佐藤 洋一 (サトウ ヨウイチ)

写真a

所属

社会科学総合学術院 社会科学部

職名

教授

ホームページ

http://www.terasu-web.com

兼担 【 表示 / 非表示

  • 理工学術院   創造理工学部

  • 社会科学総合学術院   大学院社会科学研究科

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学歴 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1992年

    早稲田大学   理工学研究科   建設工学専攻  

  •  
    -
    1992年

    早稲田大学   理工学研究科   建設工学専攻  

  •  
    -
    1992年

    早稲田大学   理工学研究科   建設工学専攻  

  •  
    -
    1992年

    早稲田大学   理工学研究科   建設工学専攻  

  •  
    -
    1990年

    早稲田大学   理工学部   建築学科  

学位 【 表示 / 非表示

  • 早稲田大学   工学修士

  • 早稲田大学   博士(工学)

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2010年
    -
     

    4月〜 早稲田大学社会科学総合学術院教授

  • 2007年
    -
     

    4月〜2010年3月 早稲田大学芸術学校客員准教授

  • 2005年
    -
     

    4月〜2010年3月 早稲田大学理工学部非常勤講師

  • 2005年
    -
     

    4月〜2006年3月 早稲田大学オープン教育センター非常勤講師

  • 2004年
    -
     

    4月〜2006年3月 早稲田大学政治経済学部非常勤講師

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 建築計画、都市計画

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 都市空間、映像、写真、都市史、ヴィジュアルアーカイブ

論文 【 表示 / 非表示

  • 極東軍司令部文書から見たオフィシャル写真の形成 1951-52年を対象として

    佐藤洋一

    Intelligence = インテリジェンス   ( 20 ) 86 - 100  2020年03月

    担当区分:筆頭著者

  • Spazio urbano e sua immagine fotografica nella ricostruzione postbellica di Ginza (Tokyo, 1945) (Reading the Urban Space and the Urban Image Under the Reconstruction After World War Two: Photographs Taken in Ginza (Tokyo, 1945))

    Sato Yoichi

    STORIA URBANA   ( 140-141 ) 183 - 219  2013年11月

    DOI

  • その町が美しい理由

    片岡冩眞館 明治・大正・昭和140年の記憶     109 - 114  2012年12月

  • 写真から捉える都市空間の歴史(発表報告)

    比較都市史研究会会報   31/2/  2012年12月

  • 一冊のアルバムに導かれて 〜ウラジオストク研究覚書

    ユーラシア研究   ( 46 ) 21 - 25  2012年05月

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 占領期の都市空間を考える 大手前大学比較文化研究叢書

    佐藤洋一( 担当: 共著,  担当範囲: 占領期写真におけるさまざまなまなざし)

    水声社  2020年11月

  • 福祉社会へのアプローチ(上巻)

    佐藤洋一( 担当: 共著,  担当範囲: 「ヴァナキュラー写真」と「ヴァナキュラーの写真」 終戦直後に米国人が日本で撮影した写真をめぐって pp661-680)

    成文堂  2019年05月

  • 地域計画情報論

    佐藤洋一( 担当: 共著,  担当範囲: 第4章 町の写真を撮り、読み、出会う道筋 ―地域資源としての写真― pp85-106)

    成文堂  2018年05月

  • 台東原風景 町並みの中に息づく平和

    台東区教育委員会生涯学習課( 担当: 共編者(共編著者))

    台東区教育委員会  2015年12月

     概要を見る

    人々の営みの表れである「町並み」に焦点をあて、戦火をくぐりぬけた建物を含め、復興・発展してきた台東区の歩みを記録写真で綴った。序文および写真編集を全編にわたって行った。

    <構成>
    〇第1章「台東の焼失」
    1945年の東京大空襲前後の台東区。
    米軍撮影(アメリカ合衆国国立公文書館所蔵)。
    〇第2章「変わりゆく台東」
    1950年代~1970年代の台東区。
    台東区広報担当撮影。
    建築途中の首都高、都電、スペースタワー、オリンピックなど。
    〇第3章「台東の原風景」
    1980年代~1990年代の台東区。
    台東区写真連盟撮影。
    銅版葺き家屋、明治の建築、家屋の新旧、区内交差点など。

