2024/04/23 更新

写真a

オオヤブ ヤスシ
大藪 泰
所属
文学学術院
職名
名誉教授
学位
博士(文学) ( 早稲田大学 )

学歴

  •  
    -
    1979年

    早稲田大学   文学研究科   発達心理学  

  •  
    -
    1974年

    早稲田大学   文学部   心理学  

所属学協会

  •  
     
     

    国際乳児研究学会

  •  
     
     

    児童発達研究学会

  •  
     
     

    世界乳幼児精神保健学会

  •  
     
     

    日本発達心理学会

  •  
     
     

    日本赤ちゃん学会

  •  
     
     

    日本小児保健学会

  •  
     
     

    日本心理学会

  •  
     
     

    日本乳幼児医学・心理学会

▼全件表示

研究キーワード

  • 発達心理学、乳児心理学

 

論文

  • 乳児の共同注意の研究パラダイム−人間の心の基本形を探る

    大藪 泰

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   59   5 - 20  2014年02月  [査読有り]

  • 反抗期と親子の遊び

    大藪 泰

    子育て支援のニューズレター(こどもの城)   ( 44 ) 3 - 4  2012年12月  [査読有り]

  • 巻頭言:模倣と学び−情動と静観−

    大藪 泰

    発達教育   31 ( 4 ) 3  2012年04月  [査読有り]

  • 父親の育児不安尺度の作成に向けて:対象者の属性や育児困難感発生関連要因の検討

    安藤朗子, 大藪 泰他

    日本子ども家庭総合研究所紀要   47   303 - 315  2011年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 共同注意から見た乳幼児の発達とその評価

    大藪 泰

    小児科臨床ピクシス ここまでわかった小児の発達   19   86 - 89  2010年07月  [査読有り]

  • 父親の育児不安に関する基礎的研究Ⅲ−母親版との比較検討−

    安藤朗子, 大藪 泰 他

    日本子ども家庭総合研究所紀要   46   231 - 246  2010年03月  [査読有り]

  • 共同注意研究の現状と課題

    大藪 泰

    乳幼児医学・心理学研究   18 ( 2 ) 1 - 16  2009年07月  [査読有り]

  • 口唇運動と身体マッピング能力

    大藪 泰

    ベビーサイエンス   8   16 - 17  2009年03月  [査読有り]

  • 父親の育児不安に関する基礎的研究Ⅱ−父親の育児困難感発生関連要因及び父親・母親の自由記述の比較検討−

    安藤朗子, 大藪 泰 他

    日本子ども家庭総合研究所紀要   45   285 - 294  2009年03月  [査読有り]

  • 人間は模倣行動で何を得ているのか?

    大藪 泰

    Biophilia   4 ( 3 ) 6 - 10  2008年09月  [査読有り]

  • 発生期の共同注意と自己感・他者感

    大藪 泰

    乳幼児医学・心理学研究   17 ( 1 ) 1 - 11  2008年07月  [査読有り]

    CiNii

  • 子どもの共同注意に対する母親の抱き効果

    大藪 泰, 大田裕香

    平成16〜18年度科学研究費補助金(基盤研究A)研究成果報告書(研究代表 根ヶ山光一 課題番号16203035)     53 - 60  2007年12月  [査読有り]

  • 父親・男性研究Ⅵ−父親・夫・男性の基本的役割と今後の父親育児不安研究に向けて−

    川井 尚, 大藪 泰 他

    日本子ども家庭総合研究所紀要   43   203 - 242  2007年03月  [査読有り]

  • 父親の役割に関する基礎的研究−母親の役割とも比較して−

    川井 尚, 大藪 泰 他

    日本子ども家庭総合研究所紀要   42   177  2006年03月  [査読有り]

  • 母子の共同注意と子どもの情動調整

    東谷千佐子, 大藪 泰

    小児保健研究   64 ( 6 ) 760 - 768  2005年11月  [査読有り]

    CiNii

  • 父親・男性研究Ⅳ−M・SCT(母親用文章完成法)による検討 F・SCT(父親用)との比較も含めて−

    川井 尚, 大藪 泰

    日本子ども家庭総合研究所紀要   41   175 - 201  2005年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの模倣行動の発達−形態から意図の模倣へ−

    大藪 泰

    バイオメカニズム学会誌   29 ( 1 ) 3 - 8  2005年02月  [査読有り]

  • どこまでわかっているの? ぷちっこの理解力

    大藪 泰

    みんなおおきくなぁれ! ぷち   99   14 - 15  2004年04月  [査読有り]

  • 父親・男性研究Ⅲ−F・SCT(父親用文章完成法)による検討

    日本子ども家庭総合研究所紀要   40   165 - 188  2004年03月  [査読有り]

  • 父親・男性研究Ⅱ

    川井 尚, 大藪 泰 他

    日本子ども家庭総合研究所   ( 39 ) 237  2003年03月  [査読有り]

  • 父親・男性研究Ⅰ−父親用文章完成法(F・SCT)の作成

    川井 尚, 大藪 泰 他

    日本子ども家庭総合研究所紀要   38   203 - 202  2002年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんはなぜ泣くの?

    大藪 泰

    周産期医学   31 ( 7 ) 910 - 911  2001年07月  [査読有り]

  • 島の鳴き声に対するジョイント・アテンション行動について-1・2歳児の事例研究-

    大藪 泰

    ヒューマン・サイエンス   13 ( 2 ) 14 - 22  2001年03月  [査読有り]

  • 乳幼児の視覚的ジョイント・アテンションの4発達段階

    大藪 泰

    乳幼児医学・心理学研究   9 ( 1 ) 27 - 40  2000年12月  [査読有り]

    CiNii

  • 新生児期からの母子関係

    大藪 泰

    第6回日本ソフロロジー法研究会講演会会誌     81 - 91  2000年11月  [査読有り]

  • お話の魅力

    大藪 泰

    1・2・3歳/赤ちゃんとママ社   81   14  2000年02月  [査読有り]

  • 乳幼児の心の問題への対応・ジョイント・アテンションの観点から-

    大藪 泰

    小児科臨床   50   187 - 193  1997年07月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの自己表現

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ/赤ちゃんとママ社   32 ( 4 ) 16 - 21  1997年03月  [査読有り]

  • 乳児をもつ母親の育児満足感の形成要因III-父親の仕事中心志向と家庭中心志向の効果

    大藪 泰, 前田忠彦

    小児保健研究   56 ( 1 ) 54 - 60  1997年01月  [査読有り]

    CiNii

  • 赤ちゃんからの発達心理学−母親と父親の心の発達

    大藪 泰

    発達教育   15 ( 3 ) 6 - 7  1996年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−自分の発見−

