Updated on 2024/04/16

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NOMURA, Masaaki
 
Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences
Job title
Professor Emeritus

Education Background

  •  
    -
    1962

    東京教育大学   文学部   国語学国文学専攻  

Committee Memberships

  • 2006
    -
     

    日本語学会  理事

  • 2004
    -
     

    早稲田大学国文学会  理事

  • 1999
    -
     

    NHK放送用語委員会 委員 1999 -

  • 1975
    -
    1979

    計量国語学会  庶務主任

  •  
     
     

    語彙・辞書研究会  委員

Professional Memberships

  •  
     
     

    早稲田大学日本語学会

  •  
     
     

    日本笑い学会

  •  
     
     

    国語学会(評議員)

  •  
     
     

    語彙・辞書研究会

  •  
     
     

    計量国語学会

  •  
     
     

    日本語学会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

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Research Interests

  • 日本語学

  • 国語学

Awards

  • 佐伯梅友国語学賞

    1974  

 

Books and Other Publications

  • 落語の話体

    表現と文体  2005

Works

  • 文部省科学研究費特定研究「言語情報処理の高度化」(総括班幹事)

    1989
    -
     

  • 文部省科学研究費特定研究「情報化社会における言語の標準化」(総括班幹事)

    1986
    -
     

Research Projects

  • 近代語彙の成立

  • 話芸の談話分析

  • 落語の談話分析

  • 現代日本語の語構成の研究

  • 現代漢語データベースの構築

  • Discourse Analysis of Rakugo

  • A Study of Word-formation in contemporary Japanese

  • Construction of Data Base System of kango(chinese-Styled Words)in Contemporary Japanese

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Misc

  • 漢字の位置

    野村雅昭

    漢字講座/朝倉書店   2   187 - 214  2006

  • 漢字の位置と未来

    野村雅昭

    韓国日本言語文化学会2006年度春季国際学術発表大会要旨集     11 - 22  2006

  • 言語と文字

    野村雅昭

    2006北京大学日本学研究国際シンポジウム資料集     29 - 36  2006

  • 漢語の現在

    野村雅昭

    国語学会    2004

  • 明治期落語速記の人称詞と用字意識

    野村雅昭

    国文学研究   ( 144 ) 43 - 54  2004

  • 漢字に未来はあるか

    朝倉漢字講座/朝倉書店   5  2004

  • 日本制漢語詞的構詞功能

    詞彙学理論与応用/商務印書館   2  2004

  • 名人芸の言語空間

    落語の世界2名人とは何か/岩波書店    2003

  • 落語の江戸語・東京語

    国文学解釈と鑑賞/至文堂   68;4  2003

  • 日本製漢語的構詞功能

    第4回中国語彙論学会学術検討会論文提要    2002

  • 日本製漢語の造語機能

    中国語彙論学会    2002

  • 現代日本語の語彙における漢語の位置

    北京日本学研究センター学術講演会    2002

  • 〈出入〉をあらわす字音語基の造語機能

    国文学研究   136  2002

  • 落語の表現とユーモア

    武庫川女子大学日本語セミナー    2001

  • 語源・語誌・語種

    国語展望/小学館   108  2001

  • 『落語の言語学』のころ

    日本語学   20-12  2001

  • 明治期落語速記の表記

    日本語史研究の課題/武蔵野書院    2001

  • 明治期落語速記の東京語

    日本大学国文学会    2001

  • 明治期落語速記の語彙構造

    早稲田日本語研究   9  2001

  • 口語資料としての明治期落語速記

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   46-3  2001

  • 高度情報化社会の日本語表記と漢字

    言語/大修館書店   30-1  2001

  • 落語の笑いとジョークの笑い

    日本笑い学会    2000

  • 現代日本語の展望・漢語

    国文学解釈と教材の研究別冊   53  2000

  • 1998-1999年の国語学界の展望・総記

    国語学/武蔵野書院   51-2  2000

  • 落語の味覚表現

    日本語学   19-7  2000

  • 日本語と笑い

    日本文体論学会    2000

  • 日本語の正書法と漢字

    漢字の潮流/山川書店    2000

  • 落語の話術

    平凡社    2000

  • 小噺のジョーク

    日本笑い学会シンポジウム    2000

  • サ変動詞の構造

    日本語研究と日本語教育/明治書院   (1-23)  1999

  • 漢字を使わない日本語へ

    国際交流   21-4  1999

  • 「送り仮名の付け方」の意味するもの

    しにか   10-7  1999

  • 字音形態素考

    国語と国文学   76-5  1999

  • 語彙調査データによる基本漢語の抽出

    早稲田大学日本語研究教育センター紀要   12  1999

  • ことばの背景28-30

    国語教室   67-69  1999

  • 言葉に関する問答集―意味の似た言葉

    文化庁    1999

  • シャレの言語学的分析

    日本笑い学会シンポジウム    1999

  • 現代日本漢語の文法的特徴

    北京大学日本語センター学術講演会    1998

  • 結合専用形態の字音複合語基

    日本語研究教育センター紀要   11  1998

  • ことばの背景27-29

    国語教室   64-66  1998

  • 続・落語のレトリック13-15

    日本語学   17;5-17;7  1998

     View Summary

    19981998

  • 言葉に関する問答集―外来語編(2)―

    文化庁    1998

  • 外国学生用日本語教科書『分野別用語集』の語彙

    講座日本語教育   33  1998

  • 現代漢語の品詞性

    東京大学国語教室創設百周年記念国語研究論集    1998

  • 日本語の正書法と漢字

    国際交流   78  1998

  • コンドル自筆のローマ字落語速記写本

    東京人   118  1997

  • ことばの背景24-26

    国語教室   61-63  1997

  • 続・落語のレトリック1-12

    日本語学   16;4-17;4  1997

     View Summary

    19971998

  • 言葉に関する問答集-外来語編

    文化庁    1997

  • 発話機能からみた落語の談話構造

    大学院文学研究科紀要   41;3  1997

  • 落語のレトリック・余滴(1-3)

