アデニル化酵素を利用したアミド結合形成反応を応用し、酵素的ポリアミド合成法の開発を目的とした。Brevibacillus parabrevis IAM 1031由来TycA-Aを用い、当該酵素が基質とする14種類のL-およびD-アミノ酸をモノマーとして反応させたところ、種類により重合度は異なるが、短鎖のもので2から4量体、長鎖のものでは2から10量体のポリアミノ酸が生成していることが確認できた。同様の機構で、基質の異なる他のアデニル化酵素を利用することで多様なポリアミドが合成できると考えている。
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