2024/11/23 更新

写真a

ササハラ ヒロユキ
笹原 宏之
所属
社会科学総合学術院 社会科学部
職名
教授
学位
博士(文学) ( 早稲田大学 )

経歴

  • 2021年10月
    -
    継続中

    お茶の水女子大学   文教育学部   非常勤講師

  • 2011年
    -
    継続中

    聖心女子大学 非常勤講師

  • 2007年
    -
    継続中

    早稲田大学 教授

  • 2019年09月
    -
    2020年03月

    実践女子大学 非常勤講師

  • 2016年04月
    -
    2016年09月

    東京大学 文学部・人文科学研究科 非常勤講師   文学部・人文科学研究科 非常勤講師   非常勤講師

  • 2015年
    -
     

    東北大学 文学部・人文科学研究科 非常勤講師

  • 2014年
    -
     

    東京大学 文学部・人文科学研究科 非常勤講師

  • 2010年
    -
    2014年

    日本女子大学 非常勤講師

  • 2011年
    -
    2012年

    日本学術振興会 科学研究費委員会専門委員

  • 2011年
    -
     

    愛知県立大学 非常勤講師

  • 2010年
    -
     

    ,2012 埼玉大学 非常勤講師

  • 1996年
    -
    2010年

    文化女子大学 非常勤講師

  • 2009年
    -
     

    北海道大学 非常勤講師

  • 2005年
    -
    2009年

    国立国語研究所 非常勤研究員

  • 2005年
    -
    2007年

    早稲田大学 助教授

  • 2006年
    -
     

    中国 浙江財経学院(現 浙江財経大学) 兼職教授

  • 2005年
    -
    2006年

    國學院大學 兼任講師

  • 2004年
    -
    2005年

    政策研究大学院大学 非常勤講師

  • 1999年
    -
    2004年

    早稲田大学 非常勤講師

  • 2002年
    -
     

    山口大学 非常勤講師

  • 2000年
    -
     

    大妻女子大学 非常勤講師

  • 1996年
    -
     

    国立国語研究所 非常勤研究員

  • 1993年
    -
    1996年

    文化女子大学 専任講師

  • 1992年
    -
    1993年

    日本学術振興会 特別研究員

  • 1992年
    -
    1993年

    文化女子大学 非常勤講師

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学歴

  •  
    -
    1993年

    早稲田大学   文学研究科   日本文学(国語学)  

  •  
    -
    1988年

    早稲田大学   文学部   中国文学  

委員歴

  • 2021年12月
    -
    継続中

    日本医学会 医学用語管理委員会 「用語表記基本指針策定ワーキンググループ」  委員

  • 2021年04月
    -
    継続中

    日本語学会  評議員

  • 2021年02月
    -
    継続中

    白川静記念東洋文字文化研究所  第一プロジェクト 中国の漢字を中心とする文字文化の発展・受容・展開に関する総合的研究 学外協力員

  • 2020年
    -
    継続中

    The International Journal of Chinese Character Studies (IJCCS) 世界漢字通報 韓国漢字研究所 世界漢字学会 漢字文明研究事業団  学術委員・編集委員

  • 2018年04月
    -
    継続中

    日本漢字学会  評議員 理事(2020.11から)

  • 2018年
    -
    継続中

    諸橋轍次記念漢字文化理解力検定委員会  委員 副委員長(2020.4から)

  • 2015年12月
    -
    継続中

    (公財)全国書美術振興会  評議員

  • 2009年12月
    -
    継続中

    三省堂  文部科学省検定国語科教科書『現代の国語』(中学校) 編集委員

  • 2024年06月
    -
    2025年05月

    日本語学会  常任査読委員

  • 2024年06月
    -
     

    日本放送協会  『放送研究と調査』レビュー委員

  • 2024年03月
    -
     

    日本放送協会  『放送研究と調査』レビュー委員

  • 2023年02月
    -
    2024年03月

    デジタル庁  文字要件に係る検討会

  • 2020年04月
    -
    2023年03月

    東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 アジア文字研究基盤の構築2  共同研究員

  • 2021年11月
    -
    2023年02月

    法制審議会戸籍法部会  委員

  • 2021年03月
    -
    2021年08月

    一般社団法人金融財政事情研究会  氏名の読み仮名の法制化に関する研究会 委員

  • 2018年
    -
    2021年05月

    日本語学会  編集委員

  • 2017年04月
    -
    2020年03月

    東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所  アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究員

  • 2019年09月
    -
     

    法務省  戸籍統一文字に関するワーキンググループ 委員

  • 2009年05月
    -
     

    三省堂  漢辞海第3版・第4版 編集協力者

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所属学協会

  •  
     
     

    日本漢字学会

  •  
     
     

    社会言語科学会

  •  
     
     

    計量国語学会

  •  
     
     

    早稲田大学日本語学会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

  •  
     
     

    日本語学会

  •  
     
     

    訓点語学会

  •  
     
     

    早稲田大学社会科学学会

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研究分野

  • 日本語学

研究キーワード

  • 日本語、文字、漢字、表記、地名、人名、文字生活、国字(日本製漢字)、異体字

受賞

  • 立命館白川静記念東洋文字文化賞優秀賞

    2017年04月   立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所   国字の研究  

  • 早稲田大学ティーチングアワード

    2015年10月   早稲田大学   早稲田大学ティーチングアワード  

    受賞者: 笹原宏之

     概要を見る

    日本語教育研究科「日本語学概論」に対して

  • 第35回 金田一京助博士記念賞

    2007年10月  

メディア報道

  • 「名字」と「名前」の不思議」 p6-9

    会誌・広報誌

    「漢検ジャーナル」27  

    2019年06月

  • 新聞・雑誌・テレビ・ラジオほか

 

論文

  • 地名を表記する漢字が伝える情報

    笹原宏之

    地名と風土   ( 17 ) 112 - 122  2024年07月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 〈緒言〉漢字圏における文字の社会的な変異p4-6 日本において地域文字、位相文字となったベトナムの字喃 ─「紦」(バ)の日本社会における変異の展開

    笹原宏之

    ことばと文字   ( 17 ) 114 - 121  2024年04月  [招待有り]

  • 日本の人名における「月」の読み方

    笹原宏之

    Renewing Governance Mechanism in Asia-Pacific   1   373 - 383  2024年03月  [査読有り]  [招待有り]

  • 日本における命名文化とその読み仮名 「愛」を中心に

    笹原宏之

    日本語学   42 ( 2 ) 128 - 140  2023年08月  [招待有り]

  • 令和時代の漢字と表記

    笹原宏之

    ことばと文字   16   159 - 168  2023年04月  [査読有り]  [招待有り]

  • 書評 菊地恵太著『日本略字体史論考』

    笹原宏之

    日本語の研究   19 ( 1 ) 94 - 101  2023年04月  [査読有り]  [招待有り]

  • 地名の漢字から読み取れること

    笹原宏之

    京都地名研究会 地名探究   ( 21 ) 83 - 102  2023年03月  [招待有り]

  • 日本製漢字,日本製字義の中国への伝播と交流

    笹原宏之

    Cooperation, Competition, and Integration in Asia-Pacific   ( 1 ) 292 - 306  2023年03月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 授業で話したくなる おもしろい漢字のはなし

    笹原宏之

    教育科学 国語教育 明治図書出版   ( 878 ) 56 - 61  2023年02月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 日本化漢字・日本製漢字の使用の変動 -上代の使用字の時代環境における示準性-

    笹原宏之, 笹原宏之編, 澤崎文編

    日本文学研究ジャーナル24 上代文献と漢字 古典ライブラリー     9 - 24  2022年12月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 日本的”佚存文字” -以狩谷棭斎的考証為中心

    笹原宏之

    文献・文学・文化 中日古典学交流与融通工作坊論集   ( 1 ) 387 - 407  2022年08月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 漢字にいま起きていること -字体・字形を中心に

    笹原宏之

    ことばと文字   ( 15 ) 91 - 100  2022年04月  [招待有り]

  • 日本の漢字の地域分布

    笹原宏之

    中国文字 https://journals.sagepub.com/eprint/8BTSY47WV6FCYVRCIEJA/full    2022年03月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 日本語と中国語に借用された字喃で表記されるベトナム語 辞典に採用された「紦」(バ)の漢字圏における伝播と変容に関する字誌

    笹原宏之

    早稲田大学日本語学会編『早稲田大学日本語学会設立60周年記念論文集 言葉のしくみ』     55 - 70  2021年12月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 方言地名

    笹原宏之

    地図中心   ( 585 ) 10 - 11  2021年06月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 二五年間の「国語に関する世論調査」に現れた漢字などに関する意識

    笹原宏之

    日本語学 明治書院   40 ( 2 ) 30 - 46  2021年06月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 漢字・漢語の知識を活かす

    笹原宏之

    漢文教室   ( 207 ) 13  2021年04月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 社会科学研究科・社会科学部における日本語研究

    笹原宏之

    早稲田日本語研究   ( 30 ) 19 - 24  2021年03月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 社会科学研究科・社会科学部における日本語研究

    笹原宏之

    早稲田日本語研究   30   19 - 24  2021年03月  [招待有り]

  • 書評 白川静著『漢字の体系』

    笹原宏之

    立命館白川静記念東洋文字文化研究所紀要   14   77 - 87  2021年03月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 年号と漢字

    笹原宏之

    日本語学 明治書院   39 ( 4 ) 4 - 20  2020年12月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 日本の方言漢字を訪ねる

    笹原宏之

    FIELD PLUS 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所   ( 24 ) 4 - 5  2020年07月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 糸井通浩著『古代地名の研究事始め 山城・丹後の伝承・文学地名を中心に』

    笹原宏之

    日本歴史   ( 864 ) 87 - 89  2020年05月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 氏名における漢字の諸問題

    笹原宏之

    戸籍   ( 980 ) 30 - 43  2020年03月

  • 创于六朝、隋唐时期存迹于日本的“ 佚存文字”

    笹原宏之

    中国文字   3 ( 3 ) 153 - 173  2019年11月  [査読有り]  [招待有り]

  • 六朝・隋・唐から伝来した佚存文字に関する検証

    笹原宏之

    中国文字   3 ( 3 ) 153 - 174  2019年09月  [査読有り]  [招待有り]

  • 医学用語の特徴と医療の言葉 -漢字・日本語研究者及び患者の視点から

    笹原宏之

    シリーズ日本語の語彙 第7巻『現代の語彙 -男女平等の時代-』 朝倉書店     126 - 138  2019年04月

  • 書きことばにおける敬語的表現 -現代までの文字・表記の使用法を中心に-

    笹原宏之

    日本語学   38 ( 2 ) 2 - 13  2019年02月  [招待有り]

  • さらに現れたあの「龍」

    笹原宏之

    墨   ( 255,256 ) 160 - 163  2018年12月  [招待有り]

     概要を見る

    256号はp154-157

  • 方言漢字とは,方言漢字「閖」に託されたメッセージ 名取市閖上と石巻市閖谷地・閖前にて

    笹原宏之

    地図中心   ( 554 ) 3 - 7  2018年11月  [招待有り]

  • 上代における国字の出現と表記の変化

    沖森卓也編『歴史言語学の射程』三省堂     51 - 74  2018年11月  [招待有り]

  • 姓に使われる漢字 名字に見る日本文化/社会現象の多様性

    笹原宏之

    新鐘     16 - 17  2018年06月  [招待有り]

  • 「龍」の象形文字のその後

    笹原宏之

    墨     128-,154- - 133,160  2017年11月  [招待有り]

  • 文字の多様化

    笹原宏之

    ことばと文字   ( 8 ) 47 - 61  2017年10月  [招待有り]

  • 上代の日本製漢字の製作と使用 -その前史と展開-

    笹原宏之

    口訣研究   39   43 - 87  2017年09月  [査読有り]  [招待有り]

  • 漢字の字体・字形と規範意識

    笹原宏之

    日本語学   35 ( 12 ) 30 - 45  2016年11月

    CiNii

  • 祈りの文字化

    笹原宏之

    祈りと再生のコスモロジー -比較基層文化論序説-   成文堂   339 - 372  2016年10月

  • 国字(日本製漢字)と誤認されてきた唐代の漢字 ―佚存文字に関する考察―

    笹原宏之

    東アジア言語接触の研究    2016年02月

  • 会意によらない一つの国字の消長 ――「●(見見逆)」を中心に

    笹原宏之

    国語文字史の研究   15  2016年02月

  • 漢字は変わり続ける

    笹原宏之

    kotoba     176 - 179  2015年12月  [招待有り]

  • “串”字探源——以“串”表扦子之意为中心

    笹原宏之

    中国文字研究   ( 21 ) 219 - 229  2015年08月

  • 日本対漢字的加工及其背景

    笹原宏之

    長江学術   47期   102 - 107  2015年07月  [招待有り]

  • 異字同訓の諸問題

    笹原宏之

    日本語教育における日中対照研究・漢字教育研究     45 - 78  2015年04月

  • 国字

    笹原宏之

    知日   28   104 - 106  2015年03月

  • 日本語大事典(項目執筆)

    笹原宏之

        32 - 2050  2014年11月

  • 日本における漢字に対する加工とその背景

    笹原宏之

    『HUMAN』人間文化研究機構機関誌   7   58 - 65  2014年11月

  • 「天災は忘れた頃にやってくる」の出典について

    笹原宏之

    日本医事新報   4723   64 - 65  2014年11月

  • 漢字を追いかける

    笹原宏之

    日本語学   33-11-  2014年09月

  • 現代の文字生活と異字同訓

    笹原宏之

    日本語学   33-10 ( 10 ) 46 - 54  2014年08月

    CiNii

  • 「龍」の一象形文字の変容

    笹原宏之

    墨 芸術新聞社   229-238   130  2014年08月

  • 「地元」を表すことばをめぐって

    笹原宏之

    都市問題   105   4 - 8  2014年08月

  • 「すみません」の変化

    笹原宏之

    日本医事新報   4693   70 - 71  2014年04月

  • 漢字の異体字の攻防

    笹原宏之

    日本語学   33-2 ( 2 ) 60 - 77  2014年02月

    CiNii

  • 「あげる」の用法

    笹原宏之

    日本医事新報   4686   86  2014年02月

  • 和文の文頭におけるローマ字の大文字・小文字の扱い

    笹原宏之

    日本医事新報   4678   71  2013年12月

  • 現代の韓国の漢字・日本の漢字

    笹原宏之

    梨花女子大学校韓国文化研究院 韓国文化研究   25   249 - 263  2013年12月

  • 「保健所」の読み方

    笹原宏之

    日本医事新報   4677   68 - 69  2013年12月

  • 「腑に落ちる」は誤用か

    笹原宏之

    日本医事新報   4672   71  2013年11月

  • 漢字は世につれ

    笹原宏之

    こころ 平凡社   15-20  2013年10月

  • 「障がい」の「がい」の表記の経緯

    笹原宏之

    日本医事新報   4663   88 - 89  2013年09月

  • 「弯」の定義

    笹原宏之

    日本医事新報   4659   71  2013年08月

  • 漢語表記のゆれ

    笹原宏之

    野村雅昭編 現代日本漢語の探究     261 - 287  2013年07月

  • 日本語の文字・表記(日本語版・韓国語版)

    笹原宏之

    日本語学・日本語教育3語彙(J&C 韓国) 韓美卿編     121 - 154  2013年06月

  • 「羅針盤」の語源

    笹原宏之

    日本医事新報   4651   73  2013年06月

  • 日・中での「骨」の字体の違い

    笹原宏之

    日本医事新報   4643   72 - 73  2013年04月

  • クシを意味する「串」の来歴

    笹原宏之

    太田斎・古屋昭弘両教授還暦記念中国語学論集     66 - 78  2013年03月  [査読有り]

  • 「公廨」の意味

    笹原宏之

    日本医事新報   4632   102  2013年02月

  • CON NGUOI VA XA HOI DUOI GOC NHIN CUA VAN TU HOC

    笹原宏之

    NGUYEN TUAN CUONG 編 BON MUOI NAM Dao tao va Nghien cuu(1972-2012) p199-220    2013年

  • 躾と中国・韓国

    笹原宏之

    星座   64   16 - 27  2013年01月

  • 歴史上の人物名と書名等の読み方

    笹原宏之

    日本医事新報   4631   64  2013年01月  [査読有り]

  • 句読点のカンマ、ピリオド化の推移

    笹原宏之

    日本医事新報   4623   64 - 65  2012年12月

  • 汉字圈里的造字与传播

    笹原宏之

    漢字研究   7   131 - 162  2012年12月

  • 異体字・国字の出自と資料

    笹原宏之

    漢字字体史研究 勉誠出版     341 - 366  2012年11月

  • 『日本語学』執筆者100人の歩み

    笹原宏之

    日本語学   31 ( 14 ) 82 - 152  2012年11月

    CiNii

  • 漢字の歴史 日本編

    笹原宏之

    日経おとなのOFF   136   50 - 54  2012年10月

  • 「弛緩」の読み

    笹原宏之

    日本医事新報   4615   64 - 65  2012年10月

  • 文字と日本人

    笹原宏之

    EPTA   58   12 - 18  2012年09月

  • 男性名「〜お」(夫・男・雄・を等)の歴史

    笹原宏之

    日本医事新報   4613 ( 4613 ) 62 - 65  2012年09月

    CiNii

  • 日本独自の漢字を考える

    笹原宏之

    kotoba 集英社   9 ( 9 ) 40 - 45  2012年08月

    CiNii

  • 日本製漢字の変遷と形成方法(韓国語訳はp288-311)

    笹原宏之

    東洋学   52   263 - 287  2012年08月

  • 職位「教授」などの歴史

    笹原宏之

    日本医事新報   4607   64  2012年08月

  • 国語辞書での「上・下,左・右」の定義

    笹原宏之

    日本医事新報   4603   64  2012年07月

  • ひらがなと実際の発音

    笹原宏之

    日本医事新報   4589   65 - 66  2012年04月

  • 辞書を編む

    笹原宏之

    ユリイカ     87 - 98  2012年03月  [査読有り]

