2022/01/25 更新

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イソ シゲオ
礒 繁雄
所属
スポーツ科学学術院 スポーツ科学部
職名
教授

兼担

  • スポーツ科学学術院   大学院スポーツ科学研究科

  • 教育・総合科学学術院   教育学部

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学歴

  •  
    -
    1985年

    日本体育大学   体育学研究科   スポ−ツ方法学  

  •  
    -
    1983年

    早稲田大学   教育学部   教育学科体育学専修  

学位

  • 体育学修士

所属学協会

  •  
     
     

    日本バイオメカニクス学会

  •  
     
     

    日本スプリント学会

  •  
     
     

    日本体力医学会

  •  
     
     

    日本体育学会

 

論文

  • 競泳選手のパワー発揮動態

    松山大学論集   16 ( 6 ) 1 - 13  2005年02月

  • 総合型地域スポーツクラブ組織づくりへの一考察

    関西学院大学スポーツ科学・健康科学研究   6   11 - 16  2003年03月

  • 障害者スポーツ実技の導入に関する研究

    関西学院大学スポーツ科学・健康科学研究   6   17 - 22  2003年03月

  • 一流110mハードル選手のインターバル走に関するキネマティクス的研究

    陸上競技研究   49巻   11 - 17  2002年06月

  • 障害者スポーツの現状報告 −障害者スポーツ指導員制度に注目して−

    関西学院大学スポーツ科学・健康科学研究   5巻   7 - 11  2002年03月

  • 110m障害走の指導法に関する研究 −kinematics的データを基礎として−

    関西学院大学スポーツ科学・健康科学研究   5巻   1 - 6  2002年03月

  • 短距離走の実践指導に関する研究−関西学院大学の場合−

    スプリント研究,11巻,pp41-49.   11   41 - 49  2001年08月

  • 大学陸上競技部の練習環境に関する研究.

    関西学院大学スポーツ科学・健康科学研究   4巻   7 - 13  2001年03月

  • 短距離走動作の仮説による指導法に関する研究.

    関西学院大学スポーツ科学・健康科学研究   3   25 - 31  2000年03月

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書籍等出版物

  • 第5学校教育と健康・体力 第6章運動部活動を考える p60-79

    教職者のための基礎体力

    六甲出版  2000年02月

  • 「パソコンを活用した技術・動作分析」

    中学校体育, スポーツ教育実践講座実践編

    ニチブン社  1998年03月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ランニングの新しい概念に基づく正しい走動作獲得法の開発

    研究期間:

    2019年06月
    -
    2021年03月
     

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    走能力は生まれつきの素質によると広く考えられている。足の速い子は運動有能感を持ち、足が遅いことはスポーツ嫌いを生む要因ともなる。しかし申請者らの最近の研究によれば子どもの疾走能力はランニングフォーム(技術)と強く関係する。本研究の目的は「正しいランニングフォーム」の重要性を検証、そ れを身につける方法を確立して「走能力は生まれつきの素質による」というドグマを打ち 破ることである。走ることが苦手な子どもや成人に正しいフォームを指導してその前後における疾走速度(短距離走能力 )やエネルギー効率(長距離走能力)の変化などを解析する

  • 阪神大震災による学生スポーツの現状調査-阪神地区大学陸上競技選手を対象として-

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    研究目的は、阪神大震災に直面した学生がどのようにその事象をとらえ対応したかを陸上競技選手を対象として明らかにすることである。1997年度は、震災より1・3ヶ月後に調査した結果をまとめることであった。その結果は、住居を替えている者が約3割存在した。この数は、3ヶ月後において、震災前の場所にもどる者は少なかった。ボランティア活動の参加希望の多い者と競技力の高い者または家屋の半壊の者との間に相関がみられた。また、競技に対する目的意識は、価値観が低下したにも関わらず震災直後より3ヶ月後に勝負感が増したとの回答であった。これは、震災によるプラスの意識改革ではなかろうか。1998年度は、これらの成果をふまえ3回目(震災後3年目)の現状調査を行った。その結果は、震災を経験した者が調査対象者(在学生と当時学生であったすべての卒業生)の45%程度であった。練習環境は、震災後資材置き場等の震災施設使用された場合に場所の移転あるいは整備がなされている。ただし、現在の学生は、これらの環境変化により震災を直接原因と考える者が非常に少ない。競技参加意識に対しても変化ない者がほとんどであった。このことは、在学生にとって震災は過去のものとしてスポーツに対応しているようである。一方、震災を経験した卒業生は、震災に対する価値観が2つに分かれた。1つは、震災に対して現在も直視しボランティア活動等を継続している者と在学生と同様に過去の出来事としてとらえている者に分かれた。今後、当時の震災とスポーツの現状を整理し社会的傾向をふまえてまとめる必要がある

