2024/06/15 更新

写真a

タナベ ジュン
田邊 潤
所属
附属機関・学校 本庄高等学院
職名
教諭
 

特別研究期間制度(学内資金)

  • 学校体育教育における、歩行・走動作・準備運動の指導法についての研究

    2022年04月
    -
    2023年03月

    チェコ共和国   RUNCZECH社

特定課題制度(学内資金)

  • オーバースピードトレーニングを手軽に行うことの出来る移動式傾斜走路の研究

    2000年  

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     坂下り走は昔から広く知られている練習であるが、今回は傾斜が終わってから平地にはいった時の勢いを利用したオーバースピード効果をねらいとすることで、傾斜走路全体を短くし、コンパクトにまとめることで新たな運動用具として開発することを目標とした。研究開始当初は傾斜走路の素材を何にするかで相当迷った。コンクリート施行では移動できないしお金がかかる。木材では疾走事に走路が弾んでしまい走り方が変わってしまう。鉄板では重すぎて移動できない。発砲素材は軽くて弾まないが、加工が難しい。等々、半年ほど素材の選択に悩みぬいた。そして最終的に出した結論は幅10CMの鉄骨のC型鋼材を組み合わせて作る方法である。この方法で1.5%勾配と3%勾配が連続する24mの走路を完成させた。走路の上には市販されているゴム板を敷くことにより移動可能で角度も変化させられる人工的な傾斜走路を制作できた。 短距離走は冬季にあまりスピードを上げられないために2001年3月にはいって本格的な実験に入っている。傾斜走路を12m利用しての加速走では平地での20m加速並みのスピードが出ており、18mの利用では全力疾走を3~5%上回るオーバースピードトレーニングが可能となっている。今後この走路を利用し実験を繰り返しながらその成果を8月の日本スプリント学会で発表する予定である。 移動式傾斜走路は角度を調整できる上、組みたても簡単なので、跳躍競技にも利用可能な点においては過去に例のないものである。この走路の研究は陸上競技のみでなく疾走スピードが必要な多くのスポーツ種目のトレーニングに対しても大きな影響を持つものになることを確信している。

  • 日本の出生数の減少と世代間の人口の変化から見た2002年ワールドカップサッカー日本誘致問題の研究

    1995年  

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    近年日本社会における少子化と高齢化の波は社会のそこかしこに影響を及ぼし始めており、日本のスポーツ界もその例外ではなく大きな方向転換の岐路に立たされている。本研究は21世紀の日本社会の構造的変化の中において巨大なスポーツイベントの誘致がどのような影響を及ぼすであろうかについて考えたものである。 2002年に開催されるサッカーのワールドカップには現在日本と韓国の誘致合戦が盛んである。しかしながら、日本ではイベントの誘致と開催によるメリットのみが強調され、開催決定後のスタジアム建設問題や開催中の世界からの観客動員の細かなマーケティング、開催後の諸施設の有効利用など非常に大きな問題が真剣に論議されないまま誘致の成功のみを願うような状況になっている。 本研究ではこれらの問題についてワールドカップにまつわる公共投資が今後の日本社会の構成員である全世代の国民のために有効であるかという観点のもとに調査を進めた。その結果、スタジアムの建設費、日本開催の意義、開催後の施設の有効利用などについて多くの問題が浮き彫りになった。そこで、以下のような提案をすることになった。1. 日本のワールドカップ誘致に関するFIFAへの提案において、特に「バーチャルスタジアム」についての具体的なプランについて再度検討すること。2. ワールドカップ誘致に関する新しいスタジアムの建設は現在予定されている半数程度におさえ、東京ドームなどの野球場の使用について再度検討する。3. 日本、韓国の共同開催のために再度関係者の協力への努力をして欲しい。 本研究の結論から、1996年6月に日本での開催が決定した場合には、さらに広い観点からの研究と提案が必要であると思われる。