榊原 理智 (サカキバラ リチ)

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所属

国際学術院 国際教養学部

職名

教授

ホームページ

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兼担 【 表示 / 非表示

  • 文学学術院   大学院文学研究科

学歴 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1999年

    ミシガン大学   アジア言語文化学科   日本文学  

学位 【 表示 / 非表示

  • University of Michigan   Ph.D

  • 該当なし   博士号

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    昭和文学会

  •  
     
     

    アジア学会

  •  
     
     

    日本近代文学会

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 記号論から生活記録運動へー『思想の科学』の跳躍

    榊原理智

    クワドランテ   ( 第16号 ) 15 - 22  2014年03月  [招待有り]

  • 武田泰淳「女の国籍」論ー国家とジェンダーの結節点

    榊原理智

    論潮    2011年01月  [招待有り]

  • 『人間失格』ノートー名作漫画を読んでみる

    榊原理智

    Iichiko   ( 第107号 )  2010年08月  [招待有り]

  • 「非革命者」論ー武田泰淳上海ものにおける国家とジェンダー

    榊原理智

    昭和文学研究   ( 第59集 ) 37 - 48  2009年09月  [査読有り]

  • 「山びこ学校」というユートピアー1950年前後における<書く主体>の創出

    榊原理智

    日本文学    2007年11月  [査読有り]

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • Literature among the Ruins, 1945-1955

    マイケル・ボーダッシュ, 榊原理智, 上田敦子, 十重田裕一( 担当: 共編者(共編著者))

    Lexington Books  2018年04月 ISBN: 9780739180723

  • The Politics and Literature Debate in Postwar Japanese Criticism 1945-52

    上田敦子, マイケル・ボーダッシュ, 榊原理智, 十重田裕一( 担当: 共編者(共編著者))

    Lexington Books  2017年05月 ISBN: 9780739180754

  • 谷崎潤一郎読本

    五味渕典嗣, 日高佳紀( 担当: 分担執筆)

    翰林書房  2016年12月 ISBN: 9784877374082

  • 検閲の帝国:文化の統制と再生産

    紅野謙介, 高榮蘭( 担当: 分担執筆)

    新曜社  2014年08月 ISBN: 9784788514010

  • Linguistic Turn in Contemporary Japanese Literary Studies: Politics, Language, Textuality

    マイケル・ボーダッシュ( 担当: 分担執筆)

    University of Michigan  2010年01月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 英語翻訳における日本近現代文学の正典(キャノン)形成の研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