特定課題研究

  • 最大速度の走りをサッカー種目に導入するコーチング視点

    2014年  

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     これまで、ジュニアユースサッカー選手(浦和レッズ)に導入した「走トレーニングプログラム」元韓国A代表フィジカルコーチ:池田誠剛氏とシニアに活用するためのトレーニング導入を検討した。具体的には、選手に対するトレーニング説明をする前に、コーチングスタッフとの連携の必要性が挙げられた。ことため、いくつかのチームへ可能性を確認したが、了解には至らなかった。 現在、対応できる大学チームを選び、トレーニング実施内容を確認することが出来た。実施内容を詳細に検討した結果、最大速度を求めるトレーニング項目は、全力で競争させる内容がしか見当たらなかった。また、持久性の向上のための最大速度上昇の視点はまったく検討されていなかった。

  • 短距離走モデルを球技種目にコーチングする縦断的研究

    2013年  

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    ○目的 本研究は、短距離走モデルをバスケットボール種目の練習内容の一部として導入した。先行研究成果では、3週間各3回の陸上競技場にて導入したトレーニングが最大速度向上につながっていた。さらにその速度向上の要因は脚の回転数の増加によるものであった。今回は、このトレーニングを体育館内にてほぼ同様な内容で提供した場合のトレーニング効果とそのコーチング方法を注目している。さらに、屋外でのサッカー競技のランニング内容の調査と現状も明らかにした。○方法1.男子大学生バスケットボールチームのトレーニング内容に短距離走モデルに基づいた要素を4か月間導入した。トレーニング内容は、SSC強化のためのジャンプ系と体幹補強を週3回、各60分程度行った。この内容は、先行研究に基づいた方法を用いている。 トレーニング効果は、40m走の所要時間とコメント調査を開始時と4か月後に実施した。2.サッカー競技のランニング導入状況は、口頭調査により行った。今回は、中国スパーリーグと韓国代表フィジカルコーチを対象とした。調査結果は、質的調査分析方法を用いた。○結果1.バスケットボールチーム・走能力の向上は、40m記録から算出したが向上は見られなかった。・選手のコメントは、短距離走の理論と動作への応用方法が理解できている。短距離走への効果は出ているまたはそうでない!の意見が2分化した。効果が出ていると答えた選手が、記録向上につながったとは限らなかった。2.サッカー競技 今回対象としたフィジカルコーチは、同様の者が2か所(中国・韓国)を指導していた。まず中国の状況は、施設及び時間は用意されているが選手の短距離走に対する価値観が低く積極的な参加がみられないとの報告である。一方、韓国代表は、積極的な参加であったが、個々が試行錯誤する視点が薄く指導任せの現状との報告であった。○考察及び今後の課題 バスケットボール選手への短距離走トレーニング導入には、体育館内の狭い(40m程度)距離のトレーニングでは効果が出ないように考えられる。さらに、出来栄えと個人理解の連動が少ないことは、バスケットトレーニング場所以外での新たな志向ができやすい環境を提供することが重要であると思われる。 サッカー競技者が短距離走を行う上で国の意識の違いが存在することがわかった。この点はさらに調査を進めることが必要である。

