2023/02/02 更新

写真a

サイトウ ヒサオ
斉藤 寿雄
所属
政治経済学術院 政治経済学部
職名
教授

他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学位

  • 東京都立大学   文学修士

所属学協会

  •  
     
     

    Rilke-Gesellschaft

  •  
     
     

    日本文体論学会

  •  
     
     

    日本独文学会

 

研究分野

  • ヨーロッパ文学

研究キーワード

  • 独語・独文学

論文

  • アードルフ・ヒトラー 独裁者の人生行路

    ヴォルフガング・ベンツ

       2019年06月

  • 反ユダヤ主義とは何か(ヴォルフガング・ベンツ)

    斉藤寿雄

    現代書館    2013年03月

  • ペーター・フーヘル訳詩ノート4

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/早稲田大学政治経済学部   ( 134 ) 97 - 112  2013年03月

  • ペーター・フーヘル訳詩ノート3

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/早稲田大学政治経済学部   ( 132/133 ) 83 - 99  2012年12月

  • ペーター・フーヘル訳詩ノート2

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/早稲田大学政治経済学部   ( 130 ) 45 - 66  2011年03月

  • ペーター・フーヘル訳詩ノート1

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/早稲田大学政治経済学部   ( 127 ) 19 - 41  2009年12月

  • ペーター・フーヘルの実存的世界

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/早稲田大学政治経済学部   ( 124 ) 31 - 53  2008年03月

  • ナチス第三帝国を知るための101の質問(ヴォルフガング・ベンツ)

    斉藤寿雄

    現代書館    2007年12月

  • Der Holunder öffnet die Monde - Konstellationen des Mondes in der Poesie Peter Huchels

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/政治経済学部   ( 117 ) 65 - 81  2004年12月

    CiNii

  • ナチスからの「回心」−ある大学学長の欺瞞の人生

    斉藤寿雄

    現代書館    2004年01月

  • 冷戦の闇を生きたナチス

    斉藤寿雄

    現代書館    2002年10月

  • リルケのロダン体験

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/政治経済学部   ( 105 )  1998年12月

  • モノローグと沈黙—1950年代、60年代のドイツ詩

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/早稲田大学政経学部   104号  1998年03月

  • 詩的自我とコミュニケーション−1950年代.60年代のドイツ現代詩

    斉藤寿雄

    政経学部教養諸学研究   ( 102 )  1997年03月

  • Stetan Georges Vorspiel:Spuren geistigen Wandels

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/政治経済学部教養諸学研究会   ( 100 )  1996年03月

  • 象徴としての「樹木」−インゲボルグ・バッハマンの場合

    斉藤寿雄

    教養諸学研究/政治経済学部教養諸学研究会   ( 99 )  1996年01月

▼全件表示

書籍等出版物

  • ペーター・フーヘルの世界 ― その人生と作品

    斉藤寿雄( 担当: 単著)

    鳥影社  2017年08月

  • 第三帝国の歴史

    ヴォルフガング・ベンツ

    現代書館  2014年08月

学内研究費(特定課題)

  • ペーター・フーヘルの詩における言葉の暗号化と沈黙の意味

    2007年  

     概要を見る

    ペーター・フーヘルの後期の二つの詩集を中心に詩人の詩的作品の特質を考究しようと考え、2007年度特定課題研究助成費によって購入した文献を用いて以下の研究をおこなった。論考『ペーター・フーヘルの実存的世界』は、この研究成果をふまえて、2008年3月に刊行される政治経済学部紀要『教養諸学研究 124号』(2008年3月25日発行予定)に発表される予定である。 旧東ドイツの詩人ペーター・フーヘルは、1949年から1962年まで高名な文学雑誌『意味と形式』の編集長をつとめた。しかし雑誌発刊後しばらくしてから、当局と編集方針で対立しはじめ、長い対立のすえ1962年に編集長を解任された。そして1963年からベルリン郊外の住居に軟禁され、新聞、雑誌、手紙の類を一切受け取ることができず、悪名高いシュタージの監視を受けるようになった。8年間つづいたこの軟禁生活ののち、1971年国際ペンクラブの介入によって、ようやく旧西ドイツに出国することができた。 本論考は、この間に刊行されたふたつの詩集『街道 街道』(Chausseen Chausseen1963年刊)と『余命』(gezählte Tage1972年刊)を中心に、作品に内在する詩的特性を考察した。これらの詩集に収められた作品は、政治的迫害を受けた状況下で生まれた政治詩と、第二次世界大戦以前に書かれた自然抒情詩の系統に属するものに大別することができる。しかし小論は、そうした表面的な層の下に、フーヘルの詩の本質をなすもうひとつの層が堆積していると考え、それが、孤独、喪失、死といったフーヘルの生存を脅かす実存的な層であることを検証し、さらにこの実存的な問題が、詩人の文学的姿勢と密接にかかわっていることを論証した。またこの層は、詩人の詩的言語を特徴づける暗号によって重層的な深みを帯びているが、その暗号がいかなる意味をもつかを解明することによって、詩人の詩的創造の秘密の在り処をあきらかにした。

