2024/12/21 更新

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タカナシ ノブヒロ
高梨 信博
所属
文学学術院
職名
名誉教授
学位
文学修士

学歴

  •  
    -
    1981年

    早稲田大学   文学研究科   国語学  

  •  
    -
    1973年

    早稲田大学   文学部   日本文学  

所属学協会

  •  
     
     

    国語学会

研究キーワード

  • 国語学

 

論文

  • 近世節用集の<両点>について

    高梨信博

    早稲田日本語研究   14   1 - 12  2005年09月

  • 『和漢音釈書言字考節用集』

    高梨信博

    日本語学   23 ( 12 ) 231 - 241  2004年09月

  • 近世節用集の序・跋・凡例

    高梨信博

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   47   3 - 14  2002年03月

  • 心学道話の漢字

    高梨信博

    国文学研究   131   70 - 81  2000年06月

  • 未紹介の近世節用集の二、三について

    高梨信博

    早稲田日本語研究   6  1998年03月

  • 近世節用集の一展開

    高梨信博

    国文学研究   123  1997年10月

  • 「真草二行節用集」諸版の本文と性格

    高梨信博

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   42  1997年02月

  • 「真草二行節用集」の版種

    高梨信博

    国文学研究   119  1996年06月

  • 早引節用集の成立

    高梨信博

    国文学研究   113  1994年06月

  • 近世節用集の漢字

    高梨信博

    東洋大学短期大学紀要   23  1991年12月

  • 国語教科書の漢字

    高梨信博

    言語生活   410  1986年01月

  • 『和漢音釈書言字考節用集』の考察 註文の検討

    高梨信博

    国文学研究   71  1980年06月

  • 『和漢新撰下学集』(『和漢初学便蒙』)の考察

    高梨信博

    国文学研究   69  1979年10月

  • 『和漢音釈書言字考節用集』の考察 版種を中心として

    高梨信博

    国文学研究   64  1978年02月

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書籍等出版物

  • 字書と漢字

    高梨信博

    朝倉漢字講座1漢字と日本語(朝倉書店)  2005年03月

  • 改編・早引万代節用集 第三分冊

    高梨信博

    私家版  2004年07月

  • 改編・早引万代節用集 第二分冊

    高梨信博

    私家版  2003年03月

  • 『とはずがたり』語彙表

    高梨信博他

    私家版  2002年03月

  • 国定読本の共通教材における用語の変遷

    高梨信博

    国語論究6近代語の研究(明治書院)  1997年02月

  • 『倭名類聚抄箋注』の一考察

    高梨信博

    和名抄の新研究(桜楓社)  1984年01月

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特定課題制度(学内資金)

  • 『早/引 万代節用集』五十音順改編本(ア~オ)の作成と印刷

    1998年  

     概要を見る

     本研究は、近世節用集研究のための基礎資料の整備をめざすものであり、近世節用集のうち、従来、とりあげられることの少なかった近世末期(嘉永3年、1850刊)の節用集で、項目数のもっとも多い(約64,260項目)『早/引万代節用集』を取り上げ、その項目を五十音順に並べかえ、検索の便をはかった改編本を作成、印刷するものである。 今回は、ア~オ部について、改編本の原稿を作成し、資料集として印刷し(B5版、11・363ページ、1998年9月刊)、関係各所に配布した。

  • 心学道話書による近世常用漢字の調査と研究

    1997年  

     概要を見る

    心学道話書は、江戸時代に庶民教化のためにおこなわれた心学道話を記録したものである。心学道話が平易なことばを旨としたのと同様に、その文字化にあたっても、当時の常用の漢字使用の範囲を大きく逸脱するような文字使用は避けられていたものと考えられる。本研究では、このような立場から、近世における常用の漢字使用を明らかにする一調査として、心学道話書から『鳩翁道話』をとりあげ、そこに含まれる漢字の全数調査をおこなった。 具体的な作業としては、『鳩翁道話』の版本を複写したカードを作り、それによって、『鳩翁道話』に使用されているすべての漢字をカード化し、漢字の代表音訓によって五十音順に分類、配列する段階までを終了した。『鳩翁道話』に用いられている漢字は、ことなり字数にして約1780字であり、字種とその音訓のいずれの点でも特殊なものは見られず、ほぼ近世の常用の漢字使用を反映しているものと判断できる。

  • 『宝暦/新撰早引節用集』五十音順改編本の作成と印刷

    1996年  

     概要を見る

     江戸時代に編纂、刊行された近世節用集は、現存するもので約300種にのぼる。それらの諸本の分類、整理は、近世節用集の研究にとってもっとも重要な基礎となるものであるが、いまだ、きわめて不十分な状態にとどまっていると言わなければならない。 本研究は、近世節用集研究のための基礎的資料の作成をめざすもので、近世節用集に収められた項目を五十音順に改編し、一つ一つの節用集の所収項目を一覧できるようにするとともに、こうした資料を蓄積していくことによって、複数の節用集のあいだの異同を対照しうるようにすることを目的としている。今回は、近世節用集のうち、早引節用集の嚆矢である宝暦2年(1752)刊『宝暦/新撰早引節用集』をとりあげ、その五十音順改編本を作成し、資料集として印刷した。改編本の作成に至る具体的な作業手順は以下のとおりであった。 1.底本の複写 今回は東京学芸大学附属図書館所蔵本を使用させていただいた。 2.カード作成 底本の複写をはりこんだカードを作成し、五十音順に並べかえた。 3.台紙作成 五十音順に並べた項目を印刷のための台紙にはりこんで版下を作成した。 4.逆引き、その他の確認 5.凡例執筆 6.印刷 今回の助成費によって、上記のうち、3の途中から6までを終了することができ、資料集『改編・宝暦/新撰早引節用集』(B5版本文225ページ、1996年9月刊)を作成し、関係各所に配布した。

  • 近世節用集の全国目録作成のための調査・研究

    1995年  

     概要を見る

    江戸時代に編纂,刊行された近世節用集は,現在,約300種ほど知られており,その多くは『国書総目録』などによって所蔵を確認することができる。しかし,近世節用集には,未紹介の収集もあり,また各地の図書館等に数点ずつ所蔵され,目録等も作成されていないというものも多い。本研究は,近世節用集研究の基礎として,近世節用集の網羅的な目録を作成するための準備をおこなうもので,つぎのような研究,調査をおこなった。(1)近世節用集の蔵書調査 市立弘前図書館・金沢市立図書館において蔵書の調査をおこなった。市立弘前図書館では約40点,金沢市立図書館では約20点の近世節用集を調査することができた。(2)資料の複写 上記の市立弘前図書館と金沢市立図書館の近世節用集のうち,伝本として稀覯に属するものを中心に,複写をおこなった。そのほか,東北大学附属図書館所蔵の近世節用集について,伝本の研究に資するため,複写をおこない,資料の収集をはかった。(3)近世節用集の収集 資料として近世節用集の収集をおこない,30点の近世節用集を購入した。