2023/12/04 更新

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タケダ マコト
武田 誠
所属
附属機関・学校 日本語教育研究センター
職名
講師(任期付)
学位
言語学修士 ( 東京外国語大学 )

学歴

  •  
    -
    2000年

    東京外国語大学   地域文化研究科   日本専攻  

委員歴

  • 2023年04月
    -
    継続中

    社会言語科学会  広報委員

  • 2020年04月
    -
    継続中

    言語管理研究会  接触場面と言語管理分科会委員

  • 2018年03月
    -
    2022年03月

    言語文化教育研究学会  交流会委員

  • 2017年07月
    -
    2019年07月

    小出記念日本語教育研究会  研究委員

  • 2017年03月
    -
    2018年03月

    言語文化教育学会  月例会委員

所属学協会

  •  
     
     

    日本質的心理学会

  •  
     
     

    言語管理研究会

  •  
     
     

    全国語学教育学会(JALT)

  •  
     
     

    小出記念日本語教育研究会

  •  
     
     

    言語文化教育研究学会

  •  
     
     

    早稲田大学日本語教育学会

  •  
     
     

    第二言語習得研究会

  •  
     
     

    日本語教育方法研究会

  •  
     
     

    日本語教育学会

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研究分野

  • 言語学 / 社会心理学 / 教育心理学 / 日本語教育 / 外国語教育

研究キーワード

  • 接触場面、インターアクション、言語管理理論、文化心理学、質的研究

受賞

  • 金賞

    2008年   シンガポール共和国   National IQC Convention  

    受賞者: ITU CLaSICチーム

 

論文

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講演・口頭発表等

  • 規範の意味付けプロセスにおける言語管理: 日本企業で働く元外国人交換留学生の事例から

    武田 誠

    多言語社会と言語問題シンポジウム  

    発表年月: 2023年03月

  • 日本企業就業初期の外国人社員による社会言語規範・社会文化規範の意味付け過程

    武田誠

    言語文化教育研究学会第8回年次大会  

    発表年月: 2022年03月

  • 相互行為の当事者が認識する『接触性』

    武田誠

    2021年度 言語管理研究会「接触場面と言語管理」分科会第3回  

    発表年月: 2022年01月

  • What is the reality for second language learners? Material design based on the language management theory

    TAKEDA, Makoto  [招待有り]

    CONNECT21: CLS 20th Anniversary e-symposium  

    発表年月: 2021年12月

  • 就業体験研修時の学びに与えるカリキュラムと教員の期待のインパクト

    武田 誠

    言語文化教育研究学会第6回年次大会  

    発表年月: 2020年03月

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    本研究では、東京都内にある専門学校に在籍する留学生6名が、カリキュラムの一部として実施される5日間のインターンシップ研修に参加し、その間に得た学びに影響を及ぼす可能性のある要因を明らかにしようとした。今回は、同専門学校のカリキュラム(授業内容など)、および、インターンシップ研修の準備を担う科目を担当した教員の期待が、実際に留学生が得た学びのうちどの種の学びに影響しているかを検討した。その結果、社会文化、社会言語要素の学びにカリキュラムや担当教員の期待の影響が見られ、それらの一部は長い時間かけて段階的に授業内活動により意識化されてきたものであることが示唆された。

  • 就業体験研修における外国人留学生の学び ―インターアクションの要素に注目して―

    武田 誠

    言語文化教育研究学会 第 5 回年次大会 市民性形成と言語文化教育   (早稲田大学) 

    発表年月: 2019年03月

  • Teacher Demotivational Factors with “Good” Students

    Miyuki Iese, Makoto Takeda

    Centre for Language Studeis International Conference 2018   (Shaw Foundation Almuni House, Faculty of Arts and Social Sciences, National University of Singapore)  シンガポール国立大学語学教育研究センター  

    発表年月: 2018年12月

     概要を見る

    This case study explores teacher demotivational factors of an advanced Japanese language class taught by an experienced instructor in a private language school in Japan. The class consisted of seven Asian students who followed the instructor’s instruction well with a serious attitude, however, they did not mix well and did not try to collaborate each other. A variety of pedagogical interventions to promote interaction among the students and their spontaneous utterances apparently did not work. As a result, the instructor described the class as “unsuccessful”. The present study aimed to identify possible factors that demotivated the instructor. Student interview, course feedback from the students, and semi-structured interview to the instructor were analyzed qualitatively. The result suggested possible factors that demotivated the instructor: belief of the instructor, the students’ lack of autonomy, individual differences in the target language proficiency among the students, and difference of instructional mode among the instructors. Previous studies showed that student attitudes such as sleeping in class or forgetting homework could be a crucial factor for demotivating teachers (Sugino 2010a and Sugino 2010b). Present study, however, suggests teacher could be demotivated by students with good attitudes.