    大藪 泰

    発達教育   15 ( 2 ) 6 - 7  1996年02月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−言葉の獲得の基礎にあるもの−

    大藪 泰

    発達教育   15 ( 1 ) 6 - 7  1996年01月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−コミュニケーションの原点−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 12 ) 6 - 7  1995年12月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−見えないものを見つめる心−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 11 ) 6 - 7  1995年11月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−触ることは見ること−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 10 ) 6 - 7  1995年10月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−関係をもとめる心−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 9 ) 6 - 7  1995年09月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−目は心の窓−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 8 ) 6 - 7  1995年08月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−お母さんはダンスのパートナー−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 7 ) 6 - 7  1995年07月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−喜びを体験する心−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 6 ) 6 - 7  1995年06月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−自己制御と他者制御−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 5 ) 6 - 7  1995年05月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−見えないものの存在の理解−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 13 ) 32 - 33  1995年04月  [査読有り]

  • 赤ちゃんからの発達心理学−母と子の最初の出会い−

    大藪 泰

    発達教育   14 ( 4 ) 6 - 7  1995年04月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−言葉の獲得の基礎にあるもの−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 12 ) 8 - 9  1995年03月  [査読有り]

  • 乳児をもつ母親の育児満足感の形成要因II -父親による評定の検討-

    大藪 泰

    早稲田心理学年報   27   65 - 73  1995年03月  [査読有り]

  • 育児における父親の役割と保健指導に関する研究III

    川井 尚, 大藪 泰

    厚生省心身障害研究平成6年度研究報告書     67 - 136  1995年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−赤ちゃんの視線の探求−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 11 ) 8 - 9  1995年02月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−赤ちゃんはダンスが得意−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 10 ) 36 - 37  1994年11月  [査読有り]

  • 乳児をもつ母親の育児満足感の形成要因I -4か月児と10か月児の母親の比較-

    大藪 泰, 前田 忠彦

    小児保健研究   53 ( 6 ) 826 - 834  1994年11月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−赤ちゃんはあかんべえのまねが好き−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 9 ) 32 - 33  1994年10月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−微笑のルーツ−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 8 ) 36 - 37  1994年09月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心理学−産声は出会いのメッセージ−

    大藪 泰

    WACT/早稲田大学   ( 7 ) 32 - 33  1994年08月  [査読有り]

  • 育児における父親の役割と保健指導に関する研究II

    川井 尚, 大藪 泰

    厚生省心身障害研究 平成5年度研究報告書     116 - 152  1994年03月  [査読有り]

  • 「しつけ」にお仕置きは必要か

    大藪 泰

    1・2・3歳/赤ちゃんとママ社   28 ( 12 ) 12 - 15  1993年11月  [査読有り]

  • 育児における父親の役割と保健指導に関する研究I

    大藪 泰

    厚生省心身障害研究 平成4年度研究報告書   125/132  1993年03月  [査読有り]

  • 不思議の国の3歳児

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   27 ( 11 ) 49 - 54  1992年10月  [査読有り]

  • 父親行動と母親の養育態度に関する基礎的研究

    大藪 泰

    厚生省心身障害研究平成3年度研究報告書     338 - 344  1992年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんはどうして泣くの?どうして笑うの?

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   27 ( 4 ) 10 - 15  1992年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの好きな音

    大藪 泰

    幼児と保育/小学館   37 ( 17 ) 88 - 89  1992年02月  [査読有り]

  • 赤ちゃんが泣くとき

    大藪 泰

    育児カレンダー/日本放送出版協会   15 ( 1 ) 26 - 27  1991年04月  [査読有り]

  • ふたりで育てる

    大藪 泰

    育児カレンダー/日本放送出版協会   15 ( 1 ) 24 - 25  1991年04月  [査読有り]

  • はじめての出会い

    大藪 泰

    育児カレンダー/日本放送出版協会   15 ( 1 ) 20 - 21  1991年04月  [査読有り]

  • 母親による父親行動の評価と母親の養育態度に関する研究

    大藪 泰

    厚生省心身障害研究平成2年度研究報告書     160 - 164  1991年03月  [査読有り]

  • 新生児の模倣行動について

    大藪 泰

    早稲田心理学年報   23   33 - 41  1991年03月  [査読有り]

  • 信州大学画像情報ネットワークによる遠隔講義とその評価(2):受講生アンケートの分析

    守 一雄, 大藪 泰, 野村彰夫, 大下真二郎

    信州大学教育学部紀要   ( 72 ) 85 - 97  1991年03月  [査読有り]

  • けんかのすすめ

    大藪 泰

    育児カレンダー/日本放送出版協会   14 ( 11 ) 30 - 33  1991年02月  [査読有り]

  • 1歳6ヵ月健診の事後指導に関する一考察

    大藪 泰, 細渕富夫

    小児保健研究   50 ( 1 ) 25 - 31  1991年01月  [査読有り]

  • 乳児期の母性的態度と母親行動に影響する要因について

    大藪 泰

    長野大学紀要   11 ( 4 )  1990年12月  [査読有り]

  • 子どもと離れる

    大藪 泰

    スキップエイジ/赤ちゃんとママ社   6 ( 4 ) 31 - 34  1990年10月  [査読有り]

  • 子どもの心の育て方

    大藪 泰

    小児科診療   53 ( 10 ) 323 - 328  1990年10月  [査読有り]

  • 育児日記

    大藪 泰

    育児カレンダー/日本放送出版協会   14 ( 7 ) 34 - 37  1990年10月  [査読有り]

  • 楽しくつける育児日記の意外な効用

    大藪 泰

    育児カレンダー/日本放送出版協会   14 ( 7 ) 34 - 35  1990年10月  [査読有り]

  • 周生期の母子関係と愛着の発達

    大藪 泰

    The Japanese Journal of Neonatal Care   3 ( 6 ) 5 - 9  1990年06月  [査読有り]

  • 育児による父親の役割に関する研究

    川井 尚, 大藪 泰

    厚生省心身障害研究平成元年度研究報告書     107 - 116  1990年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの泣き声を読みとる

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   25 ( 3 ) 4  1990年02月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの寝ぐずり

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   25 ( 4 ) 4  1990年01月  [査読有り]

  • 添い寝の効用

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   25 ( 1 ) 4  1989年12月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の動きを見つめよう

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   24 ( 11 ) 10 - 15  1989年10月  [査読有り]

  • 言葉の遅れと恐がりが心配な2歳10か月の女児

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   36 ( 10 ) 12 - 15  1989年10月  [査読有り]

  • 乳児期初期の微笑行動についての一考察

    大藪 泰

    長野大学紀要   11 ( 3 )  1989年09月  [査読有り]

  • 息子への手紙

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   36 ( 5 ) 22 - 26  1989年05月  [査読有り]