     概要を見る

    本研究は、戦後から90年代にかけて、日本近現代文学が英語翻訳を通して世界の主要な文学(キャノン)になっていく過程を、英語翻訳の生産・出版・流通の側面から解明する。1)英語翻訳初動期のキャノン形成2)村上春樹の英語翻訳によるキャノンの変容を中心に据え、日本近現代文学研究に英語翻訳という新たな通史的な視野を拓く。文学研究における正典(キャノン)とは、その芸術的価値を権威によって跡づけられた作品を指す術語である。本研究では、日本近現代文学の英語翻訳における基準の確立とその変遷という観点から、日本文学が世界に普及する過程を明らかにする。本研究は、日本近現代文学が英語翻訳を通して世界の主要な文学(キャノン)になっていく過程を、英語翻訳の生産・出版・流通の側面から解明することを目的とし、1) 英語翻訳初動期のキャノン形成 2) 村上春樹の英語翻訳によるキャノン変容という二つの研究領域を視野に入れていた。初年度にはこの二つの分野でそれぞれ成果を挙げたといえる。まず1)の研究領域に関しては、塩野がユネスコによる日本文学作品の英語翻訳選定過程に関する調査の結果を論文として発表した(「ユネスコによる日本文学代表作品翻訳計画―その成果と課題」)ほか、榊原が中心となって英国在住の研究者と国際ワークショップ「文化の翻訳」(1月15日)を開催した。ここでは、榊原が1950年代の日本文学作品の英語訳について、塩野が1950年代のユネスコの翻訳事業について報告をそれぞれ行った。2)の研究領域でも、辛島が英国において、ペンギン・ランダムハウス社やグランタブックスなど日本現代文学の翻訳を出版している5社に聞取り調査を行っている。辛島はその調査に基づき、オックスフォード大学のペンブローク校で開かれた「現代文学と翻訳」のラウンドテーブル(10月25日)及び早稲田大学における国際シンポジウム「村上春樹と国際文学」(11月28日)に参加していいる。榊原は、近年多和田葉子が新しい世界文学としての評価を受けていることを鑑み、2)の領域を拡大して村上春樹に加えて多和田葉子作品を視野にいれることを考え、その視野について論文(「多和田葉子『地球にちりばめられて』論―「母語の外」とはどこなのか」を学術誌に発表した。初年度の成果としては、予想以上の進展があったと考える。申請時には、初年度である2019年度を、国内における研究基礎を固める段階と位置づけ、榊原・塩野が主に1)の研究領域(英語翻訳初動期のキャノン形成)を担当し、辛島が2)の研究領域(村上春樹の英語翻訳によるキャノン変容)を担当するという役割分担を決めていた。予定通り、榊原・塩野は、翻訳出版事業に関する基礎資料を調査・収集・整理して、初動期の日本文学の英語翻訳の諸相を明らかにした。また辛島は、キャノン化の成功例である村上春樹の英語翻訳に関するインタビュー調査を英国の出版社数社に対して行うことで、1)と2)双方の研究領域の基礎を固めるという点において十分な成果をあげた。さらに、予想以上の進展としては、「研究実績の概要」でも述べたように、こうした調査の結果を学術雑誌に発表し、国内外での口頭発表も積極的に行って、翻訳研究に携わる国内外の研究者や翻訳実践に関わる編集者との交流を深める機会を得たことがあげられる。榊原と塩野は、国際ワークショップ『文化の翻訳』において、学際的かつ国際的に翻訳という視点を通して他の研究者との交流を深めるすることで、日本文学の英語翻訳とそのキャノン化の問題をより大きな「翻訳研究」の分野へと拓いていく足がかりを得た。英国での調査・発表を行った辛島は、当初の対象であった村上春樹の英語翻訳研究から、現代日本文学の英語翻訳を視野に入れたキャノン形成の研究へと展開していく可能性に確信を得た。このように、予想以上の進展があった本研究であるが、1)と2)の領域を重ね合わせて考察することによって通史的な視野を拓いていくという点においては、まだ発展の余地があるので、来年度の課題としたい。申請時には、二年目となる2020年度に、米国と英国における調査の継続、また米国のThe Association of Asian Studies及びヨーロッパのEuropean Association of Japanese Studiesでの研究発表を予定していたが、コロナ渦によって学会の年次大会が相次いで中止され、渡航もままならない状況である。そのため、国内で可能な調査・研究に焦点をあて、できる範囲での研究の深化を目指す。「進捗状況」で述べた通り、初年度の調査によって、1)英語翻訳初動期と2)90年代以降のキャノン化現象という二つの領域それぞれに、新たな視点を導入することができた。特に、多和田葉子の英訳作品が全米翻訳図書賞を受賞し、ノーベル賞候補とささやかれたほか、川上未映子や小川洋子の翻訳も相次ぎ、世界文学化・キャノン化の新たなパターンが現出している。90年代以降における村上春樹の位置を考えるにあたっても、これらの現象を考えることは必須となろう。50年代60年代における日本文学の英語翻訳のありようを、90年代以降の英語翻訳を通したキャノン化とすりあわせる際に、村上春樹のみならず現代日本文学作家の活躍を視野に入れる研究は有効であると考えられる。こうした発展を踏まえ、今年度は1)と2)を繋いで、通史的な視点を構築するという、本研究の目的に近づいていく必要がある。二年目となる2020年度には1)と2)の領域の重ね合わせを図る所存である。具体的な方法としてはより頻繁な研究会の実施を予定している。研究会は①メンバー間の共通理解を深めるもの ②国内外の研究者を招いて行うものの二種を考えている。特に②は、2019年に深めた交流を最大限に生かして、オンライン・サービス等も使用しながら、実施を検討したい

  • 日本近代における文学理論的言説の総合的研究――西洋理論の移入と伝統的文学観の変容

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2017年03月
     

     概要を見る

    本研究は、明治期以来、日本において図書(研究書、文芸評論等)や雑誌(学術誌、文芸誌等)をつうじて発表された文学理論にかかわる諸文献についての総合的研究である。われわれは本研究を通して、国内外で広範な文献調査を行い、それにもとづいて日本近代の作家、批評家、文学研究者らの理論的業績を俯瞰的視点から跡づけた。また、そこで得られた知見と情報を、国内はもとより海外(フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、ルーマニア、ハンガリー、台湾等)の研究者とも共有し、彼らとの意見交換をつうじて今後の日本学における理論的研究・教育の活性化の可能性を探った

  • 1950-60年代日本文学の英語訳に関する基礎的研究

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2013年
    -
    2015年
     

     概要を見る

    本研究では、戦後から1960年代にかけて、日本の近代文学が世界の主要な文学となっていく過程を、英語への翻訳の生産・出版・流通に焦点を宛てながら歴史的に研究することを目的としていた。特に、1968年の川端康成のノーベル文学賞受賞に至る査読過程に関する新資料の収集によって、日本文学の英語訳に関する研究の新領域を切り拓くことを主眼としていた。
    本研究の初年度である今年度は、基礎資料の発掘・収集・整理を重点的に行う年と位置づけ、多くの収穫があった。まず、研究代表者の榊原理智が統括し、研究分担者のロバート・キャンベル、十重田裕一、塩野加織との協議のもとに、研究協力者である読売新聞東京本社の待田晋哉文化部記者のスウェーデン・アカデミーのノーベル図書館訪問を企画・実施した。情報開示請求によって得られた新事実として重要なものは次の二点である。①選考に先立つ1963年の時点においては、三島由紀夫が日本人候補者の中でもっとも受賞の可能性があったこと②その具体的な選考の過程のなかに、三島由紀夫『宴のあと』を翻訳したドナルド・キーンの英語訳に関する記述があり、英語訳が選考過程に重大な影響を与えていること。これらは、待田記者の署名記事として読売新聞に発表されたほか、その学術的考察として、十重田が「ノーベル文学賞60年代の選考――三島、日本人候補の最有力」(『読売新聞』2014年1月28日朝刊12版)にまとめた。
    他に、川端康成の作家研究の一部としてキャンベルと十重田が座談会に出席し、その成果が「《座談会》浅草を語る」『文学』第14巻・第4号(岩波書店、2013年7月)として出版され、十重田の論文「「浅草紅団」の新聞・挿絵・映画――川端康成の連載小説の方法――」『文学』第14巻・第4号(岩波書店、2013年7月)にも結実している。

