2024/12/26 更新

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ドボルザーク グレッグ
ドボルザーク グレッグ
所属
国際学術院 国際教養学部
職名
教授
学位
教養学士 ( ラトガーズ大学 )
修士号 ( ハワイ大学 )
博士号 ( オーストラリア国立大学 )
プロフィール

グレッグ・ドボルザークは早稲田大学の国際学術院(国際コミュニケーション研究科・国際教養学部兼任)の専任教授で、太平洋・アジアの歴史学とカルチュラルスタディーズ、アート、ジェンダースタディーズの専門家である。米国フィラデルフィア生まれ。マーシャル諸島共和国と米国ニュージャージ州で育ち、高校時代に宮崎県に留学し、1年間早稲田大学にも在学。2004年、ハワイ大学太平洋諸島地域研究専攻の修士課程を修了。オーストラリア国立大学アジア・太平洋地域研究所やジェンダー研究所で比較文化と歴史学を専攻し2008年に博士号を取得。一橋大学と東京大学の教員を経て、2017年より現職。早稲田大学国際教養学部・国際文化コミュニケーション研究科ではカルチュラルスタディーズ、ジェンダー論 、ミリタリズムやポストコロニアルスタディーズ、アジアと太平洋諸島地域論、現代アート論を担当。The Contemporary Pacific Journal, Journal of Pacific History, Critical Ethnic Studies, American Quarterlyなどの学術誌に寄稿するほか、E-Flux Journal、高い評価を得ている国際文化誌COLORS、東京の主観ガイドTokyo Totemなどの大衆文化・芸術誌にも執筆しています。 また、学術的な編集本の中で学術的な章をいくつか執筆しているほか、自身の本(学術書)『Coral and Concrete: Remembering Kwajalein Atoll between Japan, America, and the Marshall Islands』は、2018年にUniversity of Hawai'i Pressから出版され、2020年にペーパーバックで再版される予定である。また、テレビ番組にコメンテーターとして随時出演し、オセアニアにおけるポストコロニアルの抵抗やアートに関する講演も行っている。アートと学術的な交流を通じて、日本における太平洋諸島地域についての認識を高めることを目的とした草の根ネットワーク、プロジェクト35(さんご)の創設ディレクターを務めている。この取り組みの一環として、地元のアーティストと協力し、オセアニア、特にミクロネシアや日本やアメリカの植民地主義によって最も影響を受けた地域のアートを調査/キュレーションすることに協力している。2017年にはホノルル・ビエンナーレのキュレーター・アドバイザリー・ボードの主要メンバーとして参加。また、2019年には山形国際ドキュメンタリー映画祭の特別プログラム「『アムネシア~オセアニアの忘れられた「群島」』を企画、コーディネートし、同年フィリピンのベラスアルテス財団でキュレーション・レジデンスを引き受けた。アート、アイデンティティ、科学、学術の交わりを検証するこの仕事と並行して、3年間の科研費(基盤研究C)の助成を受け、オセアニアの先住民アーティストがグローバルなアートネットワークを通じていかに脱植民地化するかを研究することになった。この研究をもとに、2021-2022年にオーストラリア・クイーンズランド州立美術館で開催された第10回アジア・パシフィック・トリエンナーレで「エアカヌー」展の共同キュレーターを務めた。 早稲田大学では、太平洋諸島研究をベースにした歴史/ジェンダー研究/地域研究/トランスナショナル文化の学部講義一式(「トランスオセアニア1:帝国・戦争・グローバリゼーションに対する太平洋の視点」「トランスオセアニア2:21世紀世界の太平洋」)を毎年担当している。また、毎年春学期には、ジェンダー研究の中核となる「文化とアイデンティティ」の講義を担当している。これらのコースに加え、カルチュラル・スタディーズの上級セミナーや、厳選されたトピックに対するフェミニスト・アプローチも教えている。大学院レベルでも、カルチュラル・スタディーズの幅広いトピックについて、博士課程および修士課程の学生を指導し、文化研究スタディープラン長を務めている。 2020年、その指導方法の工夫が評価され、早稲田大学e-Teaching Award for Good Practiceの受賞が決定した。近刊に、『The Cambridge History of the Pacific Ocean, Part 2』(2023年)に章を寄稿し、第24回シドニー・ビエンナーレの出版物である『Ten Thousand Suns』(2024年)に「人新世におけるアート」に関するエッセイを執筆し、丸善出版から2024年に予定されている『Oceania Bunka Jiten』(オセアニア文化事典)に2章を書いた。

経歴

  • 2020年04月
    -
     

    早稲田大学   国際教養学部・国際コミュニケーション研究科   教授(専任)

  • 2017年04月
    -
    2020年03月

    早稲田大学   国際教養学部・国際コミュニケーション研究科   准教授 (専任)

  • 2011年04月
    -
    2017年03月

    一橋大学   大学院法学研究科   准教授 (専任)

  • 2010年04月
    -
    2017年03月

    早稲田大学   国際教養学部   非常勤講師

  • 2009年10月
    -
    2012年03月

    東京大学   教養学部(駒場キャンパス)   非常勤講師

  • 2011年04月
    -
    2018年03月

    大阪大学   超域イノベーション博士課程プログラム   非常勤講師・顧問

  • 2007年01月
    -
    2007年12月

    オーストラリア国立大学   アジア太平洋学部   日本語講師

  • 2000年10月
    -
    2002年07月

    株式会社アドメディア   ブランドヴィジョン・ウルフオリンズ   ブランド企画コンサルタント

  • 1999年09月
    -
    2000年08月

    宮崎県九州沖縄サミット協力推進協議会   広報係   リエゾン

  • 1996年08月
    -
    1999年07月

    日本自治体国際化協会   旧宮崎県南郷町役場企画課   国際交流員

  • 1998年11月
    -
    1999年02月

    Benetton 社(イタリア)ファーブリカ   カラーズマガジン   ゲストエディター

  • 1997年04月
    -
    1998年03月

    日本放送協会   宮崎局   コメンテーター・リポーター

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学歴

  • 2004年04月
    -
    2008年07月

    オーストラリア国立大学   アジア太平洋地域研究所   学際比較文化研究科博士課程(歴史・人類学専攻)  