  • 漢字より硬い日本人

    笹原宏之

    ことばだより 教育出版     2  2012年03月

  • 文字・表記論と語彙

    笹原宏之

    斎藤倫明・石井正彦編『これからの語彙論』 ひつじ書房     81 - 95  2011年12月

  • 漢字の今と未来 −中国、韓国、ベトナム、日本から/1文字が引き起こす誤解p206-207

    笹原宏之

    町田和彦編『世界の文字を楽しむ小事典』 大修館書店     158 - 166  2011年11月

  • 漢字文化圏の抱える共通点と相違点 −中国語と韓国語とベトナム語、そして日本語

    笹原宏之

    池田雅之・大場静枝編 世界のことばと文化シリーズ 国際化の中のことばと文化 成文堂     120 - 131  2011年08月

  • あすか・飛鳥の由来について

    笹原宏之

    日本医事新報   4554   62 - 63  2011年08月

  • 文字・字種・表記・仮名遣い・字音・当て字

    笹原宏之

    中村明編『日本語文章・文体・表現事典』 朝倉書店     56 - 63  2011年06月

  • 「漢字」と「日本語」をウォッチする

    笹原宏之

    青淵(渋沢栄一記念財団)   ( 747 ) 22 - 24  2011年06月

    CiNii

  • 「著効」の表現について

    笹原宏之

    日本医事新報   4540   63  2011年04月

  • 漢字文化圏的一大奇葩 −−日語中的当字和当読

    笹原宏之

    漢字文化   100   40 - 45  2011年03月

  • 漢字一覧

    笹原宏之

    新選国語辞典第9版(小学館)     1482 - 1557  2011年01月

  • 「小医は病を治し…」の表現と典拠

    笹原宏之

    日本医事新報   4525   86  2011年01月

  • 答申された改定常用漢字表について

    笹原宏之

    ことばの学び   ( 123 ) 4 - 7  2010年10月

  • 縦書きの行の進行方向の理由

    笹原宏之

    日本医事新報   4510号   86 - 87  2010年10月

  • 改定常用漢字表と日本語表記

    笹原宏之

    日本語学   29巻 ( 10号 ) 54 - 80  2010年08月

  • 発症について

    笹原宏之

    日本医事新報   4499   86 - 87  2010年07月

  • 「動(やや)もすると」の語源・由来

    笹原宏之

    日本医事新報     84  2010年05月

  • 日本と漢字のつながり

    笹原宏之

    PHP     41 - 43  2010年04月

  • 学術用語と漢字

    笹原宏之

    JSL漢字学習研究会誌   2   1 - 14  2010年04月

     概要を見る

    学術用語における表外漢字・表外音訓を中心とする漢字の使用実態を把握し、その生じた背景について通時的な観点を加えつつ検討した。仮名書き、交ぜ書き等に代わり、表外漢字が増加する一方、略字がしばしば使用されており、位相的慣用音とともに特定の社会において用字に体系性を整える方向が見出せた。一般との関わりが深まる情報化時代において、新常用漢字表や他国の用語との比較を通じ、その意義も考察した。

    DOI CiNii

  • 日本語学を社会にひらく : われわれの研究は社会にどう受け入れられているのか(日本語学会2010年度春季大会シンポジウム報告)

    中井 精一, 町田 健, 篠崎 晃一, 笹原 宏之, 神永 曉, 高橋 顕志

    日本語の研究   6 ( 4 ) 174 - 179  2010年

    DOI CiNii

  • 私が勧めるこの一冊 『日本語の現場』読売新聞社会部編

    笹原宏之

    日本語学   28-13 ( 13 ) 54 - 63  2009年11月

    CiNii

  • 漢字の数p53-56・漢字の音訓p59-61 計量国語学会編『計量国語学事典』朝倉書店

    笹原宏之

        53 - 61  2009年11月

  • 雑誌の漢字

    笹原宏之

    漢字キーワード事典(書籍) 朝倉書店     202  2009年05月

  • 敬語の使い方

    笹原宏之

    日本医事新報   4438   86  2009年05月

  • 国字に込められた日本人の表現

    笹原宏之

    文藝春秋   SPECIAL季刊秋号第2巻4号   68 - 69  2008年10月

  • 臨終の際の表現

    笹原宏之

    日本医事新報   4388   113  2008年05月

  • 生前という表現

    笹原宏之

    日本医事新報   4384   98 - 99  2008年05月

  • 黙祷の意味と表現

    笹原宏之

    日本医事新報   4379   97  2008年03月

  • 漢字文化と日本語の未来(<テーマA>,日本語学会2008年度春季大会シンポジウム報告)

    林 史典, 池田 証壽, 安岡 孝一, 野村 雅昭, 高山 倫明, 村田 菜穂子, 笹原 宏之

    日本語の研究   4 ( 4 ) 126 - 128  2008年

    DOI CiNii

  • 自分の娘の謙称

    笹原宏之

    日本医事新報   4369   101  2008年01月

  • 日本語の文字の表現性 −「薔薇」を巡って−

    笹原宏之

    月刊言語   36 ( 10 ) 56 - 63  2007年10月

  • 「吉日」の用途

    笹原宏之

    日本医事新報   4340   97  2007年06月

  • 日本製漢字「蛯」の出現とその背景

    笹原宏之

    訓点語と訓点資料   118 ( 118 ) 14 - 29  2007年03月

    CiNii

  • 鼠蹊の語源

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4321 ) 116 - 117  2007年02月

  • 「人」と「人間」の語源と使い分け

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4317 ) 101  2007年01月

  • 文字コミュニケーションにおける異体字の選好と親近度:再検査法による信頼性の検討

    横山詔一, 笹原宏之, 當山日出夫

    社会言語科学   9 ( 1 ) 16 - 26  2006年09月

     概要を見る

    文字コミュニケーションのメカニズムを解明するため,異体学の選好に関する実験を行った.異体字とは,「桧-檜」のように読みと意味は同じで字体だけが異なる文字の集合を指す.IT機器で漢字を書いている場面を実験参加者にイメージさせ,異体学263ペアについての選好判断を2肢強制選択法で求めた(選好課題).同じ実験参加者グループに対して半年後に同じ課題を与え,旧字体選好率の積率相関係数を求めたところ,r=0.96ときわめて強い正の相関がみられた.これから,選好課題の結果は高い信頼性を有することが明らかになった.さらに,別の実験参加者グループを用いて異体学ペアのいずれの親近度が高いかを2肢強制選択法で判断させ(親近度比較課題),選好課題との相関を分析した.その結果,親近度比較課題と選好課題の間にはr=0.95ときわめて強い正の相関関係がみられた.ある異体学が社会でよく使われている場合は人間がその異体学に接触する頻度が高くなり,接触頻度が高くなると単純接触効果によってその異体学に対する親近性が増加するとともに好意度も高くなると考えられる.選好課題と親近度比較課題の間に見られる強い相関関係は,単純接触効果の影響を色濃く反映した結果であると説明できる.

    DOI CiNii

  • 常用漢字表と日常生活の漢字

    笹原宏之

    日本語学(明治書院)   ( 臨時増刊 ) 115 - 125  2006年09月

  • 地名を表す漢字

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 8 ) 42 - 50  2006年08月

  • 「罹患」という語の最初の使用例

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4286 ) 100 - 101  2006年06月

  • 何華珍著『日本漢字和漢字詞研究』

    笹原宏之

    中国語学研究 開篇   ( 25 ) 342 - 343  2006年05月

  • 漢語はなぜ字源通りに用いられないのか/漢字はこれから無くなっていくのか

    笹原宏之

    國文學(學燈社)   51 ( 4 ) 50  2006年04月

  • 言語圏α

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 2 ) 120  2006年02月

  • 賞味と笑味

    笹原宏之

    日本医事新報(日本医事新報社)   ( 4264 ) 120  2006年01月

  • 「椛」の読み方

    笹原宏之

    書道(NHK学園)     6 - 7  2006年01月

  • 停年と定年

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4255 ) 104 - 105  2005年11月

  • 言語圏α

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 1 ) 118  2005年11月

  • 日本語の文字の書体/漢字の字体

    笹原宏之

    新版 日本語教育事典(大修館書店)     380,394 - 381,395  2005年10月  [査読有り]

  • 〓(シ墨)という字の広まるまで

    笹原宏之

    書道(NHK学園)     6 - 7  2005年10月

  • 「署」と「所」

    笹原宏之

    日本医事新報     104 - 105  2005年09月

  • 日本語の文字の多様性

    笹原宏之

    書道(NHK学園)   ( 8 ) 6 - 7  2005年07月

  • 日本語の文字の特質

    笹原宏之

    書道(NHK学園)     6 - 7  2005年04月

  • 要望から見た人名用漢字

    笹原宏之

    東洋学へのコンピュータ利用 第16回研究セミナー(京都大学)     51 - 90  2005年03月

  • 中国・韓国の人名の読み方

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4222 ) 114 - 116  2005年03月

  • 国字の位相と展開

    笹原宏之

        1 - 824  2005年01月

  • 固有名詞の漢字に起こる変化と創作

    笹原宏之

    時報 市町村教委(全国市町村教育委員会連合会)   ( 194 ) 14 - 17  2005年01月

  • 「腺」が定着するまで

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2005年01月

  • 固有名詞の字体,漢字・仮名の表記

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)     40 - 43  2004年11月

  • 古い字と新しい字

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年10月

  • 書評空間 大修館 四字熟語辞典

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)     120  2004年09月

  • 字源の俗解

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年07月

  • 字源の俗解

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年07月

  • 字源の俗解

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年07月

  • 字源の俗解

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年07月

  • 韓国の首都ソウルの表記

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4174 ) 104 - 105  2004年05月

  • 京都の地名

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年04月

  • 日常生活と漢字−画面と空間上で目にする漢字−

    笹原宏之

    しにか(大修館書店)   15 ( 2月号 ) 14 - 21  2004年02月

    CiNii

  • 漢字の「土」の字体

    笹原宏之, 吉川明日香

    日本医事新報   ( 4161 ) 100 - 101  2004年01月

  • 「わび」を漢字で書くと

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 7  2004年01月

  • 「串」の「くし」の本数

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2003年10月

  • 日本語文字資源の基盤整備―システム開発を支える異体字の認知科学―

    横山詔一, 笹原宏之

    日語日文學研究   46輯   17 - 31  2003年08月  [査読有り]

  • 日本製漢字の地域分布

    笹原宏之

    日語日文学研究(韓国)   46 [語学・教育篇]   33 - 47  2003年08月

  • 明朝体の揺れと楷書体と揺れⅡ

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2003年07月

  • 漢字に関するサイト

    笹原宏之

    しにか(大修館書店)     72 - 73  2003年07月

  • 明朝体の揺れと楷書体の揺れ

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)    2003年04月

  • 文字コードの現状と将来

    笹原宏之, 横山詔一, エリク=ロング

    日本語学(明治書院)   22 ( 4月臨時増刊号 ) 99 - 110  2003年04月

    CiNii

  • 文字を変化させる力

    笹原宏之

    国文学研究   139 ( 139 ) 53 - 63  2003年03月

    CiNii

  • 「椿」はいつから「つばき」になったか

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2003年01月  [査読有り]

  • 地名を漢字で書くために−文献と地名に見る「がけ」の一字表記−

    笹原宏之

    日本語学(明治書院)   21 ( 15 ) 30 - 42  2002年12月

    CiNii

  • 筆順について

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     2 - 3  2002年10月

  • 携帯メールにおける文字表記の特徴とその影響

    笹原宏之

    社会言語科学   5 ( 1 ) 105 - 116  2002年09月

     概要を見る

    近年,若年層を中心に急速に普及した携帯電話を用いたメールには,文字を用いた表記の面で様々な特徴が表れている.パーソナルメディアにおけるそれらの事象は,漢字表記の増加と新たな短縮化の発生,送り仮名の省略,誤入力の発生する傾向の変化,平仮名表記の増加,片仮名表記の短縮化,数字表記の漢数字化などの各面で確認できる.それらの文字表記は,入力環境や機材,変換ソフト,字数制限,個人間授受などの諸要因が作用し,時に複合しあうことによって発生した携帯メールという位相に特徴的なものとしてとらえることができる.さらに,携帯メールにおける文字表記は,特定のメディアという枠を超えて,個人の使用字に漢字字体の間引き化をもたらす一方で,漢字表記の学習に影響を及ぼし始めていることが確認され,文字生活の大きな変化として位置づけることが可能である.

    DOI CiNii

  • 「繰り返し記号」の種々相

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2002年07月  [査読有り]

  • 姓に使われている漢字

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2002年04月

  • 「略字」はどうして作られたのか

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2002年01月

  • 小地名とJIS漢字

    笹原宏之

    古辞書とJIS漢字(北海道大学)   ( 4 ) 1 - 18  2001年05月

  • 文字・表記分野での計量的研究概観 (日本語の計量研究法) -- (4章 各分野での計量的研究概観)

    横山詔一, 笹原宏之

    日本語学   20 ( 5 ) 157 - 165  2001年04月

    CiNii

  • 文字・表記分野に関する計量的研究の概観

    横山詔一, 笹原宏之

    日本語学(明治書院)   ( 4月臨時増刊号 ) 157 - 166  2001年04月

  • 新聞漢字調査の現状と将来

    横山詔一, 笹原宏之, エリク=ロング, 谷本玲大

    日本語科学   ( 9 ) 33 - 42  2001年04月

     概要を見る

    国立国語研究所国立国語研究所国立国語研究所茨城大学新聞漢字調査について,豊島(1999)の論考を羅針盤としながら国内の状況を概観し,今後の調査に資する視点の設定を日指した。おもに新聞記事を電子化する際に原紙と電子化テキストの間で齟齬が生じる背景を考察し,メディア変換に伴って必然的に発生する諸問題の整理を試みた。そして,以下の提言を行った。将来,独立行政法人・国立国語研究所が新聞漢字調査を実施する場合は,調査精度と費用のバランスという観点から,大量の原紙を研究所側で電子化する作業は避けつつ,また外部から購入した電子化テキストを無批判に受け入れることもないよう,新聞社等の協力を得ながら原紙の組版に使用された文字データを分析するのが望ましいと考える。

    DOI CiNii

  • 流通漢字と文字生活-字体の流通から接触・意識・使用へ-

    笹原宏之

    京都大学大型計算機センター第67回研究セミナー東洋学へのコンピュータ利用研究セミナー報告     38 - 61  2001年03月

  • 海外WWWブラウザ対応の日本語データ検索システム-『現代雑誌九十種の用語用字 : 全語彙・表記』を例に-

    横山詔一, エリク=ロング, 江川清, 笹原宏之, 古家時雄

    信学技報2000   100 ( 16 ) 17 - 24  2000年10月

     概要を見る

    本研究は日本語で構築されたデータベースを海外に提供しようとするときに必ず直面する文字表記の問題を取り上げた。前半部は, 国立国語研究所の語彙・表記データベースを海外でも簡便かつ迅速に検索できるシステムの概要を解説した。このシステムの意義は, 大規模な文字GIFデータベースを備えた「文字配信サーバ」と, それとは別の場所にある「データベース検索サーバ」をインターネット上で連動させながら, 検索結果の日本語を海外のWWWブラウザに向けて高速配信することに初めて成功した点にある。後半部は, 新聞テキストデータベースを利用した漢字頻度調査の問題点を整理し, 今後日本語データベースを構築する際に留意すべき点を示した。

    CiNii

  • 異体字に対するなじみと好み-接触印象・使用頻度との関係-

    笹原宏之, 横山詔一

    日本語科学   ( 8 ) 110 - 125  2000年10月

  • 学界展望 一九九八・一九九九 文字・表記(理論・現代)

    笹原宏之

    国語学   ( 202 ) 77 - 84  2000年09月

  • 第1章 概要/第2章 漢字に関する問い/第3章「異体字についての印象」に関して

    笹原宏之

    国立国語研究所 「国語に関する世論調査」問題別分析報告書     5・30  2000年05月

  • 転写に伴う漢字字体の変化-「JIS第1水準・第2水準」制定作業の再現-

    笹原宏之

    古辞書とJIS漢字   ( 2 ) 1 - 14  1999年09月

  • 漢字字体に対する大学生の接触頻度

    笹原宏之

    計量国語学   22 ( 2 ) 66 - 79  1999年09月

    CiNii

  • 文字・図形の認知-字体と感性-

    横山詔一, 笹原宏之

    日本語学   ( 8月 ) 95 - 102  1999年08月

  • 新聞記事データベースにおける「槇」の消失現象

    横山詔一, 笹原宏之, エリク=ロング, 野崎浩成

    人文科学と情報処理   20 ( 20 ) 57 - 63  1999年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 現代日本語の文字・表記

    笹原宏之, 小沼悦

    国立国語研究所創立50周年記念研究発表会資料集     73 - 78  1998年12月

  • 異体字選択に影響する要因

    笹原宏之, 横山詔一

    計量国語学   21 ( 7 ) 291 - 310  1998年12月

    CiNii

  • 国語国文学界の展望 近代・現代(音韻・文字・表記)

    笹原宏之

    文学・語学   ( 16 ) 78 - 79  1998年10月

  • 元禄十四年刊『俗字正誤鈔』における「正字」「俗字」「誤字」とその典拠

    笹原宏之

    国語文字史の研究   ( 4 ) 125 - 148  1998年08月

  • 漢字教育と表外字

    笹原宏之

    日本語学   17 ( 4 ) 47 - 57  1998年04月

    CiNii

  • 『朝日新聞』のCD-ROMと紙画における幽霊文字と辞書非掲載字-「JIS X 0208」の漢字を中心に

    笹原宏之, 横山詔一, 野崎浩成, 米田純子

    計量国語学   21 ( 4 ) 145 - 161  1998年03月

  • 文字から見た日本語らしさ

    笹原宏之

    日本語学   16 ( 7月 ) 23 - 34  1997年07月

    CiNii

  • 字体に生じる偶然の一致 -「JIS X 0208」と他文献における字体の「暗合」と「衝突」-

    笹原宏之

    日本語科学   ( 1 ) 7 - 23  1997年04月

  • 「JIS X 0208」における音義未詳字に対する原典による同定 -『標準コード用漢字表(試案)』と『国土行政区画総覧』-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 20 ) 1 - 17  1996年12月