  • 第二次世界大戦後のドイツ現代詩における詩的自我とコミュニケーションの関係について

    2000年  

     概要を見る

     本研究は、第二次世界大戦以降のドイツ現代詩の文学的潮流を概観することを目的としているが、これまでおもに1950年代、60年代の詩人を扱ってきた。そのなかで、研究課題である「詩的自我とコミュニケーションの関係」において、旧東ドイツの代表詩人ペーター・フーヘルはとくに重要と思われる。 彼は、これまで表面的には政治的抒情詩人と目されてきた。それは、彼の詩が、戦前には農奴や女中をテーマとすることでそのマルクス主義的親和性を指摘され、戦後はとくに60年代以降、旧東ドイツ当局に政治的に迫害され、一種軟禁状態におかれていた彼の個人的状況に由来するからである。 しかし彼は、死、孤独、病気、核兵器に象徴される人類の未来への絶望といった人間の普遍的・根源的な問題を深く掘り下げ、しかもそれを類似的な日常言語ではなく、メタファー、象徴、記号という非日常的コミュニケーション言語によって表現することによって、人間の苦悩の奥行きの深さを呈示した。彼の詩は、晩年に近づくにつれ難解さを増していくが、それはこうした記号言語の意味領域が深化されると同時に局限化され、ついには「沈黙」によってしか人間の苦悩を表現し得ない状況へと先鋭化されたからである。彼は、「沈黙から言葉を引き出すことがいかにむずかしいか知っている」が、しかしこの「沈黙」が、「世界の沈黙は永遠には続かないだろう」という意味での「目ざめた沈黙」であることも知っている。「記号言語」によって強いられた「沈黙」は、いかに苦悩のしるしを孕んでいるにせよ、同時に未来への展望をも指し示している。一見コミュニケーションの断絶とも受け取られかねないフーヘルの「沈黙」は、その内部に人間の実存的状況を表現する新たな可能性を内包することによって、言葉の救済的機能をあらためてわれわれに確信させてくれるのである。

  • 第二次世界大戦後のドイツ現代詩における詩的自我とコミュニケーションの関係について

    1997年  

     概要を見る

    一昨年、小論『詩的自我とコミュニケーション-1950年代、60年代のドイツ現代詩』のなかで、第二次大戦後の詩がコミュニケーションの意味を失った地点からさまざまな模索を開始した経緯を論じた。その際、アドルノの唱く世界の「物象化」という現象がいかに人間の孤立化と不安定化を助長したかを主眼に、詩的自我それ自体がコミュニケーションを拒絶する戦後詩の傾向をあきらかにした。昨年はこの考察をふまえて、ゴットフリート・ベンが1951年におこなった講演『抒情詩の諸問題』のなかで提唱した「現代詩はモノローグ的性格をおびる」というテーゼを手がかりに、1950年代、60年代の詩をあらためてモノローグの視点から考察した。とりあげた詩的潮流は「気密抒情詩」、「魔術的自然抒情詩」、「コンクレート・ポエジー」である。この考察では、特に詩的自我の様相に注目し、ナチスの過去とその過去との直接対決をさける戦後ドイツ社会に二重にきずついた詩的自我が他者へのはたらきかけに絶望したモノローグという表現形態をとることをあきらかにした。そしてこのモノローグ的な詩のなかに頻出する「沈黙」という表現が、戦後ドイツ社会の閉塞状況を示唆する重要なメルクマールであることをつきとめた。たとえば、「気密抒情詩」は、コミュニケーションとしての言葉の限界につきあたった瞬間に、語りでる行為(モノローグ)が沈黙へと強いられる構造をうちにはらみ、「魔術的自然抒情詩」では、「不安、冷たさ、停滞に支配された」自我が閉塞した社会状況を沈黙によって語らせようとし、「コンクレート・ポエジー」では沈黙さえすでにその内実を失い、詩的自我が事物化された言葉によって世界の新たな関係性を紡ぎだそうとする。要するに、こうした沈黙を通して、モノローグ化された詩は1950年代、60年代の社会の不安を特徴的につかみだしているのである。研究成果の発表『モノローグと沈黙-1950年代、60年代のドイツ詩』、「教養諸学研究」第104号、早稲田大学政治経済学部、1998年3月25日

海外研究活動

  • ペーター・フーヘンの晩年の詩における言葉の暗号化と沈黙の意味の研究

    2010年04月
    -
    2011年03月

    ドイツ   レーゲンスブルク大学

  • 第二次世界大戦後のドイツ現代詩における詩的自我とコミュニケーションの関係について

    2000年03月
    -
    2002年02月

    ドイツ   レーゲンスブルク大学

 

現在担当している科目

▼全件表示