2024/12/21 更新

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サトウ ヒロミツ
佐藤 紘光
所属
社会科学総合学術院
職名
名誉教授
学位
商学修士

経歴

  •  
     
     

    早稲田大学 社会科学総合学術院   教授

学歴

  •  
    -
    1967年

    早稲田大学   商学部   商学  

  •  
    -
    1967年

    早稲田大学  

委員歴

  • 2003年
    -
    2005年

    公認会計士第2次試験 試験委員 2003 - 2005

  • 1999年
    -
     

    日本管理会計学会  理事

所属学協会

  •  
     
     

    日本原価計算研究学会

  •  
     
     

    日本管理会計学会

  •  
     
     

    日本経営財務学会

  •  
     
     

    日本原価計算学会

  •  
     
     

    日本会計研究学会

研究分野

  • 会計学

研究キーワード

  • 管理会計

  • Managerial Accounting

受賞

  • 日本管理会計学会賞(論文賞)

    2000年  

 

書籍等出版物

  • 会計ディスクロージャーと企業行動

    中央経済社  2011年

  • 契約理論による会計研究

    中央経済社  2009年

  • 会計情報の理論 -情報内容パースペクティブ-

    中央経済社  2007年

  • 現代簿記会計 第6版

    中央経済社  2007年

  • 管理会計 改訂新版

    放送大学教育振興会  2006年

  • ベーシック財務管理

    同文舘出版  2005年

  • 石塚博司編「会計情報の現代的役割」 投資権限の委譲とインセンティブ・システム

    白桃書房  2005年

  • 管理会計

    放送大学教育振興会  2003年

  • 株主価値を高めるEVA経営

    中央経済社  2002年

  • 管理会計学大辞典 日本管理会計学会編

    中央経済社  2000年

  • 業績管理会計

    新世社  1993年

  • 現代簿記会計

    中央経済社  1990年

  • 会計学

    有斐閣  1989年

  • 意思決定の財務情報分析

    国元書房  1985年

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 会計基準の形成過程と規制が資本市場に及ぼす影響に関する実証研究

    共同研究

    研究期間:

    2004年
    -
    2005年
     

  • 株主価値

  • 企業のインセンティブ・システム

  • 業績管理会計

  • Accounting for Performance evaluation

Misc

  • 文献解題「自主開示か強制開示か」

    佐藤紘光

    企業会計   vol.64.No.2   105 - 108  2012年

  • 書評「分析的会計研究」

    佐藤紘光

    企業会計   vol.62.No.11  2010年

  • 業績尺度のリスクと歪み--インセンティブの視点からの分析

    佐藤紘光

    企業会計   vol.61 No.5   4 - 11  2009年

  • 業績評価スキームの比較

    會計   172/1  2007年

  • 業績評価における非財務指標の有効性

    佐藤 紘光

    會計   168 ( 1 ) 1 - 14  2005年

    CiNii

  • 企業のグローバル化と管理会計の課題

    會計   163/3,  2003年

  • 企業の投資行動と業績評価

    管理会計学/日本管理会計学会   8;1・2,pp.17-31  2000年

  • 企業の投資行動と業績評価

    日本管理会計学会第9回全国大会    1999年

  • メイク・オア・バイと会計コントロール

    會計   153 ( 6 )  1998年

  • メイク・オア・バイと会計コントロール

    (]G1028[)計(森山書店)   153/6,105  1998年

  • 会計学大辞典(第4版)

    中央経済社    1996年

  • 管理会計のエイジェンシー・アプローチ

    管理会計学会1996年第2回フォーラム    1996年

  • 予算参加と線型業績評価モデル

    會計   147/2,21-37  1995年

  • 情報非対称と情報伝達の価値

    管理会計学   3/2,61-79  1995年

  • 株価と会計利益:経営者報酬の決定要因

    ソシオ サイエンス   1/,111-124  1995年

  • 情報非対称と情報伝達の価値

    管理会計学/日本管理会計学会   3;2  1995年

  • ロバート・P・マギー稿「管理会計の経済学」

    會計/日本會計学会編集   147;5-6  1995年

  • 業績評価システムの有効性比較-競争対協調

    企業会計   45/6,119-125  1993年

  • マルチタスクの業績評価システム

    早稲田社会科学研究   48,1-25  1993年

  • 情報非対称とインセンティブ契約-モラル・ハザード付きモデルの分析-

    早稲田社会科学研究   44  1992年

  • 情報非対称と最適インセンティブ契約

    會計   139/4  1991年

  • 相対業績評価-管理可能性原則を超えて-

    産業経理   49/3  1989年

  • 経営者の会計選択行動

    會計   133/4  1988年

  • エイジェンシー・モデルによる管理会計情報の分析

    會計   125/2  1984年

  • 情報非対称下の予算参加の有効性

    會計   124/8-9  1983年

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特定課題制度(学内資金)

  • 価格と取引量の関係に基づいた市場の情報効率性に関する考察

    1996年  

     概要を見る

     従来からの資本資産評価モデル(CAPM)や裁定価格理論(APT)に始まる様々な資本市場理論において、資本市場は需給均衡や無裁定条件によって議論されてきた。しかし、実際の証券市場の実証分析で株価の特異な現象(株価変化と取引高の相関性、アノマリー)が示されてくると、これらのモデルで説明できない市場の様々な要因をモデル化する必要が出てきた。この要因の主なものに市場の非効率性、すなわち投資家の情報の非対称性、市場のノイズ(プログラム取引など情報に基づかない取引)が挙げられる。 本研究ではまず、情報の非対称性と出来高の関係という視点から出来高を分析した。ここではKarpoff(1985)のモデルに基づき、投資家の情報非対称性の尺度として、アナリストの業績予想値を用いて、価格、取引高と情報の関係を統計的に分析した。このようなデータは、従来利用可能ではなかったが、近年データベース化が進んでいる。その結果、情報非対称性の尺度のうち投資家間の評価のばらつきや、評価の改訂量が有意に価格形成に影響を与えているという結論が得られ、情報の非対称性の影響の大きさが確認できた。 一方で、ノイズトレーダが存在する条件下での、価格と取引高の関係について分析した。ここでノイズトレーダは、証券市場に加えてこれと相関するAR(1)過程に従う超過収益率を持つ私的投資機会をもっており、次期の超過収益率を予測し、期待効用を最大化するよう行動する。ノイズトレーダと情報に基づく投資家の比率をαで与え比較静学を行った。その結果、市場の非効率性が価格、出来高及び、価格変化と取引高の相関性に影響を与えていることが確かめられた。 加えて本研究では、証券価格評価等に関するいくつかの追加的な成果が得られた。