  • 「新たな繰り返し符号「2」の考察」

    笹原宏之

    文化女子大学紀要『人文・社会科学研究』   ( 4 ) 89 - 112  1996年01月

  • 「元禄刊『俗字正誤鈔』の基礎的研究」

    笹原宏之

    国語学 研究と資料   ( 19 ) 1 - 15  1995年12月

  • JIS漢字における国字・新字・異体字の典拠-JIS漢字幽霊文字研究序説-

    笹原宏之

    文化女子大学 人文・社会科学研究   3 ( 3 ) 1 - 15  1995年01月

    CiNii

  • メートル法単位を表す国字の漢字圏各国における衰退

    笹原宏之

    国語学研究と資料   18 ( 18 ) 1 - 11  1994年12月

    CiNii

  • 異体字・崩し字に字源俗解を介した漢字の国字化-「(]G1904[)」からの「(]G1904[)」の派生を例として-

    笹原宏之

    国語文字史の研究   2   89 - 113  1994年10月

  • メートル法単位を表す国字の製作と展開

    笹原宏之

    国文学研究   ( 114 ) 109 - 120  1994年10月

    CiNii

  • 地域文字の考察-地名に現れた日本語表記の時代差と地域差の一例-

    笹原宏之

    文化女子大学紀要 人文・社会科学研究   2 ( 2 ) 17 - 39  1994年01月

    CiNii

  • 『國字考』の編纂意図の考察-国字研究の一系譜を探る-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   17 ( 17 ) 1 - 14  1993年12月

    CiNii

  • JIS漢字と位相

    笹原宏之

    日本語学   12 ( 8 ) 75 - 85  1993年07月

  • 位相文字の性格と実態

    笹原宏之

    早稲田日本語研究   ( 1 ) 40 - 52  1993年03月

  • 字源説,字源意識,文字に対する意識が字体に与えた影響-「國」の異体字に関して-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   16 ( 16 ) 3 - 15  1992年12月

    CiNii

  • 画数に隠された意味-64画の漢字の周辺とその背景-

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 10 ) 25 - 30  1992年05月  [査読有り]

  • 地域訓の一考察-「硲」字の歴史と地名用字訓-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 15 ) 1 - 15  1991年12月

  • 「佚存文字」に関する考察

    笹原宏之

    国文学研究   ( 105 ) 57 - 66  1991年10月

    CiNii

  • 安藤昌益編「私制字書」における国字-個人文字を中心として-

    笹原宏之

    早稲田大学文学研究科紀要   ( 17 ) 1 - 13  1991年01月  [査読有り]

  • 術語としての「国字」

    笹原宏之

    国語学研究と資料   14 ( 14 ) 1 - 10  1990年12月

    CiNii

  • 〈(]J2281[)〉に見る符号・紋様の文字化

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 7 ) 104 - 107  1990年06月

  • 国字の史的研究 A Study of the History of Kokuji

    笹原宏之

    修士論文     1 - 3518  1990年01月

  • 〈(]G1904[)〉に関する「字源俗解」と史実

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 6 ) 61 - 57  1988年12月

  • 則天文字の周圏論的性質について

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 4 ) 29 - 36  1987年11月

  • 「佛」の一異体字「(]G1905[)」について A Study of the Irregular Form (]G1905[) to Its Regular Form 佛

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   3号   6 - 17  1987年07月

  • 華南の俗字について A Study of Commonly-used, Non-standard Characters in Huanan

    笹原宏之

    卒業論文     1 - 476  1987年

  • 漢字系文字における六書以外の構字法について A Study of the Structure of Characters not Conforming to Rikusho Derived from Chinese Characters

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   創刊号   62 - 63  1985年12月  [査読有り]

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書籍等出版物

  • 知る人ぞ知る方言漢字121

    ( 担当: 単著,  担当範囲: p1-142)

    大修館書店  2024年07月

  • 六朝・隋・唐の時代に起源を有する「佚存文字」 -狩谷棭斎の考証に対する検証を兼ねて-

    笹原宏之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: p637-658)

    河野貴美子・杜暁勤編『中国古典学ワークショップ論集-文献・文学・文化』汲古書院  2024年03月

  • 日本語の大疑問2「辞書に載っていない漢字は間違ったものなのでしょうか」

    国立国語研究所( 担当: 分担執筆)

    幻冬舎新書  2024年01月

  • 美しい日本の一文字

    笹原宏之( 担当: 単著,  担当範囲: p1-135(全ページ))

    自由国民社  2024年01月

  • 行不由径

    諸橋轍次記念館編( 担当: 分担執筆)

    新潟日報メディアネット  2023年12月

  • 漢字文化事典

    日本漢字学会編( 担当範囲: p206-207 字種の作製:日本製漢字・国字 216-217 社会集団・個人・場面による漢字の変異:位相文字・位相音訓・俗字 218-219 地域による文字の変異:方言漢字・方言音訓 250-251 人名用漢字の変遷)

    丸善出版  2023年11月

  • 方言漢字事典

    ( 担当: 編集,  担当範囲: 全部(全237ページ))

    研究社  2023年10月

  • 中国文字学手冊 「日本的漢字与仮名」

    臧克和など著, 笹原宏之, 洪仁善( 担当: 分担執筆,  担当範囲: p637-652)

    華東師範大学出版社  2023年10月

  • 漢字の現在 電子版

    ( 担当: 単著)

    2023年03月

  • 国字の位相と展開(電子版)

    ( 担当: 単著)

    三省堂  2023年03月

  • 日本の漢字(イルボネ ハンチャ)

    笹原宏之( 担当: 単著)

    亦楽(ヨクラク 韓国)  2023年02月

  • 画数が夥しい漢字121

    笹原宏之

    2023年01月

  • 第8章 日本語の文字 政策・変異・景観 『社会言語学の枠組み』

    笹原宏之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: p147-170)

    くろしお出版  2022年11月

  • 荻野綱男編『敬語の事典』

    笹原宏之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: p138-146 1.5.2 文字・表記と敬語)

    朝倉書店  2022年09月

  • 漢字はコワくない

    笹原宏之( 担当: 単著)

    東京新聞  2022年07月

  • Chinese characters: Variation,policy, and landscape Handbook of Japanese Sociolinguistics

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: p605-628)

    Mouton  2022年04月

  • 漢字系文字の世界 字体と造字法

    笹原宏之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 日本製漢字の造字法 付・朝鮮(韓国)製漢字 p109-143 ほか)

    花鳥社  2022年03月

  • 笹原宏之「ヤード・ポンド法単位を表す漢字・国字の発生と日中における広まり -イギリス系の度量衡「碼」「磅」「噸」「哩」「呎」「吋」を中心に-

    笹原宏之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: pp.243-259)

    早稲田大学出版部  2022年03月

  • 漢字ハカセ,研究者になる(岩波ジュニア新書 950)

    笹原宏之( 担当: 単著)

    岩波書店  2022年03月

  • 漢字が好きになる!!

    笹原宏之( 担当: 監修,  担当範囲: p1ー144)

    小学館  2021年11月

  • 小学生おもしろ学習シリーズ完全版 ことわざ・四字熟語・慣用句大辞典1120

    青木伸生, 笹原宏之監修( 担当: 監修)

    2021年04月

  • 日本語文字論の挑戦 表記・文字・文献を考えるための17章

    笹原宏之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 京都の「天橋立」を表す日本製漢字の展開と背景-「●辶日9」「●厂有6」を中心にp292-343)

    勉誠出版  2021年03月

  • 漢字を使った文化はどう広がっていたのか 東アジアの漢字漢文文化圏 東アジア文化講座2

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: p90-95「異体字・俗字・国字」)

    文学通信  2021年03月

  • 加藤重広・岡墻裕剛編『日本語文字論の挑戦 表記・文字・文献を考えるための17章』

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「京都の「天橋立」を表す日本製漢字の展開と背景-「辶日9」「厂有6」を中心に」p292-343)

    勉誠出版  2021年03月

  • 新明解国語辞典

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    三省堂  2020年11月

  • 漢字は生きている

    ( 担当: 単著)

    東京新聞  2020年11月

  • 「上代のことばと文字」入門

    瀬間正之編( 担当: 分担執筆)

    花鳥社  2020年01月

  • 『小学新国語辞典』三訂版

    笹原宏之ほか編( 担当: 共編者(共編著者))

    光村教育図書  2019年12月

  • Précis de linguistique japonaise

    笹原宏之ほか, 中村デロワ弥生ほか訳( 担当: 共著)

    Ophrys  2019年10月

  • 「太」 「한자문명연구사업단 웹진」第2号 http://hanja.asia/board_book04/view.php?idx=552&page=1&search=&find=&lang= HK+

    笹原宏之( 担当: 分担執筆)

    2019年05月

  • 明解方言学辞典

    笹原宏之( 担当: 分担執筆)

    三省堂  2019年04月

  • 日本的漢字

    笹原宏之, 丁曼

    新星出版  2019年01月

  • 漢字で見た(ロポヌン)日本

    笹原宏之, 李健相, 仁川大日本漢字文化研究会訳( 担当: 単著)

    図書出版 モシヌンサラムドゥル  2018年12月

  • 日本漢字学会編『漢字学ことはじめ』「漢字研究の広がりと可能性」

    ( 担当: 分担執筆)

    2018年12月

  • 動画を見ながらきれいな字が書ける ペン字練習帳 文字編・文章編

    笹原宏之( 担当: 監修)

    三省堂  2018年12月

  • 日本語学会編『日本語学大辞典』

    ( 担当: 分担執筆)

    東京堂  2018年10月

  • わたしの「もったいない語」辞典

    中央公論新社( 担当: 分担執筆)

    中央公論新社  2018年01月

  • 日本語ライブラリー『漢字』

    沖森卓也, 笹原宏之( 担当: 共編者(共編著者))

    朝倉書店  2017年10月

  • まんが四字熟語大辞典

    監修 笹原宏之

    西東社  2017年06月

  • 謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば

    笹原宏之( 担当: 単著)

    中央公論新社  2017年04月

  • 漢字と社会

    笹原宏之( 担当: 単著)

    金曜日  2016年07月

  • 漢字と社会

    笹原宏之( 担当: 単著)

    金曜日  2016年07月

  • 우리가 몰랐던 한자의 역사

    笹原宏之( 担当: 単著)

    仁川大学校出版部  2016年02月

  • 増える教育用漢字

    笹原宏之( 担当: 単著)

    教育出版  2016年

  • 漢字的現在

    笹原宏之( 担当: 単著)

    南京大学出版社  2015年03月 ISBN: 9787305149191

  • 日本人と漢字

    笹原宏之著( 担当: 単著)

    集英社インターナショナル;集英社 (発売)  2015年

  • 日本人と漢字

    笹原宏之著( 担当: 単著)

    集英社インターナショナル;集英社 (発売)  2015年 ISBN: 9784797673074

  • 漢字の歴史 古くて新しい漢字の話

    笹原宏之

    筑摩書房  2014年09月

  • 漢字に託した「日本の心」

    笹原宏之

    NHK出版  2014年06月

  • 訓読みのはなし 漢字文化と日本語 (角川ソフィア文庫)

    笹原宏之

    KADOKAWA(角川学芸出版)  2014年04月

  • NHKカルチャーラジオ 歴史再発見 漢字と日本語の文化史 p1-191

    笹原宏之

    NHK出版  2013年07月

  • 方言漢字 角川選書・角川ソフィア文庫(2020.8)

    笹原宏之( 担当: 単著)

    角川学芸出版  2013年02月

  • 漢字んな話2

    笹原宏之, 前田安正

    三省堂  2012年02月

  • &#54984;&#46021;&#51012; &#53685;&#54644; &#48376; &#51068;&#48376;&#51032; &#54620;&#51088;&#47928;&#54868;&#50752; &#46041;&#50500;&#49884;&#50500;&#51032; &#54620;&#51088;&#47928;&#54868;(訓読みのはなし 韓国語版)

    笹原宏之

    人文社(韓国)  2012年

  • 훈독을 통해 본 일본의 한자문화와 동아시아의 한자문화(訓読みのはなし 韓国語版)

    笹原宏之 이건상・인천대 일본한자문화연구회訳

    人文社(韓国)  2012年

  • 新明解国語辞典第七版

    山田忠雄, 柴田武, 酒井憲二, 倉持保男, 山田明雄, 上野善道, 井島正博, 笹原宏之編

    三省堂  2012年01月

  • 漢字の現在 リアルな文字生活と日本語

    笹原宏之

    三省堂  2011年09月

  • 図解 日本の文字

    沖森卓也, 笹原宏之, 山本真吾, 常盤智子

    三省堂  2011年05月

  • 当て字・当て読み漢字表現辞典

    笹原宏之

    三省堂  2010年11月

  • 日本語概説

    沖森卓也編

    朝倉書店  2010年04月

  • しあわせ漢字を贈る 赤ちゃんの名前

    監修 第, 章, 漢和辞典, 笹原宏之

    高橋書店  2009年09月

  • 名文・名句でおぼえる小学校の漢字1006字

    監修, 笹原宏之

    ナツメ社 p1-271  2009年09月

  • 訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日本語

    笹原宏之

    光文社  2008年05月

  • 国語文字史の研究10 「蛯」の使用分布の地域差とその背景

    笹原宏之

    和泉書院 245-266  2007年12月

  • 国字の位相と展開

    笹原宏之

    三省堂  2007年03月

  • 朝倉漢字講座2 字体・書体

    笹原宏之

    朝倉書店  2006年06月

  • 講座文字と古代日本5 文字表現の獲得 国字の発生

    笹原宏之, 平川南, 沖森卓也, 栄原永久男, 山中章編

    吉川弘文館  2006年02月

  • 日本の漢字

    笹原宏之

    岩波書店(岩波新書991)  2006年01月

  • 日本近代語研究4 「杁」にみる字体・用法の派生と字体の衝突

    笹原宏之

    ひつじ書房  2005年06月

  • 講座 社会言語科学2メディア 漢字コード問題

    笹原宏之

    ひつじ書房  2005年05月

  • 新「ことば」シリーズ 伝え合いの言葉 問12(携帯メールの表記)

    笹原宏之

    国立国語研究所・国立印刷局  2005年03月

  • 表現と文体—日本語の姿を探る 手紙と日記における文字・表記の特徴

    笹原宏之

    明治書院  2005年03月

  • 雑誌「太陽」による確立期現代語の研究−「太陽コーパス」研究論文集− 漢字文字列における同化と衝突

    笹原宏之

    国立国語研究所 報告122  2005年03月

  • 新「ことば」シリーズ 問答

    笹原宏之

    国立国語研究所・国立印刷局  2004年03月

  • 現代日本の異体字−漢字環境学序説−

    笹原宏之, 横山詔一, エリク=ロング

    三省堂  2003年11月

  • 国語文字史の研究 国字の発生する基盤

    笹原宏之

    和泉書院  2003年11月

  • 朝倉漢字講座 地名と漢字

    笹原宏之

    朝倉書店  2003年10月

  • 新「ことば」シリーズ 方言と地名

    笹原宏之

    国立国語研究所・財務省印刷局  2003年03月

  • 日夏耿之介宛書簡集 学匠詩人の交友圏

    山田俊治, 十重田裕一, 畑中基紀, 笹原宏之, 伊藤善隆

    飯田市美術博物館  2002年07月

  • 現代雑誌の漢字調査

    石井久雄, 笹原宏之, 小沼悦

    国立国語研究所  2002年03月

  • 日本語の文字・表記—研究会報告論集—

    石井久雄, 笹原宏之編

    凡人社・国立国語研究所  2002年03月

  • 国立国語研究所日本語の文字・表記 —研究会報告論集— 地名表記漢字の方言資料としての可能性

    笹原宏之

    凡人社  2002年03月

  • 日本近代語研究 「JIS X 0208」における疑問字の発生経緯とその用例

    笹原宏之

    ひつじ書房  2002年03月

  • 言語学大辞典別巻 世界文字辞典 漢字/漢字文化圏の文字/日本の文字

    笹原宏之

    三省堂書店  2001年07月

  • NHKアナウンサーの はなす きく よむ 街なかの読みにくい文字

    笹原宏之

    日本放送協会  2001年04月

  • 新「ことば」シリーズ 問13 漢字の形と筆順 ことばの情報に関する質問/問26 常用漢字・教育漢字・人名用漢字/コラム 難字の典拠探し

    笹原宏之

    国立国語研究所・財務省印刷局  2001年03月

  • 山田美妙『竪琴草紙』本文の研究(近代文学-テキストの森1)

    山田俊治, 十重田裕一, 笹原宏之

    笠間書院  2000年07月

  • 新「ことば」シリーズ 言葉に関する問答集-言葉の使い分け- 表現形式による使い分け 問7

    笹原宏之

    国立国語研究所・大蔵省印刷局  2000年03月

  • 新「ことば」シリーズ 豊かな言語生活のために(解説編) (文字と暮らし)

    横山詔一, 笹原宏之

    国立国語研究所・大蔵省印刷局  2000年03月

  • これからどうなる21 予測・主張・夢 日本の文字は二一世紀にどう変化するか

    笹原宏之

    岩波書店  2000年01月

  • 悠悠パソコン漢字術 第十章

    横山詔一, 笹原宏之

    紀伊国屋書店  1999年04月

  • 『太陽』コーパスの漢字処理-『太陽』1901の漢字調査-

    木村睦子, 田中牧郎, 飯島満, 笹原宏之

    1999年02月

  • 新聞電子メディアの漢字

    横山詔一, 笹原宏之, 野崎浩成, エリク=ロング

    三省堂  1998年07月

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Works(作品等)

  • 字体における「同化」「転倒」などの現象

    1993年
    -
     

  • 地名に用いられた国字の調査

    その他 

    1992年
    -
     

講演・口頭発表等

  • 固有名詞に用いられる漢字の特質と背景 -姓・名・地名の表記を中心に-

    笹原宏之  [招待有り]

    漢字漢語研究会  

    発表年月: 2024年01月

  • 文献に使用された僻字が辞典に採録される過程--「鬱」とそれを旁にもつ字を中心に--

    笹原宏之  [招待有り]

