2023/10/03 更新

所属
附属機関・学校 高等研究所
職名
講師(任期付)
学位
修士 ( 日本・早稲田大学 )
学士 ( 中国・上海財経大学 )

経歴

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   政治経済学術院   助手

学歴

  • 2014年09月
    -
    継続中

    早稲田大学   政治学研究科博士課程  

  • 2016年08月
    -
    2018年02月

    オハイオ州立大学   コミュニケーション学部訪問研究者  

  • 2012年09月
    -
    2014年09月

    早稲田大学   政治学研究科修士課程  

  • 2008年09月
    -
    2012年06月

    上海財経大学   日本語学部学士課程  

  • 2011年02月
    -
    2011年07月

    マサリク大学   社会学部訪問学生  

所属学協会

  •  
     
     

    日本選挙学会

  •  
     
     

    International Communication Association

研究分野

  • 政治学   政治コミュニケーション

研究キーワード

  • 選挙

  • 比較コミュニケーション

  • 政治コミュニケーション

 

論文

  • テレビ報道への接触と投票意図の変化:2010年参院選における報道内容と有権者の分析を通して

    劉 凌

    選挙研究   34 ( 2 ) 72 - 87  2018年  [査読有り]

  • Context impacts on confirmation bias: Evidence from the 2017 Japanese snap election compared with American and German findings

    Knobloch-Westerwick, Silvia, Liu, Ling, Hino, Airo, Westerwick, Axel, Johnson, K. Benjamin

    Human Communication Research    [査読有り]

    DOI

    Scopus

    14
    被引用数
    (Scopus)

書籍等出版物

  • 日本発多言語国際情報発信の現状と課題

    砂岡和子, 室井禎之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 劉凌・丁燕・栗原彩乃・ソジエ内田恵美「首相の靖国神社参拝をめぐる新聞報道の批判的言説分析」)

    朝日出版社  2016年 ISBN: 9784255009100

講演・口頭発表等

  • Political selective exposure in high- versus low-media trust contexts

    Liu, Ling

    International Communication Association, Political Communication PhD Student Pre-conference (査読あり)   (Washington, DC) 

    発表年月: 2019年05月

  • Confirmation bias in the 2017 Japanese snap election: Comparisons with American and German findings

    Knobloch-Westerwick, Silvia, Liu, Ling, Hino, Airo, Westerwick, Axel, Johnson, K. Benjamin

    International Communication Association (査読あり)   (Washington, DC) 

    発表年月: 2019年05月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 政治情報に対する選択的接触傾向の日米比較

    早稲田大学  特定課題研究助成費

    研究期間:

    2019年06月
    -
    2020年03月
     

    劉 凌

  • ポスト真実時代における政治情報接触における確証バイアスの検証 –メディアへの信頼度の影響に着目して–

    サントリー文化財団  外国人若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2020年03月
     

    劉 凌

  • 視線測定・調査実験による政治情報への接触の測定と理論の再構築 -日米比較を通して-

    日本学術振興会(JSPS)  研究活動スタート支援

    研究期間:

    2019年
    -
    2020年
     

    劉 凌

  • ポスト真実時代における政治情報接触における確証バイアスの検証 –大規模オンライン調査実験による日米の比較分析–

    サントリー文化財団  外国人若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2019年03月
     

    劉 凌

  • 日本人の政治・社会問題に対する誤解はどう生まれるのか –メディア報道への接触の視点から–

    富士ゼロックス株式会社小林基金  在日外国人留学生研究助成

    研究期間:

    2017年07月
    -
    2018年07月
     

    劉 凌

Misc

  • Hard news and soft news: Effects of TV programs exposure on political involvement and political knowledge in Japan with propensity score matching method.

    Liu, Ling

    WINPEC Working Paper Series   ( No.E1622 )  2017年

  • 政治情報への評価・記憶に対する接触時間 -先有態度と情報内容の一致・ 不一致が果たす役割に関する一考察-

    劉凌, 加藤言人

    早稲田大学現代政治経済研究所ワークングペーパーシリー ズ   ( No.J1611 )  2017年

その他

  • 早稲田大学、大学院博士後期課程若手研究者養成奨学金、2017-2018

    2017年
     
     
  • 早稲田大学、スーパーグローバル大学創成支援学生海外派遣助成(ICPSRサマープログラム)

