MORIYA, Kazuyoshi

写真a

Affiliation

Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences, School of Education

Job title

Professor

Concurrent Post 【 display / non-display

  • Faculty of Science and Engineering   Graduate School of Creative Science and Engineering

Research Institute 【 display / non-display

  • 2020
    -
    2022

    理工学術院総合研究所   兼任研究員

Education 【 display / non-display

  •  
    -
    2002

    University of Tokyo   Graduate School, Division of Science   Department of Earth and Planetary Science  

  •  
    -
    2002

    University of Tokyo   Graduate School, Division of Science   Department of Earth and Planetary Science  

  •  
    -
    1999

    Waseda University   Graduate School of Science and Engineering   Department of Mineral Resources Engineering and Materials Science and Engineering  

  •  
    -
    1999

    Waseda University   Graduate School of Science and Engineering   Department of Mineral Resources Engineering and Materials Science and Engineering  

  •  
    -
    1997

    Waseda University   Faculty of Education   Department of Science, Division of Earth Sciences  

Degree 【 display / non-display

  • University of Tokyo   Ph.D.

 

Research Areas 【 display / non-display

  • Biogeosciences

Papers 【 display / non-display

  • Annual shell growth patterns of three venerid bivalve mollusk species in the subtropical northwestern Pacific as revealed by sclerochronological and stable oxygen isotope analyses

    Tanabe, K, Miyaji, T, Murakami-Sugihara, N, Shirai, K, Moriya, K

    Marine Biology   147   20  2020  [Refereed]

    DOI

  • On impact and volcanism across the Cretaceous-Paleogene boundary

    Hull, P.M, Borneman, A, Penman, D, Henehan, M.J, Norris, R.D, Wilson, P.A, Blum, P, Alegret, L, Batenburg, S, Bown, P.R, Bralower, T.J, Cournede, C, Deutsch, A, Donner, B, Friedrich, O, Jehle, S, Kim, H, Kroon, D, Lippert, P, Loroch, D, Moebius, I, Moriya. K, Peppe, D.J, Ravizza, G.E, Röhl, U, Schueth, J.D, Sepúlveda, J, Sexton, P, Sibert, E, Śliwińska, K.K, Summons, R.E, Thomas, E, Westerhold, T, Whiteside, J.H, Yamaguchi, T, Zachos, J

    Science   367   266 - 272  2020  [Refereed]

  • Taxonomic relationships and paleoecological signi cance of two exceptionally large lower jaws of Late Cretaceous ammonoids from Japan

    Tanabe, K, Misaki, A, Ikeda, T, Izukura, M, Moriya, K

    Paleontological Research   23 ( 2 ) 152 - 165  2019.04  [Refereed]

    DOI

  • Characterizing photosymbiosis in modern planktonic foraminifera

    Takagi, H, Kimoto, K, Fujiki, T, Saito, H, Schmidt, C, Kucera, M, Moriya, K

    Biogeoscience   16   3377 - 3396  2019

    DOI

  • Perspective on the response of marine calcifiers to global warming and ocean acidification—Behavior of corals and foraminifera in a high CO2 world “hot house”

    Kawahata, H, Fujitak K, Iguchi, A, Inoue, M, Iwasaki, S, Kuroyanagi, A, Maeda, A, Manaka, T, Moriya, K, Takagi, H, Toyofuku, T, Yoshimura, T, Suzuki, A

    Progress in Earth and Planetary Science   6  2019.01  [Refereed]

    DOI

display all >>

Books and Other Publications 【 display / non-display

  • Earth, Environment and Resources: To build a harmonious relationship between the Earth and human beings, 2nd ed.

    Takagi, H, Yamazaki, A, Enjoji, M, Ogasawara, Y, Ohta, T, Moriya, K, Uchida, E, Ohkochi, H, Kamura, K( Part: Joint author)

    Kyoritsu Pub.  2019.03 ISBN: 9784320047341

  • Isotope signature of ammonoid shells. in Klug, C., Korn, D., De Beats, K., Kruta, I., and Mapes, R.H. eds., Ammonoid Paleobiology: From anatomy to ecology

