2024/04/25 更新

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シミズ ケンタ
清水 健太
所属
社会科学総合学術院 社会科学部
職名
講師(任期付)
学位
博士(社会科学) ( 2023年02月 早稲田大学 )

所属学協会

  •  
     
     

    日本建築学会

  •  
     
     

    日本生活学会

 

論文

  • 現代社会において有志として地域づくりに取り組む合理性—新潟県十日町市鉢集落の有志参加型住民組織に着目して—

    清水健太

    生活學論叢   ( 38 ) 16 - 30  2020年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 生活環境に潜在する「関わり合いの契機となる空間」—口述史集『すみだ区民が語る昭和生活史』を用いた生活空間の再考—

    清水健太

    生活學論叢   ( 33 ) 30 - 44  2018年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

講演・口頭発表等

  • 記録/記憶としてのヴァナキュラーな映像の活用に関する実践的研究―新潟県十日町市鉢集落を事例としてー

    清水健太

    第47回日本生活学会総会・シンポジウム・研究発表大会(大会中止のため梗概集への梗概掲載による発表)  

    発表年月: 2020年06月

  • 小学校と地域社会による持続的な協働的実践—信頼を基礎とするインフォーマルなコミュニティ・マネジメントの事例として—

    清水健太

    アジアの社会イノベーションとコミュニティ開発:グローバルな歴史とガバナンスの文脈から  

    発表年月: 2019年12月

  • 「その場所」で暮らすことの現代的諸相―少年時代の経験が持つ意味を理解する―

    清水健太

    日本生活学会第46回研究発表大会  

    発表年月: 2019年06月

  • 「その場所」で暮らすことの現代的諸相―新潟県十日町市鉢集落におけるエスノグラフィー―

    清水健太

    日本生活学会第45回研究発表大会  

    発表年月: 2018年05月

Misc

  • 「生きられる空間」についての一考察-アレグザンダー「都市はツリーではない」を議論の手がかりとして-

    清水健太

    日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2019  2019年

    J-GLOBAL

  • 大正期の東京市隣接地域における市街地の形成過程に関する研究 -関東大震災以前の向島地区(東京都墨田区)を事例として-

    清水健太

    日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2018  2018年

    J-GLOBAL

  • 場所に対する人の主体的な関わりについての研究 その1-屋外に私的に設置された腰掛けを手がかりとして-

    清水健太

    日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2016  2016年

    J-GLOBAL

 
 

他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

特定課題制度(学内資金)

  • 有志による地域づくりに関する民族誌的研究:映像を活用した相互享受的実践の探究

    2021年  

     概要を見る

    新潟県十日町市鉢集落をフィールドに、映像(動画)による集落行事の記録(撮影、分析、編集、上映)を行うことで、鉢集落の人々が有志として地域づくりに取り組む合理性に対する理解の深化と、学術的成果のフィールドへの還元とを相乗的に実現することを目的とした。一つ目の研究課題については、撮影した映像の分析によって、地域づくりにおける共同作業を笑いながら行うことの実践的意義を明らかにした。二つ目の研究課題に関して、撮影した動画を記録映像へと編集し、それを集落内で開催された展覧会で展示上映した。集落内外の来場者から、今後さらなる成果還元の機会と方法を探究する手がかりとなるような反響を得ることができた。

  • 豪雪中山間地域集落における生活史の探究と継承の実践的研究

    2021年  

     概要を見る

    日本有数の豪雪地帯・新潟県十日町市の中山間地域に位置する鉢集落では、1963年から2007年にかけて地域の女性たちを中心として生活記録文集『らくがき』が制作されていた。鉢集落やその近隣に在住の在野の研究者らとの共同作業で『らくがき』全44号を精読した。それにより、『らくがき』を資料として用いることで、豪雪山間集落における暮らしの変容を生活者の視点から理解する可能性が明らかになった。また精読した成果に基づき、2021年11月に鉢集落で開催された展覧会に際して、『らくがき』について紹介するパネル展示を共同で製作した。集落内外からの来場者に『らくがき』の魅力を知れる・再確認できる機会を提供できた。

  • 地域を地域社会として生きる人々の「今」を理解する —映像を活用した民族誌的研究—

    2020年  

     概要を見る

    新潟県十日町市のある中山間地域集落において、地域住民による「祭り」を通じた地域づくり活動の様子をビデオカメラを用いて動画で記録した。その映像をこれまでに実施したフィールドワークの成果と照らし合わせながら分析することで、地域住民が地域づくりにおいて繰り広げる即興的な活動の合理性への理解を深めた。具体的には、地域づくり活動が即興的な方法で行われることは、活動それ自体が労苦を伴いつつも「楽しさ」を有するものになること、個々人の主体性や自律性を尊重ながらも集団として一定水準の質の活動を実現すること、活動の質を追求しつつもその過度な追求は抑制されること、などと関連していることが明らかになった。