  • 2002年08月
    -
    2004年05月

    東西センター   大学院研究者奨励金制度   国際カルチュラルスタディーズ専攻  

  • 2002年08月
    -
    2004年05月

    ハワイ大学(マノア校)   太平洋諸島地域研究所   太平洋諸島学研究科修士課程  

  • 1992年09月
    -
    1996年05月

    ラトガーズ大学   教養学部   東アジア地域学(日本文学専攻)・心理学副専攻  

  • 2008年07月
    -
    2010年09月

    東京大学   情報学環   学術振興会特別研究院(PD)  

  • 1993年09月
    -
    1994年05月

    プリンストン大学   アジア学研究科(特別コース)   日本文学学科  

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委員歴

  • 2019年08月
    -
    2022年04月

    Queensland Gallery of Art, Modern Art (QAGOMA)  Curator (Co-curator) for Northern Oceania, Asia Pacific Triennial 10

  • 2018年06月
    -
    2020年08月

    Bellas Artes Projects  Curator in Residence

  • 2017年09月
    -
    2018年12月

    Asia Pacific Triennial of Art Planning Division  Advisor/Interlocutor

  • 2015年07月
    -
    2017年05月

    Honolulu Biennial Foundation  Special Advisor/Curatorial Advisor

  • 2019年08月
    -
    2022年04月

    クイーンズランド美術館  キュレータ(コ・キュレータ)、北オセアニア地域、第10回アジア太平洋トリエンナーレ

  • 2018年06月
    -
    2020年08月

    ベラス・アルテス・プロジェクツ  キュレーター・イン・レジデンス

  • 2017年09月
    -
    2018年12月

    アジア太平洋トリエンナーレ企画委員会  顧問(インターロキューター)

  • 2015年07月
    -
    2017年05月

    ホノルルビエンナーレ財団  特別顧問(東京)

  • 2005年04月
    -
    2011年09月

    Marshall Islands Bereaved Families Association  Honorary Member

  • 2005年04月
    -
    2011年09月

    マーシャル方面遺族会  篤志会員

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所属学協会

  •  
     
     

    太平洋人類学学会

  •  
     
     

    ヨーロッパ太平洋諸島学会

  •  
     
     

    オセアニア学会

  •  
     
     

    太平洋歴史学会

  •  
     
     

    アメリカ歴史学会

  •  
     
     

    アジア学会

  •  
     
     

    太平洋美術学会

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研究分野

  • 文化人類学、民俗学 / 日本史 / ジェンダー / 美学、芸術論 / 地域研究

研究キーワード

  • 気候変動・環境問題

  • 冷戦

  • 戦争

  • 文化

  • 記憶

  • 歴史

  • 美術史

  • 表象

  • 大衆文化

  • マイノリティ

  • ジェンダー

  • ポストコロニアル

  • ミクロネシア

  • マーシャル諸島

  • オセアニア

  • 太平洋諸島地域

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受賞

  • Waseda University e-Teaching Award (Good Practice)

    2020年04月   早稲田大学  

     概要を見る

    国際教養学部で、「Gender Studies」「Intermediate Seminar 35: Culture in the Middle of Now and Here」「The Pacific in the 21st Century World」の各科目を受け持つドボルザーク・グレッグ教授にGood Practice Awardを受賞。以前から、ICT ツールを 積極的に取り入れ、学生にとってわかりやすく面白い、そしてインタラクティブ性に富 んだ授業を作ってきた。コロナ禍で授業のオンライン化が進んだ 2020 年度は、独 自の授業ガイド作成やオンラインでの作品展示など、さらに新しい工夫を施している。

  • トヨタ財団奨励金制度

    2010年11月   トヨタ財団  

  • 日本学術振興会奨励金制度

    2008年09月   日本学術振興会  

  • 日本国際交流基金奨励金制度

    2008年07月   日本国際交流基金  

  • ウェナー・グレン研究助成金制度

    2008年03月   ウエンナー・グレン人類学研究財団  

  • オーストラリア国立大学賞

    2004年07月   オーストラリア国立大学  

  • ノーマン・メラー太平洋地域研究賞

    2004年07月   ハワイ大学太平洋諸島研究所  

  • 東西センター奨励金制度

    2002年03月   東西センター(ホノルル)  

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メディア報道

  • Pacific Passages: A PhD Student Interviews Professor Greg Dvorak

    インターネットメディア

    執筆者: 本人以外  

    2022年05月

     概要を見る

    (著:マイク・フー)

  • Author Interview: Greg Dvorak

    インターネットメディア

    2020年03月

     概要を見る

    グレッグ・ドボルザークは、ハワイ大学太平洋諸島研究センター設立75周年記念として、太平洋諸島研究についてのインタビューをContemporary Pacific Journal(学術誌)から受けた。

 

論文

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書籍等出版物

  • "The Phantom Empire: Japan in Oceania From the 1890s," in The Cambridge History of the Pacific Ocean, Vol 2

    Greg Dvorak, chapter author, Editors: Anne Perez Hattori, Jane Samson( 担当: 単著,  担当範囲: チャプター(査読あり)の著者)

    Cambridge University Press  2022年12月 ISBN: 9781316510407

  • Coral and Concrete: Remembering Kwajalein Atoll Between Japan, America, and the Marshall Islands

    グレッグ・ドボルザーク( 担当: 単著)

    University of Hawai'i Press  2018年11月 ISBN: 9780824855215

  • “Who Closed the Sea?: Postwar Japanese Amnesia and the Pacific Islands.” In 'Pacific America'

    Edited by Lon Kurashige, written by Greg Dvorak( 担当: 分担執筆)

    University of Hawai'i Press  2017年05月 ISBN: 9780824855765

  • “Detouring Kwajalein: At Home Between Coral and Concrete in the Marshall Islands.” In 'Touring Pacific Island Cultures.'