  • 初対面会話活動における初級日本語学習者の意識 ―学習者の気づきを促すために―

    武田誠, 岩崎浩与司, 伊吹香織, 藤本恭子, 杉本美穂, 玉石知佳

    2017年度日本語教育学会春季大会   (早稲田大学) 

    発表年月: 2017年05月

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    発表者らはモデル会話に依存しない会話活動を目指し,大学での初級日本語科目のカリキュラムの一環として,初対面初級学習者同士の会話活動を実践した。学習者が会話を自己評価した「振り返りシート」,および半構造化インタビューの文字化データを,学習者の気づきや意識という視点で分析し,「言語」「話題」などの6つのカテゴリと「会話相手との日本語力の差」「話題への規範意識とコントロール」などの11のコードを生成した。 その結果,学習者が場面や相手を意識して話題を選択したり,日本語表現や非言語行動を調整したりしていることがうかがえた。また会話活動に関連して,自分の性格や会話スタイルなどの特性を意識していたことなどがわかった。学習者のこれらの気づきや意識は現実に近い初対面場面を設定したことにより得られたもので,モデル会話の練習からは得られないものだろう。また,学習者の「どうありたいか」という意識の反映だと言える。

  • 初級日本語学習者同士の初対面会話活動における意識―好印象を与える/受ける要因に着目して―

    玉石 知佳, 武田 誠, 伊吹 香織, 岩崎 浩与司, 杉本 美穂, 藤本 恭子

    日本語教育方法研究会 第47回研究会   日本語教育方法研究会  

    発表年月: 2016年09月

  • 『日本語でインターアクション』ができるまで―教育理念の実現と商品化―

    武田 誠  [招待有り]

    言語教育の「商品化」と「消費」を考えるシンポジウム IN 香港   (香港大学逸夫教樓)  つながろうねっト×言語文化教育研究学会×香港大学 School of Modern Languages and Cultures 日本研究学科 日本語プログラム  

    発表年月: 2016年07月

     概要を見る

    発表者は2014年に共著で『日本語でインターアクション』を上梓した。この教材は「インターアクションのための日本語教育」(ネウストプニー 1995、ファンほか 2014)の理念に基づき、学習者が実生活の様々な場面に適したインターアクションができるようになることを目指している。具体的には、語学教育で重視される「言語」のほか、インターアクションの「社会言語」「社会文化」の側面、学習者が経験する「接触場面」の独自性、学習者自身による振り返りを重視している。 本発表では、まず、この教材の特徴を紹介する。そして、市販教材として出版されるまでに、教育理念実現と商品化をめぐって執筆者が感じたことを共有したい。

  • 初級クラスにおけるインターアクション授業の実践報告―振り返りを中心に

    鎌田亜紀子, 金子史郎, 白石佳和, 武田誠

    平成27年度日本語学校教育研究大会   (国立オリンピック記念青少年総合センター)  一般財団法人 日本語教育振興協会  

    発表年月: 2015年08月

  • モティベーションを高める教室実践-交換留学生のグループプロジェクト活動例から-

    武田誠

    2015年度 実践研究フォーラム   (国際交流基金日本語国際センター) 

    発表年月: 2015年08月

  • インターアクションのための日本語教育はどう実践されるべきか:接触場面を意識した教材開発から

    2014年日本語教育国際研究大会  

    発表年月: 2014年07月

  • Old fossilized dog learns new nihongo tricks

    全国語学教育学会 第38回年次国際大会教材展示会  

    発表年月: 2012年10月

  • "Learner’s noticing through interaction with a native speaker of Japanese”

    Izumi Walker, Makoto Takeda

    The Second CLS International Conference   (Holiday Inn Singapore Atrium)  Centre for Language Studies, National University of Singapore  

    発表年月: 2006年12月

  • 「『接触場面』の談話における『確認』」

    武田誠, 土井真美, 永山友子, 能波由佳

    日本語教育方法研究会14回研究会   (東京学芸大学)  日本語教育方法研究会  

    発表年月: 2000年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ビジネス接触場面における規範とその形成

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

     概要を見る

    本研究は、①外国人留学生および外国人社員がビジネス場面で、どのような行為が適切であるかと考えているのか、②その「適切さ」がどのような要因によって形成されるのかを明らかにし、③その形成プロセスのモデルを構築しようとするものである。本研究の成果は、場面に応じて適切な日本語の運用ができるようになることを目指す「インターアクションのための日本語教育」の内容と方法の開発に貢献しうるものだと考えられる

 

現在担当している科目

 

社会貢献活動

  • ことばだけではない コミュニケーション活動を考えよう ー教科書の日本語だけでは十分ではないー

    松戸市国際交流協会  平成28年 松戸市国際交流協会日本語教育講習会  (松戸市女性センターゆうまつど4階ホール) 

    2016年03月
    -
     

  • 「著者との対話」から「インターアクション教育実践を考える会」へ

    実践持ち寄り会  第14回実践持ち寄り会  (学習院大学) 

