SASAKI, Takumi

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Affiliation

Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Humanities and Social Sciences

Job title

Assistant Professor(without tenure)

Degree 【 display / non-display

  • Ph.D.

 

Specific Research 【 display / non-display

  • 20世紀フランス小説における植民地と戦争の記憶の再編成

    2020  

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    本研究は、20世紀のフランス文学において、植民地や第二次世界大戦が、どのようにして小説内に再現されているかを示すことを目指した。とりわけ、第二次世界大戦の寓話として書かれたアルベール・カミュの作品に焦点を当て、『ペスト』において、カミュがナチスによるフランス占領や、カミュ自身のレジスタンス活動を、病との闘いというまったく異なる物語に移し替えたのかを考察し、同時代の作家たちとの小説との比較分析も行った。また、カミュ作品に出てくる登場人物たちの多くが言葉や声による対話に失敗していることに注目し、彼らが新たな意思伝達手段として「視線」を用いようとしていることと、その意義について考察した。

  • アルベール・カミュにおける語りと空間

    2019   佐々木匠

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    本研究はアルベール・カミュにおける思想の発展に注目しつつ、それがカミュの創作活動や作品内にあらわれているかを示すことを目指した。成果としては、『シーシュポスの神話』以降のカミュが、本来は異なるもの同士を同時に維持しようとする思想の構造を獲得していたことを、「不条理」、「反抗」、「連帯」という思想を分析することで見定め、カミュ作品においては、「反抗」の一つとされた芸術もまた、「連帯」に結びつくことを提示した。また、カミュがエッセイや小説に取り上げる対象は見えない境界線によって隔てられているとの仮定を立て、特に、『最初の人間』における、母親、学校、アルジェリアという項目を分析することで論証した。

 

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