2024/12/21 更新

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キムラ ヒロシ
木村 裕
所属
文学学術院
職名
名誉教授

学歴

  •  
    -
    1972年

    早稲田大学   文学研究科   心理学専攻  

  •  
    -
    1972年

    早稲田大学  

  •  
    -
    1965年

    早稲田大学   文学部   哲学科心理学専修  

  •  
    -
    1965年

    早稲田大学  

委員歴

  • 2004年
    -
     

    日本動物心理学会  監事(現)、理事(元)

  • 2003年
    -
     

    日本心理学会  常務理事(現・認定心理士関連担当)、カリキュラム検討委員(元)、認定心理士認定委員(元)

  • 2000年
    -
    2003年

    日本行動分析学会  理事(元)

  • 2002年
    -
     

    日本健康心理学会  理事(現)、監事(元)

  • 1994年
    -
     

    早稲田大学心理学会  会長(現)

所属学協会

  •  
     
     

    早稲田大学心理学会

  •  
     
     

    日本教育心理学会

  •  
     
     

    日本応用心理学会

  •  
     
     

    日本行動科学会

  •  
     
     

    日本行動分析学会

  •  
     
     

    日本動物心理学会

  •  
     
     

    日本心理学会

  •  
     
     

    日本健康心理学会

  •  
     
     

    The Japanese Association for Behavior Analysis

  •  
     
     

    The Japanese Association of Health Psychology

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研究キーワード

  • 教育・社会系心理学

  • 実験系心理学

 

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • -

  • -

Misc

  • 不安自己陳述がストレッサーと不安反応を媒介する効果について

    富島大樹, 代田剛嗣, 木村裕

    日本健康心理学会第18回大会発表論文集    2005年

  • VI強化によって維持しているラットのレバー押し反応に対するVR罰の効果

    飯田成敏, 木村裕

    動物心理学研究   55 ( 2 ) 71 - 75  2005年

     概要を見る

    The effects of reinforcement and punishment on response suppression under variable-interval reinforcement and variable-ratio punishment schedules were investigated. At baseline, lever pressing in rats was maintained by a variable-interval food reinforcement schedule. In the punishment condition, responding was punished by a grid shock under a variable-ratio schedule in which three rats experienced four or five punishment rates and a fixed reinforcement rate. Results indicated that there was a negative linear correlation between the variable-ratio punishment rate and the response rate. Results of three rats that experienced five or six reinforcement rates with a fixed punishment rate indicated that punishment suppressed responding at all reinforcement rates. These findings suggest that the punishment rate was strongly related to response suppression under both variable-interval reinforcement and variable-ratio punishment schedules.

