2024/11/22 更新

写真a

チェン ティエンシ
陳 天璽
所属
国際学術院 国際教養学部
職名
教授
学位
Ph. D ( University of Tsukuba )

経歴

  • 2016年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   国際学術院   教授

  • 2013年04月
    -
    2016年03月

    早稲田大学   国際学術院   准教授

  • 2003年04月
    -
    2013年03月

    国立民族学博物館   民族社会研究部   准教授

学歴

  •  
    -
    2001年

    筑波大学大学院   国際政治経済学研究科   国際政治経済学  

  •  
    -
    1994年

    筑波大学   国際関係学類  

  •  
    -
    1994年

    筑波大学  

  •  
     
     

    筑波大学  

委員歴

  • 2003年
    -
     

    日本華僑華人学会  理事

所属学協会

  •  
     
     

    日本華僑華人学会

  •  
     
     

    日本民族学会

研究分野

  • 国際関係論 / 文化人類学、民俗学

研究キーワード

  • パスポート

  • シティズンシップ

  • 国籍

  • 華僑華人

  • アイデンティティ

  • 無国籍

  • ディアスポラ

  • 移民

  • migration

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受賞

  • アジア太平洋研究奨励賞

    2002年  

  • Asian Pacific Research Prize

    2002年  

 

書籍等出版物

  • 国際社会学入門

    石井 香世子, 酒井 千絵, 滝澤 三郎, 陳 天璽, プロムチャワン・ウドムマナー, 奥野 圭子, 杉村 美紀, 真野 俊樹, 川杉 ありさ, 阿部 るり, 安達 智史, 倉石 平, 中村 文子, 坂本 麻衣子, 杉木 明子, 池上 清子, 稲葉 美由紀, 丸谷 雄一郎

    ナカニシヤ出版  2017年 ISBN: 9784779511349

  • パスポート学

    陳天璽, 大西 広之, 小森 宏美, 佐々木 てる, 陳天璽, 大西 広之, 小森 宏美, 佐々木 てる( 担当: 共著)

    北海道大学出版会  2016年11月 ISBN: 4832968238

    ASIN

  • パスポート学

    陳 天璽, 大西 広之, 小森 宏美, 佐々木 てる

    北海道大学出版会  2016年 ISBN: 9784832968233

  • 公共人類学

    山下 晋司

    東京大学出版会  2014年07月 ISBN: 4130523058

    ASIN

  • 世界における無国籍者の人権と支援 : 日本の課題 : 国際研究集会記録

    陳 天璽

    国立民族学博物館  2014年 ISBN: 9784906962204

  • 越境とアイデンティフィケーション―国籍・パスポート・IDカード

    陳 天璽, 小森 宏美, 佐々木 てる, 近藤 敦, 陳 天璽( 担当: 共著)

    新曜社  2012年03月 ISBN: 4788512750

    ASIN

  • 越境とアイデンティフィケーション : 国籍・パスポート・IDカード

    陳 天璽, 近藤 敦, 小森 宏美, 佐々木 てる

    新曜社  2012年 ISBN: 9784788512757

  • 東アジアのディアスポラ (叢書グローバル・ディアスポラ1)

    小林 知子, 陳 天璽, 小林 知子, 陳 天璽, 駒井 洋( 担当: 共著)

    明石書店  2011年10月 ISBN: 4750334782

    ASIN

  • 無国籍 (新潮文庫)

    陳 天璽( 担当: 単著)

    新潮社  2011年08月 ISBN: 4101360219

    ASIN

  • 東アジアのディアスポラ

    陳 天璽, 小林 知子, 駒井 洋, 廖 赤陽, 林 泉忠, 王 維, 木村 健二, 小嶋 茂, 榮野川 敦, 鄭 栄桓, 尹 京媛, 鄭 炳浩, 金 泰植, 小林 知子

    明石書店  2011年 ISBN: 9784750334783

  • 無国籍

    陳 天璽

    新潮社  2011年 ISBN: 9784101360218

  • 中国学の魅力 (神奈川大学入門テキストシリーズ)

    鈴木 陽一, 蘇 智良, 陳 天璽, 孫 安石( 担当: 共著)

