・宗派を超えたムスリムの知的交流や、当時のユーラシアの国際情勢に注目して、19世紀後半から20世紀前半に彼らの歴史・地理認識が変容した理由・経緯を検討した。その結果、以下2点が明らかになった。
    第一に、中国領出身のムスリム知識人は直接の面識があったわけではなかったが、それぞれの著作や民間伝承を相互に参照し合っていた。たとえば、ドゥンガン人は、テュルク系ムスリムの民間伝承を「史実」として引用して、ドゥンガン人はウイグル人の末裔であると主張した。一方のテュルク系ムスリムも、17世紀以降中国領内の回民のあいだで語られてきた回民の起源説話を引用して、回民とテュルク系ムスリムの関係を論じた。第二に、1910~20年代に中国領出身のムスリム知識人が書いた歴史・地理書の多くは、1917年のロシア革命や1920年代初めに中央アジアで行われた民族共和国境界画定工作を背景として、ドゥンガン人とウイグル人の民族的共通性や差異、ドゥンガン人を東トルキスタン出身者と見なすか中国内地出身者と見なすか否かについて議論を展開していた。つまり、中国領出身のムスリム知識人は、ロシア(後にソ連)領においてウイグル人としての政治的権利を主張するために、ドゥンガン人とウイグル人の歴史・地理的共通性を示そうとしたのだと考えられる。

  • 「中国ムスリムの移動とエスニシティに関する歴史人類学的研究:19–20世紀中央アジアへの移民」

    りそなアジア・オセアニア財団  2016年度りそなアジア・オセアニア財団調査研究費

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2017年03月
     

  • 「中国のムスリムとユーラシアの近代:20世紀初頭のイスラーム文化運動におけるエスニシティ」

    ハーバード・イェンチン研究所 

    研究期間:

    2015年08月
    -
    2016年12月
     

  • 「清朝とイスラーム:17–20世紀の中国ムスリム・ネットワークの動態と国家との多元的関係」

    三島海雲記念財団  2015年度三島海雲記念財団調査研究費

    研究期間:

    2015年07月
    -
    2016年06月
     

  • 近代中国における「イスラーム民族」の創出と変容-ムスリム社会と国家の関係を中心に

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    山﨑 典子, 山崎 典子

     概要を見る

    民族・宗教問題が世界各地で深刻さを増している今日、ネイションやエスニシティ、信仰に関する議論がいたるところで行われている。本研究は、歴代政権によって漢人の宗教集団と見なされてきた中国の漢語を話すムスリム(現在の回族にほぼ相当)という新たな研究視角から、エスニシティと信仰の動的関係を解明することを目的とする。このことによって、多元的価値観を持つ人間同士が共存する方法を考えることが、本研究の意義であり目標でもある。
    これまでは、20世紀初頭に「民族」「宗教」について興味深い議論を行っていたムスリム・エリート(宗教指導者、知識人、教育家、軍人、ジャーナリストなど)の言説を分析の主な対象としてきた。本年度は言説のみならず、ムスリム・エリートの政治行動やムスリム民衆の日常生活におけるアイデンティティ表出の問題を複眼的に論じるために、ムスリムの(a)移動(b)教育(c)食(d)民間伝承について調べた。具体的には、第一に、漢語やテュルク語で書かれた各種史料を精読した。また、中国社会科学院民族学与人類学研究所に訪問研究者として滞在し、各図書館・文書館での史料収集やモスクでの調査を行った。第二に、(a)~(d)のテーマについて、日本国内では3回(うち一回は英語を使用)、中国国内で1回(中国語)研究成果を発表し、複数の言語で論文を書いた。
    これらの研究活動によって、20世紀初頭の中国ムスリムの教育改革においてオスマン帝国やロシア帝国出身のムスリムが重要な役割を果たしたこと、中国ムスリムと国外のイスラーム世界の関係がマッカ巡礼によって深化したこと、非ムスリムとの食習慣を巡る争いを背景とするムスリムの強烈な「清真」(ハラール)意識や祖先が「西域」から来たという「西来」意識が「回」「漢」のアイデンティティ・マーカーとして機能していたことを、明らかにした。