    Moriya, K

    Springer  2015 ISBN: 9789401796293

  • Proceedings of the Integrated Ocean Drilling Program, 342

    Norris, R.D, Wilson, P.A, Blum, P, the Expeditio, Sientists

    Integrated Ocean Drilling Program  2014

  • Proceedings of the Integrated Ocean Drilling Program, 330

    Koppers, A.A.P, Yamazaki, T, Geldmacher, J, the Expeditio, Scientists

    Integrated Ocean Drilling Program Management International, Inc.  2012

  • Paleogene Newfoundland sediment drifts. IODP Preliminary Report, 342

    Expedition, Scientists

    Integrated Ocean Drilling Program  2012

display all >>

Misc 【 display / non-display

  • 東京都区部産のトウキョウホタテの産出記録および標本保管

    川辺文久, 中島礼, 加瀨友喜, 田口公則, 佐々木猛智, 守屋和佳

    GSJ地質ニュース   7 ( 3 ) 67 - 79  2018.03

    Rapid communication, short report, research note, etc. (bulletin of university, research institution)  

  • 故平野弘道教授の業績概要および平野研究室化石コレクションの移管について

    清家一馬, 川辺文久, 栗原憲一, 守屋和佳, 和仁良二

    早稲田大学教育・総合科学学術院学術研究(自然科学編)   63   13 - 30  2015.03

    Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution)  

  • S-111 Counterevidence for a plausible Cretaceous Antarctic ice sheet using glassy foraminiferal isotopes from the mid-Cretaceous tropics

    Moriya K, Wilson Paul A, Friedrich Oliver, Erbacher Jochen, Kawahata H

    日本地質学会学術大会講演要旨   114  2007.09

    CiNii

  • Paleoenvironmental change based on the analysis of the Cretaceous benthic foraminiferal assemblages in the Northeast Pacific

    Nishi Hiroshi, Tomosugi Takashige, Takashima Reishi, Allan Fernand, Tanabe Kazushige, Moriya Kazuyoshi

    Annual Meeting of the Geological Society of Japan   2007 ( 0 ) 108 - 108  2007

    CiNii

  • Database of Cretaceous ammonite specimens registered in the Department of Historical Geology and Paleontology of the University Museum, University of Tokyo.

    Tanabe, K, Y. Ito, K. Moriya, T. Sasaki

    The University Museum, The University of Tokyo, Material Reports   ( 37 ) 1 - 509  2000

Research Projects 【 display / non-display

  • T/J境界絶滅からK/Pg境界絶滅までアンモナイト類の生活史の個体発生変化と進化

    Project Year :

    2019.10
    -
    2023.03
     

     View Summary

    白亜紀/古第三紀(K/Pg)境界の地球外天体の衝突に起因する大量絶滅では,恐竜などの陸棲生物に加え,様々な海棲生物も絶滅した.その代表はアンモナイトである.アンモナイト類は,およそ4.2億年前にオウムガイ類から派生したが,その祖先であり,殻形態もよく似ているオウムガイ類は,K/Pg境界の絶滅事変の乗り越え,現在の海洋でも生きている.K/Pg境界において,この2つのグループの絶滅と生存を分けた生態学的要因は未だに明らかになっていない.本研究では,アンモナイト類の成長を通じた生息域の変化を明らかにし,オウムガイ類と比較することで,絶滅をもたらした生態的要因を議論する.白亜紀/古第三紀(K/Pg)境界の地球外天体の衝突に起因する大量絶滅では,恐竜などの陸棲生物に加え,様々な海棲生物も絶滅した.その代表はアンモナイトである.アンモナイト類は,およそ4.2億年前にオウムガイ類から派生したが,その祖先であり,殻形態もよく似ているオウムガイ類は,K/Pg境界の絶滅事変の乗り越え,現在の海洋でも生きている.K/Pg境界において,この2つのグループの絶滅と生存を分けた生態学的要因は未だに明らかになっていない.本研究では,アンモナイト類の成長を通じた生息域の変化を明らかにし,オウムガイ類と比較することで,絶滅をもたらした生態的要因を議論する.2019年度は,研究代表者,研究分担者,および海外共同研究者のAndrzej KAIM博士(ポーランド科学アカデミー)との間で,2020年度以降の研究計画に関する検討を行った.2016年に研究代表者らがポーランドを訪問して採取した試料に加え,KAIM博士から提供された試料の解析を行い,2020年度の調査計画の検討を行った.2019年度は,研究代表者,研究分担者,および海外共同研究者のAndrzej KAIM博士(ポーランド科学アカデミー)との間で,2020年度以降の研究計画に関する検討を行った.2016年に研究代表者らがポーランドを訪問して採取した試料に加え,KAIM博士から提供された試料の解析を行い,2020年度の調査計画の検討を行った.当初の予定では,ファウスティアンカ地域,チェンストホバ地域を調査の候補地としていたが,予察的な解析の結果,これらの地域を2020年度の調査の対象地域と決定した.調査は,2020年8月に研究代表者の守屋や研究分担者の佐藤,および研究補助者がポーランドを訪れ,KAIM博士とともに実施する計画を策定した.今後は,日本側研究者のうち,守屋,佐藤と研究協力者(大学院生等)が2020年8月に,ファウスティアンカ地域やチェンストホバ地域を対象とした3週間程度の地質調査を行い試料採取を行う.この試料について2020年後半から2021年度にかけてδ18O分析を行うことで,アンモナイトの1個体の標本で卵殻から成体殻までの殻形成水温の個体発生変化を解析する.上記の研究において,アンモナイト類の殻形成水温が算出されたとしても,そのアンモナイト個体が棲息していた時代の水柱の表層から底層までの鉛直温度勾配がわからなければ,アンモナイト類の殻も形成水深を導くことができない.そこで,水深毎に棲み分けを行っていることが既知の浮遊性有孔虫と底生有孔虫のδ18O分析から,ジュラ紀から白亜紀の海洋の鉛直温度勾配を決定する.浮遊性有孔虫が出現していないジュラ紀前期から中期については,二枚貝が浮遊幼生期に形成する胎殻に着目し,このδ18O分析を行うことで表層水温を決定する.また,これまでの予察的研究において,有孔虫化石のような微小な化石を採取するためには,1試料地点につき1Kg程度の泥岩を洗浄する必要があることがわかっており,佐藤と研究協力者は調査終了後の4週間程度ポーランドに滞在し,試料の洗浄処理等を実施する.上記のアンモナイトの結果と有孔虫の結果を比較することで,アンモナイト類の卵から成体までの棲息水深や棲息場を導出し,白亜紀後期のアンモナイト類の生活様式・生活史の個体発生とK/Pg境界での絶滅との関連を議論する