  • 短距離走モデルをサッカー種目にコーチングする縦断的研究

    2012年  

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    〇目的 サッカー選手に短距離走の最大速度向上のプログラムを導入し、動作の変化を明らかにするとともに選手の感覚や思考の変化を明らかにする。〇方法 浦和Jrユース選手65人(各学年20人程度)を対象に週1度のランニングプログラムを30分ずつ導入した。ランニングプログラムは、走る動作の改善と体幹を中心たした補強で構成した。動作の記録は、40m走のトライアルを画像に取り込み解析した。また、走行後に走りの出来栄えを口頭調査した。なお、このプログラムは、3年前から実施しているため学年別による選手間の情報の蓄積には違いが生じている。〇結果1.動作の変化 1年生と2.3年生の間では、体幹の前傾に違いが生じた。1年生は、2.3年生に比べて前傾傾向が高い。記録の違いは、当然であるが、高学年になるほど短く、これは走行が速いことであり、最大速度が発揮される地点も40m付近に近づいていた。2.口頭調査 走りに対する報告は、高学年に従い具体的な表現であり冷静に自己分析している選手が多かった。さらに、この表現は、指導しているコーチの言葉や視点に近い表現であった。ただし、Jrユースチーム代表選手は、そうでない選手に比べて感覚的な表現や、良し悪しのみの表現をする者が多く存在した。3.サッカー技術コーチ コーチからの走に対する意見は、総じて同一であった。具体的には、走りは腿を上げ地面を蹴るのではなく、循環動作として身体を維持するための制動成分を活用すること。を述べていた。こちらから走りが試合に反映しているか。質問したところ監督は、走の重要性を再認識するとともに、後半まで移動速度が落ちなくなっていると報告を得た。○考察 高学年になるに従い、最大速度の向上と発揮地点の延長は、100m選手対象の研究報告と同様である。ただし、サッカー選手に比べ100m選手は1歩目からの加速がやや高く歩幅が広い傾向にある。今後は、サッカー選手の歩幅を伸ばすべきか回転数を高くすべきか課題が明らかになった。 口頭調査による報告を考察すると、指導者の考えが上級学年に従い理解とその表現が同様になることは、指導者の伝達が良好であり適切な対応であったと思われる。このことから、サッカーを経験していない者でも適切な内容を伝えることで種目間の指導の垣根が低くなることが推察される。 監督の報告に、短距離走練習をすると試合の後半まで移動速度が落ちないと言うことは、最大速度向上が持久性に効果を出ることと考えられる。本来、持久性は持久性トレーニングを導入することで効果を狙うが、短距離走による効果は呼吸循環器的視点で考えにくい。この点は、数量的に明らかにすることが新たな発見につながるであろう。○今後の課題 今後は、複数チームや他の競技種目に同様の内容を導入して成果を明らかにすることが必要であろう。それにより「短距離走」が競技種目の指導内容や指導者間の情報提供に対する垣根を低くすることにつながるであろう。

  • 短距離走をサッカー種目にコーチングする縦断的研究

    2011年  

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    ●目的 短距離走に関する実践研究は、これまでJ1ジュニアユース選手のトレーニング効果として成果を上げている。この成果を導くコーチング手法が、韓国サッカー選手のトレーニング内容と比較してトレーニングの共有内容を調査する。●方法 韓国U22オリンピックチームのトレーニング内容をコンディショニングの視点から構成を口頭調査で明らかにする。また、トレーニング場面に帯同して、特徴を抽出する。●口頭調査結果 韓国U22フィジカル担当コーチからの短距離走導入に関する視点と導入方法は以下の通りである。1.韓国U22選手は、日本サッカー選手からの公表データと比較して身長体重ともに韓国選手が優位に高いことがわかった。2.垂直跳び、立ち幅跳びの平均値が非常に高く、相関は調べられなかったが日本代表の陸上競技選手よりも良い結果であった。3.30mダッシュの記録は、日本選手と比べて優位に速い傾向にある。4.短距離走のトレーニング内容は、日本サッカー代表チームの構成と違いがみられなかった。5.最大速度獲得に対する要望は、日本と韓国選手とを比べると韓国選手の方が強いとの報告であった。●トレーニング参加状況 練習視察は1回しかかなわなかったがその状況は次の通りである。1.移動速度は同年代の大学サッカー選手と比較すると、非常に速く接触後の移動変化にも俊敏な傾向であった。2.走りの練習内容は、練習内容としてあまり見られなかったが、練習前後に複数人数で実施していた。3.練習と食事に関して非常に注意を払っていた。また、食事内容は、量と内容共に考えられており選手の競技力の違いによって差つけてあった。●まとめ 今回の口頭調査とトレーニング場面での視察調査結果から、韓国U22チームの短距離走トレーニング導入は積極的に組み込まれているとは言えない。この点は、専門的なコーチの登用がなされていないことが考えられる。ただし、韓国チームの走りの速さは、非常に高くその要因として、形態的な特徴と基礎体力の高さに大きく影響されているように思われる。 今後は、これまで得られて短距離走トレーニングをサッカー選手に導入した効果をトップチームの指導者に公表することを積極的にする必要が感じられた。この点を理解し実践されることは、競技別のトレーニングの垣根を低くする効果が考えられる。