  • 米軍が見た東京1945秋

    佐藤洋一( 担当: 単著)

    洋泉社  2015年12月 ISBN: 9784800308092

     概要を見る

    米軍は東京の何を見ていたのか?
    偵察、上陸、進駐ーそのとき米軍がどこに視線を向けていたのか?激動の、そして都市としての記憶が抜け落ちた1945年の東京の姿を、米軍が記録・保存していた170点超の写真とともに振り返る。

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Misc 【 表示 / 非表示

  • 外国人が撮った、占領期のカラー写真

    佐藤洋一

    東京人   ( 395 ) 12 - 23  2018年04月

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 集め、読み取り、伝えること 〜米国立公文書館から発掘した貴重写真

    佐藤洋一

    東京人   2016年9月号 ( 375 ) 82 - 85  2016年09月

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 菊池俊吉 〜町を見るまなざしの復興

    佐藤洋一

    東京人   2016年9月号   12 - 25  2016年09月

  • 〈写真アーカイブズ〉────歴史を振り返り、再発見する手段

    佐藤洋一

    10+1 website    2016年05月

     概要を見る

    「特集:圏外から学ぶ都市/建築学入門」への寄稿

  • 米軍が撮影した終戦直後の「帝都」

    佐藤洋一

    アサヒカメラ   100 ( 9 ) 99 - 107  2015年09月

     概要を見る

    本稿では、米軍が終戦直後に東京で撮影した写真のいくつかを取り上げながら、記録写真の「読み取り」をしていこうと思う。

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Works(作品等) 【 表示 / 非表示

  • 早稲田大学広報誌「Campus Now」表紙カバー写真の企画・撮影

    芸術活動 

    2008年07月
    -
    2014年03月

  • 映像プログラム『とつかさんぽ西東』

    佐藤洋一  その他 

    2013年05月
     
     

     概要を見る

    町とその暮らしについての、新宿区戸塚地区の長老たち10名へのインタビュー集。地域イベント等で上映。

  • 展示用映像「カメラは何を捉えたか 〜館蔵写真にみる関東大震災と復興」

    芸術活動 

    2012年09月
    -
     

  • 展示用映像「写真で見る昭和20〜30年代の上野界隈」

    芸術活動 

    2011年11月
    -
     

  • 展示用映像「キャンプドレイクがあった頃」

    芸術活動 

    2011年03月
    -
     

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 「野の芸術」論―ヴァナキュラー概念を用いた民俗学的アート研究の視座の構築