  • 上田市における1歳6か月健康診査の概要

    大藪 泰

    長野大学紀要   10 ( 4 ) 55 - 64  1989年  [査読有り]

  • 新生児の覚醒行動状態について

    大藪 泰

    長野大学紀要   11 ( 2 ) 1 - 9  1989年  [査読有り]

  • 新生児の気質的個人差の発達について

    大藪 泰

    長野大学紀要   10 ( 2 ) 17 - 32  1988年  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達24 基本的信頼感とは

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 12 ) 18 - 19  1987年12月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達23 赤ちゃんの知能(その2)

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 11 ) 18 - 19  1987年11月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達22 赤ちゃんの知能(その1)

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 10 ) 18 - 19  1987年10月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達21 甘えと自立

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 9 ) 18 - 19  1987年09月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達20 上手なあやし方

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 8 ) 18 - 19  1987年08月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達19 活発な赤ちゃん・おとなしい赤ちゃん

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 7 ) 18 - 19  1987年07月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達18 おむつを考える

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 6 ) 18 - 19  1987年06月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達17 テレビの功罪

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 5 ) 18 - 19  1987年05月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達16 お話の始まり(その2)

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 4 ) 18 - 19  1987年04月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達15 お話しの始まり(その1)

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 3 ) 18 - 19  1987年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達14 見る世界と聞く世界

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 2 ) 18 - 19  1987年02月  [査読有り]

  • 新生児の学習能力に関する一考察(その1)

    大藪 泰

    長野大学紀要   8 ( 3 ) 31 - 39  1987年  [査読有り]

  • 新生児の学習能力に関する一考察(その2)

    大藪 泰

    長野大学紀要   9 ( 1 ) 29 - 40  1987年  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達13 赤ちゃんが聞いている世界

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   34 ( 1 ) 18 - 19  1987年01月  [査読有り]

  • 北は横綱・南はボクサー

    大藪 泰

    赤ちゃんとママ   22 ( 1 ) 4 - 11  1986年12月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達12 赤ちゃんが見ている世界

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 12 ) 18 - 19  1986年12月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の世界11 赤ちゃんの学習能力

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 11 ) 18 - 19  1986年11月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の世界10 赤ちゃんの手を見つめて(その2)

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 10 ) 18 - 19  1986年10月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達9 赤ちゃんの手を見つめて(その1)

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 9 ) 18 - 19  1986年09月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達8 人見知り

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 8 ) 18 - 19  1986年08月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達7 赤ちゃんの笑顔

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 7 ) 18 - 19  1986年07月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達6 お母さんが大好き

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 6 ) 18 - 19  1986年06月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達5 眠りと目覚め

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 5 ) 18 - 19  1986年05月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達4 赤ちゃんの鳴き声

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 4 ) 18 - 19  1986年04月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達3 赤ちゃんとの出会い

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 3 ) 18 - 19  1986年03月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達1 子育てのイメージ

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 1 ) 18 - 19  1986年02月  [査読有り]

  • 赤ちゃんの心の発達2 こんにちは、僕生まれたよ

    大藪 泰

    親と子/東京民生文化協会   33 ( 2 ) 18 - 19  1986年02月  [査読有り]

  • 乳児の行動状態に関する研究III−出産直後の行動状態の検討−

    大藪 泰, 田口 良雄

    日本新生児学会雑誌   21 ( 2 ) 321 - 327  1985年06月  [査読有り]

  • 乳児−仲間関係の縦断的研究Ⅲ−初期の他児・事物との関係の発達−

    川井尚, 恒次欽也, 大藪 泰

    小児の精神と神経   25 ( 2 ) 77 - 85  1985年  [査読有り]

  • 出産直後の母子接触と母と子の絆Ⅱ

    大藪 泰

    長野大学紀要   7 ( 1 ) 31 - 44  1985年  [査読有り]

  • 乳児−仲間関係の縦断的研究Ⅱ

    川井 尚, 恒次欽也, 大藪 泰

    小児の精神と神経   24 ( 2 ) 69 - 73  1984年  [査読有り]

  • 出産直後の母子接触と母と子の絆

    大藪 泰

    長野大学紀要   5 ( 3 ) 27 - 42  1984年  [査読有り]

  • プレアタッチメント期の母子相互作用

    大藪 泰

    周産期医学   13 ( 12 ) 401 - 406  1983年11月  [査読有り]

  • 小児の発達評価法

    大藪 泰

    小児科MOOK体力測定と精神測定/金原出版   29   130 - 139  1983年06月  [査読有り]

  • 乳児−仲間関係の縦断的研究Ⅰ−初期の発達的変化−

    川井 尚, 恒次欽也, 大藪 泰

    小児の精神と神経   23 ( 2 ) 69 - 73  1983年  [査読有り]

  • 乳児の行動状態に関する研究Ⅱ−満期産新生児を対象にして−

    大藪 泰

    小児保健研究   41 ( 5 ) 345 - 350  1982年09月  [査読有り]

  • 早期新生児の行動状態の発達

    大藪 泰

    長野大学紀要   3   35 - 41  1982年  [査読有り]

  • 乳児の行動状態に関する研究Ⅰ−早期産児を対象にして−

    大藪 泰

    小児保健研究   40 ( 2 ) 163 - 168  1981年03月  [査読有り]

  • 乳児の行動状態の発達

    大藪 泰

    長野大学紀要   2   77 - 90  1981年  [査読有り]

  • 胎児・乳児のmotor activityと母子関係

    大藪 泰

    早稲田大学心理学年報   10   1 - 18  1978年03月  [査読有り]

  • The Relation between Motor Activity and Behaviors of Infants

    Yasushi Oyabu

    Child Development   12   24 - 31  1976年03月  [査読有り]

  • 乳児の睡眠と保育

    大藪 泰

    乳児保育   45   2 - 8  1976年  [査読有り]

  • 乳児のMotor Activityに関する基礎的研究

    川井 尚, 金子 保, 大藪 泰

    安田生命社会事業団年報   10   9 - 19  1974年  [査読有り]

  • クレパス濃度分析テストのてんかん児(精神発達遅滞)への適用

    川井 尚, 酒井幸恭, 大藪 泰

    安田生命社会事業団年報   9   46 - 56  1973年  [査読有り]