    第4回中日古典学ワークショップ  

    発表年月: 2023年11月

  • 漢字で表記される日本の人名の読み方に関する諸問題

    笹原宏之  [招待有り]

    国立国語研究所コロキウム  

    発表年月: 2023年09月

  • 日本にとっての「漢字」―過去、現在、未来

    笹原宏之  [招待有り]

    スイス日本語教師の会 第30回日本語教育セミナー  

    発表年月: 2023年03月

  • 日本の人名における「月」の読み方

    笹原宏之  [招待有り]

    北京大学・早稲田大学2022年度共同研究交流会  

    発表年月: 2023年03月

  • 近現代の日本における漢字字体に対する政策の歴史

    笹原宏之  [招待有り]

    慶星大学校 国際学術大会 韓国漢字字形統一化研究  

    発表年月: 2023年01月

  • 平安時代の漢字辞典における引用書と日本製漢字・日本製字義 -『新撰字鏡』『和名類聚抄』の典拠を中心に-

    笹原宏之  [招待有り]

    第 3 回中日古典学ワークショップ「典籍文化研究」  

    発表年月: 2022年11月

  • 日本における姓名の命名文化とその読み仮名に関する政策の現状と課題

    笹原宏之  [招待有り]

    東北亜語言文化論壇生活与语言政策  

    発表年月: 2022年08月

  • 漢字に求められる役割と教育

    笹原宏之  [招待有り]

    国語問題研究協議会 文化庁国語課  

    発表年月: 2022年08月

  • 日本の漢字に対する理解と応用 -書字活動に向けて-

    笹原宏之  [招待有り]

    Beyond Kanji Teaching: Culture, Values, and Issues in Kanji writing  

    発表年月: 2022年08月

  • 示準文字(指標文字)という用語と考え方

    笹原宏之

    東京外国語大学AA研共同利用・共同研究課題「アジア文字研究基盤の構築(2)-文字学に関する既存術語の再検討」2022 年度第1回研究会  

    発表年月: 2022年07月

  • 地名の漢字から読み取れること

    笹原宏之  [招待有り]

    京都地名研究会  

    発表年月: 2022年04月

  • 漢字教育に望むこと

    笹原宏之  [招待有り]

    漢検 漢字文化研究所 連続講座「漢字指導のこれまでとこれから」  

    発表年月: 2022年03月

  • 愛知教育大学

    笹原宏之  [招待有り]

    発表年月: 2021年12月

  • 文献研究が解き明かす変転する漢字の世界

    笹原宏之  [招待有り]

    諸橋轍次記念漢字文化理解力検定  

    発表年月: 2021年10月

  • 日本製漢字の歴史と中国への伝播

    笹原宏之  [招待有り]

    中山大学 高端外国専家引進計画 跨領域高端学者対話 日本学研究前沿与創新型外語人才培養系列講座 講演  

    発表年月: 2021年09月

  • 日本文化と漢字 -漢字の日本化と熱田神宮・神道・尾張にまつわる漢字-

    笹原宏之  [招待有り]

    熱田神宮文化講座  

    発表年月: 2021年03月

  • 漢字系文字への招待

    笹原宏之  [招待有り]

    東大生向けセミナー 「東亜諸言語・文字研究の可能性」 第1回  

    発表年月: 2021年03月

  • 借用された漢字系文字における形音義・用法・表記法・使用集団の変化 辞典採用字の漢字圏における伝播と変容に関する字誌・表記誌

    笹原宏之

    東京外国語大学AA研  

    発表年月: 2021年02月

  • 漢字・漢語研究の新潮流

    笹原宏之  [招待有り]

    早稲田大学・北京大学共同研究交流会  

    発表年月: 2021年01月

  • 日本製漢字の造字法 付 朝鮮(韓国)製漢字

    笹原宏之  [招待有り]

    シンポジウム 字体と造字法の創造力-漢字文化圏の周辺部より問う   日本漢字学会  

    発表年月: 2019年12月

  • 日本人と漢字

    笹原宏之  [招待有り]

    東洋文庫教養講座   東洋文庫  

    発表年月: 2019年06月

  • 六朝・隋・唐で造られて日本に使用の痕跡が残った「佚存文字」

    笹原宏之  [招待有り]

    中日古典学ワークショップ 中国古典学ワークショップ   (早稲田大学)  早稲田大学・北京大学  

    発表年月: 2018年11月

  • 表現京都名勝”天橋立”的和制漢字

    笹原宏之  [招待有り]

    首届跨文化漢字国際研討会 東亜碑刻漢字及文献研究   鄭州大学  

    発表年月: 2018年10月

  • 漢字の間違い方と間違いやすいこと

    笹原宏之

    教員向けセミナー   漢検  

    発表年月: 2018年08月

  • 日本製漢字の変遷と位相

    笹原宏之

    東京外国語大学  

    発表年月: 2018年05月

  • 漢字学の未来を考える

    笹原宏之  [招待有り]

    日本漢字学会 記念シンポジウム   (京都市)  日本漢字学会  

    発表年月: 2018年03月

  • 日本の漢字に対する理解とコミュニケーションへの応用

    笹原宏之  [招待有り]

    第9回APJE総会兼研修会   (マドリード)  スペイン日本語教師会、国際交流基金マドリード日本文化センター  

    発表年月: 2018年02月

  • 漢字の字体と字形

    笹原宏之  [招待有り]

    中京大学 書道講演会   中京大学  

    発表年月: 2017年12月

  • 漢字の面白さ再発見 -漢字の良さを楽しく知ろう-

    笹原宏之  [招待有り]

    千葉県鎌ヶ谷市 文化講演会   千葉県鎌ヶ谷市 文化講演会  

    発表年月: 2017年12月

  • 漢字文化に見られる重層性 -日本の漢字を中心に

    笹原宏之  [招待有り]

    (熊本県)  熊本県立大学  

    発表年月: 2017年11月

  • 方言漢字が教えてくれること

    笹原宏之  [招待有り]

    方言漢字サミット -地域を表す漢字について考えよう!-   (八潮市 垳ふれあい会館) 

    発表年月: 2017年10月

  • 新聞の漢字・表記の位相性 -内閣告示・辞典・教科書・学術書・ツイッターなどとの比較-

    笹原宏之  [招待有り]

    共同通信社 加盟社校閲・用語責任者会議   共同通信社  

    発表年月: 2017年10月

  • 漢字に見る日本人らしさ

    笹原宏之  [招待有り]

    第16 回フランス日本語教育シンポジウム 21世紀の漢字学習・漢字教育   (パリ 国立東洋言語文化大学(INALCO イナルコ))  フランス日本語教師会  

    発表年月: 2017年06月

  • 国字と創作漢字 古来の伝統と斬新な発想

    笹原宏之  [招待有り]

    漢検   (京都 漢字ミュージアム)  漢検  

    発表年月: 2017年05月

  • 漢字の世界

    笹原宏之  [招待有り]

    日本手話学会   日本手話学会  

    発表年月: 2017年05月

  • 上代における日本製漢字の作製と使用

    笹原宏之  [招待有り]

    口訣学会   (統営市)  口訣学会  

    発表年月: 2017年02月

  • 上代の字体入門

    笹原宏之  [招待有り]

    上代文学会夏期セミナー   上代文学会  

    発表年月: 2016年08月

  • 漢字の形 ~漢字をどう書くか~

    笹原宏之  [招待有り]

    (公益財団法人)日本漢字能力検定協会 漢字の面白さ、懐の深さ   (公益財団法人)日本漢字能力検定協会  

    発表年月: 2016年08月

  • とめる? はねる? はらう? つける? はなす?

    笹原宏之  [招待有り]

    もじもじカフェ   もじもじカフェ  

    発表年月: 2016年06月

  • 医学用語の難しさ ―漢字・日本語研究から見た医学用語

    笹原宏之  [招待有り]

    第149回日本医学会シンポジウム 医学用語を考える-医療者・市民双方の視点から-   日本医学会  

    発表年月: 2016年06月

  • 古文書の漢字・江戸時代の字体

    笹原宏之  [招待有り]

    土曜古文書会  

    発表年月: 2016年04月

  • 「常用漢字表」が定める字体と字形

    笹原宏之  [招待有り]

    JSL漢字学習研究会   (早大)  JSL漢字学習研究会  

    発表年月: 2016年02月

     概要を見る

    『JSL漢字学習研究会誌』9 2017.3p137 要旨

  • 変わりゆく日本語と漢字

    笹原宏之  [招待有り]

    秋田県地域交流フォーラム   早稲田大学  

    発表年月: 2015年09月

  • 一个日制漢字的興衰 --以”●(見見逆)”為中心

    笹原宏之  [招待有り]

    中国文字学会 第八届学術年会   (北京 中国人民大学) 

    発表年月: 2015年08月

     概要を見る

    『中国文字学会第八届学術年会論文集』下p102-112

  • 高校の漢字教育

    笹原宏之  [招待有り]

    全国漢文教育学会夏の研修会   (二松学舎大学)  全国漢文教育学会  

    発表年月: 2015年08月

  • 漢字と日本の心

    笹原宏之  [招待有り]

    (学校法人祁山園 手賀の丘幼稚園)  NPO法人日本漢字教育振興協會  

    発表年月: 2015年07月

  • 国字(日本製漢字)と誤認されてきた唐代の漢字 —佚存文字に関する考察—

    国際シンポジウム 東アジアにおける漢字漢語の創出と共有  

    発表年月: 2015年03月

  • 訓読みについて

    漢字教育士研修講座  

    発表年月: 2015年02月

  • 鮨と珈琲 漢字から読み解く社会と経済

    「日経まナビ! 大手町」講座  

    発表年月: 2014年12月

  • 日本製漢字の作製と広まり

    北海道地区大学図書館協議会  

    発表年月: 2014年10月

  • 漢字と日本語

    福井ライフ・アカデミー漢字文化講座  

    発表年月: 2014年10月

  • 人名と漢字

    漢字研究の最前線「木簡と人名の漢字について」  

    発表年月: 2014年09月

  • 「龍」の異様な象形文字の出現と変容

     [招待有り]

    世界漢字学会  

    発表年月: 2014年08月

  • 訓読みについて

    漢字教育士研修講座  

    発表年月: 2014年08月

  • 日本の漢字

    石井式国語教育研究会 夏期指導者研修会  

    発表年月: 2014年07月

  • 名古屋YWCA日本語教師養成講座

    漢字圏の中の日本語  

    発表年月: 2014年04月

  • 文化史から見る新しいことばと漢字

    「柿沼康二 書の道 “ぱーっ”」関連プログラム  

    発表年月: 2014年02月

  • 名字・名前と漢字

    第8回 漢検生涯学習ネットワーク 会員向け研修会  

    発表年月: 2013年09月

  • 日本人が作った漢字〈国字〉

    石井式国語教育研究会 夏期指導者研修会  

    発表年月: 2013年07月

  • 日本製漢字「国字」をひもとく 造字に見る先人の知恵

    平成25年度 八王子市生涯学習センター主催 市民自由講座  

    発表年月: 2013年05月

  • 本当は楽しい漢字と日本語

    杉並区幼稚園教育大会  

    発表年月: 2012年12月

  • 漢字・日本語の辞書を編む

    学習院大学図書館セミナー  

    発表年月: 2012年11月

  • 汉字圈里的造字与传播 —以“鲍・蚫”为中心—

    第4屆「韓中日漢字文化學術國際論壇」学術大会  

    発表年月: 2012年08月

  • &#27721;字圈里的造字与&#20256;播 &#8212;以“&#40077;・蚫”&#20026;中心&#8212;

    第4屆「韓中日漢字文化學術國際論壇」学術大会  

    発表年月: 2012年08月

  • “串”字探源 --以“串”表扦子之意为中心

    第3屆”漢字與漢字教育”國際研討會  

    発表年月: 2012年08月

  • “串”字探源 --以“串”表&#25190;子之意&#20026;中心

    第3屆”漢字與漢字教育”國際研討會  

    発表年月: 2012年08月

  • 漢字の知られざる楽しさ

    石井式国語教育研究会 夏期指導者研修会  

    発表年月: 2012年07月

  • 漢字の字体・字形と新しい常用漢字表

    日本ペン習字研究会 全国会員研修大会 研究大会/講演会  

    発表年月: 2012年02月

  • 日本の国字の形成方法の主要パターン及びその歴史について

    東アジアの辞典学(Ⅲ) 東アジア固有漢字の国際標準化と辞典編纂  

    発表年月: 2012年02月

  • 異体字・国字の出自と資料

    「字体規範と異体の歴史」国際シンポジウム  

    発表年月: 2011年12月

  • 日本における漢字への関心 −その高まりと背景−・パネルディスカッション

    第1回AEARU漢字文化シンポジウム−第17回京都大学国際シンポジウム−市民公開シンポジウム「東アジアの漢字文化振興と漢字教育」  

    発表年月: 2011年12月

  • 日本の漢字と早稲田大学図書館

    私立大学図書館協会研究大会  

    発表年月: 2011年09月

  • 日本の漢字 −漢字を訓む、当てる、造る

    全国漢文教育学会 研修会  

    発表年月: 2011年07月

  • 漢字圏における日本の漢字の特徴 −国字と当て字を中心に−

    ハノイ国家大学講義  

    発表年月: 2011年03月

  • 日本語と漢字

    湘南九市文書事務研究会  

    発表年月: 2011年02月

  • 漢字と日本人

    「大漢和辞典」完成50周年記念事業 漢字文化講演会  

    発表年月: 2010年10月

  • 日本の漢字に関する研究と一般社会

    日本語学会 シンポジウム「日本語学を社会にひらく −われわれの研究は社会にどう受け入れられているのか−」  

    発表年月: 2010年05月

  • 日本製漢字の動態 --『国字の位相と展開』補訂稿

    漢語対外伝播〓(既旦)中日韓漢字比較学術検討会  

    発表年月: 2009年08月

  • 漢字の現在と未来

    静岡県書道連盟 夏季講習会  

    発表年月: 2009年08月

  • 漢字・ひらがな・カタカナによる漢語の表記 −「ぜひ」「ゼヒ」の「是非」−

    大人のための漢字塾 第1講座  

    発表年月: 2009年08月

  • 学術用語と漢字

    JSL漢字学習研究会  

    発表年月: 2009年03月

  • 人々による漢字使用の差とその移り変わり

    文化庁 平成20年度国語施策懇談会  

    発表年月: 2009年03月

  • 日中漢字研究の視点 −「蝦」「蛯」を例に−

    中国社会科学院語言研究所・浙江財経学院主催 第十三回 全国近代漢語学術討論会ならびに日本漢字漢語国際学術研討会 近代漢語研究会 全国大会(浙江省杭州市)  

    発表年月: 2008年09月

  • 日本製漢字(国字)の製作と定着過程

    國語問題協議會 第81囘國語講演會  

    発表年月: 2007年11月

  • 日本の文字 −世界一の乱れか豊かさか?

    大妻女子大学短期大学部国文科講演会  

    発表年月: 2007年10月

  • 表記の地域差 −寿司・鮨・鮓−

    ドイツ‐日本研究所 国立国語研究所 シンポジウム 「日本の言語・文字生活」  

    発表年月: 2007年03月

  • 国字の位相と展開 —「腺」の発生と使用層の拡大を例に—

    早稲田国文学会秋季大会  

    発表年月: 2005年12月

  • 中日漢字文化比較

    浙江財経学院日本文化与日本経済研究所「漢字与中日文化交流」学術研討会  

    発表年月: 2005年05月

  • 人名と漢字

    京都大学21世紀COEプログラム 東アジア世界の人文情報学研究教育拠点「漢字文化の全き継承と発展  

    発表年月: 2005年02月

  • 若年層による携帯メールにおける特徴的な表現

    日本文体論学会  

    発表年月: 2004年06月

  • 日中交流史における日本製漢字

    第3回日中自然言語処理共同研究促進会議「コンピュータと言葉から見たコミュニケーション —日中交流の架け橋—」  

    発表年月: 2003年11月

  • 「圦」「杁」にみる日本製漢字の展開と地域分布

    国立国語研究所 第18回「ことば」フォーラム  

    発表年月: 2003年11月

  • 日本製漢字の展開 —圦・杁を例に—

    韓国日語日文学会 2003年度 国際学術発表大会・夏期学術発表大会  

    発表年月: 2003年06月

  • 新聞の漢字を調べる

    国立国語研究所 第12回「ことば」フォーラム  

    発表年月: 2002年10月

  • 漢字研究のいま・これから

    国立国語研究所 第10回「ことば」フォーラム  

    発表年月: 2002年06月

  • 携帯メールの文字と表記

    早稲田大学国語学会  

    発表年月: 2001年11月

  • 『竪琴草紙』の本文をめぐって

    テクスト草稿研究会  

    発表年月: 2001年04月

  • 流通漢字と文字生活 —字体の流通から接触・意識・使用へ—

    京都大学大型計算機センター第67回研究セミナー「東洋学へのコンピュータ利用」  

    発表年月: 2001年03月

  • 漢字字体に対する女子大学生の接触頻度

    京都大学大型計算機センター 第62回研究セミナー 「東洋学へのコンピュータ利用」  

    発表年月: 1999年03月

  • 「谷」の訓「たに」・「や」の東西差とその歴史

    国立国語研究所 文字・表記研究会  

    発表年月: 1999年03月

  • 『朝日新聞』におけるJIS外漢字

    計量国語学会 共著  

    発表年月: 1998年09月

  • 漢字圏における字体の暗合と衝突

    第12回UNICODE/ISO 10646 国際会議  

    発表年月: 1998年04月

  • 地名表記漢字の方言資料としての可能性 —「畦」「畔」の訓「あぜ」「くね」「くろ」「はぜ」「ぼた」「むろ」等の分布—

    国立国語研究所文字・表記研究会  

    発表年月: 1998年03月

  • 異体字に対する「好み」と「なじみ」の相関関係

    統計数理研究所シンポジウム 共著  

    発表年月: 1998年03月

  • 異体字選択に影響する要因の分析

    社会言語科学会 共著  

    発表年月: 1998年01月

  • 元禄十四年刊『俗字正誤鈔』における漢字規範意識

    国語学会  

    発表年月: 1997年10月

  • 大学生における異体字の選択行動

    計量国語学会 共著  

    発表年月: 1997年09月

  • 文字資料としての『朝日新聞』紙面とCD-ROM —「「JIS X 0208」における辞書非掲載字を中心に—

    統計数理研究所シンポジウム 共著  

    発表年月: 1997年03月

  • JIS漢字における「音訓未詳字」

    早稲田大学国語学会  

    発表年月: 1996年07月

  • 漢和辞典の国字に関する諸問題

    語彙・辞書研究会  

    発表年月: 1993年11月

  • JIS漢字の中の幽霊文字について

    近代語研究会  

    発表年月: 1993年02月

  • 国字と位相 —江戸時代以降の例に見る「個人文字」の「狭義の国字」への展開—

    国語学会春季大会  

    発表年月: 1990年05月

  • 国字の時代差・位相差 —位相文字・個人文字などの存在意義—

    早稲田大学国語学会  

    発表年月: 1990年04月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本における姓の読み方に関する探索的研究