  • 現代新疆における少数民族の文化動態に関する研究:民族言語出版物からの検討

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2024年03月
     

    梅村 坦, 新免 康, 小沼 孝博, 熊倉 潤

  • 中国のムスリムとオスマン帝国:信仰・インテリジェンス・近代化

    公益財団法人JFE21世紀財団  アジア歴史研究助成

    研究期間:

    2022年01月
    -
    2024年01月
     

  • 国際会議"Sects and Sectarianism in Chinese Islam"

    公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団  国際学術交流助成

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2023年03月
     

  • 近現代中央ユーラシアにおけるタタール人ディアスポラと社会・文化変容

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

    新免 康, 濱本 真実, 塩谷 哲史, 熊倉 潤

  • 19~20世紀中央ユーラシアにおける越境と新疆ムスリム社会の文化変容に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    新免 康, 濱本 真実, 小沼 孝博, 河原 弥生, 秋山 徹, 塩谷 哲史, 田中 周, 野田 仁, 熊倉 潤, 植田 暁, 海野 典子

     概要を見る

    本研究は、中国・中央アジア・ロシアなどでの海外調査による新史料の取得と、それらデータの分析を通して、19~20世紀における中国新疆とロシア帝国領・ソ連領ムスリム地域の間の人的な移動と文化交流の実態を明らかにした上で、新疆のムスリム社会における文化変容の様態を究明した。それにより、政治的な条件に規定されつつ日常的なレベルで移動・移住が行われ、そのことが近代化を初めとする新疆の社会・文化変容に大きな作用を与えていたことを明らかにした。

  • 「近代東トルキスタンのムスリム知識人の地理的世界認識と自然環境」

    サントリー文化財団  2016年度サントリー文化財団若手研究者のためのチャレンジ研究助成

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2017年03月
     

  • 1920年代から1930年代中国周縁エスニシティの民族覚醒と教育に関する比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    松本 ますみ, 権 寧俊, 吉開 将人

     概要を見る

    本研究は中国の周縁エスニシティの20世紀前半覚醒運動の比較を行った。いずれも近代教育とメディアの発達が大きな影響を与えていたことが明らかになった。1)回民は中東・インド発のイスラーム覚醒の影響を強く受け、ムスリム意識・近代教育・メディア発行熱、国民意識が高まったが、その結果ペルシャ語を使う伝統的経堂教育が斜陽に向かったこと。2)独立を画策していたモンゴル人は日本式の軍事教育を受けそれを逆利用して民族運動への情熱を燃やしたこと。3)朝鮮人は韓国式の教育を中国東北部において展開し、反日意識を高めることで民族意識を高揚させたこと。4)西南諸民族エリートは旧来の土司制度を利用して権利要求を行ったこと。

  • ドゥンガンの歴史と現在:中央アジアに住む中国系ムスリムの末裔

    司馬遼太郎記念財団  第14回司馬遼太郎フェローシップ

    研究期間:

    2011年04月
    -
    2012年03月
     

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講演・口頭発表等

  • Pious Genealogy of Hui Muslims: Origin Myths, Historiography, and Ethnicity

    The Workshop for the Studies of Islam and Muslims in China, Department of Ethnology, National Chengchi University, Taiwan  

    発表年月: 2019年08月

  • 中國穆斯林與奧斯曼/俄羅斯帝國

    國立政治大學俄羅斯研究所  

    発表年月: 2019年05月

  • The Han Chinese as a Religious Category?: Rethinking Ethnicity, Religion, and “Han Cultural Assimilation” from Muslims’ Perspectives

    Association for Asian Studies, Annual Conference  

    発表年月: 2019年03月

  • Diplomacy, Religion, and the Economy: Chinese Muslims and the Ottoman Empire in the Early 20th Century

    European Association for Chinese Studies  

    発表年月: 2018年08月

  • The Cultural and Political Activities of Russian Muslim Intellectuals in Early 20th-Century China