    DOI CiNii

  • 罰事態におけるラットのレバー押し反応のセッション間変動

    飯田成敏, 木村裕

    日本心理学会第68回大会発表論文集     755  2004年

  • ラットのレバー押し反応に対するVIスケジュールによる罰の効果

    飯田成敏, 木村裕

    日本動物心理学会発表要旨     2P024  2003年

  • 「見る」反応におけるヒトの自動反応形成について

    前田愛子, 木村裕

    日本心理学会第67回大会発表論文集     781  2003年

  • VI強化・VI罰事態におけるラットのレバー押し反応

    飯田成敏, 木村裕

    日本心理学会第67回大会発表論文集     796  2003年

  • 心理学基礎実験におけるホームページの利用

    木村裕

    (社)私立大学情報教育協会 大学教育と情報   Vol.11 ( No.2(通巻99号) ) 11 - 13  2002年

  • 老齢マウスのprepulse inhibitionとapomorphine投与の効果

    麦島剛, 鵜飼良, 木村裕, 亀山勉

    日本動物心理学会発表要旨     51  2002年

  • VR強化・VI罰事態におけるラットのレバー押し反応

    飯田成敏, 木村裕

    日本動物心理学会発表要旨     44  2002年

  • VI強化・VR罰とVR強化・VI罰の比較

    飯田成敏, 木村裕

    日本心理学会第66回大会発表論文集     691  2002年

  • 自己意識・他者意識と対人不安に関する日韓比較

    趙善英, 木村裕

    日本心理学会第66回大会発表論文集     138  2002年

  • ラットの餌運搬行動に及ぼす電気ショックの効果

    飯田成敏, 木村裕

    動物心理学研究   52 ( 1 ) 1 - 7  2002年

     概要を見る

    ラットを含む齧歯類の多くは, 餌場で見つけた餌を巣に持ち運ぶ行動を示し, 大きな餌は運搬され, 小さな餌はその場で摂取する傾向にあることが確認されている。この運搬行動は餌場における被捕食危険を低減する機能を持つと考えられ, この被捕食危険の低減と採餌効率とのトレードオフにより餌の大きさと運搬率の関係が導かれる。そこで, 3匹のラットに対し, まずベースラインとしてホームケージの設置された直線走路の一端でランダムに決定される大きさの異なる餌を呈示し, 大きさ毎の運搬率を測定した。次に被験体の行動とは独立に走路で呈示されるショックを導入したところ, ベースラインに比べてより小さな餌も運搬されるようになった。この結果は, 被捕食危険によって運搬行動が生起するというCPFモデルの妥当性を示すものである。

    DOI CiNii

  • VT強化・VR罰事態におけるラットのレバー押し反応のIRT変動

    飯田成敏, 木村裕

    日本心理学会第65回大会発表論文集     384  2001年

  • 登山者・ハイカーの動機と行動(3)

    瀧ヶ崎隆司, 田代和恵, 木村裕

    日本心理学会第64回大会発表論文集     940  2000年

  • 「見る」反応におけるヒトの自動反応形成について

    池田怜司, 木村裕

    日本心理学会第64回大会発表論文集     678  2000年

  • ラットは他個体から影響をうけるか ~個体の行動の変容が同居個体へ与える影響~

    田淵朋香, 木村裕

    日本心理学会第63回大会発表論文集     821  1999年

  • ラットの直線走路における採餌行動(Ⅱ)

    飯田成敏, 木村裕

    日本動物心理学会第57回大会発表要旨    1997年

  • 注視反応における自動形成の試み

    飯田成敏, 井上夏彦, 五十嵐靖博, 木村裕

    日本動物心理学会第56回大会発表要旨    1997年

  • ラットの餌の運搬行動に及ぼす電撃提示の効果

    木村裕, 井上夏彦, 藤沢弘美子

    日本心理学会第61回大会発表論文集     750  1996年

  • ラットにおける防御的埋め込みの自動形成Ⅲ:逆行条件づけの効果

    吉野俊彦, 木村裕

    日本動物心理学会    1995年

  • ラットの自動反応形成における動因の効果(Ⅰ)