    2015年09月
    -
     

  • インプット重視の文法指導

    武田 誠  神田外語大学留学生別科 教員ワークショップ 

    2013年09月
    -
     

  • Utilising ‘visitor sessions’ to Develop Learners’ Conversational Skills

    Center for Language Studies, National University of Singapore  Centre for Language Studies (CLS) Seminar  (Center for Language Studies, National University of Singapore) 

    2006年05月
    -
     

     概要を見る

    Project work that involves conversational interactions with other target language speakers (except teachers and peer learners) can provide foreign language learners with ample opportunities to develop and improve their conversational skills. Development and/or improvement of these skills, however, may not emerge automatically as a result of the learners' participation in the conversational interactions with the target language speakers. In order for the learning of these conversational skills to take place, some pedagogical interventions are indispensable. In this seminar I will first introduce an application of “visitor session” as an approach to foster learners' conversational skills, whose organisation is finely structured to enhance learning. Second, I will briefly report on a visitor session conducted in an upper-elementary level Japanese language module, which aimed at development of the learners' skills as a “good listener” in Japanese conversational interaction.

  • 接触会話の特徴を知る ―会話教育の内容と方法を考えるために―

    シンガポール日本語教師の会  JALTAS 2006年第1回日本語教育セミナー 皆で一緒に考えていきませんか。話す力を伸ばすための教室活動 

    2006年03月
    -
     

  • 日本語学習者の会話能力を考える ―接触場面における相互行為の実態―

    NUS語学教育研究センター日本語プログラム マルチメディア開発委員会  NUS語学教育研究センター日本語プログラム マルチメディア開発委員会 第一回勉強会  (シンガポール国立大学語学教育研究センター) 

    2005年05月
    -
     

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

特定課題制度(学内資金)

  • 第三者言語接触場面の会話活動における言語管理

    2021年  

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    日本語非母語話者同士が参加する第三者言語接触場面での言語管理の実態を明らかにすることは、日本語教育の内容と方法の充実化に寄与しうる。本研究では日本語中級会話コースの授業活動の一環として、外国人留学生が作成、発表した第三者言語接触場面の会話スキットにおいて、どのような言語管理が行われているのかを明らかにしようと試みた。学習者へのインタビューの結果、相手が非母語話者であることを意識して発話意図どおりの表現を選ぶ事前調整、教師が自然な表現に訂正しても、その表現に対する否定的評価とパラ言語的特徴の理解の不確かさからその表現の使用を回避したりする調整行動の存在などが明らかになった。

  • ビジネス接触場面における規範とその形成

    2020年  

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     本研究では先行研究を参考に、在日日本企業などで働く外国人社員が実施のビジネス場面で用いる規範がどのように形成されるのか、複線径路等至性アプローチ(Trajectory Equifinality Approach: TEA)を用いて明らかにする際の方法論の精緻化を試みた。その結果、「外国人社員が日本語を用いた実際のビジネス場面においてある規範の存在を認識すること」を等至点(Equifinality Point: EFP)とし得ることがわかった。また、規範形成をTEAのTLMGの第2層(記号レベル)、第3層(信念・価値観レベル)における変化として捉えていくことが可能であることが示唆された。今後は実際のデータを踏まえて、言語管理理論の諸概念とTEAにおける諸概念の対応関係を明確にしていく必要がある。

  • インターンシップ研修経験による外国人留学生の基底規範形成

    2019年  

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     本研究は、日本企業におけるインターンシップ研修において外国人留学生がどのような規範を用いているか、また、その規範はどのように形成されたかを明かにしようと試みたものである。本研究が対象とするインターンシップ研修は、外国人留学生が所属する教育機関のカリキュラムの一環として、5日間、実施されるものである。 研修期間中に留学生が書く日報形式の報告書(授業課題)の記述内容と、それに基づくインタビューの文字化のうち、規範に関わる部分をコーディングし、言語、社会言語、社会文化の3つのカテゴリーへの分類を試みた。また、インタビューの内容からそれらの規範がどのように形成されたのかを明らかにしようと試みた。

  • 中、上級日本語学習者のインターアクション活動参加時の気づき

    2017年  

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     本研究は、「インターアクション能力重視の日本語教育」の方法論確立に資することを目的として行った、中、上級日本語学習者の気づきの分析である。具体的には東京都内の教育機関でカリキュラムの一環として実施される、日本企業での5日間のインターンシップ研修参加時の学習者の気づきの特徴を、6名の学習者が記した研修記録(日報形式)とその内容を踏まえた半構造化インタビューから質的に明らかにしようと試みた。また、インターンシップ研修に関連する科目担当の3名の教員にも半構造化インタビューを行い、学習者の気づきと教員がインターンシップから学習者に期待した学びとの差異を明らかにしようと試みた。