  • Appearance and evolution of C4 plants: Environmental perturbation around Antarctica during mid-Cretaceous

    Project Year :

    2019.04
    -
    2022.03
     

  • 地球気候の本質的理解に向けた温室地球時代の海水温季節変動動態の解析

    Project Year :

    2019.04
    -
    2022.03
     

     View Summary

    本研究では,地球温暖化時代の極相期の一つである白亜紀中期セノマニアン期からチューロニアン期(CTB;約9千4百万年前)に生じた海洋無酸素事変を対象として,平均古水温の緯度勾配と,古水温の季節変動幅との時系列変動を明らかにする.平均古海水温の算出に加え,海水温の季節変動幅の算出から,炭素循環擾乱イベントに対する海水温の動的応答の解析を行うことで,温室時代の気候フィードバックがどのような順序で,どのような時間スケールで生じたのかを明らかにする.本研究では,地球温暖化時代の極相期の一つである白亜紀中期セノマニアン期からチューロニアン期(CTB;約9千4百万年前)に生じた海洋無酸素事変を対象として,平均古水温の緯度勾配と,古水温の季節変動幅との時系列変動を明らかにする.平均古海水温の算出に加え,海水温の季節変動幅の算出から,炭素循環擾乱イベントに対する海水温の動的応答の解析を行うことで,温室時代の気候フィードバックがどのような順序で,どのような時間スケールで生じたのかを明らかにする.本年度は,イオン交換水流下で,開孔径63マイクロメートルのふるいを用いて堆積物試料を洗浄し,浮遊性有孔虫を含む微化石を抽出する作業を中心に行った.予察的研究から,CTBのおおまかな層位学的位置は明らかになっていることから,その層準を含む範囲の堆積物を洗浄した.双眼実体顕微鏡を用いて,洗浄後の残さから浮遊性有孔虫化石を抽出した結果,極めて保存状態の良い多様な浮遊性有孔虫化石が多産した.これらの化石について走査型実体顕微鏡を用いて殻の保存度や,殻内に沈殿した二次的な方解石の有無を確認した.その結果,これらの化石は初生的な殻体を保持していることが明らかになった.また,全岩の有機炭素同位体比測定を行うために,堆積物試料の乾燥と粉末化および脱灰を行った.これらの試料について,窒素および有機炭素含有量の測定を行った上で,有機炭素同位体比の測定を行った.これにより,予察的な研究で明らかになっていたCTBの層位学的位置をより詳細に明らかにすることができた.平成31年度は,以下の6つの項目を進めることを予定していた.1)実体顕微鏡での有孔虫化石の拾い出し,2)走査型電子顕微鏡家での浮遊性有孔虫化石の保存度確認,3)安定同位体比質量分析計isoprime precisIONによる浮遊性有孔虫20から30個体の酸素同位体比分析,4)全岩堆積物から有機分子の抽出,5)堆積物の酸処理による脱灰,6)元素分析計による有機炭素含有量の測定.このうち,概ね終了した項目が,1,2,5,および6である.予察的段階まで終了した項目が3および4である.3については,試料の準備は整ったが,平成31年9月に早稲田大学に納入された安定同位体比質量分析計isoprime precisIONの分析精度および確度にやや問題があり,検討を行った結果,分析経路の一部に問題があることがわかった.既に分析を済ませた試料についても,再度その値の正当性を確認するために今後再分析を行う予定である.安定同位体比質量分析計においては,想定の範囲内程度の問題であり,これについてはすでに問題の原因が特定されているので,今後,改善し分析を継続する.4については,一部の試料については処理が終了したが,未処理の試料も残されていることから,これについては今後分析を進める予定である.また,年度末に予定していた研究集会については,新型コロナウィルス感染症蔓延の影響を考慮し,令和2年度以降に実施する.平成31年度は,分析機器の一部の問題があったが,これは想定の範囲内の事象であり,概ね計画通りに研究が進行した.この程度の支障であれば,令和2年度内に十分吸収可能と思われる.また,若干の支障があった内容は,研究計画立案時点から,令和2年度も継続して実施予定であることから,令和2年度以降は,研究計画のとおり,1)isoprime precisIONによる浮遊性有孔虫化石20から30個体の酸素同位体比分析,2)有機分子の抽出,3)元素分析系による有機炭素含有量の測定を前年度から引き続き行う.また,新規事項として,4)高速液体クロマトグラフィーによる有機分子化石組成の解析,5)極微量炭酸塩同位体比分析システムによる有孔虫1個体ごとの酸素同位体比分析,6)有機炭素同位体比分析を新規に開始することとする