    井上夏彦, 木村裕

    日本心理学会第59回大会発表論文集     740  1995年

  • ラットにおける防御的埋め込みの自動形成Ⅱ:TRCの効果

    吉野俊彦, 木村裕

    日本動物心理学会    1994年

  • CSとUSの変化がラットの自動反応形成に及ぼす効果

    井上夏彦, 木村裕

    日本心理学会第57回大会発表論文集     310  1993年

  • ラットにおける防御的埋め込みの自動形成

    吉野俊彦, 木村裕

    日本心理学会第57回大会発表論文集     308  1993年

  • ラットの自動反応形成過程に及ぼす省略手続きの効果

    吉野俊彦, 木村裕

    日本動物心理学会    1992年

  • 局在性の条件刺激と電撃の対呈示がラットのITI中の反応に及ぼす効果

    吉野俊彦, 瀧ヶ崎隆司, 木村裕

    早稲田大学心理学年報   24   1 - 8  1992年

  • 連続呈示される二つの刺激に対する 「見る」反応の分析

    井上夏彦, 木村裕

    日本心理学会第56回大会発表論文集     902  1992年

  • ラットの自動反応維持過程に及ぼす強化確率の効果

    吉野俊彦, 木村裕

    日本心理学会第56回大会発表論文集     889  1992年

  • 餌剥奪あるいは水剥奪状態にあるラットの自動反応形成 -CS及びUS方向への行動-

    瀧ヶ崎隆司, 坂本敦子, 吉野俊彦, 木村裕

    日本動物心理学会    1991年

  • ラットにおける嫌悪刺激を無条件刺激としたレバーとかみくちによる自動反応形成Ⅳ:ITI中の反応の比較

    吉野俊彦, 瀧ヶ崎隆司, 木村裕

    日本動物心理学会    1991年

  • ラットの罰事態における非強化選択肢への反応生起

    吉野俊彦, 木村裕

    日本心理学会 心理学研究   62 ( 1 ) 9 - 15  1991年

    DOI PubMed CiNii

  • USがラットの自動反応形成に及ぼす効果 ~ペレットとショ糖溶液の比較~

    瀧ヶ崎隆司, 坂本敦子, 井上夏彦, 吉野俊彦, 木村裕

    日本心理学会第55回大会発表論文集     302  1991年

  • ショ糖溶液をUSとしたときのラットの自動反応形成

    坂本敦子, 瀧ヶ崎隆司, 吉野俊彦, 木村裕

    日本心理学会第55回大会発表論文集     301  1991年

  • 視覚刺激を無条件刺激として用いたヒトの自動反応形成のこころみ

    木村裕, 福井至, 稲木康一郎

    日本心理学会 心理学研究   61 ( 5 ) 351 - 355  1990年

    DOI PubMed CiNii

  • ラットの自動形成された反応に及ぼすTRC手続きの効果

    瀧ヶ崎隆司, 坂本敦子, 吉野俊彦, 木村裕

    日本動物心理学会    1990年

  • ラットにおける嫌悪刺激を無条件刺激としたレバーとかみくちによる自動反応形成Ⅲ

    吉野俊彦, 瀧ヶ崎隆司, 木村裕

    日本心理学会第54回大会発表論文集     609  1990年

  • ヒト(児童)の自動反応形成

    稲木康一郎, 福井至, 木村裕

    日本動物心理学会    1990年

  • ラットにおける嫌悪刺激を無条件刺激としたレバーとかみくちによる自動反応形成Ⅱ

    吉野俊彦, 瀧ヶ崎隆司, 木村裕

    日本心理学会第54回大会発表論文集     609  1990年

  • ラットにおける嫌悪刺激を無条件刺激としたレバーとかみくちによる自動反応形成Ⅰ

    吉野俊彦, 木村裕

    日本動物心理学会    1989年

  • 人間の自動反応形成 ~トークン・コインを強化子としたボタン押し反応~

    福井至, 稲木康一郎, 坂本敦子, 木村裕

    日本心理学会第53回大会発表論文集     742  1989年

  • 皮膚電位活動を指標としたヒトの古典的条件づけの消去過程に及ぼす教示の効果

    稲木康一郎, 木村裕

    日本心理学会第53回大会発表論文集     736  1989年

  • EFFECTS OF REINFORCEMENT MAGNITUDE AND FREQUENCY ON HUMAN CHOICE BEHAVIOR

    FUKUI, I, H KIMURA

    JAPANESE PSYCHOLOGICAL RESEARCH   30 ( 3 ) 105 - 113  1988年

    DOI CiNii

  • ヒトの確立学習 -対応法則からのアプローチ-

    福井至, 木村裕

    早稲田心理学年報   20   17 - 26  1988年

  • ラットの罰事態における選択行動Ⅱ

    吉野俊彦, 木村裕

    日本心理学会第52回大会発表論文集     719  1988年

  • 条件刺激の呈示位置と自動反応形成(シロネズミ)

    木村裕, 吉野俊彦

    日本動物心理学会    1988年

  • 人間のオートシェイピング

    福井至, 財前琢郎, 稲木康一郎, 木村裕

    日本心理学会第52回大会発表論文集     691  1988年

  • 報酬価と選択行動に関する一実験

    福井至, 木村裕

    日本心理学会 心理学研究   58 ( 2 ) 109 - 112  1987年

    DOI PubMed CiNii

  • 人間の選択行動の研究Ⅶ

    福井至, 木村裕

    日本心理学会第51回大会発表論文集     299  1987年

  • 並立V.I.-V.I.スケジュールにおける人間選択行動

    福井至, 木村裕

    早稲田心理学年報   18   37 - 50  1986年

  • 学校環境(小学校)の評価(2)