    Edited by Kalissa Alexeyeff, John Taylor, written by Greg Dvorak( 担当: 分担執筆)

    The Australian National University Press  2016年12月 ISBN: 9781921862441

  • Indigenous Asias. Special issue (41:1) of Amerasia Journal

    グレッグ・ドボルザーク( 担当: 共編者(共編著者))

    UCLA Asian American Studies Center Press  2015年09月

  • 「マーシャル諸島のひとびと—潮に逆らって闘う」In 『ひとびとの精神史 (第2巻) 朝鮮の戦争~1950年代』

    テッサ・モリス=鈴木, 編, グレッグ・ドボルザーク( 担当: 分担執筆)

    岩波書店  2015年08月 ISBN: 9784000288026

  • "Sublimating the Sublime: A Meditation on Artistic Interventions on Not-So-Deserted Islands" in Ten Thousand Suns: 24th Biennale of Sydney

    グレッグ・ドボルザーク( 担当: 単著,  担当範囲: 著者)

    シドニービエンナーレ  2024年03月 ISBN: 9780958040341

  • "Ripples, Reefs, and Turbulent Tides: Reconnecting Humanity through the Ocean," in "17th Istanbul Biennial—Afterthoughts" (edited volume of research papers)

    グレッグ・ドボルザーク( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Umud K. Dalgıç, David Teh, Ute Meta Bauer編著の査読付き論文を単独で執筆)

    Yapı Kredi Publications  2022年09月 ISBN: 9786055275914

  • 「ソウルフルな「島々の海」〜石川真生の写真における琉球の人々の力 (in『石川真生〜醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ』)

    グレッグ・ドボルザーク( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 亀海史明・石川真生編著の査読付き論文を単独で執筆)

    T&M Projects  2021年03月 ISBN: 9784909442178

  • "Resisting the Tides: Responding to Nuclear and Environmental 'Insecurity' in the Marshall Islands" [In Mapping Security in the Pacific: A Focus on Context, Gender and Organisational Culture]

    グレッグ・ドボルザーク(著, サラ・アミン、ダニエール・ワットソン, クリスチャン・ジラード( 担当: 分担執筆)

    Routledge  2020年03月 ISBN: 9780367143923

  • コラム2、コラム5、60章 in 「太平洋諸島の歴史を知るための60章」

    石森大知, 丹羽典生( 担当: 分担執筆)

    明石書店  2019年12月 ISBN: 9784750349091

  • "Masculinities" in 'The International Encyclopedia of Anthropology'

    Hillary Callan (general editor, Greg Dvorak (auth( 担当: 分担執筆)

    John Wiley and Sons  2018年07月 ISBN: 9780470657225

  • "Military Masculinities" in 'The International Encyclopedia of Anthropology'

    Hillary Callan (general editor, Greg Dvorak (auth( 担当: 分担執筆)

    John Wiley and Sons  2018年07月 ISBN: 9780470657225

  • 「誰が海を閉じたのか?日米間における記憶喪喪の群島」 in 「マーシャル、父の戦場」(大川史織著編)

    グレッグ・ドボルザーク( 担当: 単著)

    みずき書林  2018年07月 ISBN: 9784909710048

  • "Recentering 'The Pacific': Learning Oceanian Ways of Seeing" in 'Honolulu Biennial 2017 Catalog'

    Greg Dvorak, author, Ngahiraka Mason, di( 担当: 分担執筆)

    Honolulu Biennial Foundation  2017年09月 ISBN: 9780692938607

  • 「タラノアを世界へもたらすこと〜 アーティストユキ・キハラとの対談」 in 『日本およびアジア地域におけるグローバル・アートとディアスポラ・アート』

    MAMドキュメント(編, グレッグ・ドボルザーク( 担当: 分担執筆)

    森美術館  2016年07月 ISBN: 9784902819366

  • Gender in the Pacific (Volume 2 of Teaching Oceania Series)

    Greg Dvorak, Delihna Ehmes, Evile Feleti, James Perez Viernes, Teresia Teaiwa, Tevita O. Kaʻili( 担当: 共著)

    University of Hawaiʻi Center for Pacific Islands Studies  2016年03月

  • "The Naked Neighborhood: Exploring the Metropolitan Bathscape." in 'Tokyo Totem'

    Edited by Christiaan Fruneaux, Edwin Gardner, written by Greg Dvorak( 担当: 分担執筆)

    Flick Studio Press  2015年12月

  • “Two Sea Turtles: Intimacy between Men in the Marshall Islands.” In 'Gender on the Edge: Gay, Transgender, and Other Pacific Islanders"

    Edited by, Niko Besnier, Kalissa Alexeyeff, written by Greg Dvorak( 担当: 分担執筆)

    University of Hawai'i Press  2014年03月 ISBN: 9780824838836

  • 「私たちの「しま」を繋いだ波」in 『津波の後の第一講』

    今福龍太, 鵜飼哲, グレッグ・ドボルザーク( 担当: 分担執筆)