    御茶の水書房  2010年08月 ISBN: 4275008928

    ASIN

  • 忘れられた人々 日本の「無国籍」者

    陳 天璽( 担当: 単著)

    明石書店  2010年02月 ISBN: 4750331503

    ASIN

  • 中国学の魅力

    鈴木 陽一, 孫 安石, 蘇 智良, 陳 天璽

    御茶の水書房  2010年 ISBN: 9784275008923

  • 忘れられた人々日本の「無国籍」者

    陳 天璽

    明石書店  2010年 ISBN: 9784750331508

  • 無国籍

    陳 天璽( 担当: 単著)

    新潮社  2005年01月 ISBN: 4104740012

    ASIN

  • 結社が描く中国近現代

    野口 鉄郎, 綾部 恒雄, 相田 洋, 淺井 紀, 山田 賢, 並木 頼寿, 渡辺 惇, 小林 一美, 馬場 毅, 三石 善吉, 佐藤 公彦, 高嶋 航, 志賀 市子, 松本 武彦, 菊池 一隆, 三好 章, 安藤 正士, 今 防人, 陳 天璽, 武内 房司

    山川出版社  2005年 ISBN: 4634444208

  • 「中国人ー日本社会と新華僑」『多文化社会への道』

    明石書店  2003年

  • 華人ディアスポラ : 華商のネットワークとアイデンティティ

    陳 天璽( 担当: 単著)

    明石書店  2001年12月 ISBN: 4750315028

    ASIN

  • 華人ディアスポラ

    明石書店  2001年

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Works(作品等)

  • トランスボーダーの人類学

    2003年
    -
     

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • グローバル化と無国籍

    研究期間:

    2003年
    -
    2009年
     

  • Globalization and Statelessness

    研究期間:

    2003年
    -
    2009年
     

  • 国籍を通してみる人類

  • Nationality and Passport

Misc

  • シンポジウム記録「多文化共生社会の実現に向けて―大学と地域の連携を考える―」

    陳 天璽

    横浜国際社会科学研究   22 ( 4 ) 141 - 156  2018年02月

    CiNii

  • シンポジウム「多文化共生社会の実現に向けて : 大学と地域の連携を考える」 : 基調講演「無国籍者と日本社会」

    陳 天璽

    横浜国際社会科学研究 = Yokohama journal of social sciences   22 ( 4 ) 401 - 416  2018年02月

    CiNii

  • 長崎から横浜へ・横浜中華街の変貌 : 広東系老華僑から福建系新華僑へ (特集 華僑華人 : グローバルとローカルのダイナミズム)

    陳 天璽

    多文化社会研究 = Journal of global humanities and social sciences, Nagasaki University   4   193 - 216  2018年

    CiNii

  • 人とのつながりが拠り所になる インタビュー 陳天璽さん 無国籍ネットワーク代表 (特集 こっちの生き方のほうが楽しいよ)

    陳 天璽, 中村 泰子

    くらしと教育をつなぐwe   24 ( 3 ) 16 - 25  2015年08月

    CiNii

  • 「虹のメタファー」から多文化共生を再考する : 移動する華人やチャイナタウンを事例として (特集 東アジアにおける人の移動と多文化共生)

    陳 天璽

    21世紀東アジア社会学 = East Asian sociology of the 21st century   ( 7 ) 50 - 61  2015年05月

    CiNii

  • 無国籍だった私 (無国籍というはざま)

    陳 天璽

    法学セミナー   59 ( 10 ) 40 - 43  2014年10月

    CiNii

  • Human Rights and Support for Stateless People around the World : Japan's Role International Academic Conference Report

    鈴木 紀, 陳 天璽, ナパウンポーン ボンコット, 小田川 綾音, 丁 章, 斎藤 瞬, 月田 みづえ, 石井 宏明, ブノワ メスラン, アーチャバニクン クリタヤ, 阿部 浩己, 金児 真依, 小豆澤 史絵, グェン ティ ホンハウ, Motoi Suzuki, Tien-shi Chen, Bongkot Napaumporn, Ayane Odagawa, Zhang Zhong, Shun Saito, Mizue Tsukida, Hiroaki Ishii, Benoit Meslin, Kritaya Archavanitkul, Kohki Abe, Mai Kaneko, Fumie Azukizawa, Hong Hao, Nguyen Thi