    古川みどり, 相馬一郎, 木村裕, 細田一秋

    日本心理学会第50回大会発表論文集     674  1986年

  • 人間の選択行動の研究Ⅵ

    福井至, 木村裕

    日本心理学会第50回大会発表論文集     283  1986年

  • 人間の選択行動の研究Ⅳ

    福井至, 木村裕

    日本心理学会第49回大会発表論文集     385  1985年

  • 中学生の達成動機と社会的逸脱傾向の研究(Ⅵ)

    稲松信雄, 本明寛, 相馬一郎, 木村裕, 黒岩誠

    日本心理学会第48回大会発表論文集     634  1984年

  • 人間の選択行動に関する実験(Ⅲ) ~確率学習事態におけるボタン押しの場合~

    福井至, 木村裕, 森永寛之, 細田貞美

    日本心理学会第48回大会発表論文集     292  1984年

  • 人間の選択行動に関する実験(Ⅱ) ~ひも引きの場合~

    森永寛之, 木村裕, 福井至

    日本心理学会第48回大会発表論文集     291  1984年

  • 人間の選択行動に関する実験(Ⅰ) ~ボタン押しの場合~

    木村裕, 森永寛之, 福井至

    日本心理学会第48回大会発表論文集     290  1984年

  • 人間のオペラント行動に関する実験研究

    木村裕, 福井至, 細田貞美

    早稲田心理学年報   15   43 - 62  1983年

  • 中学生の社会的逸脱傾向の研究(Ⅱ)

    黒岩誠, 本明寛, 相馬一郎, 木村裕

    日本心理学会第47回大会発表論文集     813  1983年

  • 反応連鎖に関する実験(シロネズミ)

    木村裕, 森永寛之

    日本心理学会第47回大会発表論文集     378  1983年

  • 強化スケジュールと人の行動(Ⅱ) ~ボタン押しの場合~

    細田貞美, 木村裕, 福井至

    日本心理学会第47回大会発表論文集     374  1983年

  • 強化スケジュールと人の行動(Ⅰ) ~ヒモ引きの場合~

    福井至, 木村裕, 細田貞美

    日本心理学会第47回大会発表論文集     373  1983年

  • 学力に関する欲求傾向の分析

    織田正美, 本明寛, 木村裕, 石井康智

    日本心理学会第46回大会発表論文集     322  1982年

  • 達成欲求・内罰傾向と学業成績の関係

    織田正美, 本明寛, 木村裕, 石井康智

    日本心理学会第45回大会発表論文集     599  1981年

  • 人間の学習における強化スケジュール(Ⅰ)

    細田貞美, 木村裕

    日本心理学会第45回大会発表論文集     281  1981年

  • 目標箱における経験が反応消去に与える影響

    木村裕

    早稲田心理学年報   12   53 - 64  1980年

  • 青少年の社会的逸脱行動(10)

    相馬一郎, 本明寛, 木村裕, 佐古順彦

    日本心理学会第44回大会発表論文集     732  1980年

  • スポーツ選手の達成動機に関する研究

    上田雅夫, 本明寛, 木村裕

    日本応用心理学会第46回大会発表論文集     107  1979年

  • 青少年の社会的逸脱行動(9)

    本明寛, 相馬一郎, 木村裕, 佐古順彦

    日本教育心理学会第21回大会発表論文集     628  1979年

  • 青少年の社会的逸脱行動(8)

    相馬一郎, 本明寛, 木村裕, 佐古順彦

    日本教育心理学会第21回大会発表論文集     626  1979年

  • 青少年の社会的逸脱行動(7)

    木村裕, 本明寛, 相馬一郎, 佐古順彦

    日本心理学会第43回大会発表論文集     519  1979年

  • 青少年の社会的逸脱行動(6)