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    本研究では、日本の民俗学では十分に取り組まれてこなかった重要な研究ジャンルである芸術=アートを研究対象とする。具体的には、芸術の専門教育を受けておらず、そして自分のことを「芸術家」だと認識していない「芸術家」たちによって制作されるアート、すなわち市井のどこにでもいる、表舞台で脚光を浴びない普通の人びとの、ありきたりな日常生活における創作である「ヴァナキュラー・アート」を題材に、民俗学的アート論の方法や理論を検討することによって、日本の民俗学に欠如しているアート研究の視座を構築する。本年度、研究メンバーは、まず個々のフィールドで生起しているヴァナキュラー・アートをめぐる実践の展開と深化に不可欠な重要課題を、フィールドワーク・文献調査等により精査するとともに、理論研究を行った。加えて、各メンバーの個別研究を統合し、成果を発表するために研究会を4回開催した。その研究会は「野の芸術」論研究会というかたちで基本的に公開とし、現代民俗学会等の学術団体と共催することにより社会への研究成果の還元に努めた。また、本研究を世界的な研究水準とすり合わせるために、国内学会のみならず海外学術集会等で発表、意見交換を行った。主たる研究実績は下記の通り。<BR>○2019.5.18-19:クシノテラス青森アートツアー参加(櫛野展正〔研究協力者〕主催、青森県立美術館等)○6.8-9:中国山東大学儒学高等院、北京師範大学人類学民俗学系主催国際シンポジウム『“有温度的田野”学術工作坊第二期・中国礼俗伝統與当代郷村振興論壇』において「当田野成為受災地―作為方法的共情」と題して講演○6.23:第1回研究会キックオフミーティング開催○10.25-27:中国華東師範大学主催国際シンポジウム10th International Forum on Urban Societyにおいて“The Materiality of Spontaneous Shrines: The Formation of Urban Folklore around Unexpected Deaths”と題して講演 ○11.17:第2回研究会「写真探して4万キロ・米国調査報告会」開催○12.15:第3回研究会「アートの民俗学的転回、民俗学のアート論的転回」開催○1.12-13:第4回研究会「おかんと学者・学者とおかん座談会」開催第1に、当該年度の研究活動により、ヴァナキュラー・アートという世界的に大きな潮流になりつつある重要課題について対象化し、その新しい概念を先駆的に日本へともたらすことができた。第2に、本研究は芸術(学)や民俗学を基礎とし、文化人類学、社会学、宗教学、建築学等の、多彩な学際分野の知見を多く吸収できたため。本研究は狭く芸術(学)・民俗学的課題だけではなく、人文・社会科学のなかで脱領域的に問題化される重要課題であるといえる。第3に、本研究の成果を中国などの海外学術集会で発表し、国際的な発信を活発化させることができたため。第4に、現代民俗学会等の学術団体と共催で研究会を開催することにより、広く学術界に成果を還元すると共に、さらに公開イベントとすることによりアカデミックの外側(extra-academic)の人びとへも成果を還元できたため。これにより閉じた研究者の「仲間内」だけではなく、研究プロセスへの多様なアクターの参画を実現することができた。今後、さらに本研究を深化させるため、前年度に引き続き、まず、本研究メンバーが、個々のフィールドで生起しているヴァナキュラー・アートをめぐる実践を精査するとともに、理論研究も行う。次いで、各メンバーの個別研究を統合し、成果を発表するために、国内で研究会を開催する(2回開催予定)。本年度は、コロナウイルス流行の問題もあり、可能な限りオンラインでの研究会開催とする。そこに各人の個別研究の成果を持ち寄り、議論を経ることによって、インタラクティブに成果を共有し、各人の研究にフィードバックする。さらに、これまでの海外での成果を吸収し、また、本研究を世界的な研究水準とすり合わせ、本研究の成果を海外へと発信する予定である。ただし、コロナウイルスの流行状況を見極め、本研究プロジェクトメンバー、およびその研究対象者等の安全を十全に確保するため、状況に応じてフレキシブルに対応する

  • 米国所在の占領期東京写真関連コレクションのカタロギングと写真読解手法の一般化

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    4月より半年にわたって米国に滞在し、各地の図書館等でパーソナル写真の史料調査を行なった。訪問研究機関数22、閲覧したコレクション数は74で、閲覧後にデジタル複写をするという作業を繰り返し、撮影カットは6万枚ほどとなった。昨年度の撮影分も合わせ、計9万枚ほどである。9月末に帰国した後、データの整理を行うとともに、調査研究の発表を公的な研究会から私的な懇談会なども含め、9回おこなった。場所は、早稲田大学(20世紀メディア研究会など)、東京大学東洋文化研究所、大手前大学(交流文化シンポジウム)、京都文化博物館、京都大学人文科学研究所、 Tokyo Littlle House(東京赤坂)、アーツ千代田3331などである。それぞれの内容に重なる部分もあるとはいえ、基本的には各回共発表内容は別である。さらにこれらと並行して、20世紀メディア研究会、デジタルアーカイブ学会へ論文の投稿をおこなった。前者は今回主な調査対象であったパーソナル写真に対置されるオフィシャル写真を取り上げた。朝鮮戦争時の米陸軍通信隊の文書をもとに、オフィシャル写真がコレクションとして収められるまでのフローを明らかにし、どのような局面で写真の「オフィシャル性」が問題とされていたのかを明らかにした。後者は、米国に所在する日本国内で撮られた写真をデジタル化した上でどのように「里帰り」させるのか、という社会デザイン的な課題に関して、いくつかの方法を提案している。予定通りに調査を実施できた。①現地調査・米国にて追加調査を予定している。渡航が可能となったら実施する予定である。②写真を「里帰り」させる一つの方法として、2021年に京都にて、1940-50年代の日本にて撮影されたカラー写真による展示を開催予定であり、そのためのリサーチ等をすすめる。③同じく終戦直後に銀座で撮影された写真に焦点当てたリサーチも進めており、このテーマで一つ論文を執筆する予定である。④写真そのものの紹介としては、ある人物に焦点をあて書籍・展示などで国内へ紹介をしていく企画を進める