    早稲田大学  早稲田大学特定課題

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2025年03月
     

  • 現代日本における人名使用漢字の字種・字体・読み方に関する実証的研究

    科学研究費補助金 基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    笹原宏之

  • 文字研究術語集の構築

    東京外国語大学  アジア文字研究基盤の構築(3)

    研究期間:

    2023年04月
    -
     
     

  • 木簡等の研究資源オープンデータ化を通じた参加誘発型研究スキーム確立による知の展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年06月
    -
    2023年03月
     

    馬場 基, 中川 正樹, 久留島 典子, 高田 智和, 耒代 誠仁, 山本 和明, 山田 太造, 笹原 宏之, 大山 航, 中村 覚, 渡辺 晃宏, 桑田 訓也, 山本 祥隆, 高田 祐一, 星野 安治, 上椙 英之, 畑野 吉則

     概要を見る

    国際的な歴史的文字の共通検索実現およびオープンデータ化を目指して、奈文研・東京大学史料編纂所・国文学研究資料館・国立国語研究所・台湾中央研究院歴史語言研究所を中心に、京都大学人文学研究所や中国社会科学院歴史研究所等の研究者の参加も得ながら、国内・国外で各1回、研究会を開催した。そして、歴史的文字画像データ共通検索の基本コンセプトを、「開かれた」「対等」「継続的」として、このコンセプト基づいた「共通検索のためのるフレームワークの構築」作業に着手し、具体的な取り決めを決定した。この内容については、朝日新聞等でも報道された。詳細は『奈良文化財研究所紀要2019』に掲載予定である。また、研究の促進と参加誘発を目指して、奈良文化財研究所が公開している木簡関連の総合データベース「木簡庫」に検索した木簡情報(釈文・メタデータ等)をCSVファイルでダウンロードすることができる機能を追加し、オープンデータとした。これにより、利用者の目的に応じた木簡データのダウンロードおよびそれを活用しての研究や、さらにはそれぞれの関心に基づくデータベースの作成・公開も可能になった。この内容についても、朝日新聞・NHK等で報道された。文字に関する知識の集積作業として、あらたに気づきメモ約13000文字分(のべ)、観察記録シート約15000文字分(のべ)の情報を収集した。従来からの蓄積と合わせると、観察記録シートによる文字情報は木簡庫で公開している文字画像の約25%(テキストで公表している釈文文字数の約10%)に到達した。文字画像の切り出し・公開は1067字分行った。また、観察記録シートの手法を試験的に用い、中国晋代簡牘・韓国新羅木簡・日本平城宮木簡の比較を行い、それぞれの親和性を検討した研究を行い、成果を得た。この他、木簡の調査者との情報共有のためのワークショップを開催した。IIIF準拠による歴史的文字情報化の標準仕様を提案および共通検索の実現については、当初予定を上回って順調に進捗した。これは、関係各機関の熱意と、台湾中央研究院での研究蓄積が大きく寄与した結果と考えられる。困難を伴う機関間の、かつ国際的な協同研究で、初年度に具体的な公開スケジュールまで含めて研究が進んだことは、非常に大きな成果だと考える。また、「木簡庫」データベースのデータダウンロードの開始は、木簡情報のオープンデータ化という点で重要な成果であると考えられる。これら二つの研究は、新聞等でも報道された。また、文字観察記録の蓄積も着実に行うことができた。定型的な観察記録シート作成では、効率的な作業や多方面からの参加を可能にする方向性も見えてきており、今後の研究の加速のためにも十分な成果をあげたと考えている。自由記述型の気づきメモの蓄積では、多様な視点の意義を確認するために従来より広い参加者からの情報を入手することに成功した。現在そのデータを整理・分析しており、その状況に合わせてより多様な情報収集と共有の方向性を見いだし得ると予想される。また、これらの手法で集積したデータを本に、日中韓の文字の比較を試験的に行って、一定の見通しを得ることができた。一方、上記以外の手段による多様な参加者からの情報収集については、作業が遅れている。また、文字画像の切り出し・公開も着実に進めているものの、量的には計画よりやや少ない。以上を勘案して、全体としては概ね順調に進捗していると判断した。IIIF準拠による歴史的文字情報化の標準仕様を提案および共通検索の実現については、10月に試行版、2019年度末に公開というスケジュールを各機関で共有しており、この実現に向けて着実に開発・研究を進める。文字画像の収集が遅れ気味である点に対応するため、より効率的な文字きりだしのワークフローを確立し、対応するツールを開発する。これは、木簡整理作業のデジタル化によって、経験知を研究資源化する計画の一翼も担うように配慮して開発することにしている。開発にあたっては、翻刻支援システム等の先行的ツールを開発・運用している東京大学史料編纂所との緊密な連携によってその効率化を図る。文字に関する知の蓄積は、昨年度の成果を踏まえて着実に行う。その成果を用いた研究については、本年度も継続的に実施し、公表する。2019年9月に、中国・北京で中国社会科学院歴史研究所他と共催で国際シンポジウムを開催し、木簡・簡牘の研究資源化などについて議論することを計画している。当初は研究最終年度に上海での開催を計画していたが、中国側が想定以上に強い関心を示しており、前倒しして実施することにした。現時点では2019年度の開催のみが決定しているが、各機関との協議によって、他年度も開催する可能性もあり、積極的な交流と情報公開を目指したい。また、分担者を中核とする研究会や、全国の木簡調査者とのワークショップを定期的に開催することにより、研究内容・成果の共有とブラッシュアップ、調査現場への普及や調査現場からのフィードバックを確実に積み重ねていく。これらの作業の中に、SNS等での発信と参加の誘発を盛り込んで、多様な知を蓄積・共有するようにしたい

  • 日本における人の名の読み方の史的変遷に関する調査研究

    早稲田大学  早稲田大学特定課題

    研究期間:

    2022年10月
    -
    2023年03月
     

  • 現代日本語における外来語表記の動態把握と問題解決に向けた調査研究

    早大  科学研究費補助金

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    内閣告示・訓令「外来語の表記」が公布されて四半世紀が過ぎ、根拠の不明確な表記に関する問題が顕在化してきている現在、諸メディアにおける外来語の表記の使用実態とその問題に対する究明を行う。外来語はいかなる文字でどのように表記されているのか、種々の資料を対象に現状を捕捉する。そこに見られる表記の揺れはいかなる原因によるものか、また適切な外来語の表記とはいかなるものかについて各種の調査により追究する。内閣告示・訓令「外来語の表記」が公布されて四半世紀が過ぎ、顕在化してきた諸メディアにおける日本語の外来語表記の使用実態とその問題に対する調査研究を開始した。個々の外来語は、いかなる文字でどのように表記されているのか、種々の資料を対象に現状の捕捉を行っている。そしてそこに見られる表記の根拠は、どのようなもので、表記の揺れはいかなる原因によるものか、また適切な外来語の表記とはどのようなものなのかという諸点について、各種の調査により追究している。種々の情報媒体より表記例の調査を行う中で、表記形に揺れが認められるものに対し、表音文字による対立系、漢字・国字による音訳や義訳が関わる対立系等の分析を行うなどの考察を通して現状を捕捉に当たっている。そうした使用実態に対し、新聞社などの表記規則との比較照合のほか、使用者と受容者の意識の捕捉も試みている。和語や漢語、混種語の表記についても並行して考察し、日本語表記全体から見た外来語表記の位置を確かめた。これらの調査研究を通して、様々な場面に適した効果的な外来語表記、またそれを形成する諸条件と外来語表記そのもののあり方を考察している。新聞、雑誌、テレビ放送などマスメディアのほか、インターネット、パーソナルメディアにおける外来語表記の使用を対象とし、外来語の表記形について揺れや違例を探索するとともに情報媒体間の共通性と相違性についての確認も行っている。その由来と表記傾向の比較のために歴史的な実態についても調査を推進し、従来知られていなかった事象を多数確認した。マスメディアのほか、インターネット、パーソナルメディア等における外来語表記の実際の使用例を採取し、外来語の表記形について揺れや違例の探索を遂行し、かつ情報媒体間の共通性と相違性についての確認も行えたため。さらに歴史的な事象についても多くの新しい知見を得られたため。計画通りに遂行しているが、今後、新型コロナウイルスの状況による影響を見極め、調査活動に関しては必要に応じて適切な対応をとる

  • 現代日本語における外来語表記の動態把握と問題解決に向けた調査研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    内閣告示・訓令「外来語の表記」が公布されて四半世紀が過ぎ、根拠の不明確な表記に関する問題が顕在化してきている現在、諸メディアにおける外来語の表記の使用実態とその問題に対する究明を行う。外来語はいかなる文字でどのように表記されているのか、種々の資料を対象に現状を捕捉する。そこに見られる表記の揺れはいかなる原因によるものか、また適切な外来語の表記とはいかなるものかについて各種の調査により追究する

  • 現代日本語における漢字の字体・字形の実態とその背景に関する調査研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    笹原 宏之

     概要を見る

    字体・字形の実態と使用者・受容者の意識を明らかにし、それらの背景を捕捉した。改定された内閣告示・訓令「常用漢字表」やマスメディアにおける各種の用字・表記に関する規則、辞書類との関係や影響も記述した。字体・字形という概念について具体例を当てはめて分類と整理を行うとともに、政治的、経済的、物理的、生理的、心理的、言語的条件など種々の要因のために問題の起こりやすい字体・字形とその性質についても考察し、今後の日本語を表記するための漢字の在り方について検討した

  • 木簡など出土文字資料の資源化のための機能的情報集約と知の結集

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2013年05月
    -
    2018年03月
     

    渡辺 晃宏, 中川 正樹, 耒代 誠仁, 笹原 宏之, 馬場 基, 山本 崇, 森本 晋, 小口 雅史, 久留島 典子, 山口 英男, 高田 智和, 朱 碧蘭, 大山 航, 白井 啓一郎, 井上 幸, 柴山 守, 及川 昭文, 井上 聡, 桑田 訓也, 山本 祥隆, 高妻 洋成, 吉川 聡, 山田 奨治, 高田 祐一

     概要を見る

    木簡画像に註釈情報を加えて管理し、木簡の整理・活用を効率化するソフトMokkAnotatorを実用化した。また、画像キーによる文字画像検索を構築し、東大史料編纂所との連携で「木簡くずし字解読システムMOJIZO」を公開し、未解読資料や記号等非文字資料の検索を実現した。さらに従来の木簡DBと木簡字典を統合して新木簡DB「木簡庫」を構築し、テキスト表示と画像表示の相互移動、法量や年紀の範囲指定検索等新機能を実現した。この他、木簡研究文献リストや、木簡の地名を含む古代地名を漢字と読みで検索できる「古代地名検索システム」の公開等、日本の木簡の7割を調査・保管する機関に相応しい拠点機能を実現した

  • 木簡など出土文字資料の資源化のための機能的情報集約と知の結集

    科学研究費

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2018年03月
     

  • 漢字文化,東亞漢字文明研究

    韓國教育部・韓国漢字研究所  韓國教育部大型課題

    研究期間:

    2018年
    -
     
     

  • 変形漢字と変用漢字の類型研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    吉川 雅之, 清水 政明, 兼重 努, ダニエルス クリスチャン, 笹原 宏之, 岩月 純一, 佐藤 トゥイウェン, 濱田 武志, 張 玥, 鷲澤 拓也, 伊澤 亮介, 讃井 綾香, サントス ミゲル コルティソ ドス, 三村 一貴, バウワー ロバート, グエン ティ オワイン, 戴 忠沛

     概要を見る

    漢字文化圏の南方周縁部である中国南部からベトナムにかけて分布する諸言語には、字形や字音・字義が中国の官製の字典や韻書に収録されていない、独特な漢字が見られる。本研究では、これらに対して「変形漢字」(新造字)と「変用漢字」(代替字)という暫定的呼称を与え、その構造と変化について、通言語的な視点から分析と考察を進めた。研究対象には、ベトナム語、タイー語、チワン語、トン語といった非漢語だけでなく、粤語や客家語のような漢語系も含まれる。これら諸言語について、変形漢字がどの様な造字法に基づいているか、そして変形漢字と変用漢字が時代とともに、または媒体によってどの様に変化するかを明らかにした

  • 現代における和語名詞の表記の実態とその背景に関する調査研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    笹原 宏之

     概要を見る

    現代の各種メディアの中で、和語(やまとことば)がいかなる文字によって表記されているのかという実態について、普通名詞を中心に把握し、それらにおいて表記上の揺れを生じさせる原因に関して究明した。意識される種々の条件と表現上の効果の差などについても分析した。さらに和語の表記に関する各種資料や意識に関する調査の結果、改定常用漢字表やマスメディアにおける表記規則、さらに辞書類における掲出表記や記述などとも関わることを具体的に明らかにした

  • 変形漢字と変用漢字の類型研究 科学研究費基盤研究(B) 研究協力者

    研究期間:

    2013年
    -
     
     

  • 中国語と日本における漢字に関する比較対象研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    笹原 宏之, 何 華珍

     概要を見る

    当課題では、中国・日本などの文献の調査、辞書や専門書の探究・分析などの研究方法を用い、巨視的と微視的な観点をもって日中間の漢字について比較を行い、かつ現代・過去の事実を互いに補うことによって、言語文化の融合に関する各種の考証を行った。
    蘭学・英学の文献を通時的視点によって検討し、中・日の新漢語についての源流と変遷の実態を究明した。具体的な漢字語の個々の由来に関する調査研究を進め、日中語彙交流史における古代漢語の役割を再検討した。同時に、近代日中の同形語の変遷過程を再現し、従来の研究上の不足を補いつつ、掘り下げた。近代を中心とする日中語彙の比較研究は、日本語学、中国語史及び日中文化交流史研究の重要な課題であり、それらの視座をもって、数多くの先行研究を検討した。語彙の相互流動はきわめて複雑で、かつ文献資料も多く存在するため、それらの体系的な捕捉を試み、その経緯を明らかにすることに努めた。西学東漸の背景の元で、判断が難しい漢字語を取り上げ、由来と交流の考察を行い、日中語彙交流の様相を再現した。
    また、変体漢文で書かれた資料における語彙の調査を踏まえ、古代中国と日本の写本における俗字の変異について、重点的に考察した。俗字を中心とする日中の漢字比較研究は、近代の漢字研究に不可欠なポイントであり、更に漢字の伝播及び変異に関する研究の重要な内容となるものでもある。俗字が日本に伝播した初期の時代を視野に入れながら、現在に至るまでの成果を十分に検討しながら、日中間で字種・字体などが相互に影響した新たな実例を明らかにした。
    これまでの期間内に実施した研究に関する総括を行い、近代の日中間における漢字・漢語の交流の歴史に対する研究として、複数の成果を公開した。

  • 現代における漢語表記の実態とその背景に関する調査研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    笹原 宏之

     概要を見る

    現代日本語における漢語表記の多様性、特に揺れについて多面的に捕捉するために、従来の枠組みを拡大し、それぞれの表記上の揺れや違例を生じさせたことが想定される要素について多角的に検討した。その結果、少なくとも10種の次元を異にする諸条件の存在を確認し、それらが適宜作用している漢語表記の現状について解明した。調査を通じて確認された表記主体や読み手の意識も加味し、漢語の表記、特に本来的とは認めがたい表記の生み出されるメカニズムとその役割などの法則性等についても明らかにした

  • 各種専門分野における学術用語を表記する漢字に関する調査研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    笹原 宏之

     概要を見る

    学術用語における漢字のうち、とくに各種専門分野での常用漢字表外字や表外音訓に関する使用実態を把握し、その背景について共時的に、必要に応じて通時的にも検討し、漢字表記の増加傾向とその要因を明らかにした。個々の字には、形音義の各面で当該社会での体系性を整えようとする指向性を持つと解されるものが少なからず見出され、新聞や地名等の漢字との共通点と相違点が確認された。それらと新たな漢字政策や中国・韓国の漢字の状況などとの比較も行い、一般との関わりが深まっている現状も解明した

  • 汎用電子情報交換環境整備プログラム

    研究期間:

    2002年
    -
    2008年
     

  • 電子政府6万字種データベースに準拠した海外日本語研究者向けWeb漢字辞書の作成

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2004年
    -
    2006年
     

    横山 詔一, 柳澤 好昭, 米田 純子, 笹原 宏之

     概要を見る

    1.研究の目的日本語環境を持たない海外のインターネット閲覧ソフトウェア(ブラウザ)でも,現地の日本語研究者が,高品質な漢字データベースを確実に閲覧できるようにするための情報基盤の検討を行った。具体的には,電子政府の行政情報化で利用が予定されている6万字種漢字データベース(以下,「電子政府6万字種漢字データベース」という)を参考にしながら,Webで異体字を正確に表示するための基礎研究を進めた。2.研究の方法と結果電子政府6万字種漢字データベースは,文字コードの相違によらず,海外でも確実に当該の字体が表示できるよう工夫されている。その長所を十分に活かして,本研究では日本規格協会と国立国語研究所が連携して開発した6万字に達する「文字グリフ」(フォントの字母のようなもの)の利用法を吟味した。文字グリフの最大の特長は文字化けを防ぐことにある。ここでの文字グリフとは,字体の骨組みを示す文字図形デジタルデータ(つまり画像ファイル)であり,1文字を1ファイルの形式でブラウザ等に配信することになる。これは画像なので,文字コードの相違によって引き起こされる文字化けの問題は解消される。この文字グリフに対する選好(好み)や親近度(なじみ)について,実証的なデータを収集し,ロジスティック回帰分析などの多変量解析を用いて分析を行った。その結果,字体に対する選好判断は,コーパスに出現する頻度でかなり精度よく予測できることが明らかになった。予測式は一般対応法則で記述できることも分かった