    佐古順彦, 本明寛, 相馬一郎, 木村裕

    日本心理学会第43回大会発表論文集     518  1979年

  • 青少年の社会的逸脱行動(5)

    佐古順彦, 本明寛, 相馬一郎, 木村裕

    日本教育心理学会第20回大会発表論文集     430  1978年

  • 青少年の社会的逸脱行動(4)

    本明寛, 相馬一郎, 木村裕, 佐古順彦

    日本教育心理学会第20回大会発表論文集     428  1978年

  • 青少年の社会的逸脱行動(3)

    木村裕, 本明寛, 相馬一郎, 佐古順彦

    日本心理学会第42回大会発表論文集     1250  1978年

  • 青少年の社会的逸脱行動(2)

    相馬一郎, 本明寛, 木村裕, 佐古順彦

    日本心理学会第42回大会発表論文集     1248  1978年

  • スキナー箱におけるラットの行動(3) ~オペランダムにかみ口を用いたFIスケジュール下での行動観察~

    矢島正晴, 坂本正裕, 岩地映子, 木村裕

    日本心理学会第42回大会発表論文集     482  1978年

  • スキナー箱におけるラットの行動(2) ~オペランダムにバーを用いたFIスケジュール下での行動観察~

    岩地映子, 坂本正裕, 矢島正晴, 木村裕

    日本心理学会第42回大会発表論文集     480  1978年

  • スキナー箱におけるラットの行動(1) ~FTスケジュール下での行動観察~

    坂本正裕, 矢島正晴, 岩地映子, 木村裕

    日本心理学会第42回大会発表論文集     478  1978年

  • 青少年の社会的逸脱行動(1)

    本明寛, 木村裕

    日本応用心理学会第44回大会発表論文集     35  1977年

  • FRスケジュールにおけるICSの諸側面について(2)

    坂本正裕, 矢島正晴, 木村裕

    日本心理学会第41回大会発表論文集     450  1977年

  • FRスケジュールにおけるICSの諸側面について(1)

    木村裕, 矢島正晴, 坂本正裕

    日本心理学会第41回大会発表論文集     448  1977年

  • 性格面からみた職務に対する適性 -管理職の適性を中心に-

    織田正美, 木村裕

    早稲田心理学年報   8   66 - 70  1976年

  • FRスケジュールにおけるICS効果の研究

    坂本正裕, 木村裕

    日本心理学会第40回大会発表論文集     513  1976年

  • 職種とパーソナリティの関係

    織田正美, 本明寛, 木村裕

    日本心理学会第39回大会発表論文集     538  1975年

  • 職種とパーソナリティの関係に関する研究(1)

    織田正美, 木村裕

    日本心理学会第38回大会発表論文集     898  1974年

  • 目標地点における経験が走行に与える効果

    木村裕

    日本心理学会第37回大会     616  1973年

  • 自動車セールスマンの販売成績と人格特性

    本明寛, 木村裕, 織田正美

    日本心理学会 心理学研究   43 ( 3 ) 113 - 124  1972年

  • 目標地点における経験が消去に与える効果

    木村裕

    日本心理学会第35回大会発表論文集     567  1971年

  • 報酬の硬さが白ネズミの実行に及ぼす効果

    石田敏郎, 木村裕

    早稲田心理学年報   2   43 - 50  1970年

  • 通信教育における受講動機に関する研究(Ⅱ.面接法による)

    浅井邦二, 本明寛, 織田正美, 木村裕, 鈴木清, 余語正一郎

    日本教育心理学会第11回大会発表論文集     214  1969年

  • 通信教育における受講動機に関する研究 (Ⅰ.質問紙法による)

    木村裕, 本明寛, 浅井邦二, 織田正美, 鈴木清, 余語正一郎

    日本教育心理学会第11回大会発表論文集     212  1969年

  • 部分強化後の潜在消去の効果について

    木村裕

    日本心理学会第33回大会発表論文集     32  1969年

  • 潜在消去と反応消去の効果の比較

    木村裕

    日本心理学会第31回大会発表論文集     196  1967年

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特定課題制度(学内資金)

