2023/09/22 更新

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オオカド マサカツ
大門 正克
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
特任教授
学位
修士(経済学) ( 一橋大学 )
経済学博士 ( 一橋大学 )

学歴

  •  
    -
    1982年

    一橋大学   経済学研究科   経済史  

  •  
    -
    1977年03月

    一橋大学   経済学部   経済学  

研究分野

  • 経済史   日本経済史 / 日本史   日本近現代史

受賞

  • 朝日学術奨励会

    1985年  

 

論文

  • 「序説 「生存」の歴史学――「1930~60年代の日本」と現在との往還を通じて」

    『歴史学研究』   ( 増刊 ) 2-11  2008年10月

  • オーラル・ヒストリーの実践と同時代史研究への挑戦 ――吉沢南の仕事を手がかりに

    法政大学大原社会問題研究所『大原社会問題研究所雑誌』   ( 589 ) 1-16  2007年12月

  • 戦前日本における系統産業組合金融の歴史的役割 ――階層・地域間調節・国債消化

    大門 正克

    横浜国立大学経済学会『エコノミア』   57 ( 1 ) 27-73 - 73  2006年05月

    CiNii

  • 子どもたちの戦争、子どもたちの戦後

    倉沢愛子ほか編『岩波講座 アジア太平洋戦争6 日常生活の中の総力戦』岩波書店     93-122  2006年04月

  • 農業労働の変化と農村女性――20世紀日本の事例

    西田美昭 アン・ワズオ編『20世紀日本の農村と農民』東京大学出版会     31-56  2006年01月

  • もう一人の農村女性研究者、山岸正子――戦後の東北を拠点にして

    『女性史学』   ( 15 ) 15-36  2005年07月  [査読有り]

  • 1930年代における農村女性の労働と出産 ――岡山県高月村の労働科学研究所報告をよむ

    横浜国立大学経済学会『エコノミア』   56 ( 1 ) 89-115  2005年05月

  • 農村問題と社会認識

    歴史学研究会・日本史研究会編『日本史講座 第8巻 近代の成立』東京大学出版会     301-334  2005年01月

  • 生活を改善するということ-戦後山梨の農村女性たち

    山梨県『山梨県史研究』   ( 13 ) 79-104  2003年

  • 新興工業都市の形成-経済過程と労働力の構成を中心に

    『近代日本都市史研究』日本経済論社     438-482  2003年

  • 教育と移動――近代日本の農村社会から

    社会経済史学会編『社会経済史学の課題と展望』有斐閣     453-468ページ  2002年

  • 民衆世界への問いかけ(共編著)

    東京堂出版     1―467ページ  2001年

  • 日本近代史研究における1990年代

    歴史評論     618号,46-60ページ  2001年

  • 民衆の教育経験 ――農村と都市の子ども

    青木書店     1-284ページ  2000年

  • 農村社会と都市社会

    『日本経済史』第2巻、東京大学出版会     317-360ページ  2000年

  • 歴史意識の現在を問う

    日本史研究     440号,85-96ページ  1999年

  • 農民自治とデモクラシー

    『デモクラシーの崩壊と再生』日本経済評論社     145-180ページ  1998年

  • 地域における戦時と戦後(共編著)

    日本経済評論社     1-354ページ  1996年

  • 戦時労働力の給源と動員(共著)

    土地制度史学   ( 151号 ) 28-47ページ  1996年

  • 農民の生活の変化

    『講座世界史4』東京大学出版会     67-92ページ  1995年

  • 近代日本と農村社会――農民世界の変容と国家

    日本経済評論社     1-384ページ  1994年

  • 日本近現代史の転換点―第1次世界大戦後の農村社会

    歴史学研究   ( 664号 ) 115-122ページ  1994年

  • 日本の近代化と農村青年の世界

    信濃   ( 45巻4号 ) 1-26ページ  1993年

  • 名望家秩序の変貌

    『シリーズ日本近現代史3』 岩波書店     65-108ページ  1993年

  • 農村から都市へ

    『近代日本の軌跡 都市と民衆』 吉川弘文館     174-195ページ  1993年

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書籍等出版物

  • 『全集 日本の歴史15 戦争と戦後を生きる』

    ( 担当: 単著)

    小学館  2009年03月

  • 『歴史への問い/現在への問い』

    ( 担当: 単著)

    校倉書房  2008年03月

  • 「地域・家族の生活リズムと教育の普及――日本近現代の側から」

    ( 担当: 共著)

    日本村落研究学会編『年報村落社会研究42 地域における教育と農』農文協  2006年10月

  • 「戦後日本の農村と開発」

    ( 担当: 共著)

