三田 奈穂 (ミタ ナホ)

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所属

社会科学総合学術院 社会科学部

職名

講師(任期付)

学歴 【 表示 / 非表示

  • 2007年04月
    -
    2010年03月

    慶應義塾大学   大学院法学研究科   公法学専攻後期博士課程  

  • 2005年04月
    -
    2007年03月

    慶應義塾大学   大学院法学研究科   公法学専攻前期博士課程  

学位 【 表示 / 非表示

  • 慶應義塾大学   修士(法学)

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2020年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   社会科学総合学術院   講師(任期付)

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本古文書学会

  •  
     
     

    法制史学会

  •  
     
     

    日本刑法学会

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 基礎法学   日本法制史

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 村田保

  • 法の継受

  • 旧刑法

論文 【 表示 / 非表示

  • 明治期における仮出獄と特別監視

    三田 奈穂

    成蹊法学   ( 84 ) 111 - 146  2016年06月

  • 明治期における単純執行猶予の導入をめぐって(特集 刑の執行猶予の多角的検討)

    三田 奈穂

    論究ジュリスト   ( 14 ) 88 - 100  2015年08月

  • 明治38年「刑ノ執行猶予ニ関スル法律」(法律第70号)について

    三田奈穂

    成蹊法学   ( 81 ) 1 - 46  2014年12月

  • 特赦の観念と刑の執行の免除

    三田奈穂

    司法法制部季報   ( 136 ) 4 - 14  2014年06月  [招待有り]

  • 旧刑法数罪俱発条と治罪法第一三条但書 ―手続法のなかにみる実体的規定をめぐって―

    三田奈穂

    法学政治学論究   ( 94 )  2012年09月  [査読有り]

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 法学概論

    霞信彦編( 担当: 共著,  担当範囲: 1-17頁)

    慶應義塾大学出版会  2015年04月

  • 日本法制史講義ノート

    三田奈穂( 担当: 共著,  担当範囲: 近世)

    慶應義塾大学出版会  2012年10月

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 明治期の警察監視に関する実証的研究:旧刑法附則と移動の自由の制限を手掛かりとして

    若手研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2020年03月
     

    三田 奈穂

     概要を見る

    警察監視は、明治15年の(旧)刑法施行により運用が開始され、41年10月1日の現行刑法施行に伴って廃止された。特別監視は仮出獄者に対するものだが、多くの規定が普通監視から準用された。特別監視は現行刑法施行に伴い刑法上からは除かれたが、監獄法にて戦後の犯罪者予防更生法の制定まで継続した。
    普通監視は、旧刑法10条4号に定められた付加刑の一つである。警視庁史稿によれば、被監視人の取扱は行政警察の事務(第二局第三課)とされていた。被監視人は旧刑法附則に定められた監視規則の遵守が求められる。①出獄後の住所を事前に定める②警察署への月二回出頭③転居は警察の許可を受ける④旅行は警察の許可を受ける⑤酒宴遊興・群衆の場への参会禁止。このうち①~④は、被監視人の自由な移動を制限するものである。
    江戸時代、人々には正規の関門を通過し、往来証文を携帯する義務があった。これらは治安の維持や土地と人民の一体的支配、身分構成の固定現象を維持するための政策的要請の帰結であったとされる。明治になり、新政府は漸次に関門や往来証文を撤廃していく。全面的な関所の廃止は、明治4年の廃藩置県以降である。他方で、通行印鑑証書(鑑札)の携帯は依然として義務化されていた。また、戸籍の編成は無籍者の取締、行政による鑑札の発行と治安確保の効果があった。外国正規軍の駐留が廃止となり治安確保の要請が強まると、大警視川路利良は大規模な移動規制として内国旅券規則の導入を説いた。その中には警察監視も含まれる(明治9年「旅券発行に関する要旨」第5)。
    旧刑法の編纂過程では、日本帝国刑法初案に至るまでに、被監視人の住所を行政が指定するかまたは本人に選択させて届出制とするかで意見の対立が見られる。警察監視制度は当時のヨーロッパでも改良が進められていたため、母法探求が肝要となる。今後は、旧刑法附則の編纂過程の解明が重要となろう。

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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