  • 気候ジャンプ時における海水温の季節変動幅の時系列変動と大陸氷床形成のタイミング

    Project Year :

    2016.04
    -
    2020.03
     

     View Summary

    平成30年度は,以下の2つのWorking Packages(WP)を中心に解析を行った.WP2:TEX86分析による始新世/漸新世境界を通じた平均海水温の算出:平成29年度までの実施で,110試料からの有機分子抽出を行っていたため,それらについて高速液体クロマトグラフィーでの分析を行った.そのうち47試料について,抽出溶媒中に含まれるテトラエーテル分子の濃度を算出し,TEX86古水温の推定を行った.その結果,これまで,大西洋の赤道地域や南半球側で得られていた古水温変動傾向とは異なる傾向を見出した.これは北大西洋における独自の事象を検出している可能性があり,これについて議論した.WP3:海水の酸素同位体比の算出に基づく,始新世/漸新世境界における氷床発達過程の推定:平成30年度までの解析により,海洋の最表層に棲息する浮遊性有孔虫化石1個体ごとの炭素・酸素同位体比が決定された.本研究で取り扱う始新世/漸新世境界は,南極氷床が急速に拡大した時代として知られていることから,海水の酸素同位体比も大きく変動していたことが予想され,有孔虫化石に記録される酸素同位体比には,海水温の効果と海水の酸素同位体比の効果の両者が混在していることが想定される.そこで,上記WP2によって得られたTEX86古水温と,有孔虫化石から得られた酸素同位体比データとを比較し,海水温の変動と海水の同位体比の変動を算出した.その結果,この海水の酸素同位体比の変動については,これまで大西洋の赤道地域や南半球で得られていた結果と同様の結果が得られ,これまでの研究で想定されていた南極氷床の形成時期や規模を再確認すると同時に,氷床形成という全球的事象が本研究サイトにも記録されていることを確認した.平成30年度が最終年度であるため、記入しない。平成30年度が最終年度であるため、記入しない

  • Early history of NADW: proposal and verification of Pacific inflow hypothesis

    Project Year :