    岩波書店  2012年02月 ISBN: 9784000014052

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Works(作品等)

  • Unsettling The Anthropocene

    グレッグ・ドボルザーク  芸術活動 

    2024年02月
    -
    継続中

  • Almost Heaven (ドキュメンタリー映画, 50分)

    グレッグ・ドボルザーク  芸術活動 

    2014年02月
    -
     

  • Atollism (映画、17分)

    グレッグ・ドボルザーク  芸術活動 

    2008年01月
    -
     

講演・口頭発表等

  • Wavelengths: Art in Central Micronesia

     [招待有り]

    オーストラリア・クイーンズランド州立美術館  

    発表年月: 2021年12月

  • Elephants in the Living Room: Resistance, Resistance, and Solidarity Despite Japanese and American Empires

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    HYPHENATED BIENNIAL 2020 SYMPOSIUM: "Contemporary art and Resistance in the Asia Pacific – a Regional View of First Nations-Asia Intersections"   (メルボルン(オンライン))  Monash University/Melbourne Hyphenated Biennial 2020-2021  

    発表年月: 2020年12月

  • 「マーシャル・アイランド」への再上陸〜オセアニアにおける日米の軍国主義とマーシャル諸島の人々のレジスタンス

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    島嶼地域科学研究所講演シリーズ   琉球大学  

    発表年月: 2020年07月

  • Which War? Reframing Visual Histories Of Militarism Between America And Japan In Oceania

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    Asia Pacific: Visual Histories of War and Postwar   (マニラ)  エスクェーラ〜ベラス・アルテス・プロジェクトツ  

    発表年月: 2019年08月

     概要を見る

    This lecture and related workshops, led by Pacific/Asia cultural historian and curator Greg Dvorak, professor at Waseda University in Tokyo, invites participants to visually explore the deeper patterns of violence, dehumanization, resistance, and empowerment that run through the colonized and militarized landscapes and seascapes connected to, but beyond the horizon of, the Filipino experience. Focusing especially on the region of Northern Oceania (a region commonly known as Micronesia), the Philippines’ closest Pacific neighborhood, Dvorak will draw together diverse and transoceanic ideas around propaganda, art, resistance, visibility and invisibility between major nations and small communities. When asked about “the war” in the Pacific and their memories about it, Islanders tend to ask, “what war?” For Micronesians, and many Islanders, war is a topic that extends back through at least five hundred years of Western and Asian colonial history, and also into ancestral time over thousands of years. The Pacific War is not the only war that Islanders are aware of: In their consciousness exists many other battles, such as the struggle against militarism and nuclear testing, the struggle against the “environmental colonialism” that is causing climate change and sea level rise, and the ongoing struggle for sovereignty and self-determination. In a deeper perspective, Islanders also look back to the battles fought over land by their brave ancestors who navigated to these islands. Indigenous people throughout the Pacific region, dating back to the time of Ferdinand Magellan, share a great deal in common with the Filipino people, but this is not a history ordinarily taught in the Philippines. Additionally, the indigenous people of the Philippines share deep ancestral Austronesian roots with the people who settled the Pacific Islands. Paying attention to these visual and genealogical histories in the 20th and 21st centuries, while being mindful of the larger context of the ongoing wars in Oceania, will help participants gain a better literacy of contemporary decolonization and demilitarization as seen in art from the region, and how that links or does not link with conversations happening in the contemporary Philippines.

  • Part II of “The Ocean in Us - Flows of Art, Culture, and History Between Japan and the Pacific Islands.”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    第35回「アージェントトーク」   (東京)  森美術館  

    発表年月: 2019年07月

  • Part I of “The Ocean in Us - Flows of Art, Culture, and History Between Japan and the Pacific Islands.”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    第34回「アージェントトーク」   (東京)  森美術館  

    発表年月: 2019年04月

  • Archipelagoes of Amnesia: Empire, Environment, and Representation in the Marshall Islands

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    Griffith Asia Institute - Perspectives Asia Seminar   (ブリスベン)  The Griffith Asia Institute, Griffith University and the Australian Centre of Asia-Pacific Art, Queensland Art Gallery  

    発表年月: 2017年11月

  • "2016: Invading the Future in the Marshall Islands"

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    The Pacific History Association 22nd Conference   (グアム)  The Pacific History Association  

    発表年月: 2016年05月

  • “Who Closed the Sea?: Postwar Japanese Amnesia and the Pacific Islands”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    American History Association, Pacific Coast Branch Conference   (サンディエゴ)  American History Association, Pacific Coast Branch  

    発表年月: 2012年08月

  • “Uploading Oceania: ICT, Japan, and Oceanian Cultures”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    ICT and Oceanian Cultures Conference   (スヴァ)  南太平洋大学フィジーキャンパス  

    発表年月: 2012年02月

  • 「日本列島と「ミクロネシア」戦争・帝国・グローバル化をめぐる太平洋からのアプローチ」

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    明治大学リバティーアカデミー特別講義   (東京)  明治大学・太平洋諸島センター  

    発表年月: 2011年01月

  • Coconuts and Shoyu: Visual Representation and Postcolonial Pacificasian Articulations between Micronesia and Japan

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    Colonial Migrations and Legacies in the Pacific Islands Conference   (台北)  中央研究院  

    発表年月: 2010年11月

  • Connecting the Dots: Teaching Pacific Islands Studies in Archipelagic Japan

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    60th anniversary conference of the University of Hawai’i Center for Pacific Islands Studies   (ホノルル)  University of Hawai'i Center for Pacific Islands Studies  