  • ジュニア期のエリートサッカー選手への走りのコーチング

    2008年  

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    【目的】 今回対象とした選手は,浦和レッズ・ジュニアユースを対象に陸上競技種目で行われている短距離走のトレーニングを導入している.【方法】対象年齢及びトレーニング期間と主なコーチング内容は以下の通りである.・対象:中学1年生~3年生,合計47名(1年生・15、2年生・17、3年生15)・トレーニング期間:6月6日~10月6日、週1回程度・コーチング視点:股関節周りの筋群を使える動作の獲得,特に制動成分期の減速力を逃がさないための接地と支持脚の姿勢を技術として獲得させる.動作のできばえは,ビデオ撮影と光電管を用いてスタートから40mまで10m単位で記録を測定した.動作の記録は,パーニング法により10m単位での歩幅と回転数を求めた.測定は,6/6と10/6を同じ条件で測定した.さらに,個人的できばえを口頭調査により求めた.【結果】・所要時間は、スタートより40mまでほとんどの選手に記録短縮が見られた.また,10m単位での記録短縮は0~10mに大きな変化が見られた.このことは,最大速度の獲得よりは,スタート後の加速度が高まったと考えられる.・歩幅と回転数は、記録短縮にともない回転数が高まっている.・口頭調査では,個人の動作を具体的に表現する選手が増えていた. 以上のことより、週1回程度の陸上競技短距離トレーニングで効果がみられることがわかった.この際、最大速度が高まる可能性を考えていたが,スタート後の加速度が優位に向上していた.これは,サッカー選手にとって俊敏な速度向上につながるものと考えられる.さらに、コーチングで用いた言語と走技術の関係を選手が理解したことで2回目の口頭調査に具体的な表現が出たのであろう. 今回のサッカー選手に導入した結果は,先行研究で報告されているトレーニング実施期間よりは短期間で成果が出ている.今後は,成果の出た原因を詳細に調べる必要があろう.

  • スポーツ選手全般に提供するための「走り」のコーチング

    2007年  

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     今回の研究は,「走り」のモデルとトレーニング方法を女子バスケットボールに対象にトレーニング効果を注目した.分析方法は,バイオメカニクス的手法によりトレーニング前後の動作の変化を解析した.また,「走り」のモデルとそのトレーニング導入は,短距離走に関する先行研究と実践結果の中で,身体の上下動の少なく効率の良い走法を基本に,週3回×3週の計9回のトレーニング内容を実施した。1回のトレーニングには,走りとそれに関係する筋群の補強的内容を組み込んでいる.さらに,毎週1回のトレーニング実践報告に対する質問や説明を勉強会として行なっている. 主な結果は次の通りである.・今回対象とした女子バスケットボール選手の速度の向上要因は、ピッチ(回転数)の上昇が挙げられる。動作としては、支持期の上体の前傾が少なくなっていることがわかる。このことは、従来の前傾の走りが、結果的に脚の回転数を上昇しにくいことが負の要因なのだろう。さらに、推測ではあるが、前傾の走りでは支持期前半の減速成分(体幹を維持する)の際の脚への大きなストレスを発生させるのではないだろうか。そのため、走トレー二ングによる脚のケガ(シンスプリント等)を誘発する可能性が高まり、練習内容に組み込みにくくなることが予測できる。・今回の短距離走トレーニング導入では、ピッチ上昇による走速度の向上とケガ回避の技術取得につながるものであろう。