    2014.06
    -
    2018.03
     

     View Summary

    Pelagic barite and carbonate-associated sulfate were extracted and their sulfur isotope values are studied from deep sea cores from various 8 deep sea core sites of the world. Expected dramatic shift as short as 1 myr discussed for sea water sulfate across 50 Ma was not observed both in the barite and CAS media. Sulfur isotope value of sea water guradually increased through 51-41 Ma. The samples that yielded both barite and CAS indicated CAS had a potential for proxy of d34S of paleo-sea water. Global sea water was homogeneous in terms of d34S through 51-47 Ma, however, north-south gradient was apparent through 45-40 Ma. Arctic Outflow water is possible candidate to explain this gradient

Specific Research 【 display / non-display

  • 地球温暖化時代における気候−炭素循環フィードバックの解明のための海水温季節変動幅解析

    2020  

     View Summary

     本研究では,地球温暖化時代の極相期の一つである白亜紀中期セノマニアン期からチューロニアン期(CTB;約9千4百万年前)に生じた海洋無酸素事変を対象として,古水温の季節変動幅を明らかにすることを目的とした.CTBでは,極端な温暖化に対する負の気候−炭素循環フィードバック効果により,最温暖期において温暖化が抑制されたと推測されてきた.しかし,これまでは平均古水温の議論に留まっており,より具体的な気候状態を示す海水温の季節変動については全く議論されていなかった.本研究では,CTBの前兆となった炭素埋没イベントを堺に,海水温の季節変動幅が変化することを見出した.

  • 始新世/漸新世気候遷移期における氷床量と海面水温の季節変動動態の解析

    2019  

     View Summary

     本研究では,始新世/漸新世境界(EOT;約3千4百万年前)に生じた,無氷床状態から部分凍結状態への気候ジャンプに伴う気候変動の動態を,およそ800年間隔という,これまでのEOT研究史上にない超高時間解像度で明らかにする.これまでのEOTにおける地球化学代理指標のデータに基づく研究は,時間解像度が十分でなく,数値実験による気候モデルからの予測の検証ができていなかった.本研究で,浮遊性有孔虫化石1個体ごとの酸素同位体比とバイオマーカー分析によるTEX86の分析から,当時の氷床量と夏季−冬季間の海水温季節変動幅の超高解像度時系列変動を明らかにする. 浮遊性有孔虫化石1個体ごとの炭素・酸素同位体比分析からは,海水温季節変動幅がミランコビッチ・サイクルに同調して変化することが明らかになった.

  • 白亜紀末の大量絶滅時における浮遊性有孔虫の光合成共生生態の進化

    2018  

     View Summary

    本研究では,白亜紀/古第三紀境界(K/Pg境界)(およそ6千6百万年前)に起きた大量絶滅事変時における,一次生産停止仮説の検証を目的とし,K/Pg境界を通じた浮遊性有孔虫の化石群組成,サイズ分布の解析を試みた.研究には,統合国際深海掘削計画第342次航海およびオランダ・マーストリヒト近傍の陸上露頭から採取された,K/Pg境界を含む一連の試料を用いた.これらの試料を洗浄し,堆積物中に含まれる浮遊性有孔虫化石を抽出し,解析を行った.

  • 古水温の季節変動幅,化石有孔虫の個体群動態の解析に向けた個体別同位体測定法の評価

    2017  

     View Summary

     本研究では,現生浮遊性有孔虫殻体の1個体ごとの炭素・酸素同位体比(δ13C・δ18O)分析から,海水温の季節変動幅,各種の有孔虫の個体群動態,各種の詳細な生息水深を再現する解析手法を開発し,浮遊性有孔虫化石群に適用するための新指標の確立を目的とした.2017年10月に,真鶴湾においてプランクトンネットを用いた浮遊性生物の採集を行い,現生浮遊性有孔虫を採取した.同時に,それらの遺骸殻が堆積している海底の柱状コア堆積物も採取し,含まれている浮遊性有孔虫化石を抽出した.これらの現生浮遊性有孔虫の殻体のδ13C・δ18O分析を行うことにより,殻体に残される海水温記録の解読を行う.

  • 気候ジャンプ時における大陸氷床形成動態と海水温の季節変動幅の超高時間解像度解析

    2015  

     View Summary

     本研究では,古第三紀始新世/漸新世境界(EOT)において,カナダ・ニューファンドランド島沖の深海底堆積物から産出した浮遊性有孔虫化石の炭素・酸素同位体比分析を行い,南極氷床の最初の形成時における海洋環境変動の記録を解析した.酸素同位体比の変動パターンから推測される海水温の季節的な変動幅には,周期的な変動が認められ,始新世よりも漸新世でその変動幅が大きいことが示された.

display all >>

 

Syllabus 【 display / non-display

display all >>