    2016年
     
     
  • 中国国家留学基金、中国国家建設高水準大学公費派遣研究生奨学金、2015-2017

    2015年
     
     
  • 早稲田大学、大学院博士後期課程若手研究者養成奨学金、2014-2015

    2014年
     
     
  • 頂新国際集団康師傅控股有限公司と早稲田大学二者間協定奨学金(修士課程)、2012-2014

    2012年
     
     
  • 中国上海財経大学、人民奨学金第2等(奨励奨学金)、2011-2012

    2011年
     
     
  • 中国上海財経大学、人民奨学金第3等(奨励奨学金)、2009-2010

    2009年
     
     
  • 中国上海財経大学、人民奨学金第3等(奨励奨学金)、2008-2009

    2008年
     
     

▼全件表示

 

現在担当している科目

 

他学部・他研究科等兼任情報

  • 政治経済学術院   大学院政治学研究科

  • 政治経済学術院   政治経済学部

特定課題制度(学内資金)

  • 非アメリカコンテクストにおける有権者の政治情報に対する選択的接触傾向の探索

    2021年  

     概要を見る

    本課題は、メディア信頼が高い国における有権者は、なぜメディアを信頼するにもかかわらずメディアの報道に影響されずに政治的意見を変えないのかという問いを解明することを目的にしている。メディアがどのような効果を持つかという問いは、政治コミュニケーション分野の古典的な命題であり、今日においても重要な意味を持つ。この問いに対して蓄積されてきた主だった学術的知見は、メディアが人々に与える影響は「限定的なものである」というものであり、いわゆる「限定効果論」として定式化される。この理論は、アメリカをはじめ、日本や欧州諸国など多くの国の実証データによって支持されている。しかし、メディア効果が限定的であるという実証結果を説明するために用いられる既存の理論は、主にアメリカで発展したものであり、必ずしもそのまま他の国に適用できるわけではないと考えられる。なぜなら、アメリカは他国よりもメディアに対して不信感が強いためである。本課題は、人の態度維持の鍵となる情報接触過程に着目し、より高いメディア信頼を有している国の人は果たして既存の理論が想定する(意見と相容れない報道への)接触回避を行うのかを検証した。具体的には、調査実験(survey experiment)という手法を用いて、メディアの信頼度が国際的に高いレベルにある日本、中間レベルにあるドイツと香港を、アメリカと比較した。その結果、アメリカ人は既存理論の想定通りに自らの意見と相容れないメディア報道への接触を避けるものの、より高いメディア信頼を有している日本人、ドイツ人と香港人は、自らの意見と相容れない報道への接触回避をしないことを明らかにした。成果として、自分の博士論文にまとめ、2021年9月に早稲田大学政治学研究科に提出した。この博士論文は、2021年度政治学研究科長賞に受賞した。

  • 有権者が政治意識を持続する仕組みの解明:メディアの信頼度を軸とした国際比較

    2020年  

     概要を見る

    これまでの研究ではメディアの政治的効果が限定的であると言われてきたが、なぜ人々の政治意識はメディアに影響されないのか。既存の理論は、主にメディアへの不信感が強いアメリカの文脈で発展したものであり、メディアの信頼度が高い国々にそのまま適用することには問題がある。このような問題意識を踏まえて、本研究は、メディアの信頼度が世界で高いレベルにある日本、ならびに中間レベルにある香港を、アメリカと比較することを通し、 高メディア信頼国で有権者はいかに政治意識を持続しているかのメカニズムを解明することを目的としていた。研究手法としては、オンライン調査実験(Survey Experiment)を行う。本課題では、調査実験を実施するための事前準備を行った。成果の一部が、学会報告論文にまとめて、International Communication Association Annual Conference及び日本選挙学会にて報告される予定である(報告採択済み)。

  • 政治情報に対する選択的接触傾向の日米比較

    2019年  

     概要を見る

    有権者はメディアの政治報道に接する際に、自らの意見と一貫する情報を積極的に接触し、相容れない内容を避けるという傾向があると言われる。この傾向は「政治的選択的接触」(Political Selective Exposure)とも呼ばれ、そのことへの懸念が昨今のポスト真実の伝播と言われる状況を踏まえて、特に高まっている。本研究では、日本とアメリカにおける政治的選択的接触の傾向に違いがあるのかを解明することを目的としていた。研究手法としては、オンライン調査実験(Survey Experiment)を行う。本課題では、調査実験を実施するための事前調査を行った。成果の一部が、3rd WASEDA BRUSSELS CONFERENCEにて報告された。