    発表年月: 2010年11月

  • 現代マーシャル諸島におけるレジリエンスの再構築: 脱植民地化・核実験・気候変動

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    山・津波アートと「復興」シンポジウム  

    発表年月: 2024年03月

  • Sublimating the Sublime: Reframing Resilience in the Contemporary Marshall Islands

    グレッグ・ドボルザーク

    第25回太平洋諸島歴史学会総会  

    発表年月: 2023年11月

  • 次世代へ繋ぐアートのエコロジー

    グレッグ・ドボルザーク, 名和晃平, アーロン・セザール  [招待有り]

    ACKトーク2023年  

    発表年月: 2023年10月

  • ポストコロニアリズムの隣で

    グレッグ・ドボルザーク, 金サジ  [招待有り]

    京都シンポジウム「金サジの芸術におけるポストコロニアリティ」   (京都) 

    発表年月: 2022年11月

  • Contrasting Memories - A Reading Group on Colonialism and Decolonialism

    Greg Dvorak, Barbara Andaya, Antariksa, Hsu Fang-Tze  [招待有り]

    Collecting Embodiments and Entanglements: a dialogue between the collections of Galeri Nasional Indonesia, MAIIAM Contemporary Art Museum, Nationalgalerie – Staatliche Museen zu Berlin, and Singapore Art Museum   (Online (Singapore Art Museum))  Goethe Institute Indonesia  

    発表年月: 2021年10月

  • Biennale Forum Panel B: “Migration, Land, Home”: Art as an Effort to Seize History and Preserve the Memory of the Land

    Greg Dvorak, Bunga Siagian, Mumtaz Khan Chopan  [招待有り]

    Biennale Jogja XVI 2021   (Jogjakarta, Indonesia and Online)  Biennale Jogja XVI 2021  

    発表年月: 2021年09月

     概要を見る

    Presented in English with translation into Indonesian

  • 太平洋諸島のポストコロニアルアーティストとしての石川真生

    グレッグ・ドボルザーク, 天野太郎, 仲里 効, 友利真由美  [招待有り]

    石川真生展関連催事 シンポジウム  

    発表年月: 2021年03月

  • Art in Oceania after Imperialism: A View from the North

     [招待有り]

    Symposium: Sovereign Pacific / Pacific Sovereign   (ニュージーランド、ポリルア)  Presented by CIRCUIT in association with Pātaka Art + Museum, Porirua  

    発表年月: 2020年10月

  • Coral Reefs and Blasted Sands: A Conversation on Art as Ritual in the Marshall Islands

    グレッグ・ドボルザーク, キャシー, ジェトニル・キジナー  [招待有り]

    太平洋アート協会   (ブリズベン)  クイーンズランド美術館  

    発表年月: 2019年03月

     概要を見る

    A conversation between writers/artists Greg Dvorak and Kathy Jetnil-Kijiner, both with roots in the Marshall Islands. Greg’s background of growing up as an American on the US military base of Kwajalein atoll, one of the largest atolls in the Marshall Islands chain, and Kathy’s as an indigenous Marshallese raised in Hawai‘i, barred from living or visiting Kwajalein due to US military protocols against Marshallese, offers a disjuncture of place and un/settlement, a conflict that Greg and Kathy have regularly explored through conversations on art and history. Marshall Islands as a site of study also reintroduces Micronesia, a region that has, up to this year, had minimal presence in the Asia Pacific Triennial. Rather than signifying a vacuum of creativity, it instead points to the ways in which Micronesia has been largely silent in the curatorial work of Oceania, as well as demonstrating a need to break down what constitutes contemporary art versus handicrafts - the primary means of local Marshallese women’s economies, which now includes the traditional, intricately woven jaki-ed currently on display in APT9. The jaki-ed, as well as other forms of creation in the Marshall Islands, allows the curator and artist to understand how the intersections of colonialism and militarization, environment and gender, and queering and creativity, manifest in art as rituals. Rituals that are rooted in Marshallese traditions, such as Greg’s meditations on Kwajalein as a ritualized space, as well as new rituals, such as the rituals Kathy creates in her video poems or recent performance with APT9. Through this conversation, the hope is to share new ideas that have grown from memories rooted in the coral-scape of the Marshalls.

  • "(Em)powering Paradise: Performances of Gender, Art, and Diplomacy at Japan's Spa Resort Hawaiians"

    グレッグ・ドボルザーク

    Pacific History Association Biennial Conference 2018 (The Gift of the Pacific: Place and Perspective in Pacific History)   (ケンブリッジ)  The Pacific History Association/University of Cambridge  

    発表年月: 2018年12月

  • APT9 Symposium panel | Connectivities: Conditions for Contemporary Art in Spaces of Trans-regionality

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    第9回アジア太平洋現代アートトリエンナーレ   (ブリスベン)  クイーンズランド州立美術館・現代美術館(QAGOMA)  

    発表年月: 2018年11月

  • Art and Resistance in Oceania

    グレッグ・ドボルザーク

    15th Asia Pacific Conference   (大分県別府市)  立命館アジア太平洋大学  

    発表年月: 2017年11月

  • Worlding the Reef, Reefing the World: Marshallese Visualizations of the Transoceanian Now

    グレッグ・ドボルザーク

    11th Conference of the European Society for Oceanists (ESFO)   (ミュンヘン)  European Society for Oceanists (ESFO)  

    発表年月: 2017年07月

  • “Re-invading ‘the Martial Islands’: American Militarism in Oceania and Marshall Islander Resistance”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    アメリカ学会第51回年次大会   (東京)  アメリカ学会・早稲田大学  

    発表年月: 2017年06月

  • 「ヌークリアーフリー〜オセアニアにおける核兵器と女性のレジスタンス」

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    大分大学国際フォーラム   (大分市)  大分大学  

    発表年月: 2014年11月

  • “Art, Gender, and Resistance to Japanese and American Empires”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    トヨタ財団トランズオセアニアシンポジウム   (東京)  トヨタ財団・東京大学  

    発表年月: 2012年07月

  • 「クイア・ジャパンとクイア・アメリカ」

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    大阪大学GLOCOL事業の特別講義   (大阪)  大阪大学  

    発表年月: 2011年07月

  • 「現代社アートにおける「多様性」のシンボルとしての太平洋の島々」

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    瀬戸内国際シンポジウム   (岡山県犬島)  福武財団  

    発表年月: 2010年08月

  • “Pilgrimages of Sand and Sorrow: Japanese War Memory in Oceania.”