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 文学批評を翻訳するということ−「政治と文学」論争翻訳プロジェクト

    榊原理智

    日本通訳翻訳学会関東支部第50回例会   (東京)  日本通訳翻訳学会  

    発表年月: 2018年07月

  • Politics of "Culural Exchange": Representation of Japan Under the Cold War Scheme

    榊原理智

    Asian Studies Conference Japan   (東京)  Asian Studies Conference Japan  

    発表年月: 2016年07月

  • 翻訳の政治学ー1950年代日本文学の英語訳をめぐって

    榊原理智

    タイ国日本研究国際シンポジウム   (バンコク)  チュラロンコン大学  

    発表年月: 2014年08月

  • 移動と翻訳ー占領期小説の諸相

    榊原理智  [招待有り]

    第4回日韓検閲国際会議   (東京)  日本大学  

    発表年月: 2012年09月

  • 「政治と文学」論争とアマチュアの文学ー文学を担う主体は誰か

    榊原理智

    Rethinking Hihyo:The Politics of LIterature and the LIterature of Politics in Early Postwar Japan   (イリノイ州シカゴ)  シカゴ大学  

    発表年月: 2011年03月

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 敗戦の文学空間におけるジェンダー構築の研究

    2018年  

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     本研究は、敗北の経験を語る文学(小説と文芸批評)において、ジェンダー、特にホモソーシャリティ(女性を媒介にした異性愛男性の社会的な絆)が、戦後日本の国家・文化イメージ構成に寄与したことを明らかにしようとするものである。海外研究者との意見交換は昨年度で一段落したため、本年度は執筆に専念する年と位置づけていた。また、これまでの研究から、敗戦の文学空間におけるジェンダーを読み解くためには、敗戦後(占領期から1950年代に至る)小説・文芸批評の分析のみならず、戦前・戦中・戦後の接続を重視する必要があることがわかった。その観点から1930年代から戦後にかけて活躍した林芙美子に焦点をあて、長編小説におけるジェンダー構築に関する論考を発表した。

  • 敗戦の文学空間におけるジェンダー構築の研究

    2018年  

     概要を見る

     本研究は、敗北の経験を語る文学(小説と文芸批評)において、ジェンダー、特にホモソーシャリティ(女性を媒介にした異性愛男性の社会的な絆)が、戦後日本の国家・文化イメージ構成に寄与したことを明らかにしようとするものである。海外研究者との意見交換は昨年度で一段落したため、本年度は執筆に専念する年と位置づけていた。また、これまでの研究から、敗戦の文学空間におけるジェンダーを読み解くためには、敗戦後(占領期から1950年代に至る)小説・文芸批評の分析のみならず、戦前・戦中・戦後の接続を重視する必要があることがわかった。その観点から1930年代から戦後にかけて活躍した林芙美子に焦点をあて、長編小説におけるジェンダー構築に関する論考を発表した。

  • 戦後日本文学・文芸批評におけるジェンダー構築の研究 --ホモ・ソーシャリティと敗戦のトラウマ--

    2017年  

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     本研究は、敗戦直後から現在にいたる文学空間において、ジェンダー、特にホモソーシャリティ(女性を媒介にした異性愛男性同士の社会的絆)が果たした役割を問い、敗戦のトラウマと呼ばれてきたものがジェンダー化されたものであることを示そうとするものである。本年度においては、ホモソーシャリティに関する研究のもっとも進んだクィア研究の基礎史料や最新の知見を蒐集し、理論的な土台を作り、関西方面の日本のフィクションに関する研究会に参加して意見交換を行ない、基礎的な研究を進めた。

  • 戦後文芸批評におけるジェンダー構築の研究

    2017年  

     概要を見る

     本研究は、敗戦直後から現在にいたる文芸批評において、ジェンダー、特にホモソーシャリティ(女性を媒介にした異性愛男性同士の社会的絆)が果たした役割を問うものである。本年度においては、ホモソーシャリティに関する研究のもっとも進んだ米国のクィアおよびジェンダー・スタディーズの研究者との意見交換を行うべく、米国のAssociation of Asian Studiesの年次大会(2018年3月22日-25日)に参加し、クィア研究の視座を戦後の文芸批評に応用するための知見を得た。また、敗戦後の日本のナショナル・アイデンティティ構築関連するパネルのコメンテーターとして登壇し、この問題がジェンダーと関わっていることを指摘するコメントを行なった。

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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