  • 「1945年東京都市写真データベース」構築による都市の写真記録に関する基礎的研究

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2017年03月
     

     概要を見る

    本研究は、①終戦を挟む1945年に東京で撮影された写真にはどのようなものがあるのか、②そしてそれは東京の何をどう記録しているのか、について考えるものである。①に関しては、アメリカに所在している公的な写真(軍関係の公式写真)や一部個人が撮影したものを中心に収集し、また一部国内の写真家による写真もその原板の調査を行った。それらの調査をもとに②の考察としては大きく「何が写っているのか」「どのように撮影されたのか」「なぜ撮影されたのか」という3つの視点が欠かせない。写真集の出版、および雑誌への寄稿により、成果を発表している。なお、今回収集した成果を広く公開すべく引き続き作業を行なっている

  • 「朝霞・昭和のくらし」に関する調査研究

    研究期間:

    2010年
    -
     
     

  • 「新宿区とつか写真アーカイブズ」の構築に関する調査研究

    研究期間:

    2010年
    -
     
     

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 米国写真アーカイブスでたどる占領期の東京

    佐藤洋一  [招待有り]

    法政大学江戸東京研究センター「テクノロジーとアート」プロジェクトチーム主催研究会  

    発表年月: 2020年11月

  • インディペンデントで自発的な調査体:鳥類学者オリヴァー・L・オースティン コレクションの写真調査をめぐって

    佐藤洋一

    デジタルアーカイブ学会第5回研究大会  

    発表年月: 2020年10月

  • 写真の里帰り: 米国所在の戦後日本の写真を地域へ還元するプロセスとその課題

    佐藤 洋一

    デジタルアーカイブ学会第 4 回研究大会  

    発表年月: 2020年04月

     概要を見る

    プレゼンテーション動画(8分) https://www.youtube.com/watch?v=p2uIhe72RbU

  • ディスカッション4|記憶・記録を紡ぐことから、いまはどう映る?

    佐藤洋一  [招待有り]

    2019年度 思考と技術と対話の学校  

    発表年月: 2020年02月

  • 占領末期におけるオフィシャル・フォト形成の一断面 -極東軍司令部Signal Section文書から考える

    佐藤洋一  [招待有り]

    20世紀メディア研究会・第142回研究会  

    発表年月: 2019年12月

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 米国に存在する東京空襲および関連する防空記録についての写真資料調査

    2015年  

     概要を見る

    1945年(昭和20)に東京の市街地で撮影された米軍による写真は、ほとんどのものが東京空襲に関連する写真である。これまでに収集した写真を、以下の観点から整理/編集した。1)クロニクル 〜空襲エリアを時系列的に追える形で写真をセレクトし、同エリアで被災した日本人による手記と地図を併記した形で編集した。2)視線を追跡する 〜多岐にわたる米軍写真を以下の3つの形で編集した。①皇居を一周する、②山手線を一周する、③隅田川/荒川を巡る3)エリア 〜10のエリア別に整理した。4)消えた風景、消えた場所 〜戦時下において現れ、特徴的といえる風景をや場所を以下の6点からまとめた。①なくなったもの、②偽装建築、③防空壕、④防火体制、⑤高射砲陣地、⑥捕虜収容所この視点に基づき、2015年12月に『米軍が見た東京1945秋 〜終わりの風景、はじまりの風景』と題して、洋泉社より上梓した。