  • 20世紀初期総合雑誌コーパスの構築による確立期現代語の高精度な記述 科学研究費補助金 基盤研究(B)

    研究期間:

    2002年
    -
    2006年
     

  • 電子政府6万字種データベースに準拠した海外日本語研究者向けWeb漢字辞書の作成 科学研究費基盤研究(C)(2)

    研究期間:

    2004年
    -
    2005年
     

  • 「20世紀初期総合雑誌コーパス」の構築による確立期現代語の高精度な記述

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2002年
    -
    2005年
     

    田中 牧郎, 笹原 宏之, 小椋 秀樹, 山口 昌也, 湯浅 茂雄, 小木曽 智信

     概要を見る

    年の情報技術の進展が,日本語研究を大きく進展させる可能性をもつ方向として,電子化された大量の資料(コーパス)を,コンピューター処理を交えて活用することで,従来には望めなかった高精度な記述を達成することがあげられる。本研究では,高水準のコーパスを構築し,これを活用した高精度の記述研究を展開することで,コーパスを用いた日本語研究を新しい段階に進めることを目指した。具体的な研究対象を,現代語の書き言葉が確立する20世紀初期によぐ読まれた雑誌に定め,これを「20世紀初期総合雑誌コーパス」として構築し,このコーパスを対象に,さまざまな側面から研究を実践した。「20世紀初期雑誌コーパス」は,当時もっともよく読まれた総合雑誌『太陽』を対象とした『太陽コーパス』と,女性を読者とする雑誌のなかでよく読まれた『女学雑誌』『女学世界』『婦人倶楽部』を対象とした『近代女性雑誌コーパス』からなる。『太陽コーパス』は,CD-ROM版を出版社を通して刊行し,『近代女性雑誌コーパス』は,CD-ROMを配布する形で公開した。(1)「20世紀初期総合雑誌コーパス」の構築方法に関して,(1)資料の選定方法,(2)資料特性を生かした電子化の方法,(3)電子化テキストを言語コーパスとして活用するためのソフトウェアの開発の三つの局面から研究を進め,文献資料をもとにコーパスを構築する方法論の研究を進展させた。(2)「20世紀初期総合雑誌コーパス」を活用した記述研究は,文字・表記,語彙,文法,文体の各側面から,問題となる個別現象を詳細に検討し,コーパスデータから機能的に導き出される言語特徴を整理していくことを通して,幅広く展開させた。(1)(2)の研究成果は,主要部分は論文集としてまとめて刊行したほか,学術誌などにも掲載された

  • 新聞6億字の言語調査と日本語学習者へのWeb出版によるデータ提供

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2000年
    -
    2002年
     

    横山 詔一, 笹原 宏之, 柳澤 好昭, 米田 純子, 野崎 浩成, 久野 雅樹, 斎藤 秀紀

     概要を見る

    1.研究の目的海外の日本語学習者において常に強いニーズがある漢字学習の問題に中心を置き,教材開発の基盤をなす言語資源の作成と,それをWebで海外にも広く流通させる手段の開発を行った。日本語教育の現場では,日本の新聞を教材として活用することが珍しくない。このような状況を鑑み,本研究は,新聞記事の全文データベース(朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞:電子化テキストは購入済み,著作権使用許諾についても新聞社各社と契約済み)を分析の対象とした。これらは,1年あたりで約10万件にものぼる膨大な記事をCD-ROM化した電子メディアであり,言語分析の資料としての価値は高い。2.研究の方法・結果まず,新聞6億字の資料を対象に文字・単語の頻度調査を実施し,日本語学習に有用な言語資源を作成した。次に,文字・単語調査で得られた頻度表を,海外の日本語教育機関に提供し,世界のインターネットに流通させるためのシステムを開発した。本研究は,文字・単語頻度表のHTMLあるいはXMLファイルのなかに,インターネット上で公開されている世界最大の「文字GIFデータベース」へのリンク情報を書き込むという方法によって,9万字以上の漢字画像ファイル(文字グリフ)を高速配信できる環境を整備した。3.波及効果本研究が開発に寄与した大規模文字グリフ群の高速検索・配信システムは,経済産業省を中心とする「汎用電子情報交換環境整備プログラム」の競争的公募における審査で実績が評価され,その基本技術の一端が経済産業省・総務省・法務省など5省庁連合による電子政府文字情報データベースに採用された。このように,本研究の成果の一部は,我が国の文化情報政策・経済産業政策・行政情報処理を基底から支える知的財産として広く認知されつつあると言えよう

  • 日本全国における小地名使用漢字に関する調査研究

     概要を見る

    小地名の大規模な資料として、『国土行政区画総覧』1995.08現在号を基礎資料とし、そこに記された小字・通称地名のうち、国語資料としての価値が高いと考えられるものについて、文字列と読みと所在を入力した。さらに微細地名・消滅地名における用例を補うため、同書初号、除去号、『角川日本地名大辞典』所載「小字一覧」 (約300万件)などを補助資料とし、その小地名使用漢字の全数を調査し、用例を引き出し、入力した。『国土』のチェックは継続中であるが、『角川』の小字からの入力は完了した。「全国町・字ファイル」は適宜参照した。ほかに、『朝日新聞』や高校教科書、個人の記憶内における地名の漢字などについての調査も追加した。これと並行して関連資料の購入を始め、その内容について分類・整理を行った。この結果、地名特有の字や音訓かと思われていたものでも、実際には歴史的な資料などに存在していた例が、いくつも確認された。これらの分析を進め、調査研究の結果を発表した。この成果は一例に過ぎず、さらに調査を継続している。1 「アゼ」の方言形の分布と、「畦」 「畔」の地名訓の分布とを取り上げ、比較検討した結果、方言資料では覆えなかったり、さかのぼれない方言形の分布や方言釧多数を確認した調査は、国立国語研究所の論集に論文として掲載。2、 「町」 「村」の読み方の地域差について専門誌に寄稿。3、 「艝」 (そり) 「轌」 (そり)「鱈」など「雪」を含む地名国字の歴史と分布を論文として、商業誌に寄稿。4、 「范」 (やち) 「葛」など『朝日新聞』に現れた地名とその字体、頻度などについて論文をまとめ、学会誌に投稿。5、 「蛎」 (かき) 「砺」 (と) 「辻」 「鈬」 (ぬで) 「粐」 (ぬか)など地名に使われる字などの字体に対する選択行動について論文にまとめ、学会誌に投稿

  • 現代日本の「異体字」の実態に関する調査研究

     概要を見る

    新聞と地名資料を主対象として、現代日本の異体字に関する実態と背景について、種々の要素から多角的に分析を加えることで、その多様な実態を明らかにした。当調査研究により得られた字体などに関する新たな知見については、成果として下記の書籍や論文などにより公刊した。新聞については、拡張新字体の歴史と現状を中心に、書籍と論文において具体例を示した。「新聞の漢字を調べる」(朝日新聞大阪本社アサコム・サブホール第12回「ことば」フォーラム「新聞の漢字」2002年10月口頭発表)においても、その字体などの特徴を示した。日常生活における新聞の漢字の占める位置についても、生活時間という面から明らかにしたほか、新聞にも現れる字体について一つの原因が筆写にあったことを記した(「柳」『国語研の窓』17号「ことばQ&A」2003年10月、「〆」について『読売新聞』2003年2月14日朝刊)。地名についても、その字体について概観を行い、その全体像を示すとともに、地名と文献に現れる「がけ」や「いり」という語を取り上げ、論文のほか、「日本製漢字の展開-圦・杁を例に-」(『韓国日語日文学会 2003年度 国際学術発表大会・夏期学術発表大会 発表論文集』p8-12 2003年6月)と「「圦」「杁」にみる日本製漢字の展開と地域分布」(第18回「ことば」フォーラム「外字対応のヒント-図書館や電子政府の取り組み-」図書館総合展東京国際フォーラム2003年11月)において、地域により字体等に差が生じ、その分布により、暗合や衝突が起こっていたことを究明した。また、「日中交流史における日本製漢字」(第3回日中自然言語処理共同研究促進会議「コンピュータと言葉から見たコミュニケーション-日中交流の架け橋-」主催通信総合研究所 京都府京都市大学のまち交流センター 2003年11月及び『朝日新聞』2004年1月8日朝刊)において、「樫」が地名等では字体が省かれるが、それは歴史的な背景をもつ字体であることを明らかにした

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Misc

  • 荊の字体

    笹原宏之

    漢文教室   ( 210 ) 33  2024年04月  [招待有り]

  • 科挙の漢字 、新刊紹介『方言漢字事典』

    日本語学   42 ( 4 ) 144 - 146  2023年12月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 自著紹介『画数が夥しい漢字121』

    笹原宏之

    早稲田日本語研究   ( 32 ) 20 - 21  2023年03月

  • 近頃の大学生と略字

    笹原宏之

    群像   77 ( 11 ) 412 - 413  2022年11月  [査読有り]  [招待有り]

    その他  

  • 新刊クローズアップ 『漢字ハカセ、研究者になる』

    笹原宏之

    日本語学   41 ( 3 ) 123  2022年08月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • くらしの泉 漢字と社会(12)文字の本質と日本の漢字

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 24 ) 50 - 50  2015年06月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(11)絶滅略字

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 23 ) 48 - 48  2015年06月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(9)麵と麺、どちらが好み?

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 21 ) 48 - 48  2015年06月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(7)矛盾表記と余剰表記

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 19 ) 46 - 46  2015年05月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(6)略す日本人

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 18 ) 50 - 50  2015年05月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(5)御セイチョウありがとうございました

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 17 ) 56 - 56  2015年05月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(4)混ぜる日本人

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 16 ) 46 - 46  2015年04月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(3)俊足・駿足から瞬足へ

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 15 ) 52 - 52  2015年04月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(2)円と元とウォン

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 14 ) 46 - 46  2015年04月

    CiNii

  • くらしの泉 漢字と社会(1)どうしたってわからない漢字の成り立ち

    笹原 宏之

    金曜日   23 ( 13 ) 52 - 52  2015年04月

    CiNii

  • 異字同訓の諸問題

    笹原宏之

    日本語教育における日中対照研究・漢字教育研究     45 - 78  2015年04月  [査読有り]

  • 国字

    笹原宏之

    知日   28   104 - 106  2015年03月  [査読有り]

  • 日本における漢字に対する加工とその背景

    笹原宏之

    『HUMAN』人間文化研究機構機関誌   7   58 - 65  2014年11月  [査読有り]

  • 「天災は忘れた頃にやってくる」の出典について

    笹原宏之

    日本医事新報   4723   64 - 65  2014年11月

  • 日本語大事典(項目執筆)

    笹原宏之

        32 - 2050  2014年11月  [査読有り]

  • 漢字を追いかける

    笹原宏之

    日本語学   33-11-  2014年09月

  • 「地元」を表すことばをめぐって

    笹原宏之

    都市問題   105 ( 8 ) 4 - 8  2014年08月

    CiNii

  • 「龍」の一象形文字の変容

    笹原宏之

    墨 芸術新聞社   229-238   130  2014年08月  [査読有り]

  • 現代の文字生活と異字同訓

    笹原宏之

    日本語学   33-10   46 - 54  2014年08月  [査読有り]

  • 「すみません」の変化

    笹原宏之

    日本医事新報   4693   70 - 71  2014年04月  [査読有り]

  • 漢字の異体字の攻防

    笹原宏之

    日本語学   33-2   60 - 77  2014年02月

  • 「あげる」の用法

    笹原宏之

    日本医事新報   4686   86  2014年02月  [査読有り]

  • 「保健所」の読み方

    笹原宏之

    日本医事新報   4677   68 - 69  2013年12月  [査読有り]

  • 和文の文頭におけるローマ字の大文字・小文字の扱い

    笹原宏之

    日本医事新報   4678   71  2013年12月

  • 現代の韓国の漢字・日本の漢字

    笹原宏之

    梨花女子大学校韓国文化研究院 韓国文化研究   25   249 - 263  2013年12月

  • 「腑に落ちる」は誤用か

    笹原宏之

    日本医事新報   4672   71  2013年11月

  • 漢字は世につれ

    笹原宏之

    こころ 平凡社   15-20  2013年10月  [査読有り]

  • 「障がい」の「がい」の表記の経緯

    笹原宏之

    日本医事新報   4663   88 - 89  2013年09月  [査読有り]

  • 「弯」の定義

    笹原宏之

    日本医事新報   4659   71  2013年08月  [査読有り]

  • 「弯」の定義

    笹原宏之

    日本医事新報   4659   71  2013年08月  [査読有り]

  • 漢語表記のゆれ

    笹原宏之

    野村雅昭編 現代日本漢語の探究     261 - 287  2013年07月

  • 「羅針盤」の語源

    笹原宏之

    日本医事新報   4651   73  2013年06月  [査読有り]

  • 「羅針盤」の語源

    笹原宏之

    日本医事新報   4651   73  2013年06月  [査読有り]

  • 日本語の文字・表記(日本語版・韓国語版)

    笹原宏之

    日本語学・日本語教育3語彙(J&C 韓国) 韓美卿編     121 - 154  2013年06月

  • 日・中での「骨」の字体の違い

    笹原宏之

    日本医事新報   4643   72 - 73  2013年04月  [査読有り]

  • クシを意味する「串」の来歴

    笹原宏之

    太田斎・古屋昭弘両教授還暦記念中国語学論集     66 - 78  2013年03月

  • 「公廨」の意味

    笹原宏之

    日本医事新報   4632   102  2013年02月

  • CON NGUOI VA XA HOI DUOI GOC NHIN CUA VAN TU HOC

    笹原宏之

    NGUYEN TUAN CUONG 編 BON MUOI NAM Dao tao va Nghien cuu(1972-2012) p199-220    2013年

  • CON NGUOI VA XA HOI DUOI GOC NHIN CUA VAN TU HOC

    笹原宏之

    NGUYEN TUAN CUONG 編 BON MUOI NAM Dao tao va Nghien cuu(1972-2012) p199-220    2013年

  • 歴史上の人物名と書名等の読み方

    笹原宏之

    日本医事新報   4631   64  2013年01月

  • 躾と中国・韓国

    笹原宏之

    星座   64   16 - 27  2013年01月

  • 句読点のカンマ、ピリオド化の推移

    笹原宏之

    日本医事新報   4623   64 - 65  2012年12月

  • 『日本語学』執筆者100人の歩み

    笹原宏之

    日本語学   31 ( 14 ) 82  2012年11月  [査読有り]

  • 『日本語学』執筆者100人の歩み

    笹原宏之

    日本語学   31 ( 14 ) 82  2012年11月  [査読有り]

  • 異体字・国字の出自と資料

    笹原宏之

    漢字字体史研究 勉誠出版     341 - 366  2012年11月  [査読有り]

  • 「弛緩」の読み

    笹原宏之

    日本医事新報   4615   64 - 65  2012年10月  [査読有り]

  • 漢字の歴史 日本編

    笹原宏之

    日経おとなのOFF   136   50 - 54  2012年10月  [査読有り]

  • 男性名「〜お」(夫・男・雄・を等)の歴史

    笹原宏之

    日本医事新報   4613   62 - 65  2012年09月  [査読有り]

  • 文字と日本人

    笹原宏之

    EPTA   58   12 - 18  2012年09月  [査読有り]

  • 職位「教授」などの歴史

    笹原宏之

    日本医事新報   4607   64  2012年08月  [査読有り]

  • 日本独自の漢字を考える

    笹原宏之

    kotoba 集英社   9   40 - 45  2012年08月  [査読有り]

  • 日本製漢字の変遷と形成方法(韓国語訳はp288-311)

    笹原宏之

    東洋学   52   263 - 287  2012年08月  [査読有り]

  • 国語辞書での「上・下,左・右」の定義

    笹原宏之

    日本医事新報   4603   64  2012年07月  [査読有り]

  • ひらがなと実際の発音

    笹原宏之

    日本医事新報   4589   65 - 66  2012年04月  [査読有り]

  • ひらがなと実際の発音

    笹原宏之

    日本医事新報   4589   65 - 66  2012年04月  [査読有り]

  • 漢字より硬い日本人

    笹原宏之

    ことばだより 教育出版     2  2012年03月  [査読有り]

  • 辞書を編む

    笹原宏之

    ユリイカ   44 ( 3 ) 87 - 98  2012年03月

    CiNii

  • 漢字より硬い日本人

    笹原宏之

    ことばだより 教育出版     2  2012年03月  [査読有り]

  • 汉字圈里的造字与传播 -以“鲍・蚫”为中心

    笹原宏之

    漢字研究   7   131 - 162  2012年

  • 文字・表記論と語彙

    笹原宏之

    斎藤倫明・石井正彦編『これからの語彙論』 ひつじ書房     81 - 95  2011年12月

  • 漢字の今と未来 −中国、韓国、ベトナム、日本から/1文字が引き起こす誤解p206-207

    笹原宏之

    町田和彦編『世界の文字を楽しむ小事典』 大修館書店     158 - 166  2011年11月  [査読有り]

  • あすか・飛鳥の由来について

    笹原宏之

    日本医事新報   4554   62 - 63  2011年08月

  • 漢字文化圏の抱える共通点と相違点 −中国語と韓国語とベトナム語、そして日本語

    笹原宏之

    池田雅之・大場静枝編 世界のことばと文化シリーズ 国際化の中のことばと文化 成文堂     120 - 131  2011年08月  [査読有り]

  • 「漢字」と「日本語」をウォッチする

    笹原宏之

    青淵(渋沢栄一記念財団)     22 - 24  2011年06月  [査読有り]

  • 文字・字種・表記・仮名遣い・字音・当て字

    笹原宏之

    中村明編『日本語文章・文体・表現事典』 朝倉書店     56 - 63  2011年06月  [査読有り]