    国立演芸場月報    1997

     View Summary

    19971997

  • 日本人の笑い

    日本語学   16;1  1997

  • 芥川龍之介と落語

    芥川龍之介全集月報   15  1997

  • 日本語学の対象と方法-漢字

    日本語学   15;8  1996

  • 落語のレトリック

    平凡社    1996

  • ことばの背景(21-23)

    国語教室    1996

  • 落語「長屋の花見」のユーモアとフレーム分析

    早稲田大学日本語研究教育センター紀要/早稲田大学   8  1996

  • 言葉に関する問答集-敬語編 (2)

    文化庁    1996

  • インターネットと漢字

    メディアスケープ/大日本印刷   3  1996

  • 談話資料としての落語-『火焔太鼓』を例として

    早稲田大学大学院文学研究科紀要/早稲田大学   41;3  1996

  • 私の翻訳図書館

    河出書房    1996

  • 落語のレトリック(16~20)

    日本語学/明治書院   14;5-10  1995

     View Summary

    19951995

  • 国語学の五十年

    武蔵野書院    1995

  • ことばの背景(16~18)

    国語教室/大修館書店   55-57  1995

     View Summary

    19951996

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Internal Special Research Projects

  • 東京語資料としての明治期落語速記の研究

    1998  

     View Summary

     明治期に刊行された落語速記を東京語資料として評価するために以下の作業を行った。①落語速記雑誌『百花園』より1890年前後の口演を中心に口頭語資料として信頼性の高いものを選定し、そのうち12席につきテキスト化を行った。②テキスト化のすんだものについて、文節単位によるデータベース化を施し、品詞・語種等の属性情報および話者(登場人物)情報を付加した。③1960年代の東京落語の演者から明治期に東京で生育した者を選び、明治期との比較が可能な10席をレコードやテープから文字に起こし、テキスト化した。④これらのデータから東京語的な表現を抽出し、明治末期から大正初期のSPレコード資料および先行研究における東京語的な特徴と比較し、以下のような結論を得た。 これまで落語速記は速記者による加筆が多く、口頭語資料としての価値が低いという評価があった。確かに、速記には加筆と思われる整った表現があり、口演の正確な文字化ではない。しかし、当時の小説中の会話などと比較すると、より口頭語としての価値は高く、レコードなどの資料に準ずるものとして評価できる。その特徴は、音声における長母音化(アイ→エー、オオ→オー)・母音縮約(テオク→トク)・音節融合(テシマウ→チャウ)などで顕著である。また、語法においては、待遇表現やそれにかかわる指定表現に整然とした体系が見られること、登場人物の発話が当時の社会階層の言語を反映していることなどが指摘できる。 これらの結果から、明治期落語速記を東京語資料として活用することは有効であり、上記の作業を進めることにより、明治期の東京語の特徴を明らかにすることが可能であることが判明した。また、1960年代に生存した東京落語演者の口演には、明治期東京語の話者としての特徴が十分に残されていることも明らかになった。それらの内容については、論文等で報告する予定である。

  • 現代漢語データベースの構築に関する研究

    1996  

     View Summary

     本研究は、1991・1992年度に行なった特定課題研究「日本語教育のための漢字・漢語データベースの構築に関する研究」を発展させ、特に漢語について現代日本語研究そのものに資するデータベースとして拡張することを目的とした。そのために、同データベースより二字漢語を抽出するとともに、各種用語調査の結果などを参考として増補を行い、約2万1千語につき、各種情報の付加を行い、データベース化を行った。 付加した主な情報は、1.品詞情報、2.語構成情報、3.意味分野別情報の3種である。1.品詞情報は各語の文法的な特性を記述するもので、新聞、文学作品などの用例分析に基づき、すべての作業を完了した。2.語構成情報はそれぞれの語の構成要素の意味・文法的な関係を記述するもので、大方の作業は終了したが修正作業が残されている。3.意味分野別情報はその語がどのような意味分野で使用されるかを記述するもので、国立国語研究所の『分類語彙表』に基づき、作業を終えた。 このほかに、それぞれの語が文献上、いつの時代からどのような資料にその存在が確認できるかにつき、辞書・索引等による検索を行い、台帳に記入を行った。この作業は、ほぼ3分の1程度の量にとどまり、今後の重要な課題として残されている。 以上の作業のうち情報の付加は、パーソナルコンピューターを用いて行い、試行的なデータベース化が完了した。これにより、情報内容に関する統計的な解析およびその情報を用いた他資料の分析が可能となった。それぞれについては試験的な研究を行い、下記の論文に報告する予定である。 野村 雅昭:現代漢語の品詞性(『東京大学国語研究室創設百年記念国語論集』、汲古書院、1998.2) 野村 雅昭・山下喜代:外国学生用日本語教科書『分野別用語集』の語彙(『講座日本語教育』,第33分冊,1998.3)