▼全件表示

書籍等出版物

  • 人間関係の生涯発達心理学

    大藪 泰, 林もも子, 小塩真司, 福川康之

    丸善出版  2014年09月 ISBN: 9784621088593

  • 乳児の対人感覚の発達−心の理論を導くもの

    M. レゲァスティ著, 大藪, 泰

    新曜社  2014年05月 ISBN: 9784788513907

  • 赤ちゃんの心理学

    大藪 泰

    日本評論社  2013年06月 ISBN: 9784535563254

  • 発達科学ハンドブック4 発達の基盤:身体、認知、情動

    日本発達心理学会編, 大藪, 泰:マルチモダリティと他者

    新曜社  2012年09月 ISBN: 9784788513020

  • 発達心理学Ⅰ

    無藤 隆, 子安増生, 大藪, 泰, 新生児の言語感受

    東京大学出版会  2011年09月 ISBN: 9784130121002

  • テキスト現代心理学入門

    西本武彦, 大藪 泰 他編著

    川島書店  2009年05月 ISBN: 9784761008512

  • 共同注意の発達と臨床−人間化の原点の究明−

    大藪 泰, 他編著

    川島書店  2004年04月 ISBN: 476100794X

  • 共同注意−新生児から2歳6か月までの発達過程−

    大藪 泰

    川島書店  2004年02月 ISBN: 4761007885

  • 子どもの行動観察法-日常生活場面での実践-

    ペレグリーニ著, 大藪 泰, 越川房子訳

    川島書店  2000年10月 ISBN: 4761007265

  • 乳児のコミュニケーション発達 -ことばが獲得されるまで-

    ローレン・アダムソン著, 大藪, 泰, 田中みどり訳

    川島書店  1999年03月 ISBN: 4761006498

  • アタッチメントなど

    大藪 泰

    現代保育用語辞典/フレーベル館  1997年02月

  • 乳児心理学

    小嶋謙四郎, 大藪 泰 他

    川島書店  1997年02月 ISBN: 4761005556

  • 排泄行動の心理と臨床

    大藪 泰

    新版小児の発達栄養行動/医歯薬出版  1995年09月

  • 子どものアタッチメントを測る

    大藪 泰

    こころの測定法-心理学における測定の方法と課題-実務教育出版  1994年09月

  • 新生児心理学

    大藪 泰

    川島書店  1992年06月

  • 乳幼児保健指導の実際(第2版)

    大藪 泰

    医学書院  1990年10月

  • アタッチメント、縦断的研究法など

    大藪 泰

    評価・診断 心理学辞典/実務教育出版  1989年01月

  • 新生時期のクライング

    大藪 泰

    新しい子ども学 第1巻 育つ/海鳴社  1985年12月

  • 排泄行動の心理

    大藪 泰

    小児の発達栄養行動  1984年08月

  • 乳幼児保健指導の実際

    大藪 泰

    医学書院  1983年10月

  • 乳児の行動発達−初期の知覚行動の発達−

    大藪 泰

    川島書店  1978年03月

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • 1歳児による他者の経験知理解と共同注意

    日本心理学会第76回大会  

    発表年月: 2012年09月

  • 1歳児の共同注意場面における他者の経験知理解を検討する実験構造について

    日本乳幼児医学・心理学会  

    発表年月: 2011年11月

  • 対人関係の基盤としての身体接触に関する発達研究(2)−1歳児の共同注意に与える母親の抱き効果の検討−

    日本発達心理学会第70回大会(論文集p.1234)  

    発表年月: 2006年11月

  • 養育者と乳児の注意と情動調整

    15th International Conference on Infant Studies, Symposium (Program pp.294-295)  

    発表年月: 2006年06月

  • 聴覚的ジョイント・アテンションの発生

    15th International Conference on Infants Studies, Symposium (Program pp.293-294)  

    発表年月: 2006年06月

  • 乳幼児の視覚的共同注意の発達(2)−共同注意対象に対する注視時間の分析−

    日本発達心理学会第17回大会(論文集p.614)  

    発表年月: 2006年03月

  • 乳幼児の視覚的共同注意の発達(1)−3種類の共同注意の関わり状態の分析−

    日本発達心理学会第17回大会(論文集p.613)  

    発表年月: 2006年03月

  • 乳幼児の共同注意的関わりの諸側面

    日本心理学会第69回大会 シンポジウム  

    発表年月: 2005年09月

  • 母子間での「抱き」と共同注意行動

    日本発達心理学会第16回大会(論文集p.534)  

    発表年月: 2005年03月

  • 対象不在場面における子どもの共同注意の一検討

    第4回日本赤ちゃん学会学術集会(抄録集p.36)  

    発表年月: 2005年02月

  • 共同注意の種類と形態

    日本発達心理学会第15回大会 シンポジウム (論文集 S43)  

    発表年月: 2004年03月

  • 共同注意と模倣行動

    第3回日本赤ちゃん学会学術集会 シンポジウム  

    発表年月: 2003年06月

  • 抗アフォーダンス模倣行動の検討

    日本発達心理学会第14回大会 (論文集p.283)  

    発表年月: 2003年03月

  • 乳児の情動表出における母子の共同注意的関わりの役割

    8th Congress of World Association for Infant Mental Health, Amsterdam, The Netherlands  

    発表年月: 2002年07月

  • 不在対象へのジョイント・アテンション:過去と未来への言及

    日本赤ちゃん学会第2回学術集会  

    発表年月: 2002年04月

  • 意図共有的ジョイント・アテンションの発達

    日本発達心理学会第13回大会シンポジウム(論文集S76)  

    発表年月: 2002年03月

  • 母子による視覚的ジョイント・アテンションが乳幼児の社会感情的行動に果たす役割

    日本発達心理学会第13回大会  

    発表年月: 2002年03月

  • 1・2歳児の聴覚的ジョイント・アテンション行動

    日本心理学会第65回大会(論文集p.604)  

    発表年月: 2001年11月

  • 9か月児を対象にした視覚的/聴覚的ジョイント・アテンション行動について

    日本赤ちゃん学会第1回総会(抄録集p.29)  

    発表年月: 2001年06月

  • 1・2歳児に適用した3種類の視覚的ジョイント・アテンション場面

    日本発達心理学会第12回大会(論文集p.251)  

    発表年月: 2001年03月

  • 1・2歳児の聴覚的ジョイント・アテンション測定の試み

    日本発達心理学会第11回大会(論文集p.163)  

    発表年月: 2000年03月

  • 4か月児と10か月児の養育と育児満足感

    6th Congress of World Association for Infant Mental Health, Tampere, Finland  

    発表年月: 1997年07月

  • 乳児をもつ母親の養育意識に影響する要因の分析(Ⅳ)