    国立民族学博物館調査報告 = Senri Ethnological Reports   118   118 - 229  2014年03月

    CiNii

  • Open Educational Space: Multi-strata Class Inclusion in Japan's Chinese Schools

    Chen Tien-shi, 陳 天璽, チン テンジ

    Senri Ethnological Studies   87   111 - 128  2014年03月

    CiNii

  • 特集 日本華僑華人学会設立10周年記念シンポジウム : 華僑華人研究の回顧と展望

    篠崎 香織, 園田 節子, 陳 天璽

    華僑華人研究   ( 11 ) 56 - 92  2014年

    CiNii

  • 研究と生活の関係:自分の暮らし、研究、社会実践を人類学する

    陳 天璽

    日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2013 ( 0 )  2013年

     概要を見る

    本報告は、自分の暮らしやライフヒストリーを振り返りながら、これまでの研究テーマの選択と自分の生活や世界観の関係性、自分の研究手法について人類学的に分析する。また、これまでの研究を通し、どのような社会的実践をしているのか、人類学は一体そこで役になっているのか?役に立っているならば、どのような役に立っているのか?もしくは、役立つためにはどうすればよいのか、などについて考えてみたい。

    CiNii

  • 日本における無国籍者の類型 (特集 「在留カード」導入と無国籍問題を考える)

    陳 天璽

    移民政策研究   5   4 - 21  2013年

    CiNii

  • 日本における無国籍者をめぐる支援活動

    陳 天璽

    日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2012 ( 0 ) 74 - 74  2012年

     概要を見る

    国籍は、国家と個人の法的紐帯である。無国籍者とは、そうした法的紐帯をいずれの国とも有していない人を指している。本発表では、日本において無国籍者をめぐる支援がいかに展開されているのかについて考察する。まず日本における無国籍者の支援活動が未成熟であった原因を分析する。また研究者と支援者、当事者の関係性を明らかにし、人類学者が無国籍者の支援活動において、いかなる役割を演じているのかについて検討する。

    DOI CiNii

  • 日本も無国籍条約の締約を : 在日無国籍者の人権保護のために

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    Mネット : 移住労働者と連帯する全国ネットワーク情報誌 = Migrants network   145   10 - 10  2011年12月

    CiNii

  • 華人のアイデンティティと国籍 (新・中国学のヒント, 13)

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    東方   366   10 - 11  2011年08月

    CiNii

  • 青柳まちこ著, 『国勢調査から考える人種・民族・国籍-オバマはなぜ「黒人」大統領と呼ばれるのか』, 東京, 明石書店, 2010年, 236頁, 3,800円(+税)

    陳 天璽

    民族學研究   76 ( 2 ) 212 - 215  2011年

    CiNii

  • 序 (特集 華人とは誰か : 教育とアイデンティティ)

    陳 天璽

    華僑華人研究   ( 8 ) 43 - 48  2011年

    CiNii

  • トランスナショナル時代の教育とアイデンティティ : シンポジウムを終えて (特集 華人とは誰か : 教育とアイデンティティ)

    陳 天璽

    華僑華人研究   ( 8 ) 78 - 84  2011年

    CiNii

  • アイデンティフィケーションの力学 : 共同研究 : 国籍とパスポートの人類学 (2007-2010)

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    民博通信   129   10 - 11  2010年09月

    CiNii

  • 「忘れられた人びと」から国籍・国境を考える--無国籍者へのまなざし (温故知新--途上国研究のわすれもの・新しい架け橋)

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    アジ研ワールド・トレンド   16 ( 8 ) 8 - 11  2010年08月

    CiNii

  • Reconstruction and Localization of Ethnic Culture : The case of Yokohama Chinatown as a tourist spot

    Chen Tien-shi, 陳 天璽, チン テンジ

    Senri Ethnological Studies   ( 76 ) 29 - 38  2010年06月

    CiNii

  • 無国籍問題を考える : 特集1 現場からの報告

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    神奈川ロージャーナル = Kanagawa law journal   2   25 - 36  2009年09月