  • 米国立公文書館所蔵1945 年撮影の「東京写真」の特質の検証

    2014年  

     概要を見る

    1)資料収集とデータベース構築米国に所在する資料調査/2014年8〜9月、2015年3月の二回、米国国立公文書館(NARAII)にて、以下の4つのレコードグループに関して該当する写真調査を行った。スキャンニングにより複写をした。①RG80"General Records of the Department of the Navy"680点②RG111"Records of the Office of the Chief Signal Officer"882点③RG243"Records of the United States Strategic Bombing Survey"266点④RG342"Records of United States Air Force Commands, Activities, and Organizations"98点これらの写真のデータベース化を行っている。2)成果の発表これらの調査により新たに発見した写真等を解説付きで2015年夏ごろにいくつかの雑誌媒体等に発表する予定である。

  • 運搬用自転車の生態から見た築地市場地域の空間利用とネットワークに関する調査研究

    2010年  

     概要を見る

    ◆現地調査2010年7月に数回に分け、築地卸売市場場内および場外市場にて調査を行った。調査項目は以下の通り。1)運搬用自転車の分布の把握運搬用自転車の、①車種(メーカーおよび形式)②車体の特徴(荷台、看板等)③所有者④利用形態について調査し、マッピングを行なった。2)運搬用自転車の追跡調査築地市場場内および場外における自転車の利用の詳細に関して、いくつかの自転車について追跡を行い、移動経路や運搬物など、自転車を媒介にした人とモノの流れをサンプル的に把握した。3)「自転車」の視点からの街路景観の撮影運搬用自転車に固定カメラをつけ、映像の撮影を行った。4)自転車店へのヒアリング築地市場周辺にて営業をしている3軒の自転車店にうかがい、①営業の歴史、②築地における運搬用自転車の変遷、③現在の修理の実態、④現在の運搬用自転車買い替えの動向などについてお話しを聞いた。

  • 占領軍側史料の収集・分析による占領期の東京の接収地と都市空間に関する基礎的研究

    1996年  

     概要を見る

     近代以降の東京の歴史を概観すれば、占領期(1945~1952)の都市空間の変化は、現在の都市東京の特質に大きな影響を与えていると思われるが、その実態は不明瞭である。都市自体が占領されているという状況と制約の下でのみ戦災復興も成り立っていた、という二面性を捉えない限り、この時期の都市空間の問題は本質的に理解できない。そこで、占領軍側の都市空間への行為という観点からこの時期の事象を捉えようとするとき、大きく、占領軍側が直接的に改変、形成、利用した空間、占領軍側の規制、誘導等により改変、形成などがなされた空間、の2つのカテゴリーに属する問題を明らかにすることが必要となる。これらを明らかにしていくのが本研究の目的である。 96年度は上記の課題に関連して、これまでにNational Archives of United States新館などで以下の占領軍側の史料を収集した。 1)占領軍側作成の占領期の東京の地図、約50点(SCAP文書AG群) 2)占領期の東京における都市空間の写真(RG111-SC Army Signal Corp 1941-54)以下の対象を撮影している写真(1645点)を収集。(・接収地・接収建物、・接収住宅、・占領軍家族向住宅、・街路を中心とした都市空間、・皇居前広場、・闇市・掘割、・公衆衛生調査、・その他の都市景観) 3)東京における接収住宅関係図面・文書(AMS他約400点)これらをもとに、以下の内容を明らかにした。 ・都内の接収地リスト及び分布図 ・都内の接収住宅のリスト及び分布図 ・占領軍家族向住宅建設の計画上の特質 ・写真から見る占領期の都市空間の形成に関する若干の考察 なお96年度における地誌的な調査の結果を適切に記述していった上で(97年7月末までに成果報告書を完成予定)、97年度は占領軍による都市空間形成・利用に関する規制・誘導策を中心に調査を継続する。・占領期における接収が占領政策遂行上どのような意図のもとに行われてきたのか、・接収地との関係から捉えられる戦後の都市計画の特質はどのようなものか、を明らかにすることが一応の到達点となる。

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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