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    European Society of Oceanists (ESFO) Biennial Conference   (アバディーン)  European Society of Oceanists (ESFO)  

    発表年月: 2010年07月

  • 「『環礁論』〜マーシャル諸島出身のアメリカ人の委任統治領南洋群島や戦後のミクロネシアへのアプローチについて」

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    太平洋学会総会   (東京)  太平洋学会  

    発表年月: 2009年06月

  • "Triangulating Men and Masculinities between Japan, America, and the Marshall Islands"

    グレッグ・ドボルザーク  [招待有り]

    Moving Masculinities   (キャンベラ)  The Australian National University Research School of Pacific and Asian Studies  

    発表年月: 2005年12月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • The Archipelago Speaks Back: Pacific Islander Art and Resistance between Oceania, Japan, and Postcolonial Metropoles

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    This project aims to explore how Pacific Islanders speak back to colonialism and climate change through the medium of contemporary art on a global scale. The project will work toward an exhibition and symposium in Japan as well, engaging indigenous communities with their counterparts in Oceania.1. conducted extensive research and studio visits throughout Japan, coordinating with institutions in Kyoto, Osaka, Aomori, Hokkaido, Okinawa2. facilitated and undertook successful and significant research workshops in Guam, Republic of the Marshall Islands, the Federated States of Micronesia, and Philippines.3. successfully surveyed museum and gallery collections, interviewed artists in UAE (Sharjah), Europe (Italy and Germany) and the United States (New York);4. presented research in several forums and coordinated a special four-day research symposium program with Pacific Islander artists as part of the Yamagata Film Festival (October);5. published findings in peer-reviewed Japanese book, peer-reviewed English book (Routledge), and submitted essay to Cambridge University PressFor the first year, I had planned it would take longer to conduct research in the Republic of the Marshall Islands and other Pacific and European sites, expecting to have to completely build my research project myself with minimal local support. However, I was lucky to be able to affiliate with local collaborators who were doing similar projects and enabled me to conduct my own research within their institutions or projects. I was thus able to utilize research funds productively, meet with influential artists/experts swiftly, and gain access to rare works and sites. I was also able to add a trip to the UAE when I learned artists I was researching were exhibiting there. This, together with work in the Philippines, strengthened and supported my original project significantly.Unexpected events due to the COVID-19 pandemic have resulted in making it necessary for me to postpone most or all of the international research trips I had planned for FY2020, but this is unlikely to actually delay my project. I now have a robust network of collaborators thanks to last year's research, so I am able to focus on conducting domestic research in Japan this year, exploring online collections and working with artists and collaborators especially in Okinawa, Hokkaido, and Aomori. Therefore I am rearranging the research schedule while also writing, holding an online symposium instead of an in-person workshop, and preparing for in-depth extended travel later this year or next year, when I will also be curating an exhibit in Brisbane as an outcome of this project in 2021

  • トランスオセアニア ―日本列島とミクロネシア間の戦争・帝国・グローバル化に関する太平洋アプローチ

    トヨタ財団  国内助成プログラム

    研究期間:

    2010年11月
    -
    2012年10月
     

  • Collective De/Fence: Demilitarization and Climate Change Activism through Art in the Contemporary Indo-Pacific

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    DVORAK G・E

  • 南洋ノスタルジー〜太平洋の珊瑚礁における日本の記憶について(第二段落)

    日本学術振興会  外国人特別研究員事業

    研究期間:

    2008年10月
    -
    2010年09月
     

  • Seeds of Empire: Retracing Marshall Islander-Japanese Roots and Routes

    ウェナー・グレン人類学財団  Post-Ph.D. Research Grant

    研究期間:

    2008年03月
    -
    2009年02月
     

  • 南洋ノスタルジー〜太平洋の珊瑚礁における日本の記憶について (第一段落)

    日本国際交流基金  日本国際交流基金奨励金制度

    研究期間:

    2008年06月
    -
    2008年08月
     

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その他

  • Project35 学術・芸術ネットワークの設立について

    2012年04月
    -
     

     概要を見る

    気候変動への認識、植民地主義・グローバリゼーション・軍事化に対する抵抗、海と日本の太平洋地域への意識といったテーマで、太平洋諸島と日本の間のコミュニティの架け橋となるべく、アーティストと学者による国境と海を越えたネットワーク「プロジェクト35(Project Sango)」を2012年に設立した。プロジェクト35は、キュレーターやアート関連事業へのコンサルティングを行う一方、太平洋の専門家(特に日本とアジアの太平洋諸島民と先住民族)を集めて対話する「トランスオーシャニア・シンポジウム」を日本で適宜開催している。また、早稲田大学に「太平洋諸島地域研究センター」を設立することを目指している。

 

現在担当している科目

 

社会貢献活動

  • キュレータ、第10回アジア・パシフィック・トリエンナーレ(APT)