    水内俊雄ほか『「開発」の変容と地域文化』青弓社  2006年10月

  • 『昭和史論争を問う――歴史を叙述することの可能性』

    戸辺秀明, 和田悠, 鬼嶋淳, 檜皮瑞樹, 木下路子( 担当: 共著)

    日本経済評論社  2006年06月

  • 農村における主体形成――戦前から戦後へ

    ( 担当: 共著)

    田代洋一編『日本農村の主体形成』  2004年04月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 戦後日本の地域における「福祉社会」形成過程の基礎的実証研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    継続中
     

その他

  • 近代日本の行政村-長野県埴科郡五加村の研究

    1980年
     
     
  • 横浜国立大学 役員

 

現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • 現代経済史2 [大学院]

    横浜国立大学  

  • 現代経済史1 [大学院]

    横浜国立大学  

  • 現代日本社会経済史演習

    横浜国立大学  

  • 課題プロジェクト演習 現代日本経済史

    横浜国立大学  

  • 現代経済史2

    横浜国立大学  

  • 現代経済史1

    横浜国立大学  

  • 現代経済史研究

    横浜国立大学  

  • 現代経済史特論

    横浜国立大学  

  • 現代経済史演習2

    横浜国立大学  

  • 現代経済史演習1

    横浜国立大学  

  • 現代経済史

    横浜国立大学  

  • 現代日本社会経済史

    横浜国立大学  

  • 演習Ⅰb

    横浜国立大学  

  • 演習Ⅰa

    横浜国立大学  

  • 大門ゼミナール

    横浜国立大学  

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 教育・総合科学学術院   大学院教育学研究科

特定課題制度(学内資金)

  • 戦後日本の地域における「生存」の歴史と「復興」過程の発展的研究

    2022年  

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    当初の計画通り、岩手県北上市と陸前高田市でそれぞれ調査を行い、地域における「生存」の仕組みに関する資料の調査・収集とヒアリングを行った。北上市では、あらためて和賀町の小原麗子さんと麗ら舎で調査とヒアリングを行い、とくに高度成長期から1970年代にかけて理解を深めることができた。陸前高田市では、津波の被害を免れた保育資料を発見することができた。保育資料は、地域の一部を映し出す資料ではなく、保育資料の考察から明らかになった、保育における保護者や保育士、地域の人たちの関係には、地域社会の特徴が深く刻印されていることが明らかになり、それらの特徴を研究成果として発表した。

  • 戦後日本の地域における「生存」の仕組みの実証的発展的研究

    2021年  

     概要を見る

     コロナ禍のなかではあったが、2020年度と2021年度繰越をするかたちで、当初の計画に近いかたちで、岩手県北上市と陸前高田市でそれぞれ調査を行い、地域における「生存」の仕組みに関する資料の調査・収集とヒアリングを行うことができた。北上市では、今まで十分に把握できていなかった1960~70年代のヒアリングを行うことができたので、当該地域の「生存」の仕組みにより深い理解が可能になった。陸前高田市では、この間の調査研究の成果を発表し、さらに研究を進めるために、2021年12月に、地域の人たちの協力を得て、「陸前高田フォーラム2021」を開催することができ、大変に有意義だった。

  • 戦後日本の地域における「生存」の歴史と「復興」の実証的発展的研究

    2021年  

     概要を見る

     コロナ禍のなかではあったが、当初の計画に近いかたちで、岩手県北上市と陸前高田市でそれぞれ調査を行い、地域における「生存」の仕組みに関する資料の調査・収集とヒアリングを行うことができた。北上市では、今まで十分に把握できていなかった1960~70年代における文化活動の調査とヒアリングを行うことができたので、当該地域の「生存」の仕組みにより深い理解が可能になった。陸前高田市は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた地域であり、地域の資料の多くが喪失されてしまったが、津波の被害を免れた保育資料を発見することができたので、今年度は調査・分析を進めることができた。

  • 戦後日本の地域における「生存」の仕組みの実証的発展的研究

    2019年  

     概要を見る

     当初の計画通り、岩手県北上市と陸前高田市でそれぞれ調査を行い、地域における「生存」の仕組みに関する資料の調査・収集とヒアリングを行った。北上市では、今まで十分に把握できていなかった1950~60年代における和賀町町会議事録を閲覧・調査することができ、当該期における保健衛生や生活改良の取り組みについて、より深い理解が可能になった。陸前高田市は、東日本大震災により壊滅的な被害を受けた地域であり、地域の資料の多くが喪失されてしまったなかで、津波の被害を免れた資料を発見することができた。今後、この資料の検討・分析を進める予定である。