  • ロボット技術を応用した精神疾患モデル動物作成・評価手法の構築

    2010年   岡林誠士, 柴田重信, 高西淳夫, 石井裕之

     概要を見る

    幼年期における過度のストレスは,その後の精神疾患発症リスクに多大な影響を及ぼす.このような知見にもとづき,本研究では小型移動ロボットとラットを用いて精神疾患モデル動物作成技術を開発することを目的としている.今回,われわれは幼若期ラットに対してロボットによる攻撃を暴露し,そのラットが成熟した後に,再びロボットによる攻撃を暴露することによって精神疾患モデル動物を作成することを試みた. 実験ではF344雄ラットを用いた.ラットには異なる条件で,幼若期にストレスを暴露した.このときのストレスの種類としては,ロボットによる攻撃と電撃グリッドによる電撃の2種類を用いた.そしてそれらのラットが成熟した後,再び異なる条件でストレスを暴露した.このときのストレスの種類としては,相互作用を伴うロボットによる攻撃とロボットによる一方的な攻撃の2種類を用いた.成熟後のストレス暴露の前後で,オープンフィールドテスト,強制遊泳テスト,ロボット追跡テストなどの行動テストでラットの活動性の評価を行ったところ,相互作用を伴うロボットによる攻撃の方が,より強い活動抑制作用を持つことが確認された. 以上の結果から,幼若期にロボットによる攻撃を暴露されたラットは,成熟後に再びそれを暴露された際に,それを経験していないラットと比較して活動性が低くなることがわかった.この原因は,幼若期のロボットによる攻撃が,ラットに心的外傷を形成したためと考えられる.また,相互作用を伴うロボットによる攻撃の方が,ストレッサーとしてより強い作用を持つことが確認された.これらの要素を組み合わせることで,新たな精神疾患モデル動物の作成が可能であることが示唆された.

  • 注視反応の条件づけに関する実験的分析-古典的条件づけと道具的条件づけの比較検討-

    2004年  

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    (1)目的「見る」反応を指標とし、ヒトの古典的条件づけ過程と道具的条件づけ過程について、この度は、まず次の3点に関する実験的分析を行うことを目的とした。1)注視映像の導入によるCSへの反応水準に与える影響の確認。2)注視映像導入による馴化への影響の確認。3)注視映像の導入とCSの呈示時間の差異が自動反応形成に及ぼす影響の確認。(2)方法 1)被験者と実験状況:被験者は、この種の実験にナイーブな男女大学生40名(平均年齢24.1才)であった。実験室の床面積は約14㎡で実験中は外光を黒いカーテンで遮断して常時20Wの白色光を点灯してあった。 2)実験装置・材料:被験者の目から刺激呈示距離が80cmになるように顎台と刺激呈示板を設置し、被験者が顎を乗せた着席の状態で、刺激呈示位置と目の高さが同じになるように顎台を調節し、中央に注視映像の呈示位置を定めた。注視映像呈示口から左15cmの位置にCS呈示口、右15cmの位置にUS呈示口を設けた。CSとして赤色発光ダイオードの点灯(5秒か10秒)、USとしてスポーツの記録動画映像(サッカー、テニス、K-1)呈示(15秒固定)、実験中常時用いられる注視映像として、アニメ音楽映画ファンタジア(Disney社)を用いた。被験者の注視点はアイカメラ(NAC社、EMR-7)とビデオデッキにより検出記録された。 3)群構成(条件設定):実験は2つのステージから成っているが、次の4被験者群(各群10名)が設けられた。①CS5視有群では5秒のCSが、②CS10視有群では10秒のCSが、注視映像と共に用いられ、また、③CS5視無群では5秒のCSだけが、④CS10視無群では10秒のCSだけが、注視映像を併用することなくそれぞれ単独で用いられた。 4)手続き:①第1ステージでは、各群がUSを用いることなくCS呈示を平均45秒ITI間隔で10回繰り返すことを4セッション行った。セッション毎にアイマークカメラを外して5分の休息を取った。②第2ステージは、第1の終了10分後から開始された。各群は、各CSと注視映像の呈示条件の下にUSと対呈示される5セッションを与えられた。(3)結果・考察 1)注視映像導入の効果について:本実験結果は効果があったと示唆している。CSに対する注視反応率に関しては凝視無群(CS5視無群+CS10視無群)が60~90%であったのに対し、凝視有群(CS5視有群+CS10視有群)は10~50%の反応率を示していた。 2)馴化に関して:本実験結果では、凝視有群は70%、凝視無群は10%の被験者が馴化成立を満たしており、凝視映像の導入は馴化成立を促進したといえる。 3)古典的条件づけ(自動反応形成)の成立について:本実験では、CS-US対呈示後の反応率が馴化成立後のCS単独呈示に対する反応率を有意に上回ってる場合に自動反応形成が生じたとした。多重比較の結果、CS10視有群の第1セッションと第4セッションの間に有意差が確認され(F(1,18)=6.675, p<.05)、自動反応形成の過程が確認できたといえる。(4)今後の課題 1)オペラント条件づけの過程の追跡が十分ではないので、研究を継続する必要が有る。また、実験実施上の方法論についても、なお検討を深める必要が有る。

