松原 芳博 (マツバラ ヨシヒロ)

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所属

法学学術院 大学院法務研究科

職名

教授

兼担 【 表示 / 非表示

  • 政治経済学術院   政治経済学部

  • 法学学術院   法学部

  • 法学学術院   大学院法学研究科

学歴 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1985年

    早稲田大学   法学部  

学位 【 表示 / 非表示

  • (BLANK)

  • 早稲田大学   博士(法学)

  • (BLANK)

  • 早稲田大学   法学修士

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本刑法学会

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 刑事法学

論文 【 表示 / 非表示

  • リスク社会と刑事法

    法哲学年報2009    2010年10月

  • 罪数論は何のためにあるのか

    理論刑法学の探究③    2010年06月

  • 書評「佐伯仁志著『制裁論』」

    ジュリスト   1386  2009年10月

  • 詐欺罪と財産上の損害

    刑法判例百選Ⅱ 6版    2008年03月

  • 間接正犯における実行の着手時期

    判例百選I

       2008年03月

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 環境犯罪と証券犯罪 執筆部分「客観的処罰条件」

    西田典之編

    成文堂  2009年12月

  • 重点課題刑法総論

    曽根威彦, 松原芳博編

    成文堂  2008年03月

  • 重点課題刑法各論

    曽根威彦, 松原芳博編

    成文堂  2008年03月

  • 共謀共同正犯と行為主義

    鈴木茂嗣先生古希祝賀論文集  2007年05月

  • 路上継続駐車罪の実行行為、結果ならびに故意

    交通刑事法の現代的課題  2007年02月

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • リスク社会と刑法

    日本法哲学会  

    発表年月: 2009年11月

  • 客観的処罰条件

    日中刑事法シンポジウム  

    発表年月: 2009年10月

  • 刑事立法と刑法学

    日本学術会議公開シンポジウム「より良き立法はいかにして可能か」  

    発表年月: 2007年09月

特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 刑法における責任事情の錯誤

    2001年  

     概要を見る

     2001年度は,責任事情の錯誤の取り扱いを禁止の錯誤と同様に回避可能性の有無で決するという通説の思考様式のルーツを探求した。周知のとおり,このような取り扱いの実定法上の例として挙げられるのは,1975年のドイツ刑法35条における免責的緊急避難の錯誤の処理であり,ドイツおよび日本の通説的見解を支持する論者は,本規定を自説の根拠として援用するのが常である。しかし、本規定の成立前史ならびに成立過程を辿ってみると、本規定が責任事情の錯誤という事態の性質から導かれたものではないことが判明する。まず、本規定成立以前のライヒ裁判所ならびに連邦通常裁判所の諸判決は,責任事情の錯誤を、回避可能性を問うことなく故意を阻却するものと解しており,このことに対する目だった異論は提起されていなかった。また、57年草案では、違法阻却事由の錯誤と責任阻却事由の錯誤に関する総則規定が設けられたが,そこでも回避可能性を問うことなく故意を阻却するものとして扱っていたのである。その後,62年草案で、緊急避難については、無関係な第三者を害するものであるがゆえに、その錯誤についても慎重な検討がなされた場合に限って免責すべきだということになり、違法阻却事由・責任阻却事由の錯誤に関する一般原則(直ちに故意を阻却する)の例外として,緊急避難については軽率な錯誤については免責しないということになった。更に,その後、緊急避難を正当化的緊急避難と免責的緊急避難とに分けて規定すべきだということになったが、正当化的緊急避難については錯誤規定は規定されず、結局,免責的緊急避難についてのみ、軽率な錯誤は免責しないとする規定が残ることになったのである。一方,違法性阻却事由・責任阻却事由の錯誤に関する一般原則を定めた規定は削除されることとなった。かくして、ドイツ刑法35条の錯誤規定は,せいぜい特殊緊急避難のみを射程とするものであって,責任事情の錯誤一般にその思想を及ぼすべき基礎を有していないし,その取り扱い自体も必ずしも十分な根拠を有していないといわざるをえない。かくして、責任事情の錯誤の取り扱いを回避可能性によって決するという通説的見解の基盤は,必ずしも堅固なものではないことが明らかになったのである。 今後は,故意の意義あるいは責任判断の構造という観点から,回避可能性を問うことなく故意を阻却するという解決の正当性を探求していきたいと思う。

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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