    日本発達心理学会第7回大会  

    発表年月: 1996年03月

  • 乳児−乳児関係の発達(7)−初期関係の発達的変化について(その4)−

    日本心理学会第47回大会  

    発表年月: 1983年09月

  • 乳児−乳児関係の発達(6)−特定遊具とのかかわりの発達的変化を中心に−

    日本心理学会第47回大会  

    発表年月: 1983年09月

  • 早期新生児の行動状態に関する研究−誕生直後の行動状態について(Ⅱ)−

    日本心理学会第47回大会  

    発表年月: 1983年09月

  • 早期新生児の行動状態に関する研究(第1報)−誕生直後の行動状態について−

    日本心理学会第46回大会  

    発表年月: 1982年07月

  • 乳児−乳児関係の発達(5)−初期関係の発達的変化について(その3)−

    日本心理学会第46回大会  

    発表年月: 1982年07月

  • 乳児−乳児関係の発達(4)−事物(遊具)とのかかわりを中心にして(2)−

    日本心理学会第46回大会  

    発表年月: 1982年07月

  • 乳児−乳児関係の発達(3)−初期関係の発達的変化について(その2)−

    日本心理学会第45回大会  

    発表年月: 1981年09月

  • 乳児−乳児関係の発達(2)−初期関係の発達的変化について−

    日本心理学会第44回大会  

    発表年月: 1980年08月

  • 乳児−乳児関係の発達(1)−事物(遊具)とのかかわりを中心に−

    日本心理学会第44回大会  

    発表年月: 1980年08月

  • 乳児の行動状態に関する研究−早期産児を対象にして−

    日本心理学会第44回大会  

    発表年月: 1980年08月

  • 乳児のMotor activityに関する基礎的研究(5)−初期activityと精神発達について−

    日本心理学会第42回大会  

    発表年月: 1978年10月

  • 乳児のMotor activityに関する基礎的研究(4)−ホワイト法との関連を中心に−

    日本心理学会第42回大会  

    発表年月: 1978年10月

  • 乳児のMotor activity に関する基礎的研究(3)−Motor activityの左右差について−

    日本心理学会第42回大会  

    発表年月: 1978年10月

  • 学生の講義受講行動の基礎的研究:「直接講義」と「間接講義」との比較

    電子情報通信学会信越支部大会  

  • 信州大学画像情報ネットワークによる遠隔講義とその評価(2)

    電子情報通信学会  

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 子どもの共同注意と他者の経験理解に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年10月
    -
    2013年03月
     

    大薮 泰

     概要を見る

    14 か月児と18 か月児が2 名の女性の大人と2 つの新奇な玩具で遊んだ。3 つ目の玩具では、一人の大人が退室したので、子どもは残りの大人と遊んだ。その後、退室していた大人が部屋に戻り、トレーに並べられた3 つの玩具を見て、驚いた表情で「それ、ちょうだい」と言った。その大人が欲しい玩具を渡すためには、子どもは(1)他者は注意を玩具に向けており、見なかった玩具を見ると驚くこと、(2)自分は知っているが他者には目新しい玩具を理解すること、ができなければならない。18 か月児では可能であったが、14 か月児では不可能であった

  • 子どもの共同注意と他者の経験理解に関する研究

    研究期間:

    2010年
    -
    2013年
     

  • 現代日本のリスク社会化環境における共生社会論のあり方と実践方法に関する実証的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    和田 修一, 岡本 智周, 熊本 博之, 麦倉 泰子, 丹治 恭子, 大日方 純夫, 大藪 大藪, 竹本 友子, 大平 章, 笹野 悦子

     概要を見る

    後期近代社会としての日本社会は「リスク社会化」という社会構造の変動過程の文脈の中にあるが、こうした「リスク社会化」が生み出す社会環境のあり様にの下で「共生社会」という理念的枠組みを明らかにすることによって、「リスク社会」における「共生」問題の論理的構造を分析し、そのリスク回避へ向けての社会施策を考究するための理論の構築を目指した。この目的のために、初年度では従来の共生社会論の抱える問題点を摘出し、その理論的問題点を実証的に論じるための意識調査を二年度目に実行し、三年度目にそのデータ解析に基づく理論研究を行い、リスク社会における「共生」問題の理論的解明を行った。

  • 現代日本のリスク社会化環境における共生社会論のあり方と実践方法に関する実証的研究

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

  • 乳幼児の共同注意の発現過程

    研究期間:

    2006年
     
     
     

  • 対人関係の基盤としての「身体接触」に関する生涯発達行動学的検討

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2004年
    -
    2006年
     

    根ケ山 光一, 河原 紀子, 大藪 泰, 山口 創, 岡本 依子, 菅野 純, 川野 健治

     概要を見る

    本研究は、人間の対人関係において基本的に重要な役割を果たしている身体接触に関して、その正負両面にまたがる意味を、ライフサイクルのさまざまな時期にわたって注目し、生涯発達的に検討したものである。まず、胎児期においては接触が胎動という形で採り上げられ、母親が胎内の子どもの身体と接触的にコミュニケーションする様が、「オノマトペ」を通じて明らかにされた。乳幼児の研究としては、抱き(および抱きにくさ)・身体接触遊び・ベビーマッサージといった異なるアプローチを通じて、身体接触が母子間での重要なコミュニケーションチャンネルであることが示され、またそこに子どもも主体的にかかわっていることが明らかにされた。また、母子関係を離れても、子ども同士や保育士との身体接触には、子どもの対人関係構築上の大きな機能が示唆された。さらに、寝かしつけという睡眠・分離導入場面においては身体接触の様態に大きな文化差がみられ、接触・分離が文化規定性の強い側面であることも示された。青年期になると、親子の反発性、友人関係における性や攻撃性に伴う反発性など、身体接触の負の側面が強く前面に出てくることがある。親子関係でいえば、インセストなど身体的反発性が接触への嫌悪として強くみられることが明らかにされた。また、老化とともに、身体が相手に触れることの意味がさらに変化する。介護と身体接触につながるようなテーマが介護ロボットを用いて明らかにされた。以上のような研究の成果をもちよって報告会を行い、関係構築の確固たる土台としての身体と、それを触れあわせることの発達に伴う意味の推移とが議論された。そして、それをふまえて最後に報告書を作成した

  • 対人関係の基盤としての「身体接触」に関する生涯発達行動学的研究

    研究期間:

    2004年
    -
    2006年
     

  • 父親・男性研究

    研究期間:

    2001年
    -
    2006年
     

  • 認知実験用絵画刺激の標準化

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2003年
    -
    2004年
     

    西本 武彦, 高橋 優, 宮脇 郁, 宇根 優子, 大藪 泰

     概要を見る

    本研究は,記憶・認知実験用線画刺激の漂準化を目的としている.具体的には,(1)国際的に使われているSnodgrass & Vanderwart(1980)の260枚の線画をベースにした日本版具象線画の拡充,(2)無意味線画(droodle)の拡充,(3)線画属性の側定,(4)公開用データべースの作成,の4点に関して以下の成果を得た.(1)日本版具象線画の拡充と属性の測定:総数359枚の具象線画について,(a)命名潜時,(b)命名一致度,(c)熟知度,(d)獲得年齢,(e)複雑性,(f)音韻的特性(モーラ),(g)イメージ多様性,を測定し,データべースとして公開した.この結果,Snodgrass & Vanderwart線画を用いた各国(アメリカ,フランス,イタリア,スペイン)の標準化データとの相互比較が可能となった.(2)無意味線画(droodle)の拡充:276対のdroodleから認知・記憶実験に適した対を選定し,実用的な実験刺激セットを作成した.また,droodleを認知機能のテストバッテリーとして使うために,droodleが有するイメージ喚起性を分析した.(3)データべースの公開:日本版具象線画について,以下のOn-line journalで公開した.Nishimoto, T. et al. 2005 Japanese normative set of 359 pictures. Psychonomic Societ Publications Journals On-Line: Psychonomic Society Archive of Norms, Stimuli, and Data(URL: http://psychonomic.org/archive/index.cgi)

  • 認知実験用絵画刺激の標準化

    研究期間:

    2003年
    -
    2004年
     

  • 乳幼児のジョイント・アテンションの発達に関する研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2002年
    -
    2004年
     

    大藪 泰, 越川 房子

     概要を見る

    生後9か月から30か月児とその母親を対象に、子どものジョイント・アテンション(以下、JAと表記する)行動の観察実験を行った。参加者数は、実数で138組、延べ観察回数で380回であった。今回の分析は各組の初回観察時のものを対象にした。観察場面は、叙述場面として「鯨の縫いぐるみ」「鳥の鳴き声」、要請場面「あれが欲しいよ」「助けをもとめる」、交流場面「音楽ごっこ」「順番ごっこ」、会話場面「思い出」「これから」、さらに本研究の途中から「額押し模倣」場面を追加し計9場面であった。各場面は5分ほど要し、全場面がビデオテープに録画された。各場面に適切な行動コードを作成し、観察者間信頼性を確認のうえ、ビデオテープから行動分析を行った。
    次に主たる研究知見を記述する。1.視覚刺激(「鯨」の縫いぐるみ)へ母親の注意を誘導するJA行動は、生後15か月から活発化し、21か月以降にはシンボルも加わった。2.聴覚刺激(鳥の鳴き声)への誘導的JA行動の出現は、視覚刺激より6か月程度遅くなった。3.「鯨」に無視した母親がそれに気づき、子どもと共有しようとしても、9か月児の「鯨」を見る時間は短くなったが、12か月以上の子どもは「鯨」を見る時間が長くなった。4.会話場面では「不在対象」に対する表象水準の行動が分析され、「過去」場面のほうが「未来」場面より表象的JAの出現が早かった。5.額押し行動に対する模倣行動(抗アフォーダンス模倣)は、生後15か月の口押し模倣から、21か月以降の額押し模倣へと発達した。6.子どもが抱かれた状態で母親とJAすることが上達するのは、生後12か月以降であった。7.「鯨」場面でのポジティブな情動は、母親が「鯨」を無視する場面で生じやすいが、ネガティブな情動は「母親」が「鯨」に気づいた場面で生じやすかった。

  • 乳幼児のジョイント・アテンションの発達に関する研究

    研究期間:

    2002年
    -
    2004年
     

  • 乳幼児の聴覚的ジョイント・アテンションに関する研究

    研究期間:

    2000年
    -
    2001年
     

     概要を見る

    平成12年度と13年度において、早稲田大学文学部発達心理学研究室で1〜2歳児とその母親を対象に、子どものジョイント・アテンションの実験観察を縦/横断的に検討してきた。現在の(平成14年2月8日)の時点では、横断的データとして、9か月児群:12名、12か月児群:13名、15か月児群:17名、18か月児群:11名、21か月児群:10名、24か月児群:8名、27か月児群:14名、30か月児群:8名を得ている。さらに縦断研究群として30組の母子を追跡している。横断研究、縦断研究ともに現在も引き続きデータを獲得し続けている段階だが、中間報告としてすでにいくつかの研究成果を公表してきた。それらは視覚刺激(鯨の縫いぐるみ)と聴覚刺激(鳥の鳴き声)を使った2つの場面で見せる子どものジョイント・アテンション行動について、(1)母親がそれらの刺激に気づかない振りをする場面、(2)母親が刺激に気づいて共有しようとする場面、(3)刺激が消失した場面でその刺激を母親と一緒に探す場面、の3場面で検討され

  • 乳幼児の聴覚的ジョイント・アテンションに関する研究

    研究期間:

    2000年
    -
    2001年
     

     概要を見る

    平成12年度と13年度において、早稲田大学文学部発達心理学研究室で1〜2歳児とその母親を対象に、子どものジョイント・アテンションの実験観察を縦/横断的に検討してきた。現在の(平成14年2月8日)の時点では、横断的データとして、9か月児群:12名、12か月児群:13名、15か月児群:17名、18か月児群:11名、21か月児群:10名、24か月児群:8名、27か月児群:14名、30か月児群:8名を得ている。さらに縦断研究群として30組の母子を追跡している。横断研究、縦断研究ともに現在も引き続きデータを獲得し続けている段階だが、中間報告としてすでにいくつかの研究成果を公表してきた。それらは視覚刺激(鯨の縫いぐるみ)と聴覚刺激(鳥の鳴き声)を使った2つの場面で見せる子どものジョイント・アテンション行動について、(1)母親がそれらの刺激に気づかない振りをする場面、(2)母親が刺激に気づいて共有しようとする場面、(3)刺激が消失した場面でその刺激を母親と一緒に探す場面、の3場面で検討された成果である。最初の場面では、子どもが母親の注意を刺激に方向づけようとする「誘導的ジョイント・アテンション行動」の発達が、第2の場面では、子どもが母親と一緒に刺激に注意を向ける「ジョイント的関わり」の発達が、第3の場面では、消失した刺激を思い浮かべて母親と一緒に探そうとする「表象的ジョイント・アテンション行動」の発達が検討された。第1場面で検討された聴覚刺激にも母親に対しても十分に注意を配分する「意図共有的/誘導的ジョイント・アテンション行動」の出現は15か月以降、第2場面で検討された「意図共有的ジョイント的関わり」は18か月以降、第3場面で検討された「意図共有的/表象的ジョイント・アテンション行動」も18か月以降に出現しやすくなることが見出されている

  • 少子化時代に対応した母子保健事業に関する研究

    研究期間:

    1992年
    -
    1993年
     

  • 高齢化社会を迎えるに当たっての母子保健事業策定に関する研究

    研究期間:

    1989年
    -
    1991年
     

  • 母子相互作用の臨床的・心理・行動科学的ならびに社会小児化学的意義に関する研究

    研究期間:

    1981年
    -
    1983年
     

▼全件表示

 

社会貢献活動

  • NHK名古屋

    NHK名古屋 

    2104年11月
    -
     

     概要を見る

    パパママフェスティバル すくすく子育てトークショー

  • NHK Eテレ すくすく子育て

    NHK Eテレ すくすく子育て 

    2014年10月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんの行動を楽しむツボ

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー

    NHK教育テレビ 育児カレンダー 

    1991年04月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんが泣くとき:赤ちゃんの泣き声の意味とその対応について

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー

    NHK教育テレビ 育児カレンダー 

    1991年04月
    -
     

     概要を見る

    ふたりで育てる:夫婦でする子育ての意義について

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー

    NHK教育テレビ 育児カレンダー 

    1991年04月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんが泣くとき:赤ちゃんの泣き声の意味とその対応について

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー(再放送)

    NHK教育テレビ 育児カレンダー(再放送) 

    1991年02月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんとつきあう:けんかのすすめ

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー

    NHK教育テレビ 育児カレンダー 

    1991年02月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんとつきあう:けんかのすすめ

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー(再放送)

    NHK教育テレビ 育児カレンダー(再放送) 

    1991年02月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんとつきあう:けんかのすすめ

  • NHK教育テレビ 育児カレンダー

    NHK教育テレビ 育児カレンダー 

    1990年10月
    -
     

     概要を見る

    赤ちゃんとつきあう:育児日記

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1989年09月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんと遊ぶ

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1989年09月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんと遊ぶ

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1989年09月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんと遊ぶ

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1989年09月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんと遊ぶ

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1989年03月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:個性をはぐくむ

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1988年05月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんが泣くとき

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1988年05月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんが泣くとき

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1988年02月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:ひとりだちしたい

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1988年02月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:ひとりだちしたい

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1988年02月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:ひとりだちしたい

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1987年05月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:あやし方診断

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1986年11月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんが甘えるとき

  • NHK教育テレビ おかあさんの勉強室

    NHK教育テレビ おかあさんの勉強室 

    1986年04月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんが泣くとき

  • NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送)

    NHK総合テレビ お母さんの勉強室(再放送) 

    1986年04月
    -
     

     概要を見る

    すくすく赤ちゃん:赤ちゃんが泣くとき

▼全件表示

特定課題制度(学内資金)

  • 1歳児の合理的模倣能力に関する研究

    2014年  

     概要を見る

     人の乳児は、他者の動作を見たとき、その動作を模倣する合理的理由があるときに模倣することが知られている。この「合理的模倣」は、欧米の研究では生後12か月から14か月で可能とされる。本研究では、14か月児と18か月児を対象に、額押し行動の合理的模倣能力を検討した。例示者が、手が子どもに見える条件もしくは手が子どもに見えない条件で、額でパネルを押して点灯させた。14か月児群では、両条件で額押し模倣の出現率に差はなかった。18か月児群では、手が見える条件で額押し行動が有意に多く出現し、合理的模倣が確認された。日本の乳児にも合理的模倣が出現すること、しかしその出現時期は約半年遅れる可能性があることを示唆する知見が得られた。

  • 子どもの共同注意と他者の経験理解に関する研究

    2010年  

     概要を見る

     本研究は、1歳児を対象に「実験者不在パラダイム」を適用し、共同注意場面での他者の情動表出が子どもによる他者の経験知の理解に果たす役割を検討しようとするものである。研究初年度の本年度(平成22年度)では、研究開始準備を整え、早稲田大学の「人を対象とする研究に関する倫理審査委員会」から実施承認を得て、パイロット実験を経て本実験に着手するという計画を交付申請書に記載した。この計画を以下のように実施した。 1.研究開始準備 実験で使用する器材を購入し、実験時に使用する3種類の玩具を作製した。実験場面での2名の実験者の行動を決定し、自然でかつ定型的な振舞いができるように訓練した。研究参加を呼びかけるポスターとチラシを作成し、幼稚園や保育園、保健センターなど母親が集まりやすい箇所に対して公募依頼を行った。また現在、近隣の区役所の保育課に対して、公立保育園への公募情報提供が可能になるよう依頼中である。幼児が実験に参加するため、万が一の事故対策用に、実験に参加する子どもに対して普通傷害保険契約を東京海上日動火災保険会社との間で結んだ。 2.倫理審査委員会への研究実施申請 2010年12月10日に、本研究に関する倫理審査申請書を「人を対象とする研究に関する倫理審査委員会」に提出し、2011年2月8日付で実施承認を得た。 3.実験実施 上記の実施承認を経て、早稲田大学文学学術院36号館赤松記念室4においてパイロット実験を実施し、現在本実験に着手している。3月11日の大地震と原発事故の影響で一時実験への参加協力が途切れたが、再び参加者が現れており、この災害が終息に向かえば実験の継続は可能だと考えられる。

  • 乳幼児の共同注意の発達過程の研究

    2007年  

     概要を見る

    視覚対象(鯨の縫いぐるみ)と聴覚対象(鳥の鳴き声)に対する子どもの関わり時間が、母親の共同注意の有無によって影響されるかどうかを検討した。研究対象は、生後9-12か月が24組、15-18か月が24組、21-24か月が22組、27-30か月が22組の4群からなる計92組の母子のペアであり、プレイルームでの母子の共同注意場面がビデオ記録された。各母子のペアは、視覚対象である鯨の縫いぐるみ場面と聴覚対象である鳥の鳴き声場面のどちらにも参加した。両場面の間には異なるテーマの遊び場面が挿入され、鯨場面と鳥場面の前後は対象母子ごとにランダムに配置された。視覚対象の場面は、自由遊び場面(2分間)、鯨の縫いぐるみが出現するが母親が気づかない振りをする場面(30秒間)、母親が鯨に気づき子どもと共同注意する場面(1分間)、鯨が見えなくなり母親が鯨を子どもと一緒に探す場面(2分間)の順に構成されている。同様に、聴覚場面も、自由遊び場面(2分間)、鳥の鳴き声が聞こえるが母親は聞こえないそぶりをする場面(30秒間)、母親が鳴き声に気づき子どもと共同注意する場面(1分間)、鳴き声が聞こえなくなり母親が鳥を子どもと一緒に探そうとする場面(2分間)の順に行われた。主要な結果を以下に示す。1.鯨の縫いぐるみという視覚刺激に対する関わり行動は、母親の共同注意というサポートの有無に関わらず、月齢の増加にともない顕著に長くなった。2.鳥の鳴き声という聴覚刺激に対しては、母親の共同注意の有無によって、子どもの聴覚刺激に対する関わり行動の長さが異なった。すなわち、母親が気づかない振りをすると、子どもの関わり行動は短く、且つ、月齢の増加しても視覚刺激ほど長くならなかった。3.母親の共同注意というサポートが入ると、聴覚刺激に対する関わりも月齢の増加にともない長くなり、月齢27-30か月群では関わり時間にほとんど差がなくなった。