    CiNii

  • 現代移民の多様性 : 「Where is Home ?」から「Home Everywhere」へ ―漂泊する華僑・華人たちのネットワーク―

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    国立民族学博物館調査報告   83   29 - 39  2009年03月

    CiNii

  • 「パスポート学」への挑戦 (特集 国籍とパスポートの人類学)

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    民博通信   124   2 - 3  2009年03月

    CiNii

  • 中華学校に通う日本の子どもたち(<特集>多文化共生と文化人類学)

    陳 天璽

    民族學研究   74 ( 1 ) 156 - 175  2009年

     概要を見る

    Ethnic schools (minzoku gakko) were established in Japan as the number of foreign residents in the country increased. The main purpose of the ethnic schools was to educate children with a certain ethnic background in the mother tongue, culture and history of their home country. Therefore, they were not intended for students of Japanese and other nationals. However, ethnic schools today have experienced a drastic change on account of the rapid growth in the transnational flow of people, coupled with international marriages and the transition of generations into Japanese society. In addition, globalization has led many Japanese parents to send their children to ethnic schools for multilingual education. As a result, in some Chinese schools in Japan, ethnic Chinese students with Chinese nationality have become rather a minority. The majority of students are Japanese, and some students even have no ethnic relationship to any Chinese predecessor. There are also students of other foreign backgrounds. Eventually, students in Japan from multiethnic backgrounds are studying in the same class, speaking mixed languages, and learning the Chinese lion dance after school. Their nature has become much closer to that of international schools, which are more open to students with different ethnic and cultural backgrounds. Also, classification by ethnicity has become difficult, because of the increase in the number of children with mixed ancestry. Therefore, people&#039;s perceptions toward minority ethnic groups, as well as toward ethnic schools, have also changed.

    DOI CiNii

  • 無国籍者からの架け橋、無国籍者への架け橋--伝達の可能性を考える

    陳 天璽

    Mobile society review   ( 15 ) 60 - 63  2009年

    CiNii

  • The Increasing Presence of Chinese Migrants in Japan

    Chen Tien-shi, チン テンジ, 陳 天璽

    国立民族学博物館調査報告   77   39 - 52  2008年03月

    CiNii

  • 美味し楽し忙し 華人暦 (特集 カレンダー文化)

    陳 天璽

    アジア遊学   ( 106 ) 56 - 65  2008年02月

    CiNii

  • 多民族化する日本の中華学校 (特集 現代日本をめぐる国際移動) -- (多民族・多文化ニッポン)

    陳 天璽

    アジア遊学   ( 104 ) 142 - 150  2007年10月

    CiNii

  • 越境と無国籍者 (特集 現代日本をめぐる国際移動) -- (多民族・多文化ニッポン)

    陳 天璽

    アジア遊学   ( 104 ) 172 - 175  2007年10月

    CiNii

  • 危機を機会(チャンス)に変える街--チャイナタウン (特集=隣の外国人--異郷に生きる)

    陳 天璽

    現代思想   35 ( 7 ) 84 - 94  2007年06月

    CiNii

  • 華商のネットワークとアイデンティティ[含 質疑応答]