  • 「著効」の表現について

    笹原宏之

    日本医事新報   4540   63  2011年04月  [査読有り]

  • 漢字文化圏的一大奇葩 −−日語中的当字和当読

    笹原宏之

    漢字文化   100   40 - 45  2011年03月  [査読有り]

  • 「小医は病を治し…」の表現と典拠

    笹原宏之

    日本医事新報   4525   86  2011年01月  [査読有り]

  • 漢字一覧

    笹原宏之

    新選国語辞典第9版(小学館)     1482 - 1557  2011年01月

  • 縦書きの行の進行方向の理由

    笹原宏之

    日本医事新報   4510号   86 - 87  2010年10月  [査読有り]

  • 答申された改定常用漢字表について

    笹原宏之

    ことばの学び   ( 123 ) 4 - 7  2010年10月  [査読有り]

  • 改定常用漢字表と日本語表記

    笹原宏之

    日本語学   29巻 ( 10号 ) 54 - 80  2010年08月  [査読有り]

    CiNii

  • 発症について

    笹原宏之

    日本医事新報   4499   86 - 87  2010年07月  [査読有り]

  • 「動(やや)もすると」の語源・由来

    笹原宏之

    日本医事新報     84  2010年05月  [査読有り]

  • 学術用語と漢字

    笹原宏之

    JSL漢字学習研究会誌   2   1 - 14  2010年04月  [査読有り]

  • 日本と漢字のつながり

    笹原宏之

    PHP     41 - 43  2010年04月  [査読有り]

  • 私が勧めるこの一冊 『日本語の現場』読売新聞社会部編

    笹原宏之

    日本語学   28-13   54 - 63  2009年11月  [査読有り]

  • 漢字の数p53-56・漢字の音訓p59-61 計量国語学会編『計量国語学事典』朝倉書店

    笹原宏之

        53 - 61  2009年11月  [査読有り]

  • 敬語の使い方

    笹原宏之

    日本医事新報   4438   86  2009年05月  [査読有り]

  • 雑誌の漢字

    笹原宏之

    漢字キーワード事典(書籍) 朝倉書店     202  2009年05月  [査読有り]

  • 国字に込められた日本人の表現

    笹原宏之

    文藝春秋   SPECIAL季刊秋号第2巻4号   68 - 69  2008年10月  [査読有り]

  • 臨終の際の表現

    笹原宏之

    日本医事新報   4388   113  2008年05月  [査読有り]

  • 生前という表現

    笹原宏之

    日本医事新報   4384   98 - 99  2008年05月  [査読有り]

  • 黙祷の意味と表現

    笹原宏之

    日本医事新報   4379   97  2008年03月

  • 自分の娘の謙称

    笹原宏之

    日本医事新報   4369   101  2008年01月  [査読有り]

  • 日本語の文字の表現性 −「薔薇」を巡って−

    笹原宏之

    月刊言語   36 ( 10 ) 56 - 63  2007年10月  [査読有り]

  • 日本語の文字の表現性 −「薔薇」を巡って−

    笹原宏之

    月刊言語   36 ( 10 ) 56 - 63  2007年10月  [査読有り]

    CiNii

  • 人文学研究資料における時空間情報とは-言語生活研究とGISを事例として-

    當山日出夫, 高田智和, 笹原 宏之, 横山 詔一

    情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH)   2007 ( 78 ) 9 - 16  2007年07月

     概要を見る

    GISの学術利用について次のことを述べる。GIS利用の社会的・法的整備として、「地理空間情報活用推進基本法」の成立。現在では、人文学研究でのコンピュータ利用で、GISは重要なものになってきている。ここで問題になるのは、調査研究資料に時空間情報を付加するという行為そのものが、研究者の学術的判断によるものであること。そして、みずからの研究対象の時空間情報がいかなるものであるかを整理分析することが、人文学研究者に求められていることである。本稿では、言語生活研究における時空間情報の構造の分析をこころみる。GIS is indispensable in the modern society. In the researchs, too, it is important. There is the following problem in the research use by GIS. To add latitude longitude information to the research data simply only about the GIS use is insufficient. The advanced judgement having to do with art and science is indispensable for the GIS use for the research purpose. The researcher must analyze space-time information with research data.

    CiNii

  • 「吉日」の用途

    笹原宏之

    日本医事新報   4340   97  2007年06月  [査読有り]

  • 日本製漢字「蛯」の出現とその背景

    笹原宏之

    訓点語と訓点資料   ( 118 ) 14 - 29  2007年03月  [査読有り]

  • 鼠蹊の語源

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4321 ) 116 - 117  2007年02月

  • 「人」と「人間」の語源と使い分け

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4317 ) 101  2007年01月  [査読有り]

  • 文字コミュニケーションにおける異体字の選好と親近度:再検査法による信頼性の検討

    横山詔一, 笹原宏之, 當山日出夫

    社会言語科学   9 ( 1 ) 16 - 26  2006年09月  [査読有り]

     概要を見る

    文字コミュニケーションのメカニズムを解明するため,異体学の選好に関する実験を行った.異体字とは,「桧-檜」のように読みと意味は同じで字体だけが異なる文字の集合を指す.IT機器で漢字を書いている場面を実験参加者にイメージさせ,異体学263ペアについての選好判断を2肢強制選択法で求めた(選好課題).同じ実験参加者グループに対して半年後に同じ課題を与え,旧字体選好率の積率相関係数を求めたところ,r=0.96ときわめて強い正の相関がみられた.これから,選好課題の結果は高い信頼性を有することが明らかになった.さらに,別の実験参加者グループを用いて異体学ペアのいずれの親近度が高いかを2肢強制選択法で判断させ(親近度比較課題),選好課題との相関を分析した.その結果,親近度比較課題と選好課題の間にはr=0.95ときわめて強い正の相関関係がみられた.ある異体学が社会でよく使われている場合は人間がその異体学に接触する頻度が高くなり,接触頻度が高くなると単純接触効果によってその異体学に対する親近性が増加するとともに好意度も高くなると考えられる.選好課題と親近度比較課題の間に見られる強い相関関係は,単純接触効果の影響を色濃く反映した結果であると説明できる.

    DOI CiNii

  • 常用漢字表と日常生活の漢字

    笹原宏之

    日本語学(明治書院)   25 ( 臨時増刊 ) 115 - 125  2006年09月  [査読有り]

    CiNii

  • 地名を表す漢字

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 8 ) 42 - 50  2006年08月

    CiNii

  • 地名を表す漢字

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 8 ) 42 - 50  2006年08月  [査読有り]

  • 「罹患」という語の最初の使用例

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4286 ) 100 - 101  2006年06月  [査読有り]

  • 何華珍著『日本漢字和漢字詞研究』

    笹原宏之

    中国語学研究 開篇   ( 25 ) 342 - 343  2006年05月  [査読有り]

  • 漢字はこれから無くなっていくのか (特集:日本語の謎) -- (漢字)

    笹原 宏之

    國文學   51 ( 4 ) 78 - 80  2006年04月

    CiNii

  • 漢語はなぜ字源通りに用いられないのか/漢字はこれから無くなっていくのか

    笹原宏之

    國文學(學燈社)   51 ( 4 ) 50  2006年04月

  • 言語圏α

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 2 ) 120  2006年02月  [査読有り]

  • 賞味と笑味

    笹原宏之

    日本医事新報(日本医事新報社)   ( 4264 ) 120  2006年01月  [査読有り]

  • 「椛」の読み方

    笹原宏之

    書道(NHK学園)     6 - 7  2006年01月  [査読有り]

  • 言語圏α

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 1 ) 118  2005年11月  [査読有り]

  • 停年と定年

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4255 ) 104 - 105  2005年11月

  • 言語圏α

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)   35 ( 1 ) 118  2005年11月  [査読有り]

  • 日本語の文字の書体/漢字の字体

    笹原宏之

    新版 日本語教育事典(大修館書店)     380,394 - 381,395  2005年10月

  • 〓(シ墨)という字の広まるまで

    笹原宏之

    書道(NHK学園)     6 - 7  2005年10月

  • 「署」と「所」

    笹原宏之

    日本医事新報     104 - 105  2005年09月  [査読有り]

  • 日本語の文字の多様性

    笹原宏之

    書道(NHK学園)   ( 8 ) 6 - 7  2005年07月  [査読有り]

  • 日本語の文字の特質

    笹原宏之

    書道(NHK学園)     6 - 7  2005年04月

  • 要望から見た人名用漢字

    笹原宏之

    東洋学へのコンピュータ利用 第16回研究セミナー(京都大学)     51 - 90  2005年03月  [査読有り]

  • 中国・韓国の人名の読み方

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4222 ) 114 - 116  2005年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 国字の位相と展開

    笹原宏之

        1 - 824  2005年01月  [査読有り]

  • 固有名詞の漢字に起こる変化と創作

    笹原宏之

    時報 市町村教委(全国市町村教育委員会連合会)   ( 194 ) 14 - 17  2005年01月  [査読有り]

  • 「腺」が定着するまで

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2005年01月  [査読有り]

  • 漢字ユビキタスを支える文字情報集積体の開発

    横山 詔一, 笹原 宏之, 黒田 信二郎, 澤田 照一郎, 野島 伸一, 石岡 俊明

    情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH)   2004 ( 110 ) 47 - 54  2004年11月

     概要を見る

    いつでも,どこでも,だれでも,社会的に必要な漢字を使える漢字ユビキタス環境を実現するため,行政文字情報交換の基準となる「文字情報集積体(文字情報データベース)」の開発を進めている。社会的に必要な漢字の範囲を決めるには,科学的根拠のほかに国民的合意の形成が欠かせない。国立国語研究所,情報処理学会,日本規格協会の3者連合体は,経済産業省から委託を受けて,総務省住民基本台帳統一文字と法務省戸籍統一文字の間に存在する微妙な字形差の統一や,文字属性情報の調査に基づく情報付与作業を行い,併せて大漢和辞典の一部などの電子化を通した研究を行ってきた。また,漢字ユビキタス環境の実現を狙うという方向性そのものが国民のニーズに合致しているのかを検討するため,国立国語研究所は独自に「漢字環境学」の視点を導入して,世論調査データの解析を行った。A comprehensive and Standardized database of kanji characters is critical to ubiquitous computing in Japan. A project team of three institute and associations, the National Institute for Japanese Language, Information Processing Society of Japan, and the Japanese Standards Association, is developing a character information database under contract with the Ministry of Economy, Trade and Industry. The database unifies the variations in the forms of kanji characters as well as includes linguistic information of the characters and the data from Daikanwa (大漢和辞典) kanji dictionary. Furthermore, the National Institute for Japanese Language has conducted a study on language policies regarding kanji characters in a framework called "kanji environment studies" in order to identify the opinions and the demands of language users in Japan.

    CiNii

  • 固有名詞の字体,漢字・仮名の表記

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)     40 - 43  2004年11月  [査読有り]

  • 古い字と新しい字

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年10月  [査読有り]

  • 書評空間 大修館 四字熟語辞典

    笹原宏之

    月刊言語(大修館書店)     120  2004年09月  [査読有り]

  • 字源の俗解

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年07月

  • 韓国の首都ソウルの表記

    笹原宏之

    日本医事新報   ( 4174 ) 104 - 105  2004年05月

  • 京都の地名

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2004年04月

  • 日常生活と漢字−画面と空間上で目にする漢字−

    笹原宏之

    しにか(大修館書店)   15 ( 2月号 ) 14 - 21  2004年02月  [査読有り]

  • 日常生活と漢字−画面と空間上で目にする漢字−

    笹原宏之

    しにか(大修館書店)   15 ( 2月号 ) 14 - 21  2004年02月

  • G9-4 漢字選好モデルの数量化I類とニューラルネットによる検討(一般セッション(G9) : CIM (Computer Intensive Methods))(第30回日本行動計量学会大会発表一覧)

    大森 拓哉, 繁桝 算男, 笹原 宏之, 横山 詔一

    行動計量学   30 ( 2 ) 237 - 237  2004年01月

    CiNii

  • 漢字の「土」の字体

    笹原宏之, 吉川明日香

    日本医事新報   ( 4161 ) 100 - 101  2004年01月

  • 「わび」を漢字で書くと

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 7  2004年01月

  • 「串」の「くし」の本数

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2003年10月

  • 日本製漢字の地域分布

    笹原宏之

    日語日文学研究(韓国)   46 [語学・教育篇]   33 - 47  2003年08月  [査読有り]

  • 明朝体の揺れと楷書体と揺れⅡ

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2003年07月

  • 漢字に関するサイト

    笹原宏之

    しにか(大修館書店)     72 - 73  2003年07月  [査読有り]

  • 明朝体の揺れと楷書体の揺れ

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)    2003年04月

  • 文字コードの現状と将来

    笹原宏之, 横山詔一, エリク=ロング

    日本語学(明治書院)   22 ( 4月臨時増刊号 ) 99 - 110  2003年04月  [査読有り]

    CiNii

  • 文字を変化させる力

    笹原宏之

    国文学研究   ( 139 ) 53 - 63  2003年03月  [査読有り]

  • 「椿」はいつから「つばき」になったか

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2003年01月

  • 地名を漢字で書くために−文献と地名に見る「がけ」の一字表記−

    笹原宏之

    日本語学(明治書院)     30 - 42  2002年12月  [査読有り]

  • 筆順について

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     2 - 3  2002年10月  [査読有り]

  • 携帯メールにおける文字表記の特徴とその影響

    笹原宏之

    社会言語科学   5 ( 1 ) 105 - 116  2002年09月  [査読有り]

  • 漢字選好モデルの数量化I類とニューラルネットによる検討(CIM (Computer Intensive Methods))

    大森 拓哉, 繁桝 算男, 笹原 宏之, 横山 詔一

    日本行動計量学会大会発表論文抄録集   30   228 - 229  2002年08月

     概要を見る

    漢字には、同じ読み・意味のものでも新字体と旧字体が存在する場合がある。笹原ら(1997)は異体字をもつ漢字について、新字体・旧宇体のどちらを好むか、なじみがあるかについての調査、要因分析を行った。本研究では、笹原らがたてた異体字の選好モデルについて、複数選択肢のある数量化I類およびニューラルネットワークモデルを用いて数理的検討を行う。

    CiNii

  • 「繰り返し記号」の種々相

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2002年07月

  • 姓に使われている漢字

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2002年04月  [査読有り]

  • 「略字」はどうして作られたのか

    笹原宏之

    ペン字(NHK学園)     4 - 5  2002年01月  [査読有り]

  • 小地名とJIS漢字

    笹原宏之

    古辞書とJIS漢字(北海道大学)   ( 4 ) 1 - 18  2001年05月  [査読有り]

  • 文字・表記分野に関する計量的研究の概観

    横山詔一, 笹原宏之

    日本語学(明治書院)   ( 4月臨時増刊号 ) 157 - 166  2001年04月  [査読有り]

  • 新聞漢字調査の現状と将来

    横山詔一, 笹原宏之, エリク=ロング, 谷本玲大

    日本語科学   ( 9 ) 33 - 42  2001年04月  [査読有り]

     概要を見る

    国立国語研究所国立国語研究所国立国語研究所茨城大学新聞漢字調査について,豊島(1999)の論考を羅針盤としながら国内の状況を概観し,今後の調査に資する視点の設定を日指した。おもに新聞記事を電子化する際に原紙と電子化テキストの間で齟齬が生じる背景を考察し,メディア変換に伴って必然的に発生する諸問題の整理を試みた。そして,以下の提言を行った。将来,独立行政法人・国立国語研究所が新聞漢字調査を実施する場合は,調査精度と費用のバランスという観点から,大量の原紙を研究所側で電子化する作業は避けつつ,また外部から購入した電子化テキストを無批判に受け入れることもないよう,新聞社等の協力を得ながら原紙の組版に使用された文字データを分析するのが望ましいと考える。

    DOI CiNii

  • 流通漢字と文字生活-字体の流通から接触・意識・使用へ-

    笹原宏之

    京都大学大型計算機センター第67回研究セミナー東洋学へのコンピュータ利用研究セミナー報告     38 - 61  2001年03月  [査読有り]

  • 海外WWWブラウザ対応の日本語データ検索システム-『現代雑誌九十種の用語用字 : 全語彙・表記』を例に-

    横山詔一, エリク=ロング, 江川清, 笹原宏之, 古家時雄

    信学技報2000   100 ( 16 ) 17 - 24  2000年10月  [査読有り]

     概要を見る

    本研究は日本語で構築されたデータベースを海外に提供しようとするときに必ず直面する文字表記の問題を取り上げた。前半部は, 国立国語研究所の語彙・表記データベースを海外でも簡便かつ迅速に検索できるシステムの概要を解説した。このシステムの意義は, 大規模な文字GIFデータベースを備えた「文字配信サーバ」と, それとは別の場所にある「データベース検索サーバ」をインターネット上で連動させながら, 検索結果の日本語を海外のWWWブラウザに向けて高速配信することに初めて成功した点にある。後半部は, 新聞テキストデータベースを利用した漢字頻度調査の問題点を整理し, 今後日本語データベースを構築する際に留意すべき点を示した。

    CiNii

  • 異体字に対するなじみと好み-接触印象・使用頻度との関係-

    笹原宏之, 横山詔一

    日本語科学   ( 8 ) 110 - 125  2000年10月

    CiNii

  • 学界展望 一九九八・一九九九 文字・表記(理論・現代)

    笹原宏之

    国語学   ( 202 ) 77 - 84  2000年09月  [査読有り]

  • 第1章 概要/第2章 漢字に関する問い/第3章「異体字についての印象」に関して

    笹原宏之

    国立国語研究所 「国語に関する世論調査」問題別分析報告書     5・30  2000年05月  [査読有り]

  • 学界展望 一九九八・一九九九 文学・表記(理論・現代)

    笹原宏之

    国語学   ( 202 ) 77 - 84  2000年

  • 「龍」「竜」にみる字体の併用の実態とその原因-歴史・メディア・用法・意識・行動の各面から-

    笹原宏之

    国語学 研究と資料   ( 23 ) 1 - 12  1999年12月  [査読有り]