  • 乳幼児の共同注意の発現過程

    2006年  

     概要を見る

     子どもの共同注意行動に対する母親の抱き効果を検討した。早稲田大学文学学術院の発達研究室において、母子のやり取りを統制しない条件(研究1)と母親が子どもの注意を誘導する条件(研究2)を設定した。研究1では、母子の複数の課題遊び場面で自然に発生した「抱き場面」と「非抱き場面」を無作為に抽出し、子どもが見せる共同注意行動を3種類に分類して分析した。κ係数は抱き場面が0.71、非抱き場面が0.75であった。対象母子は、9か月児群、12か月児群、15か月児群ともに13組、計39組であった。その結果、抱き場面では非抱き場面と比べて、共同注意をしない時間が長く、母親の顔を見て意図を共有しようとする共同注意が少なかった。月齢を比較すると、抱き場面では、9か月から12か月にかけて共同注意時間が2倍近く増加した。9か月児は、抱かれると共同注意をしにくい時期であることが示唆された。研究2では、母子の遊び場面で、抱いて子どもの注意を誘導する条件と抱かずに注意を誘導する条件を設けて、共同注意に対する抱き効果を検討した。対象母子は、9か月児群7組、12か月児群9組、15か月児群5組の計21組であった。その結果、非抱き場面では、研究1の場合と比較すると、注意誘導条件では共同注意時間がほぼ半減した。すなわち、身体接触をせずに子どもの注意を誘導しようとすると、共同注意の時間が短くなる可能性が示唆された。しかし、抱き場面では、研究1の場合と比較して共同注意の時間に変化がなかった。それゆえ、抱かれた場合は共同注意時間が少なくなることがなく、抱きには乳児の共同注意行動を支える働きがあることが推測される。また、抱き場面では、生後9か月から12か月にかけて共同注意時間が長くなる傾向が見られた。研究1でも同様の傾向が見られている。従って、9か月児と比較して12か月児の場合には、抱かれた姿勢で母親の注意方向を検出するスキルが向上し、母親の視線方向と同じ方向に視線を向けて対象物を共有しやすくなる可能性が示唆された。

  • 乳児をもつ母親の養育意識に影響する要因に関する研究

    1996年  

     概要を見る

     【研究目的】乳児が4ヶ月の時点で育児満足感を調査した母親に、10ヶ月の時点でも再調査し、両時点での母親の育児満足感得点の変動に影響する要因を事例を用いて検討する。 【研究方法】 ・研究対象者 乳児の月齢が4ヶ月と10ヶ月の両時点でアンケート調査に回答した142名の母親から以下の手順で選ばれた19名であった。 まず10ヶ月の時点でのアンケートで「面接調査」が可能と回答した者は50名であった。次にこの50名の中から、育児満足得点上昇群、下降群、高得点安定群、低得点安定群を一定の基準で分類し30名を選択した。この30名に対し、面接調査を郵便で依頼した。その結果、最終的に面接が可能になった者は19名であった。 ・面接調査 面接日時を連絡調整し、対象者の家庭で面接を行った。面接は、その場での筆記とテープ録音で記録された。テープの録音は対象者の了解が得られている。面接時間は平均50分程度であった。 【研究結果】各群の典型事例の特徴を示す。 <得点上昇群の事例>4ヶ月児段階での育児満足得点は平均値、10ヶ月段階で高得点へ上昇。社会での仕事疎外感が両月齢ともに低い。夜泣きがなくなり、夜ぐっすり眠れるようになっている。夫婦関係がきわめてよい。 <得点下降群の事例>4ヶ月児段階での育児満足感は高いが、10ヶ月段階では平均値以下に低下。社会での仕事疎外感が両月齢できわめて高く、かつ10ヶ月で一層上昇。夫婦の精神的な絆は高いが、夫の育児家事への協力度が10ヶ月で低下。 <高得点安定群の事例>両月齢ともに育児満足得点は最高点を維持している。仕事疎外感が低い。自分の性格を落ち着きがきわめてあり、自己評価も非常に高いとみなしている。夫の協力度も夫婦関係も平均得点を示したが、面接ではやさしい夫と述べている。 <低得点安定群の事例>両月齢ともに育児満足感は非常に低い。両月齢ともに仕事疎外感がきわめて高く、社会で仕事をすることへの希望が強い。10ヶ月では自己評価も低下している。また、夫との精神的な信頼感も全体的に低いが、10ヶ月では極端に低下している。

  • 乳児をもつ母親の養育意識に影響する要因に関する研究

    1995年  

     概要を見る

    〈研究目的〉 1995年度の研究では,夫婦関係にある父親と母親のデータを用いて,父親の仕事中心志向と家庭中心志向の強さと,母親の育児満足感を中心とした意識内容との関連性を検討することが目的にされた。〈研究方法〉 長野県上田市に在住し,4ヵ月児あるいは10ヵ月児をもつ母親とその夫に質問紙調査を行った。質問紙の領域と項目は,前年度に報告されたものと同じである。夫婦の平均年齢は,4ヵ月児の母親と父親が28.8歳と32.0歳,10ヵ月児では29.6歳と32.6歳であった。有効回答した夫婦は,4ヵ月児群が120組,10ヵ月児群が101組であった。〈結果と考察〉 父親の仕事中心志向の強さは,母親からも父親からも,母親の育児満足感,落ち着きや自己評価という母親のパーソナリティ特性,乳児の気質,そして夫婦関係の良好さと関連しないと評価されていた。従って,父親の仕事に対する態度は,こうした領域とは独立した次元を構成すると推測された。 仕事中心志向の父親は,母親の仕事阻害感を母親以上に強く評価する傾向が認められた。また,仕事中心志向の強い父親をもつ母親は,父親が感じる以上に父親の家事や育児への協力が低いと評価していた。 家庭中心志向の強い父親は,母親の育児満足度が高く,家事や育児への強力に熱心で,良好な夫婦関係を維持しているとみなしており,母親もまた同様な評価をくだしていた。また,家庭中心志向の父親をもつ4ヵ月児の母親と10ヵ月児の母親を比較すると,後者のほうが育児満足度が高く,夫婦関係もより良好になるとみなしていた。 最後に,家庭中心志向の父親をもつ母親では,育児援助の社会的ネットワークを多く持つ傾向が認められ,家庭中心志向の強い父親の家庭では,開放的で地域社会との結びつきが強くなり,育児援助に活用できる社会的資源が豊かになることが示唆された。

▼全件表示