    陳 天璽

    日中建築住宅情報   24 ( 167 ) 3 - 15  2007年04月

    CiNii

  • 日本と中国の"はざま"のマイノリティ--複雑化する法的地位とアイデンティティの葛藤

    陳 天璽, Tien-shi Chen

    国立民族学博物館研究報告   31 ( 3 ) 419 - 437  2007年

     概要を見る

    Nation states classify their nations and foreigners by nationality, andintegrate people by unifying their languages and cultures. They also territorializeindividual identity by granting nationality. The themes of nationstate and nationality were rather a minor issue in anthropology until recently.This is because studies in anthropology mainly focus on primitive or tribalsocieties which existed much earlier before the birth of nation states. Therefore,the term minority is often used to describe aborigines or groups of peoplewho share ethnic and cultural characteristics, and who often have a firmidentity base on these. This article, rather, pays attention to nation states,and focuses on the minorities who cross borders or transfer their nationalitydue to political events occurring among the nation states related to them.In particular, I study three groups of people who have been affected by Sino-Japanese relations. These are stateless overseas Chinese, Taiwanese, andwar orphans resident in Japan, whom I term &quot;minorities in between Chinaand Japan.&quot; The historical transitions causing them to be minorities will bedescribed, and the complexity of their nationalities and identities will be analyzed.国家は国籍によって国民と外国人を分別し,文化や言語を統一することによって国民の統合をはかり,また国籍を与えることによって個人のアイデンティティを領土化した。これまで人類学において国家や国籍というテーマは,副次的なものであった。なぜなら,人類学が主な研究対象としてきたのは未開社会や部族社会など国家形成以前の社会であったからである。よって,マイノリティというときも,先住民や少数民族など民族的・文化的な特徴を持つ人びとをさし,彼らはしばしば,そうした特徴による確固としたアイデンティティを有する人びとであった。本論では,むしろ国家に着目し,その政治的変動によって越境を行い,また国籍など法的な身分が変更した結果マイノリティとなった人びとに注目する。つまり,日本に在住する人で日中関係に翻弄された人びと,具体的には,日本と中国の外交関係の変動の結果無国籍となった華僑,帝国臣民であった台湾人,満州に渡った残留日本人孤児の3つのグループに注目する。彼らを「日本と中国のはざまのマイノリティ」とし,彼らがそのマイノリティとなるに至った歴史的背景,そして,その複雑化したアイデンティティを分析する。

    CiNii

  • 無国籍者をめぐる越境とアイデンティティ

    陳 天璽

    年報政治学   58 ( 2 ) 2_29 - 2_48  2007年

     概要を見る

    &amp;nbsp;&amp;nbsp;This article uses cases of statelessness to examine the political dynamic of exclusion and inclusion involved in a system of nationality. &lt;br&gt;&amp;nbsp;&amp;nbsp;Stateless person means a person with no nationality or one who is not legally a citizen of any nation state. Here, I will pay attention to two cases, one that of ethnic Koreans in Japan, and the other Japanese war orphans coming from China to live in Japan. These two cases are similar in some ways. Firstly, the migrations were forced by the socio-political environment. Secondly, transitions in international relations and the changing policies of nation states resulted in the alteration of their nationalities and even led them to become stateless. &lt;br&gt;&amp;nbsp;&amp;nbsp;Issues of stateless persons have been neglected and seldom paid attention to. Here, by analyzing these two cases, especially concerning (1) historical background and clarification of how they became stateless, (2) the gap between identity card designations and real nationality, and (3) the mental effects of being stateless, this paper would like to stress the existence of stateless people by clarifying the political dynamic of nationality which has been excluding them. Also, this paper would like to suggest the importance of studying stateless people in this global era, a group of people with a unique identity free from nationalism and ethnicity.

    DOI CiNii

  • すべての道はローマに通ず? : 移民・越境・ヴァチカン

    陳 天璽

    民博通信   110   29 - 32  2005年09月

    CiNii

  • 日本の「国民食」としての中華 (特集 世界の中華料理)

    陳 天璽

    アジア遊学   ( 77 ) 70 - 79  2005年07月

    CiNii

  • 陰陽ちゃんぽん暦で多文化を生きる

    陳 天璽

    民博通信   109   8 - 9  2005年06月

    CiNii

  • 「無国籍」という人生 (総力特集 吉と凶、衝撃の七大独占告白手記)

    陳 天璽

    新潮45   24 ( 3 ) 64 - 69  2005年03月

    CiNii

  • Reconsidering Nationality with Anne Frank

    Tien-shi Chen

    Minpaku anthropology newsletter   19   7 - 9  2004年12月

    CiNii

  • 地球市民の先駆か、世界の孤児か : 各個研究 : グローバル化時代におけるディアスポラ : 無国籍者とボーダーに関する研究

    陳 天璽

    民博通信   106   20 - 21  2004年09月

    CiNii

  • 華僑華人を見つめる目

    陳 天璽

    中国21 = China21   ( 17 ) 139 - 156  2003年11月

    CiNii

  • 華僑華人を見つめる目 (特集 華僑・華人研究の視座と方法--華僑学の試み)