  • クラブ組織のコーチングシステムに関する日・中比較研究

    2005年  

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    今回の研究対象は,中国の陸上競技種目における大学スポーツ事情とグラブスポーツとの関係に関して調査した.調査対象は中国における代表的な地域として「上海」地区を選び,華東師範大学と上海運動技術学院(クラブスポーツ的)において現地調査を行なった.主な結果は以下の通りである.1.上海のトップアスリート育成は,劉選手を代表とするクラブ的組織である上海運動技術学院を頂点とした組織構成であった.この組織は,17歳以上の競技者を対象としておりランク制度があるものの,衣食住はすべてクラブ側負担であり生活補助費が前年度成果を中心とし,さらに代表者(校長)の評価を加味して決定している.2.上海運動技術学院に所属している選手は,希望の大学に所属することが可能である.さらに,大学側はクラブでトレーニング活動を学業の一部として認めている.その背景には,クラブコーチが大学の教員的位置にあることが関係しているようである。この点は,日本の教育状況と違うため再度検証が必要である.3.中学・高校の教育カリキュラムには,スポーツ・芸術等の特性のある生徒を対象に業余学校として受け入れるシステムである.業余学校は,基本的に午前にカリキュラムされた科目の学習があり,午後はそれぞれの専門のスポーツをトレーニングする内容である.学校には,体育の教員とコーチを専門とする教員が存在していた.4.上海スポーツの構造的頂点は,上海体育協会である.この組織は,日本の組織として考えると,教育と身体運動に関わる社会事業を運営または経営している.具体的には,クラブや大学までのスポーツに関わる政策を立案し,さらに身体運動に関係する全ての事業,例えば食品店舗・ホテル・マンション売買等生活に必要な事業を展開している. 華東師範大学陸上競技担当教員の陸教授からは,日本の大学スポーツ制度に関して質問を受けできる範囲で回答した.陸教授は,北京オリンピック以降の中国スポーツが大きく変化するであろう,それは,日本的な大学独自のスポーツ育成強化に移行するのではないかとの予測であった.この点は,これから特に注目する内容と思われる.

  • 陸上競技ハードル種目の技術指導法に関する研究

    2003年  

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     スポーツの指導場面では、運動学的立場から動作を観察し問題を明らかにした後に、指導方法を構成することが一般的である。今回対象とした、陸上競技種目の110m障害走は、技術指導を導くために、運動学的立場の手法を用いて明らかにすることを試みた。まず、110m障害走の動作は、高速度ビデをカメラにより記録しkinematics的分析を用いて、障害走の特性を明らかにした。また、110m障害走が短距離種目のトレーニング内容に類似するため、先行研究をもとに短距離走の特性と比較している。 障害物間(インターバル)の所要時間が、1秒台前半で走行することが一流選手として重要な要素である事がわかっている。この場合の走測度は、毎秒9m程度であり、短距離走(最大速度)の75%程度の速度しか獲得する事が出来ない。原因は、障害物の存在とインターバル距離の設定が速度向上を妨げるものとであろう。そこで、インターバル間の3歩の動作を分析してみると、歩幅と支持時間に違いが存在した。各歩幅の違いは、運動学的視点からリズムの違いとして表現する事が出来る。さらにリズムの違いは、利き足で力を発揮するような移動距離と時間経過が見られる。 インターバル間の重心変位は、短距離走に比べ非常に上下動が大きいことわかった。特に、障害物を越えた後の歩数で、極端な低下現象をおこしている。重心低下特長には、膝関節を固定したまま、接地足より膝を前方に前倒ししながら上体を前方に投射している事が見られる。この点は、国際大会出場選手に顕著に現れているため、指導方法を構築する動作として捉える必要がある。 3次元的動作解析より、身体が障害物に対して正対していない事が国際大会選手の一部にみられる。特に股関節の振り上げ足側の傾斜が共通するところである。この点は、さらに、検討する必要があるが、110m障害走の特性となる可能性が含まれていよう。

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海外研究活動

  • アスリート育成のためのコーチングシステムに関する研究

    2008年09月
    -
    2009年08月

    アメリカ   マウントサンアントニオ大学

 

現在担当している科目

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