2023/09/26 更新

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マツナガ ノリヤ
松永 昇也
所属
附属機関・学校 高等学院
職名
教諭
 

特別研究期間制度(学内資金)

  • 紙を用いた線分の3等分法からKiepert双曲線までの体系的指導の論理的裏付けと理論構築

    2016年04月
    -
    2017年03月

    Kazakhstan   Kazakh National Pedagogical University

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2022年
    -
    2024年

    理工学術院総合研究所   兼任研究員

特定課題制度(学内資金)

  • 紙を用いた線分のn等分法からKiepert点までの体系的理論構築

    2022年   Saule Janaberdiyeva, Nurzhan Aitibayev

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     中学数学(特に幾何的分野)への学習意欲を向上させる教材の開発に取り組んだ。 「紙を用いた線分のn等分法」については、これまでの成果をまとめ続けるとともに、“カリキュラムの中にいかに取り込むか”、“どのように扱うのが適切か”、を検討した。 平面図形と空間図形の行き来による幾何学教材については、“2つの円と2つの球とを関連付ける1つのモデル”を作れた。 ド・ロンシャン点の空間的位置づけについては、“位置づけに用いる斜四角錐の部分的なカバーを、部分的ではなく、完全な等面四面体に変形できること”を見出せた。今後は、ド・ロンシャン点が、完全な等面四面体の上でもつ性質に着目することが可能になった。

  • 紙を用いた線分のn等分法からKiepert双曲線までの幾何学教育における体系化

    2021年   Saule Janaberdiyeva

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    中学数学(特に幾何的分野)への学習意欲の向上につながるような教材の開発にあたった。 「紙を用いた線分のn等分法」に関する開発は、これまでの研究成果をまとめ続けている。それと同時に、カリキュラムの中にいかに取り込むか、どのように扱うのが適切か、といったことを吟味することができた。 平面図形と空間図形の行き来による幾何学教材の開発は、2つの円と2つの球とを関連付ける1つのモデルを作ることができた。(2022年夏季休業期間直前に、早稲田大学数学教育学会 カリキュラム学習指導分科会にて発表) ド・ロンシャン点の空間的位置づけについては、位置づけに用いる斜四角錐の部分的なカバーが、うまく変形することで、部分的ではなく、完全な等面四面体にすることができることを見つけることができた。今後は、 ド・ロンシャン点が、完全な等面四面体の上でどのような性質を生み出すかにも着目していくことができるようになった。

  • 紙を用いた線分のn等分法からKiepert点までの体系的理論構築

    2020年   Saule Janaberdiyeva

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    中学数学(特に幾何的分野)への学習意欲の向上につながるような教材の開発を目指しつつ、これまで解決されずにきた課題の解決に取り組んだ。特に今年度は、2002年に発表した「紙を用いた線分のn等分法」以来、18年に渡り開発を続けてきた複数の教材を体系化し、カリキュラムの中にどれだけ取り込むか、どのように扱うのが適切か、を特にド・ロンシャン点に重点を置いて検証した。 操作的な活動を通して、生徒たちが数学の幾何的分野を楽しみ、学習意欲が向上するとともに、高校数学で躓きやすいとされる数学的帰納法の学習の素地を作ることが可能となり、さらに数学の美しさにも触れさせることができる、という仮説を検証している。数名の学生に焦点をあて、高校での学習への効果を検証することで提案している教材の効果を見ることができた。 各教材について、どこまでをアナログ的に扱い、どこからをICTに委ねるべきかの検証することも今後の課題である。

  • 紙を用いたn等分法からKiepert点までの教材開発と教材の有用性

    2019年  

     概要を見る

    中学数学(特に幾何的分野)への学習意欲の向上につながるような教材の開発を目指しつつ、これまで解決されずにきた課題の解決に取り組んだ。特に今年度は、2002年に発表した「紙を用いた線分のn等分法」以来、17年に渡り開発を続けてきた複数の教材を体系化し、カリキュラムの中にどれだけ取り込むか、どのように扱うのが適切か、を特にド・ロンシャン点に重点を置いて検証した。 操作的な活動を通して、生徒たちが数学の幾何的分野を楽しみ、学習意欲が向上するとともに、高校数学で躓きやすいとされる数学的帰納法の学習の素地を作ることが可能となり、さらに数学の美しさにも触れさせることができる、という仮説を検証している。数名の学生に焦点をあて、高校での学習への効果を検証することで提案している教材の効果を見ることができた。 各教材について、どこまでをアナログ的に扱い、どこからをICTに委ねるべきかの検証することも今後の課題である。