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    中国21   17   139 - 156  2003年11月

    CiNii

  • 特別論文 グローバル時代に求められる新しいアイデンティティ

    陳 天璽

    世界と議会   ( 466 ) 6 - 12  2003年02月

    CiNii

  • 台湾系華人移民 (特集 移民のエスニシティと活力) -- (アメリカ合衆国のアジア系移民)

    陳 天璽

    アジア遊学   ( 39 ) 19 - 30  2002年05月

    CiNii

  • グローバリゼーションとディアスポラ--華僑・華人をケースとして

    陳 天璽

    国際政治経済学研究   ( 9 ) 85 - 100  2002年03月

    CiNii

  • 虹のメタファーに見る華商ネットワークの本質

    陳 天璽

    アジア研究 : アジア政経学会季刊   48 ( 1 ) 37 - 59,99-100  2002年

    CiNii

  • 第8回研究大会 ワークショップ : 日本語と他言語の使い分け

    ロング ダニエル, 金 美善, 申 昌洙, 陳 天璽, 宮本 一郎, ナカミズ エレン

    社会言語科学   5 ( 1 ) 145 - 150  2002年

    DOI CiNii

  • 虹のメタファーに見る華商ネットワークの本質

    陳 天璽

    アジア研究   37-59 ( 1 ) 37 - 59  2002年

    CiNii

  • The Image and Reality of Overseas Ethnic Chinese Entrepreneurs -Rainbow Network and Identities"

    Ethnic Chinese Abroad   361-386  2002年

  • 儒教文明と華商の経済活動 (特集 文明と経済)

    陳 天璽, Chen Tien-shi, チン テンジ

    比較文明   ( 13 ) 81 - 97  1997年

    CiNii

  • 華商ネットワークの歴史的変遷

    陳 天璽

    アジア文化研究   4 ( 4 ) 110 - 124  1997年

    CiNii

  • 中国の台湾認識とその対台湾政策 (<視点>:アメリカと両岸の関係)

    井尻 秀憲, 陳 天璽

    問題と研究   26 ( 1 ) 22 - 44  1996年10月

    CiNii

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現在担当している科目

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特別研究期間制度(学内資金)

  • 移民・重国籍者・無国籍者のライフヒストリーと国家のあり方

    2019年09月
    -
    2021年08月

    シンガポール   シンガポール国立大学

    マレーシア   UTAR大学(拉曼大学)

他学部・他研究科等兼任情報

  • 国際学術院   国際コミュニケーション研究科

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

特定課題制度(学内資金)

  • 重国籍者と無国籍者のアイデンティティ

    2022年  

     概要を見る

    2022年は、日本と中華人民共和国が国交を正常化し、一方、中華民国(台湾)と断交した1972年から、ちょうど50年を迎えた年であった。そんな節目の年に、本研究では、日本と台湾、そして両国をめぐる東アジア諸国・地域との関係性から、無国籍状態、または重国籍状態を経験した人々を調査した。本研究で調査した重国籍者や無国籍者たちからは、「国籍とアイデンティティは、必ずしもイコール(=)ではない」ということが明らかとなった。また、彼らのファミリーヒストリーを紐解いていくと、国際結婚や国境を越えた移住、そして政府間の国交の変動が原因で、重国籍や無国籍となったことが分かった。&nbsp;

  • 無国籍者に対する社会的認知と無国籍当事者の実態調査

    2021年  

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    本研究では大学生と協働することを通し、学生をはじめとする若者たちの無国籍への理解促進、大学生による無国籍児の教育支援、無国籍に関する絵本の作成に取り組んだ。 大学生たちへのインタビューを通し、日本の教育現場では、国籍について学んだり、考えたりする機会が少ないことが明らかとなった。そして、子どもたちは、学校で国籍について学ぶ機会が極めて少ないこと、日ごろ国籍について考えることも少ないことが分かった。そのため、無国籍者の存在自体知られておらず、場合によっては、そうした無知や無関心から、さまざまな偏見や差別につながっている可能性があることが明らかとなった。