  • 長期飼育環境におけるラットの採餌行動と弁別学習過程の分析

    2002年  

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     装置として「長期飼育実験箱」(横90×奥65×高110cm、高55cmに横60cmの水平板を張り、上部をフリーオペラント領域、下部を木屑を入れた巣部とし、一端30cmを上下をつなぐ巣部出入口とした)が用いられた.被験体動物として,ウィスター系ラットが,一装置に一匹を飼育する形で,計4装置に4匹用がいられた.巣部出入口と反対側の面には,レバー,給餌皿,給水ビンが取り付けられてあり,ラットは常時摂水が可能であった.給餌はラットがレバーを押し,押す回数に関する条件を満たすと,45mgのペレットを給餌皿に提示する方法で行われた.実験室は明期(20:00~8:00hrの12時間)と暗期(8:00~20:00hrの12時間)が繰り返す形で維持した. 目的は,暗期に活動するラットが,餌の獲得が困難になることに対応して,どのようにレバー押し行動を変容させるかを,その過程とともに明らかにすることである.ペレットを獲得するのに必要なレバー押し回数を,押すたびにペレットが提示されるFR1条件(20日間)から,5回に1度のFR5条件(82日間),FR10(76日間),FR20(51日間),FR30(49日間),FR40(59日間)まで,順に変化させて,観察した. 各ラットのレバー押し回数は,FR1からFR40までの順に,ラット①が684→3908→3197→8092→1311→17954,ラット②が780→2634→3560→5676→9568→14759,ラット③が478→2866→3865→7078→12536→11199,ラット④が586→1888→3248→7198→11067→17359,というように,増加を示した. また,獲得摂取したフッドペレットの数の変化は,ラット①が648→784→320→405→437→449,ラット②が658→527→356→284→319→369,ラット③が423→570→378→354→418→280,ラット④が497→378→325→360→369→434,という経過をたどった. 給餌条件は明暗周期とは無関係に維持されており,ラットは明期・暗期いずれの期においてもレバー押しによって摂食が可能であったが,これらすべての給餌条件のにおいて,ラットは,暗期においてのみレバー押し(摂食)を行った.初頭の給餌条件下に獲得された数のペレットをその後も獲得するためには,最終的には40倍のレバー押しが必要であるが,ラットは,明期に活動することは無く,獲得できるペレットの数を減らしながら,暗期にのみ摂食する方略を選択したといえる. 今後は,給餌条件をさらに順次変化させ,適応的反応の生起のあり方を確認することが課題となると考えられた.