    クイーンズランド美術館  APT10 10th Asia Pacific Triennial  (展覧会〜オーストラリア ブリズベン(グアム、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島共和国での研究)) 

    2019年08月
    -
    2022年04月

  • 2019年山形国際ドキュメンタリー映画祭プログラムコーディネーター、キュレーター、プロデューサー

    山形国際ドキュメンタリー映画祭2019  「アムネシア〜オセアニアの忘れられた「群島」」  (山形県山形市) 

    2019年10月
    -
     

     概要を見る

    多くの島々が連なる太平洋。オセアニアと呼ばれるその広大な海洋地域は青い“大陸”とも呼ばれ、世界でもっとも広い人間居住地域である。しかし、20世紀初頭から今日にいたるまで日本および米国の帝国支配を受け、地球上でもっとも植民地化、軍事化の進んだ地域のひとつともなっている。「AM/NESIAアムネシア」はこれまで日本と米国によって声を奪われ忘れられ辺境に追いやられてきた土地と人々、その交流を描いた作品群を特集する。そのうち「土地ランズ」では、人々のアイデンティティと密接に結びついている先祖代々の土地や海の、まさにその場所で行われる核実験や気候変動の影響に粘り強く抵抗を続ける人々の姿を描いた作品を取り上げ、「身体ボディーズ」では、変わりつつあるジェンダー観や島民男性の高い収監率、兵役問題など、オセアニア地域の人々の身体や暮らしが植民地政策によっていかに周辺化され消し去られ、変容させられてきたかを追う。また「交差クロッシングス」では、顧みられることのない移民問題、文化交流、そして日本列島と太平洋諸島地域の間に位置するオセアニア中間地域の問題などを展望。戦前のプロパガンダ映画から元入植者や軍人たちの証言、そして国籍の曖昧な人々の状況、フラダンスの広がりといった事柄まで、幅広く批判的に検証し、古くから日本と近隣太平洋地域とを結んできたルート(経路)とルーツ(起源)を探りたい。

  • キューラトリアルアドバイザー・アーティスト参加者

    Jo-Jikum (Climate Change/Nuclear NPO)  AṂAṂ EURŌK KŌJ 核実験被害者追悼週間アート展示会 

    2024年02月
    -
    2024年03月

  • ゲストキュレーター

    札幌市  札幌国際芸術祭 

    2023年09月
    -
    2024年02月

  • キュレーター(パグリックプローグラム)

    アートコラボレーション京都  アートコラボレーション京都2023年 

    2023年06月
    -
    2023年10月

  • 「Komij Mour Ijin: 私たちがここに住んでいる」 エキスペディション参加者

    Cape Farewell, Jo-Jikum  「Komij Mour Ijin: 私たちがここに住んでいる」 〜ビキニ、ロンゲラップ、ウォト環礁のエキスペディション 

    2023年08月
     
     

  • アースカンパニーインパクトヒーロイベント、対談

    NGOアースカンパニー  インパクトヒーローデイ2019  (東京) 

    2019年10月
    -
     

  • ピースボート水先案内人(海上特別講師)

    NGO ピースボート  第81回航路  (横浜〜シンガポール) 

    2013年11月
    -
    2013年12月

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学術貢献活動

  • 客員キュレータ、ベラス・アルテス・プロジェクツ

    学術調査

    ベラス・アルテス・プロジェクツ   フィリピン バターン、バギオ、マニラ

    2019年08月
    -
     

他学部・他研究科等兼任情報

  • 国際学術院   国際コミュニケーション研究科

特定課題制度(学内資金)

  • The Gallery Gaze: Indigenous and Minority (Mis?)Representations in Post-COVID Contemporary Art

    2023年  

     概要を見る

    This research project took a comparative look at how Indigenous art is framed within extant art infrastructures and exhibition events, looking both at the production of art around climate change and environment in Micronesia and exploring how climate and nuclear themes are exhibited in Australia, a major hub for art from Oceania. I followed up on a special research project conducted in the summer of 2023 in the irradiated northern atolls of the Republic of the Marshall Islands, where I conducted participant observation on how Islander artists collaborate to resist and mitigate climate change while also engaging in activism against nuclear weapons. The project involved presenting a paper at the Pacific History Association and writing a research essay for a book published by the Sydney Biennale 2024. I also participated as a contributor and organizer of a collaborative art exhibition held in Majuro, Republic of the Marshall Islands, during the Nuclear Victims and Survivors Remembrance Week in March 2024. This event provided significant insights into how cultural memory and the representation of nuclear survivors are managed in Indigenous contexts. I further reflected on these themes at the Sydney Biennale, working with international collaborators, and conducted interviews with artists, curators, and organizers. These findings underscored the importance of genuine Indigenous representation in cultural spaces.

  • Collective “De-Fence”: Trans-Indigenous Art and Activism in the Wake of the Global Pandemic