  • 在日難民2世の国籍証明─事実上の無国籍者のパイロット調査

    2014年  

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     日本に在住するミャンマー、ベトナム、ラオス難民2世・3世の出生登録や旅券の取得状況など身分(国籍)証明の実態について調査を行った。難民2世・3世の本人やその親など計36名、ほかにも市役所、法務省における国籍・戸籍関連の窓口、さらには民間支援団体などを対象にインタビュー調査を実施し、出生登録や国籍・身分証明の取得に関する諸手続きや実態などについて詳しく聞き取り調査を行った。 難民2世・3世である36名のうち、5名は日本国籍を有し、4名は無国籍と記された身分証明(在留カードや再入国許可書)を所持している。残り27名は、日本政府より外国の国籍を保持している者(たとえば、ミャンマー国籍、ベトナム国籍)と登録されているが、1名以外はいずれの国にも出生登録されておらず、どこの国の旅券も取得していないことが分かった。いわば、無国籍状態となっているといえるだろう。 日本政府側の職員によれば、「在留カード上の国籍・地域欄に記入している国・地域名は、あくまでも在留管理上の「記号」であり、当事者が旅券を所持していない場合は、推定でいずれかの国・地域を記入することがある」ことが明らかとなった。一方、当事者は通常、身分証明に記入された国籍を自分が保持していると信じ込んでいる。 身分証明上の国籍と実態のギャップについては、婚姻、帰化など国籍の証明が必要となる局面で、当事者が複雑な説明や立証を求められる場合も多く、当事者たちは海外渡航の際もしばしば障壁に直面していることが明らかとなった。 研究成果については、無国籍について取り上げたNHKニュース(2014年11月21日放送)などでコメントを行っており、今後、こうした実態についてさらに調査を行い、解決に向けた取り組みが求められる。 

  • 越境時代の国籍とパスポートに関する文化人類学的研究

    2013年  

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      本研究は、人の越境が頻繁化している現代社会における国籍やパスポートに焦点を当て研究・調査を行った。なかでも特に、一国家の枠組みのみでは捉えきれない人びと、重国籍者や無国籍者に注目することを通し、国家間に起きているズレを明らかにすることを試みた。こうした調査研究を踏まえ、国家間のはざまにいる人の権利やメンバーシップについて考察を行ってきた。 調査研究期間の前半では、パスポートの形成、その歴史的背景、パスポートの歴史変遷など、国家がどのように成員を掌握してきたのかについて、先行研究を精読し整理を行った。特に、『The Invention of Passport』から、歴史背景について多くの知見を学ぶことができた。また、申請者が所属する研究会「移動と身分証明の人類学」において、法学や歴史学、社会学などの視点から関連問題を研究するメンバーとともに、人の移動にともなう国籍やパスポート、ビザ制度のあり方、身分証明書の種類、その分類法、国籍の記載方法などについて討論を行った。具体的には、チベット人の移動とパスポートの取得方法、イギリス宗主国と植民地のパスポートや身分証明の種類などについて討論した。ほかにもさまざまな身分証明書の機能と形成背景、人々に与えた影響について比較分析を行った。そうした、比較を通して明らかになったことは、同一人物について、関係するA国とB国が、その人物の国籍、身分の把握にズレが生じていることがあるということである。また、国によって成員の把握方法も差異があり、グローバル時代とはいえ標準化を求めることは難しいようだ。研究期間の後半において、申請者は、重国籍者や無国籍者が所持するパスポートや渡航書に焦点を当て、発行機関そして使用方法などの内実がどのようになっているのかについてインタビュー調査を行った。また、インタビュー対象者が所有する身分証明書、パスポート、渡航書などを記録し、さらに可能であれば収集も行った。なお、収集した身分証明書やパスポートについては、国立民族学博物館に寄贈し、標本資料として保存している。この度、同博物館の東アジア展示場のリニューアルオープンに合わせ、無国籍者の身分証明書や華僑の身分証明書に関しては、申請者がかかわった「華僑華人コーナー」および「多みんぞくニホンコーナー」の常設展示場で展示し、一般公開している。そうすることによって、研究成果の社会的還元を実現することができている。