  • 長期飼育環境におけるラットの採餌行動の弁別学習に関する実験的研究

    1999年  

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     ラットの通常の飼育用ケージ(横26×奥38×高18cm)は一般的に用いられているが、その中でのラットの行動は大きく制限を受けていると考えられる。このため、飼育ケージ以外の、行動変容過程を分析するための実験条件下における分析すべき行動は何らかの影響を受けていることを考察してみる必要があると考えた。このことから「長期飼育実験箱」(横90×奥65×高110cm、高55cmに横60cmの板を張り、上部をフリーオペラント領域、下部を木屑を入れた巣部とし、一端30cmを上下の出入口とした)を準備し、飼育条件と行動の分析条件とを分離することなく維持しながら行動の変容過程をとらえることを計画した。当報告は、より自然に近い生活条件下におけるラットの摂食と摂水に関して、その最も基礎となるべき量と時間を日を追って記録したものである。被験体として10週齢のラットを用いた。明期(8:00-20:00hr,12時間)と暗期(20:00-8:00hr,12時間)を設け、明期には95Wの白色灯と100Wの赤色灯を、暗期には100Wの赤色灯のみを照明として用いた。第一ステージ(17日)では、常時飼料と水が、上部フリーオペラント領域の上下出入口とは反対の壁に設置されてあり、ラットは任意の摂食摂水が可能であった。第二ステージ(17日)では、レバーを導入し、ラットが押すたびに粒餌を一粒提示した。両ステージにおいて摂食摂水のそれぞれの総量に変化は無かったが、レバー押し課題を導入した第二ステージではいずれも日毎の摂取量の分散が大きくなった(摂食SD4.35g→13.22g、摂水SD4.66g→13.44g)。両ステージにおけるラットの行動はビデオ装置で初期(1-3日)、中期(8-10日)、後期(15-17日)において記録し、再生によって分析した。第一ステージでの一回の摂取時間は、摂食については初期385秒(総時間4,200秒)、中期504秒(4,550秒)、後期404秒(4,450秒)、摂水については31秒(200秒)、94秒(1,150秒)、90秒(1,100秒)であった。第二ステージにおける一日平均のレバー押し回数は715.36回、摂水(リッキング)回数は592.69回であった。

  • 閉鎖経済系におけるラットの採餌行動の学習に関する実験的考察

    1996年   五十嵐 靖博

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     本研究は、閉鎖環境におけるラットの採餌行動の成り立ちや変容の過程を、生態学的な適応という観点から捉えることを目的としたものである。具体的には、電撃の呈示による危機経験あるいは嫌悪的な経験により、 (1)ラットが自然場面で見せる餌の運搬行動の生起頻度と、 (2)採餌行動の継時的パターン(temporal pattern)と について、電撃呈示手続き導入以前をベースラインとし、電撃呈示手続き導入後に見られた変化を確認した。 餌の運搬行動については、回廊式直線走路を用いた。餌の大きさと運搬率の関係を調べた後、被験体の行動とは独立な餌場での電撃呈示が、餌の運搬行動の生起頻度に及ぼす影響について検討した。この餌の運搬行動は、餌場における被捕食危険の低減により生起すると考えられることから、嫌悪的な事態である電撃の呈示による運搬率の上昇が予想される。その結果、1)電撃呈示による運搬率の上昇と、2)それに伴う電撃の回避率の上昇、が確認された。これら1)、2)のことから、(1)電撃の呈示という新たな事態に対し、ラットは生得的な反応の出現頻度を変化させることにより、適応的に行動を変容させる過程が実験的に確認された。また、(2)-(1)被捕食危険を前提としたラットの餌の運搬行動に関するモデルの妥当性を示したこと、(2)-(2)餌の運搬行動が生得的に備わった防衛反応であり危険やそれを予告する信号と遭遇する以前から生起する反応でることから、SSDR等の従来考えられてきた生得的な防衛反応とは区別されうる可能性を示したという意義もあげられる。 継時的パターンの変化については、長期行動観察装置を用いてベースラインにおける採餌、摂水行動のパターンと活動性の分析が行われた。その結果、暗期に活動量が多く、そのパターンは、明暗を同調因子として1日周期で安定して現れる傾向にあった。電撃呈示による変化に関する観察については、同じ装置を用い、現在なお進行中である。