    2022年  

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    In my research titled "Collective 'De-Fence': Trans-Indigenous Art and Activism in the Wake of the Global Pandemic", I deepened the interrogation into art's role in “speaking back” to empire. This project laid the foundation for my 2023 KAKENHI initiative, where I delved into demilitarization amid escalating military endeavors by the US, Japan, and China. The research contextualized the intertwined narratives of Cold War-era nuclear testing and the persisting climate crisis, with a particular focus on the Republic of the Marshall Islands.The primary research in AY2022 was conducted in Hawaiʻi, centered on diasporic communities, particularly during a period when the Marshallese borders remained sealed post-pandemic. A pivotal aspect of this investigation was to understand how artists and communities were reconciling the increasing militarization against the backdrop of nuclear remembrance and the imminent threat of “disappearing islands” due to sea level rise.My findings revealed a remarkable resilience and robustness within these communities and artists. While they navigate a landscape rife with challenges, their interpretations of hope emerged as a notable insight. This hope, as documented, was uniquely interlaced with experiences of trauma. Such interpretations became particularly evident as they processed the juxtaposition of past nuclear horrors with present environmental challenges, framed against an intensifying military environment.Furthermore, it was evident that the artists and communities weren't just passive observers but active participants in shaping narratives, demonstrating resistance, and fostering remembrance. Their artworks serve as both testament and critique, actively engaging with and challenging the dominating narratives of power, empire, and environmental negligence.This revelation, that hope and trauma can be so intricately connected in the face of multifaceted challenges, became a pivotal discovery of my research. Currently, I am expanding upon this profound finding in the academic year 2023 through my larger KAKEN project, collaborating with local experts and artists to delve deeper into these intertwined narratives and their manifestations in art and community resilience.

  • The Archipelago Speaks Back, Phase II: Resilience and Resistance in Art and Activism Between Oceania and Japan

    2022年  

     概要を見る

    In 2022, I delved into the next phase of my research: “The Archipelago Speaks Back, Phase II: Resilience and Resistance in Art and Activism Between Oceania and Japan.” Building on my prior research, this phase took me notably to the Republic of Palau and Hawaiʻi. The study aimed to discern how Islanders were navigating challenges including the COVID pandemic, declining tourism, climate change, and shifting gender and indigeneity identities.In Palau and Hawaiʻi, our findings highlighted remarkable resilience. Islanders, despite profound challenges, displayed innovative adaptation strategies. We closely examined artists deeply influenced by these contemporary factors. Their art encapsulated the vibrant resilience and resistance of their communities, reflecting both overt and subtle battles against evolving challenges.The narrative evolved in Japan, where regions like Hokkaido, Okinawa, and Tohoku were studied. Comparing Oceania's experiences with colonized sites in Japan,, shared struggles and unique narratives emerged. A significant observation was the rising tokenism of artists of indigenous heritage in the art world. While their increased visibility brought opportunities, it also presented challenges. Artists, however, are navigating this duality, amplifying their voices amidst superficial appreciation of their heritage.Yet, a stark contrast emerged when assessing Japanese institutions. Their reluctance towards genuine decolonization, versus artists' drive to redefine their identities and challenge boundaries, was evident.In essence, "The Archipelago Speaks Back, Phase II" achieved its objectives by revealing island communities' resilience against diverse challenges. The comparative lens between Oceania and Japan enriched our understanding of contemporary art and activism dynamics in and between colonized sites and metropoles. 

  • Re-gendering Oceania: Art, Activism, and Gender/Sexual Minorities Across the Pacific and Asia

    2021年  

     概要を見る

    This special project (Tokutei Kadai), proposed originally in 2019 for AY2020 but delayed unavoidably because of the global coronavirus pandemic, was undertaken mainly in the 2021 academic year.  Originally, the proposal was to travel to New Zealand, but since overseas travel was mostly restricted and New Zealand’s borders remained closed, this project was modified to concentrate instead on the work of indigenous and minority artists within Japan. Building on the first phase of my 2019-2021 Kakenhi project, this special project (Tokutei Kadai) successfully established a new research base that now addresses the field of gender studies to both complement my research as well as establish a basis for curatorial and ethnographic research around decolonization and sexual and gender minorities in Japan. My research on "Decolonizing Japan" entailed ethnographic and art-related research in Okinawa, particularly Okinawa island and Yonaguni Island.  I met with numerous artists who work with themes of feminism, gender, and queer identity.  Later, I also surveyed art exhibits and met with artists in the Tohoku region that dealt with Ainu themes of gender, as well as the major Feminisms exhibit at the Kanazawa 21st Century Museum of Art. 

  • Transoceanian Trajectories: Tracing Global Flows of Representation and Resistance among Pacific Islander Artists

    2017年  

     概要を見る

    Special Research Project 2017S-157 "Transoceanian Trajectories: Tracing Global Flows of Representation and Resistance among Pacific Islander Artists" was designed, proposed, and executed as a preliminary phase to a larger project planned for 2019 onwards, a joint research and curatorial project which will entail a symposium, exchange, and exhibition around issues of art, identity, memory, environment, gender, and self-determination between the Pacific Islands and Japan.  It was an initial project to complement some of the early work I had already been doing in surveying the work of Pacific Islander (indigenous) contemporary artists, which I conducted in the Marshall Islands, the Federated States of Micronesia, Palau, Sāmoa, the Cook Islands, Fiji, Tonga, and New Zealand.  For this special project, I attended the Venice Biennale of contemporary art in August 2017, where I engaged with Pacific artists there who have succeeded in showing their art internationally, and other non-Pacific artists who work with themes surrounding Oceania.  With each of these artists and curators, I conducted visits and interviews, while also viewing how various international audiences engaged with their work.  I also viewed the overall exhibitions in Venice and Florence as a way to gain more contextual knowledge of the international art world.  This research led to a profound understanding of how difficult it is for indigenous artists, especially artists from the Pacific Islands region, to gain access to international audiences-- but also, how effective art can be when they do succeed in communicating their messages.  For instance, Lisa Reihana's work, "Emissaries," won many awards and communicated a devastating history of European colonization in the Pacific Islands which is not easily relatable through mere textual or archival knowledge.  These art interventions, together with more creative but rigorous academic work, are required to cultivate better, equal, transoceanic, trans-regional alliances between Japan and its Pacific neighborhood in the 21st century, and this initial research sets the stage for further programs that bridge historical and contemporary understandings of place around urgent themes of climate change, militarism, and globalization.