    Central Eurasian Studies Society, 18th annual conference  

    発表年月: 2017年10月

  • Between the Qing Dynasty and the Russian Empire: Dungans and Uyghurs in Central Asia in the 1910s

    Slavic-Eurasian Research Center 2015 Summer International Symposium, Sapporo  

    発表年月: 2015年07月

  • 信仰・インテリジェンス・近代化:中国のムスリムとオスマン帝国の関係

    海野典子  [招待有り]

    国立民族学博物館・特別研究「グローバル地域研究と地球社会の認知地図―わたしたちはいかに世界を共創するのか?」研究会  

    発表年月: 2022年03月

  • 経堂教育と新式教育:20世紀初頭の北京ムスリムの教育改革をめぐる議論と実践

    海野典子

    「宗教と風紀」連続講演会セッション2  

    発表年月: 2021年07月

  • Globalization of Chinese Muslims?: Russian Muslim Activities in Early Twentieth-Century China

    CSI Research Afternoon, University of Exeter  

    発表年月: 2020年12月

  • Russian-Tatar Muslims in Global History

    Graduate Institute of Russian Studies, National Chengchi University, Taiwan  

    発表年月: 2019年06月

  • 中國少數民族的研究方法:以回族研究為中心

    國立政治大學民族學系  

    発表年月: 2019年05月

  • The Islamic Revival, Global Muslim Networks, and the Qing and Republican Governments

     [招待有り]

    Wednesday Seminars, Institute of Chinese Studies, New Delhi  

    発表年月: 2018年07月

  • ムスリム・マイノリティの歴史と現在:中国の事例から

    筑波嶺セミナー第6回セミナー  

    発表年月: 2017年12月

  • 中国ムスリム研究の最新動向:欧米と日本の比較

    日本アルタイ学会第54回野尻湖クリルタイ  

    発表年月: 2017年07月

  • 「宗教」カテゴリーとしての「漢」概念:20世紀初頭の漢語を話すムスリムの視点から

    北海道中央ユーラシア研究会第128回例会  

    発表年月: 2017年07月

  • From Geographical Borders to Ethnic Boundaries: Chinese Muslims’ Imagination of Arabia/China and Hui/Han

    Association for Asian Studies, AAS-in-Asia 2017 confernce  

    発表年月: 2017年06月

  • Chinese Muslims and the Global Muslim Network: Interactions with Ottoman and Russian Muslims in the Early 20th Century

    Oxford International History of East Asia Seminar  

    発表年月: 2017年03月

  • 中国のムスリムとユーラシアの近代:20世紀初頭の華北地域における「民族」「宗教」と日常生活

    北海道中央ユーラシア研究会第123回例会  

    発表年月: 2016年07月

  • Ottoman Muslims in China: Travelers and Teachers in Beijing in the Early Twentieth Century

     [招待有り]

    China Beyond East & West Workshop  

    発表年月: 2016年04月

  • Jadidists in Beijing: Chinese Muslims’ Educational Reform in the Early Twentieth Century and Japanese Pan-Asianists

    Association for Asian Studies, Annual Conference  

    発表年月: 2016年04月

  • Under Crescent and Full Moons: The Routes and Routines of Chinese-speaking Muslims in the Early Twentieth Century

     [招待有り]

    The East Asian Archaeology Forum  

    発表年月: 2016年03月

  • From ‘Western Regions’ to ‘Eastern Lands’: Chinese Muslim Folklore and Memories of Migration in the Early Twentieth Century