  • 転写に伴う漢字字体の変化-「JIS第1水準・第2水準」制定作業の再現-

    笹原宏之

    古辞書とJIS漢字   ( 2 ) 1 - 14  1999年09月  [査読有り]

  • 漢字字体に対する大学生の接触頻度

    笹原宏之

    計量国語学   22 ( 2 ) 66 - 79  1999年09月  [査読有り]

  • 文字・図形の認知-字体と感性-

    横山詔一, 笹原宏之

    日本語学   18 ( 8月 ) 95 - 102  1999年08月

    CiNii

  • 新聞記事データベースにおける「槇」の消失現象

    横山詔一, 笹原宏之, エリク=ロング, 野崎浩成

    人文科学と情報処理   ( 20 ) 57 - 63  1999年03月

  • 現代日本語の文字・表記

    笹原宏之, 小沼悦

    国立国語研究所創立50周年記念研究発表会資料集     73 - 78  1998年12月

  • 異体字選択に影響する要因

    笹原宏之, 横山詔一

    計量国語学   21 ( 7 ) 291 - 310  1998年12月  [査読有り]

  • 国語国文学界の展望 近代・現代(音韻・文字・表記)

    笹原宏之

    文学・語学   ( 16 ) 78 - 79  1998年10月

  • 元禄十四年刊『俗字正誤鈔』における「正字」「俗字」「誤字」とその典拠

    笹原宏之

    国語文字史の研究   ( 4 ) 125 - 148  1998年08月  [査読有り]

  • 漢字教育と表外字

    笹原宏之

    日本語学   ( 4 ) 47 - 57  1998年04月  [査読有り]

  • 『朝日新聞』のCD-ROMと紙画における幽霊文字と辞書非掲載字-「JIS X 0208」の漢字を中心に

    笹原宏之, 横山詔一, 野崎浩成, 米田純子

    計量国語学   21 ( 4 ) 145 - 161  1998年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 文字から見た日本語らしさ

    笹原宏之

    日本語学   ( 7月 ) 23 - 34  1997年07月  [査読有り]

  • 字体に生じる偶然の一致 -「JIS X 0208」と他文献における字体の「暗合」と「衝突」-

    笹原宏之

    日本語科学   ( 1 ) 7 - 23  1997年04月  [査読有り]

    CiNii

  • 「新たな繰り返し符号「2」の考察」

    笹原宏之

    文化女子大学紀要『人文・社会科学研究』   ( 4 ) 89 - 112  1996年01月  [査読有り]

  • 「元禄刊『俗字正誤鈔』の基礎的研究」

    笹原宏之

    国語学 研究と資料   ( 19 ) 1 - 15  1995年12月

  • JIS漢字における国字・新字・異体字の典拠-JIS漢字幽霊文字研究序説-

    笹原宏之

    文化女子大学 人文・社会科学研究   ( 3 ) 1 - 15  1995年01月  [査読有り]

  • メートル法単位を表す国字の漢字圏各国における衰退

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 18 ) 1 - 11  1994年12月  [査読有り]

  • 異体字・崩し字に字源俗解を介した漢字の国字化-「(]G1904[)」からの「(]G1904[)」の派生を例として-

    笹原宏之

    国語文字史の研究   2   89 - 113  1994年10月  [査読有り]

  • メートル法単位を表す国字の製作と展開

    笹原宏之

    国文学研究   ( 114 ) 109 - 120  1994年10月  [査読有り]

  • 地域文字の考察-地名に現れた日本語表記の時代差と地域差の一例-

    笹原宏之

    文化女子大学紀要 人文・社会科学研究   ( 2 ) 17 - 39  1994年01月  [査読有り]

  • 『國字考』の編纂意図の考察-国字研究の一系譜を探る-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 17 ) 1 - 14  1993年12月  [査読有り]

  • JIS漢字と位相

    笹原宏之

    日本語学   12 ( 8 ) 75 - 85  1993年07月  [査読有り]

  • 位相文字の性格と実態

    笹原宏之

    早稲田日本語研究   ( 1 ) 40 - 52  1993年03月  [査読有り]

  • 字源説,字源意識,文字に対する意識が字体に与えた影響-「國」の異体字に関して-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 16 ) 3 - 15  1992年12月  [査読有り]

  • 画数に隠された意味-64画の漢字の周辺とその背景-

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 10 ) 25 - 30  1992年05月

  • 地域訓の一考察-「硲」字の歴史と地名用字訓-

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 15 ) 1 - 15  1991年12月  [査読有り]

  • 「佚存文字」に関する考察

    笹原宏之

    国文学研究   ( 105 ) 57 - 66  1991年10月  [査読有り]

  • 安藤昌益編「私制字書」における国字-個人文字を中心として-

    笹原宏之

    早稲田大学文学研究科紀要   ( 17 ) 1 - 13  1991年01月

  • 術語としての「国字」

    笹原宏之

    国語学研究と資料   ( 14 ) 1 - 10  1990年12月  [査読有り]

  • 国字と位相-江戸時代以降の例に見る「個人文字」の、「位相文字」、「狭義の国字」への展開-

    笹原宏之

    国語学   ( 163 ) 14 - 26  1990年12月  [査読有り]

  • 〈(]J2281[)〉に見る符号・紋様の文字化

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 7 ) 104 - 107  1990年06月  [査読有り]

  • 国字の史的研究 A Study of the History of Kokuji

    笹原宏之

    修士論文     1 - 3518  1990年01月

  • 〈(]G1904[)〉に関する「字源俗解」と史実

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 6 ) 61 - 57  1988年12月  [査読有り]

  • 則天文字の周圏論的性質について

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   ( 4 ) 29 - 36  1987年11月  [査読有り]

  • 「佛」の一異体字「(]G1905[)」について A Study of the Irregular Form (]G1905[) to Its Regular Form 佛

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   3号   6 - 17  1987年07月  [査読有り]

  • 華南の俗字について A Study of Commonly-used, Non-standard Characters in Huanan

    笹原宏之

    卒業論文     1 - 476  1987年

  • 漢字系文字における六書以外の構字法について A Study of the Structure of Characters not Conforming to Rikusho Derived from Chinese Characters

    笹原宏之

    中国語学研究開篇   創刊号   62 - 63  1985年12月

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その他

  • 朝日カルチャーセンタ...

     概要を見る

    朝日カルチャーセンター・各地の市民講座など 講師 2003-

  • 朝日カルチャーセンター・各地の市民講座など 講師 2003-

 

現在担当している科目

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社会貢献活動

  • 氏名の「伝説」に対する検証 連載

    テイハン 

    2020年05月
    -
    継続中

  • 方言漢字サミット

    垳を守る会 

    2017年10月
    -
    継続中

  • 模擬講義

    四ツ葉学園ほか 

    2010年09月
    -
    継続中

  • 文字包摂ガイドブック 監修

    デジタル庁 

    2024年06月
    -
     

  • 漢字文化をアレンジする日本の力

    三省堂  令和7年度版 中学校国語教科書『現代の国語』1 

    2024年04月
    -
     

  • デジタル時代のあるある漢字の勘違い

    中央労働災害防止協会  安全衛生のひろば HIROBA 

    2023年01月
    -
    2023年12月

  • 「漢字の手書き」の楽しさと効能と

    漢検  漢検ジャーナル36 p36-39 

    2023年08月
    -
     

  • 高校教科書「新文学国語」p96「読書嫌いのあなたへ」

    三省堂 

    2023年04月
    -
     

  • 現代社会と漢字

    『潮』 p27-28 

    2022年09月
    -
     

  • 昭和から激しく変化してきた漢字

    日高市立図書館 

    2022年07月
    -
     

  • 「漢字系文字の世界」公開ワークショップ(オンライン)

    東京外国語大学AA研 

    2022年06月
    -
     

  • 明治から平成まで150年間に変化した漢字

    中央区工業団体連合会  中央区工業団体連合会主催ランチセミナー 

    2022年03月
    -
     

  • 漢字を思考の対象に据える

    METIQ  講演会 

    2022年02月
    -
     

  • 日本の漢字と神奈川の漢字

    横濱漢字の会  横濱漢字の会定例会 

    2022年02月
    -
     

  • もっと知りたい 日本の漢字

    NHK学園豊橋 

    2021年08月
    -
    2021年09月

  • クェスチョン&アンサー 漢字・漢語の知識を活かす

    大修館書店  漢文教室207 p13 

    2021年04月
    -
     

  • 医学用語の特徴と医療現場での問題点

    第一三共  みちのくBRIDGE Forum 

    2021年03月
    -
     

  • 元素を表す漢字 12回連載

    高純度化学研究所  公式ブログ www.kojundo.blog 

    2020年04月
    -
    2021年03月

  • 知新会など

    知新会など 

    2020年
    -
     

  • 氏名における漢字の諸問題

    法務省  市区町村戸籍事務従事職員中央研修(管理者研修)  (法務省) 

    2020年01月
    -
     

     概要を見る

    市区町村の戸籍事務主管課長及び課長補佐級の職員に対して

  • 漢字 四季折々 連載

    KADOKAWA  俳句 

    2019年10月
    -
     

  • 漢字 四季折々

    俳句 

    2019年10月
    -
     

  • 「名字」と「名前」の不思議」 p6-9

    「漢検ジャーナル」27 

    2019年06月
    -
     

  • 名づけの「へぇ~」展 監修

    漢検ミュージアム  (京都市 漢検ミュージアム) 

    2019年04月
    -
    2019年06月

  • 「時空を超える本の旅22 漢字展-4000年の旅」 図録 編集協力

    (東洋文庫) 

    2019年05月
    -
     

  • 民衆と漢字

    漢検  漢検連続講座 

    2018年12月
    -
     

  • 教員向けセミナー

    漢検  (東京都) 

    2018年08月
    -
     

  • 東洋文庫・漢字文化研究所東京講座

    東洋文庫・漢検漢字文化研究所  (東洋文庫) 

    2018年05月
    -
     

  • 『漢文教室』204 巻頭アンケート「いま、漢文を問い直す」

    2018年04月
    -
     

  • 諸橋轍次博士漢字漢語検定創設検討委員会委員

    新潟県三条市 

    2016年10月
    -
     

  • 漢検 漢字博物館・図書館 [漢字ミュージアム] 展示資料 監修

    漢字検定協会  (京都府京都市) 

    2016年
    -
     

  • エクステンションセンター講座

  • マスメディア出演・協力

     概要を見る

    「視点・論点」ほか

  • 新聞(朝日・朝日小学生新聞・読売・毎日・日経・産経・共同通信・地方紙・教育新聞・機関紙ほか)

    新聞(朝日・朝日小学生新聞・読売・毎日・日経・産経・共同通信・地方紙・教育新聞・機関紙ほか) 

     概要を見る

    執筆・連載・監修・取材コメントなど

  • NHK講座(13回)・兵庫県高齢者放送大学・番組出演・監修・取材コメントなど

    ラジオ(NHK・民放) 

     概要を見る

    NHK講座(13回)・兵庫県高齢者放送大学・番組出演・監修・取材コメントなど

  • 雑誌(文藝春秋・AERA・週刊金曜日・SONY広報誌・リクルート広報誌・Z会広報誌・早稲田大学広報誌・テレビブロスほか)

    雑誌(文藝春秋・AERA・週刊金曜日・SONY広報誌・リクルート広報誌・Z会広報誌・早稲田大学広報誌・テレビブロスほか) 

     概要を見る

    執筆・取材コメントなど

  • テレビ(NHK・民放:ニュース・こどもニュース・教養・ドキュメンタリー・情報番組など)

    テレビ(NHK・民放:ニュース・こどもニュース・教養・ドキュメンタリー・情報番組など) 

     概要を見る

    出演・監修・取材コメントなど

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学術貢献活動

  • アトリビュート研究会議

    審査・学術的助言

    漢検・東大  

    2024年07月
    -
    継続中
  • ことば研究館 ことばの疑問 よくあることばの質問 漢字の形や書き順に、決まりはありますか

    その他

    国立国語研究所 https://kotobaken.jp/qa/yokuaru/qa-182/  

    2023年12月
    -
     
  • 慶星大学校 冬令営

    学会・研究会等

    慶星大学校  

    2023年01月
    -
     
  • 漢字研究の今とこれから 漢字の窓4-2 p2-13

    その他

    日本漢字学会  

    2022年12月
    -
     
  • 日本製漢字の造字法 -解説と追加情報-

    その他

    TUFSオープンアカデミー  

    2022年10月
    -
     
  • 「漢字系文字の世界」公開ワークショップ(オンライン)

    その他

    東京外国語大学AA研  

    2022年06月
    -
     
  • 図書館で採掘した「謎の文字」たち -自分だけの宝探しの場を-

    その他

    早稲田大学図書館 Library Week/トークイベント  

    2021年10月
    -
     
  • 書評 落合淳思「漢字の構造」

    その他

    日本経済新聞 朝刊22  

    2020年09月
    -
     
  • 跨文化汉字研究海外专家访谈02:笹原宏之教授

    その他

    https://mp.weixin.qq.com/s/PTTF-YYLYjZV22iM2IMqrA  

    2020年09月
    -
     
  • 京都の「天橋立」に対する国字とその影印から生じた幽霊文字 -「之日9」と「之日8巾」-

    埼玉県八潮市

    2018年11月
    -
     
  • 方言漢字サミット

    八潮の地名を守る会   埼玉県八潮市

    2017年10月
    -
     

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 社会科学総合学術院   大学院社会科学研究科

  • 国際学術院   大学院日本語教育研究科

  • 文学学術院   文学部

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

特定課題制度(学内資金)

  • 日本における人の名の読み方の史的変遷に関する調査研究

    2022年  

     概要を見る

     日本人の下の名の読み方に関して、歴史的経緯と変遷について調査研究を実施した。「名乗り訓」に相当する漢字の読ませ方は、『古事記』の序文などに表れ、そのような概念と用語が平安時代には萌芽していたことが確認できた。当時から「朝(とも)」「和(かず)」のような漢字のもつ字義との関連が不明確な読ませ方が名付けにおいて広まりを見せ始めていた状況も解明できた。批判も起こる一方、江戸時代には『名乗字引』など名乗り字に関して専門の書籍まで刊行され、『節用集』の付録などにも掲載された。 当研究成果の一部は、科学研究費による研究内容と連動させながら、行政、マスメディア、学界と一般に向けて公開した。

  • 現代における外来語の表記の実態とその背景に関する調査研究

    2018年  

     概要を見る

     本研究は現代諸メディアにおける外来語の表記の使用実態とその原因の解明について研究の基盤を形成するものである。内閣告示「外来語の表記」が公布されて四半世紀が過ぎ、国が定めた「キャンデー」「メーキャップ」等の公的な表記は、新聞、雑誌、テレビやWEBなど各種メディアにおいて現代の使用実態から乖離している現実が確認された。一方、「tabacco」「煙草」「瓲」「釦」の類も言語景観の面で注目される。戸籍では姓名や地名のローマ字表記はなおも認められていないが、外来語由来のそれをカタカナ、ひらがな、漢字で表記するケースを採集し分析した。表記の揺れを生じさせる原因に関しても個々の状況と背景を複数捕捉した。

  • 空間メディアにおける文字・表記の特性に関する調査研究

    2007年  

     概要を見る

     本研究においては、街中、野外といった屋外空間に存在する看板、暖簾、幟、標示、貼り紙などの主として宣伝・広告・案内を目的とするメディアを「空間メディア」と位置づけ、そこに記された文字・表記の実態を把握するとともに、そこに存在する種々の特性を、ことばなどの観点を加えながら見出すことを目的として、調査を実施した。首都圏のほか、京都、大阪、宮城、福島、新潟、沖縄などの各地で、屋外に言語景観などとして存在する文字・表記について、撮影した資料を用い、文字体系の割合、使われる文字の種類や多用される字や表記など、その実情を明らかにした。 空間メディアの文字・表記は、宣伝効果を求めた様々な工夫も加えられつつ、生活の中に溶け込んでいた。「月極駐車場」「珈琲」などは、学校教科書、新聞などの活字メディアや画像メディアではあまり目にしないものである。また、そこでの字体上の省略等には、使用される頻度や筆記素材などに影響を受けた特殊な現象が確認されたほか、漢字用法の特性、片カナの実態などについても検討を加えた。 地域ごとにも、重層的なレベルで複数の特徴が確かめられた。例えば、仙台では「杜」という字が多用されるほか、特産の「牛タン」は特に店名として看板や暖簾・貼り紙等では「牛たん」と平仮名表記がほとんどであり、東京などに多い「牛舌」とは異なっていた。大阪では、駅で「○×」という記号による表示が目立つほか、近隣地名が干渉したと覚しい誤字体も確認された。食品の「すし」は、関東地方では、「寿し:寿司(壽司):鮨」が拮抗するのに対し、近畿では「鮓」が根強い。東京でも、店名では山の手で「寿し」、下町では「鮨」の比率が若干高く、江戸前:「鮨」説を裏付ける。「えび」の漢字表記にも、同様の差が顕著に確認された。 看板類に現れる地名を中心とした固有名詞にも、「閖上(ゆりあげ)」「橲原(じさばら)」「五十嵐(いからし 清音)」など、字種や発音などの地域差を確かめることができた。「新シ+写(にいがた)」「鴫(れっかは一)野」「那覇(革は関-門)」など、その地で多用される漢字には、手書きを中心とした字体において筆記経済に起因する地域的変異が現れた。ハングルなど外国文字であっても、特定のコミュニティーごとに非常に多く確認され、日本人に向けた雰囲気作りに役立っているケースも存在していた。 これらに関連する文献についても収集と分析を実施し、総合雑誌『太陽』、『東京の生活地図』、『在日コリアンの言語相』などに基づき歴史的な変化を辿った。 これらの事象は、均質化が進んだといわれる日本全国の各種の文化において、今なお残存する多様性とみなすべきものであり、日本の文字・表記ひいては言語そのものへの活力の源泉と位置付けることができる。新たに公布された京都の景観条例では、屋外看板や点滅電飾広告の全面禁止が施行されるなど、各地で空間メディアはさらに変容を呈していく。こうした実態について、今後さらに観察と検討を加え、その成果に関して教育、施策などの観点を加味しながら情報発信を続けていきたい。