2025/01/06 更新

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バックハウス ペート
バックハウス ペート
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
教授
学位
文学博士 ( ドイツ )
メールアドレス
メールアドレス

経歴

  • 2005年
    -
    2010年

    研究員、ドイツ日本研究所 (東京)

  • 2002年
    -
    2005年

    講師、デュースブルクーエッセン大学 (ドイツ)

研究分野

  • 言語学

研究キーワード

  • 社会言語学、語用論、スタイリスティックス

 

論文

  • “Harry you must stop living in the Past:” Names as acts of recall in John Updike’s Rabbit Angstrom

    Names   68 ( 4 ) 210 - 221  2020年09月  [査読有り]

  • 'You don't mind my calling you Harry?' Terms of address in John Updike's Rabbit tetralogy

    Literary Linguistics   9 ( 4 ) 1 - 28  2020年08月  [査読有り]

  • Reclaiming agency in resident–staff interaction: A case study from a Japanese eldercare facility

    Backhaus, Peter

    Discourse Studies   20 ( 2 ) 205 - 220  2018年04月  [査読有り]

    DOI

    Scopus

    3
    被引用数
    (Scopus)
  • 目に見えることばと経済:言語景観からの観察

    バックハウス ペート

    日本語学   34 ( 6 ) 26 - 32  2015年

    CiNii

  • Attention, please! A linguistic soundscape/landscape analysis of ELF information provision in public transport in Tokyo

    Backhaus, Peter

    Exploring ELF in Japanese Academic and Business Contexts: Conceptualization, Research and Pedagogic Implications     194 - 209  2015年

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書籍等出版物

  • Care Communication: Making a Home in a Japanese Eldercare Facility

    バックハウス ペート( 担当: 単著)

    Routledge (Taylor & Francis)  2017年

  • Communication in Elderly Care: Cross-Cultural Perspectives

    Continuum  2011年 ISBN: 9781441112545

  • 日本の言語景観

    庄治博史, F.クルマス

    三元社  2009年 ISBN: 9784883031856

  • Linguistic Landscapes: A Comparative Study of Urban Multilingualism in Tokyo

    Multilingual Matters  2007年 ISBN: 9781853599460

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • The Language of Japanese Spam Mails

    JSPS 

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    バックハウス ペート

  • 多言語社会における移民言語状況と移民言語政策の国際比較

    科学研究費助成事業(国立民族学博物館)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2008年
    -
    2010年
     

    庄司 博史, 渡戸 一郎, 平高 史也, 井上 史雄, オストハイダ テーヤ, イシ アンジェロ, 金 美善, 藤井 久美子, バックハウス ペート, 窪田 暁

     概要を見る

    1980年代後半からの日本の急激な多民族化の進展のなか、移民とともにいくつかの移民言語が生活言語として定着しつつある。同時に日本語を母語としない移民にとって、生活、教育の面でさまざまな言語問題も生じている。本研究は、いままで日本ではあまり注目されることのなかった移民言語に焦点をあて、社会言語学的立場から、その実態、および移民にかかわる言語問題への政策に関し調査研究をおこなった。その結果、国家の移民政策、移民の地位、ホスト社会の態度とのかかわりなど、移民言語を取りまく状況は大きくことなるが、今後日本が欧米のような多民族化に向かう上で、移民、国家双方の利益にとっていくつかの示唆的な事例もみられた。

  • 教育・ビジネス現場のELF(共通語としての英語)使用実態調査と教育モデルの構築

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • The Language of Japanese Spam Mails

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(若手研究(B))

 

現在担当している科目

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 国際学術院   国際コミュニケーション研究科

  • 教育・総合科学学術院   大学院教育学研究科

特定課題制度(学内資金)

  • 施設介護における職員と入居者間のコミュニケーション

    2010年  

     概要を見る

    本プロジェクトは介護施設の現場におけるコミュニケーションを研究する目的で、介護職員と入居者の間の言語行動を考察したものである。使用データは2008年埼玉県東部にある介護老人保健施設の実態調査で収集されたほぼ40時間の録音会話である。研究期間内では、会話データの文字化を終わらせた上、その詳しい分析を進めた。分析は量的及び質的側面を含む。前者としては、入居者の呼ばれ方を量的に分析した結果として,70%で最も頻繁な呼ばれ方は「名字+さん」であることが分かった。「ファーストネーム+さん」で呼ばれる入居者が17%を占め、残り13%は場合によって両方の呼称が可能である。入居者の呼ばれ方を決める要素としては、年齢と性別が挙げられ、特にファーストネームで呼びやすいのは、高年齢の女性である。なお「おばあちゃん」「おじいちゃん」などのような,いわゆる親族名称の虚構的用法は発生しなかった。 質的分析としては、会話モードの切り替えについて考察した。先行研究にも指摘された通り、介護現場において根本的に2つの会話モードが分けられる。1つ目では、会話者の施設的役割が中心となり、「介護者」と「被介護者」であることが職員と入居者の関係を定義している。2つ目は、会話者の施設的役割よりも、個人同士としての関係に焦点が移され、それによって非施設的なコンテクストが構築されようとしている。本会話データにも、両方の役割関係が確認できており、介護中に会話者は、どのような役割でどのような会話モードを選ぶか、詳細に分析した。