    Columbia University Graduate Conference on East Asia  

    発表年月: 2016年02月

  • 20世紀初頭における中国ムスリムの移動の記憶と「西来」意識:民間伝承の伝播にみる

    中国ムスリム研究会特別研究会  

    発表年月: 2015年08月

  • 信仰と愛国主義のはざまで―日中戦争期における中国ムスリムのマッカ巡礼について

    科学研究費補助金基盤研究(C)「日本の回教工作とムスリム・コミュニティに関する歴史人類学的研究」(2013年度~2015年度、研究代表:澤井充生)研究会  

    発表年月: 2014年12月

  • 清く食べ、真に生きる:近代中国におけるハラール問題と「回漢」関係

    国際シンポジウム「20世紀初、中国周縁エスニシティの覚醒に関する比較研究」  

    発表年月: 2014年12月

  • 従民間伝説看近代穆斯林的国家観:以『回回原来』為中心

    第六届晩清史研究国際学術研討会  

    発表年月: 2014年07月

  • Abdürreşid İbrahim’s Journey to China: Muslim Communities in the Late Qing as Seen by a Russian-Tatar Intellectual

    International Symposium on the Life and Times of Abdürreşid İbrahim: Central Eurasian Space between Turkey and Japan  

    発表年月: 2014年05月

  • マイノリティから見た世界史:近代中国ムスリムのアイデンティティ探求

    大阪大学歴史教育研究会第76回例会  

    発表年月: 2014年03月

  • アブデュルレシト・イブラヒムの中国旅行:ロシアのタタール人ウラマーが見た清末ムスリム社会

    イスラーム地域研究・若手研究者の会2月例会  

    発表年月: 2014年02月

  • Japan’s Islamic Campaigns and Their Global Network: Focusing on the Relationship between Abdürreşid İbrahim and Chinese Muslims

    German Oriental Studies, 32nd conference  

    発表年月: 2013年09月

  • 近代中国における「漢人回教徒」説の展開:「民族」を志向しなかったムスリム・エリートたち

    エスニック・マイノリティ研究会  

    発表年月: 2013年07月

  • 近代中国における「漢人回教徒」説の展開:1930年代のムスリム・エリートによる言説を手がかりに

    中国社会文化学会2013年度年次大会  

    発表年月: 2013年07月

  • Between a Religious Group and an Ethnic Group: “Hui” in the Chinese Muslim Elite in the Early Twentieth Century

    Association for the Study of Nationalities, 20th annual convention  

    発表年月: 2013年04月

  • 中国のムスリムとユーラシアの近代―20世紀前半の「回」概念を手がかりとして

    東文研・ASNET共催セミナー第62回セミナー  

    発表年月: 2012年12月

  • 中国ムスリム・エリートにおける「回」:清末民初の時期を中心に

    日本中央アジア学会第14回年次大会  

    発表年月: 2012年03月

  • 清末民初の中国における「回族」の創出と変容:ムスリム・エリートと国家の関係を中心に

    北海道中央ユーラシア研究会第93回例会  

    発表年月: 2011年07月

  • 日中戦争期の中国ムスリム社会における「親日派」ムスリム:中国回教総連合会の唐易塵を中心に

    イスラム人口研究懇談会  

    発表年月: 2011年04月

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学内研究費(特定課題)

  • 清朝とオスマン帝国:ムスリム・ネットワークの形成と近代化への模索

    2021年  

     概要を見る

     今年度は、19世紀以前の清朝・オスマン帝国間の関係や相互認識を整理するとともに、19世紀後半以降、交通網や通信技術の発達を背景として、両帝国間のムスリム・ネットワークが形成された過程を調べた。具体的には、マッカ巡礼のためにイスタンブルを訪れた回民知識人、及び第34代オスマン帝国皇帝のアブデュルハミト2世の命で中国沿海部の経済・軍事状況を視察した官僚や軍人の旅行記を分析し、オスマン帝国が清朝との外交・通商関係構築を望み、回民を仲介役にしようとしていたこと、清朝がオスマン帝国の近代化に興味を抱きながらも、中国西北地域の回民やテュルク系ムスリムとオスマン帝国の接近に不信感を抱いていたことを明らかにした。

 

現在担当している科目

 

委員歴

  • 2015年04月
    -
    2019年03月

    中国ムスリム研究会  事務局幹事

  • 2014年04月
    -
    2015年03月

    内陸アジア史学会  編集幹事

  • 2012年04月
    -
    2015年03月

    日本中央アジア学会  年次大会実行委員